06/11/27 07:35:40 0
沖縄の地名は、古来より沖縄。
琉球は支那の王朝による朝貢時の呼称にすぎず、それを受けたのは、沖縄島単体でしかない。
先島などは含まれない。
琉球の名は、沖縄の主体性に合致しないばかりかこれを否定する。
琉球の名は、先島尖閣を内包しない。
琉球の名は、今日、共産支那による沖縄島侵略の口実以外には機能しない。
582:世界@名無史さん
06/11/27 08:53:51 0
『琉球独立党』の背後に何がいるか、凄く解りやすいですね。
583:世界@名無史さん
06/11/27 09:34:32 0
いくらニートのウヨが鼻息荒く語ったって、スレ違いじゃどうしようもないな
584:世界@名無史さん
06/11/27 10:10:55 0
>>581 つまり、国境というものを否定するわけね。
585:世界@名無史さん
06/11/27 12:09:51 0
民族の概念を突き破る超国家、それが帝国だよ。
民族によっては支配された方が幸福な部族や民族がいる。
そういう意味では沖縄は中国やロシアより早く征服してありがとう。
と感謝してほしいぐらい。
586:世界@名無史さん
06/11/27 12:11:28 0
ここ何ていう「東アジアニュース+」板???
587:世界@名無史さん
06/11/27 13:13:27 0
>>586
現状の2ちゃんねるにおける三大厨板は
・東アジアニュース+
・地理お国自慢
・VIP
588:世界@名無史さん
06/11/27 13:13:56 0
ということにしたい小夜
589:世界@名無史さん
06/11/27 13:17:53 0
>>530
>>535
が変な火をつけ加油したね
590:世界@名無史さん
06/11/27 13:29:23 0
>>535
アメリカインディアンやアラブ人、黒人らが自由に所属を選べたとでも思っているの?
それに、日本が清国と二国間条約によって獲得し建設した。
国際法上合法であり、何の問題も無い。
591:世界@名無史さん
06/11/27 22:28:50 0
>>587
厨房板の住人はそれを見て何も思わないのか。
存在自体が無意味な物となっているのに。
592:世界@名無史さん
06/11/28 00:58:42 0
ユン・チアンの「マオ」を読んで思うのは、彼女は毛沢東に責任を着せすぎだという事。
まるで毛沢東がいなければ中国はばら色だったと言わんばかりだ。
だが、実際は、巨大な人口を養う富の供給が需要に対して不足しすぎた結果、毛は自らの
地位を維持するために権力闘争を展開したにすぎず、毛個人に責任を帰させるのは間違いだ。
そもそも中国は歴史的に供給が需要を上回ったことはほとんどなく、これが度々内乱や粛清などを
引き起こす原因となっていたのだ。
そう考えると、日本の満州支配は褒める必要はないものの、必ずしも徹底的に批判されるものでは
ないはずだ。日本は満州に膨大な資本財を投資し、富を落としたことにより、中国史上では珍しく
安定期を迎えていたのだから。
593:世界@名無史さん
06/11/28 01:00:35 0
中国は国がでかすぎるんだよな。日本を同列に語られてはたまらん
594:世界@名無史さん
06/11/28 08:24:00 0
>>592
しかし、今度、中国が破局するときは日本も巻き込まれるぞ。
これは、たまらん。
だれだ、中国を援助して助けたバカは。
毛沢東が文化大革命やらかしたとき、一度、破滅させて徹底的に人口減らしておけばよかったのに。
で、その後は、ばらばらにして農業国として低成長国家群にする。
もう手遅れだが。
日本による農業工業など、すべての分野にわたる中国への資金、技術の援助は中国の破局を先へ
伸ばしたけど。
でも中国って歴史的にみても結局、人口資源の過剰需要をコントロールできない国なんだよね。
それで、何度も大破局を迎えている。
今度の破局は地球全体を巻き込む規模になるだろうから、怖いよ。
595:世界@名無史さん
06/11/28 09:53:28 0
>>590
1931年には清国は滅んでいたし、国際法的に問題ないならなぜリットン調査団の
報告をうけて、日本は国連を脱退することになったのかな?
596:世界@名無史さん
06/11/28 13:10:29 0
>>595
当時の日本も人口過剰で、棄民政策はどうしても必要だったから。
棄民先としては、朝鮮、満州、南米などだけど、大口の棄民受け入れ先としては
満州が便利。
597:世界@名無史さん
06/11/28 16:50:08 0
まあ、リットンは日本に同情的だったが。
シナ人は約束もルールも守らんからな。
ただし、それは奴等のモラルが低いという事ではない。シナ人にとってモラルとは、
自らの一族の利益を最優先させる事なのであり、法や約束を尊守する事ではなかった。
そのため、各一族が自らの利益を求めてバラバラに行動する事になり、これが日本を
混乱させたのだ。
これは今のイラクやアフガンも同じである。部族や宗族社会とは、法よりも血縁を徹底的に
優先させる社会であり、まとまりのないバラバラ社会といえる。
598:世界@名無史さん
06/11/28 20:19:17 0
中国側はまったく約束を守らないくせに日本側の国際法云々だけ問題にしてるバカがいたな。
これぞ、詭弁きわまれりだな。
599:世界@名無史さん
06/11/28 20:36:42 0
>>596
それも結局日本の都合であって他国にとっては知ったことじゃないシナ。
600:世界@名無史さん
06/11/28 20:38:26 0
600ゲット
601:世界@名無史さん
06/11/28 20:38:34 0
日本の都合の話をしてるんだろ?
602:世界@名無史さん
06/11/28 21:01:55 0
日本の都合をはなすのなら、常任理事国であった国際連盟を脱退してまで
退路を塞ぐ馬鹿な外交をたたくべきでしょ。
603:世界@名無史さん
06/11/28 21:13:31 0
さ て 、そ ろ そ ろ ス レ 違 い っ て 事 に 気 づ こ う か
604:世界@名無史さん
06/11/28 21:53:53 0
中国人はまず、約束を守りましょう。
子供のしつけと一緒ですね。
605:世界@名無史さん
06/11/28 22:50:42 0
必見です。一人でも多くの人に見ていただきたい感動的な名篇です。
↓
URLリンク(kandoflash.com)
606:世界@名無史さん
06/11/28 22:56:19 0
都合が悪くなったとたんにスレ違い発言だす酷使さまに大笑いです
607:世界@名無史さん
06/11/28 23:21:43 0
>>603
スレ一覧で上位30位以内ぐらいに入っていて、この手のスレタイだとこうなるのは自明の理。
ブラウザとかで開いてすぐ目に入るようなところにあるとね。実際上のほうにあるのは
その手の人間が好きそうなタイトルばかり。満州国だ天皇だウヨだナチスだ朝鮮だとか
真面目なちゃんとした学問系の板らしい論議がしたければもっと地味なタイトルのスレで
下のほうでじみーにやるしかない。このスレはすでに手遅れなわけで。
608:世界@名無史さん
06/11/28 23:26:12 0
ほんまにねえ・・・
609:世界@名無史さん
06/11/29 00:17:02 0
>>594
中国が共産党時代に破局していたとしても、原爆やらなんやら持っていたわけで
大問題だっただろうな。
ソ連が出張ってくる可能性はかなり高いし。
紆余ちゃんかどうか知らんけど、変な妄想はやめようね。
610:世界@名無史さん
06/11/29 00:19:55 0
>>607
キチガイのキチガイたる所以は、こういうところにまで出張って、
どこぞで仕入れてきたヴァカ理論を垂れ流すところなんだよな。
極東や+でもまだ飽きたらず、折伏しにきやがる。(w
脳がいかれてるとしか思えないのだが、本人達は自分の行動を
どう理解してるんだろうな。
611:世界@名無史さん
06/11/29 00:55:56 0
>>609
最近の中国の資源買占め振りを見る限りすでに、破局への序章は始まっている。
中国は行くところまで行って、一挙に崩壊するだろう。
その繰り返しが、中国の歴史だ。
破局するなら、まだ当時のほうが良かった。
それに、原爆ももともとは失政を穴埋めするために無理やり持ったんだろ。
今の、北朝鮮みたく。
しかも、日本人科学者が相当協力してる。
やはり、日本人バカだ。
612:世界@名無史さん
06/11/29 01:31:40 0
>>611は>>610が読めないらしい。文盲なのかな?
613:世界@名無史さん
06/11/29 03:03:45 O
先島は(元は奄美も)は琉球の属領っていう扱いだったよね。
含まれないは言い過ぎでは。
琉球の名が沖縄の主体性を否定するというのは同感。
614:世界@名無史さん
06/11/29 08:13:27 0
IDがないとポジショントークがそれと認識しがたいね、、
615:世界@名無史さん
06/11/29 11:33:59 0
>>607
地味なスレをどんどん上げるという手もあるけど
616:世界@名無史さん
06/11/29 19:49:12 0
>>613
侵略された先島が琉球に含まれるなら琉球にせよ沖縄にせよ日本に内包されるわな。
琉球は否定される。
617:世界@名無史さん
06/11/30 08:55:05 O
↑以上が、外国人の見た日本およびアジアの歴史 です。
正しい歴史は「中国の正統な皇帝が助けを求めてきたので、賊徒(賊軍・反乱軍)である今の台湾政府と日本は戦った」となります。
清王朝が中国の帝位を引き継いだことを認めるならば、ラストエンペラーが日本に逃げ込んでからは、日本軍が正義の軍隊で、あちらが賊軍です。
まぁ、当時の西洋かぶれしていない人の感覚だけど。
(o^_^o)V
618:世界@名無史さん
06/12/03 17:18:39 0
>>58>>61>>62
>細かな模索の連続でいつの間にか社会構造が変わっていたりする。
ホリエモンや村上は、将来平将門のような存在にとして位置づけられるかも
しれない。
彼らは失敗したが、結局社会変革に向けての大きな流れは後戻りしなかった
という具合に。
619:世界@名無史さん
06/12/03 18:16:21 0
いや別に奴等は社会を変革しようとして何かしたわけじゃないだろ
ただの経済事犯だよ
620:世界@名無史さん
06/12/03 20:00:13 0
むしろ、2.26事件の青年将校みたいな捨て駒組かと。
本人が気づいてるかどうかは知らないが。
621:世界@名無史さん
06/12/03 23:44:26 0
総会屋としての位置づけなら、村上など陳腐な手合いだが
622:世界@名無史さん
06/12/08 14:37:30 0
URLリンク(tokushima.cool.ne.jp)
ウイリアム・ウイリス William Willis(1837-1894)
日本の役人が交際のさいに多用する〈言い逃れ〉、このことから生ずる諸外国の
〈不信〉ではなかろうかと思います。・・・ そもそも日本人のやることが、
わたしに理解できた試しがありません。かれらは、確固とした目標のごとき
ものを、ほとんどもっていないからです。・・・そうだからと言って、日本人が
知性に欠けているわけではなく、かれらは礼儀正しいし、敢えて言うならば、
立派な言葉を語り、立派な態度を装いながら、人を欺く能力をもっています。
かれらは、自分たちの本当の気持ちを見事に隠し通す技術を身につけています。
かれらは、いわば外交的な手段で、つまり狡猾な方法で、目的を達成することに、
大きな喜びを感じています。個人として見れば、日本人は礼儀正しく、しかし
移り気なところがあり、陰口が好きで、興奮しやすく、感傷的になり勝ちです。
かれらは、すばらしい相棒ですが、友人としては信用しかねます・・・。
623:世界@名無史さん
06/12/08 15:20:02 0
>>622
マテオ・リッチが明朝時代の中国人について、ほぼ同じ報告をしてたな。
ラザフォード・オールコックも日本の役人は公的には策士だが私的には
善人だと『大君の都』に記述していた。西洋人にも見られる人間的特徴
の一部を過度に東洋人特有のものとして一般化するのは西洋人の悪い癖だ。
まだ東洋人を『他者』と看做して差別した時代の報告だから仕方ないが。
624:世界@名無史さん
06/12/08 15:57:11 0
>>622
それどこの国も一緒なんだけどな
625:世界@名無史さん
06/12/08 18:59:14 0
それは、特定の民族の行動パターンというよりは、
[大きな組織に所属していて自分では決定権を持たない人]
の行動パターンを描写したものだな。
626:世界@名無史さん
06/12/08 19:15:40 0
「日本の大勢の教養ある人々は内心、自身でも十分に自覚していない中国に対する
文化的な引け目を感じている。知っての通り、日本の文字と文化、芸術の大部分
および儒教は中国に負っている」
「第二次世界大戦の全面的敗北ののち、日本人は驚異的な経済復興に成功した。
その結果、1970年代と80年代初期に現れたのが無理からぬ経済的優越感で、それで
文化的なコンプレックスと罪悪感が相殺された」
「日本の友人は、世界にわずかしかいない。その原因は、一部は世紀を越えて
続いた徳川時代の鎖国にまで遡るべきであるが、大部分はもっとのちの帝国主義
時代にある。日本はこの時、隣国のすべてにひどい仕打ちをし、それを隣国は
いまも覚えている。だがもっと決定的なのは、日本人が征服や犯罪行為をあった
こととして認め、それを遺憾に思うことができないところにある」
『大国の明日』(ヘルムート・シュミット、朝日新聞社)
627:626
06/12/08 19:25:39 0
かなり多くのアメリカ人と、ヨーロッパ知識人の一部の人々(それに何人かの
ドイツの緑の党員たち)は、中国に対して民主主義と人権問題に関して咎める、
というよりは激しく非難するのは道義上、正当と見なしている。しかし
彼らには、数千年にわたって培われてきた異なった文明への敬意が欠けている。
さらに欧米文化の苦難に満ちた発展過程と自国史の中にも、同様に恐るべき
暗い影の部分があるという自覚も足りない。中国人を批判する者は、わずか
数世紀前にアメリカ・インディアンを根こそぎにしたことや、奴隷制度、
アメリカ南北戦争、ベトナム戦争、そしてナチ時代のことを想起すべきである。
628:世界@名無史さん
06/12/08 19:44:16 0
>>622
そりゃ、役人=武士は嘘つきだからだろ。
儒教的精神がしみついている階層だからダメ人間ばかりだ。
そういうのの特権を廃したからこそ明治以降発展したんよ。
629:世界@名無史さん
06/12/08 20:08:30 0
儒教的精神の忠義やら何やらはその後の国民道徳となっていったわけですが。
他になかったから、とりあえずみんな武士にしちゃえってのが明治政府の方針。
630:世界@名無史さん
06/12/08 21:52:54 0
江戸以前にも忠孝などあったはずだし、
天皇制はその擬制をとっていたんじゃ?
拡張された家父長的な
田原の受け売りなんで分らんけど
631:世界@名無史さん
06/12/09 01:50:42 0
シュレーダーといいシュミットといい、ドイツ人という奴は……。
それよりも我国の根拠無きドイツ幻想こそが問題なのだが。
いくら是々非々といってもユーハイムを持ち上げている場合かと思う。
632:世界@名無史さん
06/12/09 02:12:09 0
>江戸の日本は後のソ連邦またはクメール・ルージュのカンボジアと
>比較することすらできる
633:世界@名無史さん
06/12/09 06:15:05 0
ここまで見てきて一言。
所詮外国人か
634:世界@名無史さん
06/12/09 12:31:23 0
日本語が読めないくせに、偏向した二次資料をお互いに相互参照して
更に偏見を強めあうって、嫌韓厨そっくりだなしかし。
635:世界@名無史さん
06/12/09 12:32:58 0
ドミニク・リーベン『帝国の興亡(上)』(日本経済新聞社)
「日本が満州で10年間に投下した資本は、イギリスが二世紀におよぶインドでの
帝国支配で投下した分よりも多かった」のである。もっとも、インド人の民族
主義者が、イギリスの工業政策の欠如を批判したからといって、その代わりに
日本型の植民地開発を歓迎したかどうかについては議論の余地がある。
636:世界@名無史さん
06/12/09 12:42:00 0
ドミニク・リーベン『帝国の興亡(下)』(日本経済新聞社)
ソ連工業の発展と似た事例をロシア以外に求めるのであれば、おそらく
西洋の帝国主義ではなく、満州と朝鮮で進められた日本の政策を見る
必要があるだろう。
ソビエト体制と同じく、日本もある程度、自分たちの帝国をひとつの
統合体として認識し、日本の経済力を増す努力の一環として満州と朝鮮の
工業化を推進した。また日本はある程度、人種的、文化的に同一性の高い
地域(少なくとも第二次大戦で東南アジアを征服するまで)のなかにいたので、
日本の帝国は大英帝国よりも均質的で、統合されてもいた。しかし、本国と
植民地の周辺との格差は、ソ連よりも日本の帝国のほうがはっきりしていた。
日本の帝国においては日本人以外は常に公然と、また明白に二流市民であった。
植民地を支配したのは日本の官僚や将校であり、日本人以外は誰一人、東京で
重要な地位に就けなかった。これとは対照的に、ソ連では各共和国の
出身者がその共和国の役職を支配したり、ロシア人以外が政治局員を
務めたりもしていた。
637:世界@名無史さん
06/12/09 14:48:15 0
>日本が満州で10年間に投下した資本は、イギリスが二世紀におよぶ
時代が違うのに比較しても無意味w
638:世界@名無史さん
06/12/09 15:06:37 0
>>636
高級軍人や学者や議員になった朝鮮人が大勢いたのに
官僚では知らんが
639:世界@名無史さん
06/12/09 15:51:00 0
当時の台湾・朝鮮は、日本であっても文化が違う上に開発途上という事で憲法の及ばない地域。
明治期の北海道・沖縄と同じような扱いだからな。満州は一応、日本じゃないし。
日本の同化政策とロシアの広すぎる国土を統治する手法を比べてもなぁ。
640:世界@名無史さん
06/12/09 15:53:51 0
>>638
本籍地によって内地人と外地人は区別されてて
扱いは明確に違うし。
間違っては無い。
641:世界@名無史さん
06/12/09 19:04:38 0
日本は白人女性目当てで戦争してるだけだよ
右翼もかなり間接的な形でしか表現しないけどそれが真実
あの戦争は可愛い娘ちゃんを強姦しようとしてアメリカに原爆落とされたとい
うこったな
よしのりも認めざるを得ないだろう
あれだけ白人に固執してることが何よりの証拠
何より靖国にいる糞英霊には白人女性の数を激減させてくれてどうもありがと
うという他無いね
642:世界@名無史さん
06/12/09 19:25:35 0
ドミニク・リーベン『帝国の興亡(下)』(日本経済新聞社)
1890年代になると、ロシアの矛先は極東での膨張に向けられるようになり、
中国や日本との衝突が発生した。ロシアは1897年に、まず日本軍を旅順港
から追い出し、次にヨーロッパの同盟を利用して旅順港を中国から奪い
取ろうとした。その際、ロシア外相のM・N・ムラビヨフ伯〔1845~1900。
極東政策を推進し、1898年には清朝から旅順・大連の租借権などを獲得〕
はこう主張した。「東洋人がことのほか腕力や武力を尊ぶことは、歴史が
教える通りである」。しかし、この場合の東洋人、つまり日本人は、自力で
やり通す能力があることを示し、1904年から05年にはロシアの帝国主義に
大打撃を与え、さらに1941年から42年にかけて大英帝国に対しても再び
成功を与えた。
643:世界@名無史さん
06/12/09 19:30:44 0
URLリンク(www.j-world.com)
クリントン政権の対日外交が、リビジョニストと呼ばれる一群の米国知識人の、
ある特殊な日本理解に基づいていることである。それは真面目につきあうには
がっかりするほど皮相的で単純なものであるが、それゆえにまた大衆的人気を
得ることの出来る力を持つものである。その日本観は、いわゆる「日本異質論」
として有名になったのであるが、問題はそこから演繹される対日政策である。
それは簡単に言うと、日本人の行動様式は(西欧キリスト教文明と違って)
抽象的普遍的原則をもたず、その場その時の権威に従う、というものである。
その例として、戦時中は日本軍の命令に自分の命を捨てるほど忠実だったのに、
敗戦と同時に、敵国占領軍に気味が悪いほど従順に従ったことが挙げられる。
そこで、リビジョニストの代表の一人ジェームズ・ファロウズ氏は、「日本人の
内的行動を変えさせる方法として残されているのは外部からの圧力しかない。」
しかも「圧力者が挑戦不能なほど強くなければならない」と結論を下すのである。
(中略)
このようにして、日本人は原理原則ではなく権威に従うのだという日本観と、
それを証明するかのような数々の「歴史的証拠」によって、クリントン政権の
対日外交が進められているのである。米国政府は、それゆえ、日本の如何なる
大企業や官僚体制よりも圧倒的に強い権威であることを示さねばならず、如何なる
弱みも絶対見せてはならない。それが対日政策成功の必要条件なのである。
そうすることによってのみ、又そうすれば、日本は必ず譲歩する。
644:世界@名無史さん
06/12/09 19:32:34 0
>>642では日本人は圧力をかけても屈しない、ということになり、
>>643では日本人は圧力をかければ屈する、ということになる。
結局、歴史は教訓にはならないということですかね?
645:世界@名無史さん
06/12/09 20:21:13 0
腕力で権威が得られるとは、アメリカもそこまで馬鹿じゃないだろw
646:世界@名無史さん
06/12/09 21:12:19 0
>>631
シュミットの書いた文章や発言を読んでいると、ドイツ人のコンプレックス・
不安感・自身の無さが読み取れるw
647:世界@名無史さん
06/12/09 22:23:34 0
ドイツ人、結構日本をバカにしてるらしいね
648:世界@名無史さん
06/12/09 22:26:42 0
>>647
だって、優秀なドイツ人と比べたらジャップって劣等民族だし、
文化が劣等というよりも生物的に劣等。
ドイツはさまざまなものを発明したが、日本にはものまねしかない。
日本は独創性が皆無。
馬鹿にしたくもなりますよ。
649:世界@名無史さん
06/12/09 22:50:42 0
>>626-627の続き
この〔注:中国の〕一党独裁制度に対して、多くのアメリカ人やヨーロッパ人は
不信の目を向け、かつ嫌悪している。西側の政治的伝統とは反するものである。
万一、西側が一党独裁制になったら、私も自らの経験と信念から、祖国のために
そうした政治制度とは戦うことだろう。しかし、中国の近代における政治改革や、
その後の長期間にわたる内戦、無数の人名を犠牲にした毛沢東主義の大実験に
照らしてみると、現在の制度が保証している政治的安定は、私には機能的、
それ以上に中国国民や隣国にとっては有益のように見える。その独裁的な政治
文化は、市場経済の進展と開放政策の結果として、十中八九、やがて変わるであろう。
すでに鄧小平指導下で大規模な変化を経験している。現在の中国人ほど、国内で
かつてない自由を経験している者はいない。それ以上の発展には、時間を貸さなければ
ならない。
『大国の明日』(ヘルムート・シュミット、朝日新聞社)
650:世界@名無史さん
06/12/09 22:58:15 0
1974年から82年までドイツ連邦共和国の首相を務め、知日派としても知られる
ヘルムート・シュミット(Helmut Schmidt,1918-)は、1989年末にドイツの高級紙
『ディー・ツァイト』が主催した座談会で次のように語っている。
「ヨーロッパ的概念は中国のような国では全く使いものになりません……
中国人を民主主義の概念によって救うことは、あまり期待できないと思われます。
彼らは何百年も上から下される儒教的伝統の中で育ってきています。これは
周恩来や鄧小平において支配的な観念になっており、天安門事件での大量虐殺
の歴史的背景になっています。……日本も民主主義ではありません。外見上は
民主主義に見えていますし、日本人自身は民主主義だと信じています。彼らの
信心深いこの信仰を壊すべきではないかも知れませんが、日本は民主国家には
なりません」
(「東欧革命の原因と結果」石田勇治訳、『世界』1990年4月臨時増刊号、155頁)
『アジアは〈アジア的〉か』(植村邦彦、ナカニシヤ出版)
651:世界@名無史さん
06/12/09 23:11:08 0
日本鬼子よ、なぜ中国を恐れる? その1
URLリンク(hannichi.seesaa.net)
ドイツの元首相シュミットはある取材で話した。「私は日本の友人に聞いたことが
ある。君はなにを恐れているのだと。彼は中国を恐れていると言った。私はさらに
彼に聞いた、この2000年の歴史で、中国は日本の領土を侵略したことがあるかい?
彼は無いと答えた。それならなぜそんな風に考えるんだい。彼は答えられなかった。」
そうだ!我々中国人も聞いてやればいい:中国の発展を君ら日本はなぜ恐れるんだ?
中国の富国が君ら日本に何の威嚇になるんだ?
大唐朝で、君らは初めて人道を知り、直ぐに黒い手を朝鮮に伸ばした。結果
白村江の戦いで大唐朝の威風を味わい、恐れおののいた君たち日本は、謙虚に
学ぼうとしたので、我々は君たちが刀を下ろせばやりなおせると思い、君たちに
衣服と礼儀を与えた。
↑この文章の最初の箇所はシュミットの『大国の明日』からの引用なんだけどさ、
シュミットの書いた本を読んで喜んでいる中国人が哀れに思えてくる…
実際は>>650でわかるように、シュミットは本心では中国人を蔑視していて、
母国(語)と外国(語)で言論を使い分けているんだが…
652:世界@名無史さん
06/12/09 23:47:54 0
外国人の見た日本の歴史
URLリンク(p2.chbox.jp)
653:世界@名無史さん
06/12/10 10:32:36 O
朝鮮人のWikipedia(ウィキペディア)捏造に対抗せよ 15
スレリンク(korea板)
654:世界@名無史さん
06/12/10 11:17:21 0
ドイツは二度の世界大戦で勝ってない。どう見てもアホとしか言いようがない。
一次大戦の時なんか「無制限潜水艦作戦」をしてアメリカを敵に回すようなことをやってるんだから。
655:世界@名無史さん
06/12/10 21:20:27 0
長山靖生『日米相互誤解史』(中公文庫)
「できることなら、イギリスの家に住み、中国人のコックを雇い、日本人の妻を持つ」
という話は、いまだにしばしば日本女性を讃美する文脈のなかで繰り返されている…
幸いに日本文化研究を志しているイギリス人モリス・オルドリッジ氏の知遇を得たので、
往年の疑問を彼にぶつけてみることにした…彼いわく「確かに日本に来てからその
諺を聞かされたことは何度かあるが、私の国では言わない」と。さらに彼が声を
ひそめて続けたところでは、現在ではこれは地獄の生活という意味ではないだろうか、
というのである。つまり、今や斜陽のイギリスの家は昔日の姿なく雨漏りはするし、
なにしろ古い。新しい電化製品はないし、下手をすると電気のない部屋だってある
くらいだという。また共産主義中国では美味しい料理にお目にかかれることは希で
コックの腕も落ちたに違いない(まあ、最近の経済急成長で、事情は変化している
だろうが)。そして日本の女性も……、というわけである。
さらにまた、彼に指摘されて気づいたのだが、「日本女性」といった場合、
少なくとも20世紀初頭頃までは、それを正式に妻とするという発想は、通常の
白人男性にはなかったという。そういえば『蝶々夫人』も、アメリカ人将校との
間に子供までできたのに捨てられる「現地妻」の物語だった。
656:世界@名無史さん
06/12/10 21:43:11 0
>>655
それは中国人が描く理想の生活。欧米人ものじゃない。
657:世界@名無史さん
06/12/10 22:19:52 0
荒らしに行った国々で女を孕ませて放って帰るのは、アメリカ白人の伝統だからな
658:世界@名無史さん
06/12/10 22:56:32 0
カレル・ヴァン・ウォルフレン『もう一つの鎖国 日本は世界で孤立する』
(角川書店)
ちなみに日本には、開国当時から、周辺諸国の中で最も強大な国と同盟関係を
結ぶべきであるという考えが存在していたことは確かだ。当時の日本の政治
エリートたちは、国内の政治的大変動を乗り切るために、同盟者の支援を
何よりも必要としていた。そして開国当時、最強の国とはイギリスだったわけである。
また第二次世界大戦が終わった時点では、日本政府が真の政権として実際に機能
する力を欠いていたため、日本はやはり同盟国の支援を必要とし、そこから
今日に至るアメリカとの関係が築かれたわけである。
659:世界@名無史さん
06/12/10 23:08:16 0
徳川幕府は国内の権力を固めるために世界に対し、門戸を閉ざしたわけだ。
それは極めて特異な政策であった。なぜなら長い間孤立した歴史を持つ国は
他にもあるが、それらの国々は必ずしも政治的判断で意識的に孤立した
わけではなかったからだ。
日本がなぜ鎖国をしたかという説はいろいろあると思うが、異例の政策が
とられた背景には、日本人に政治的な理念を持たせまいとする徳川幕府の
意向があった。権力者にとって、民衆が理念を持つことは非常に危険である。
例えばキリスト教は広く布教に成功していったが、これは大変に危険だと
見なされた。キリスト教の教えは、将軍の上位にある存在、しかも見えざる
存在を信仰するものである。そのような存在を人々が信じることなど、
権力にとって危険極まりないことであった。
660:世界@名無史さん
06/12/10 23:35:08 0
658はまあ肯けるところもあるな。
未だに日本の政治は他律的なところがあるしな。
アメリカやら中国やら韓国やら。
けど659は何言っとん?と言う感じだ。
661:世界@名無史さん
06/12/10 23:40:16 0
キリスト教徒の優越感でしょう
662:世界@名無史さん
06/12/11 00:18:58 0
どちらかというと支那人の底の浅い日本理解という感があるがね。
なにしろ支那人は、皇帝より自分の血族を大切にする連中だから、
信仰が優先すべき比較対象は家族であるという基本が見えてこないんだな。
まあ、日本人は簡単に見えてしまうので統一教会なんかにもよくひっかかるわけだがw
663:世界@名無史さん
06/12/11 01:43:49 0
>>660
どこがだ。。
まるで小学生の作文だぞ。
664:世界@名無史さん
06/12/11 05:09:34 0
幕府はフランスとの関係が深かったが。
日英同盟を結んだのも、イギリスはロシアと違って条約をきちんと守る国だ
という認識があったから。
665:世界@名無史さん
06/12/11 18:55:26 0
カレル・ヴァン・ウォルフレン『もう一つの鎖国 日本は世界で孤立する』
(角川書店)
多くの学者も認めるように、今日の中国政府首脳部の多くは、中国を西洋諸国の
信頼に足るパートナーとして導き発展させる義務があると考えているようだ。
もし日本が望むなら、中国は日本のパートナーになる可能性もあるだろう。
一部の外国人にとって受け入れがたいのは、共産党が依然政権の座にあることだが、
彼らはこの政党に起こった変化を理解していないのではないだろうか。
ソ連で生まれた共産党は、彼の地では消滅したが、中国共産党は自らを再創造
することで、政治的妥当性を取り戻した。中国共産党はロシア共産党の流れを
継承する正当性を持ち、プーチン政府と協力関係にある。
もちろん中国各地には貧困が見られ、深刻な人権侵害もある。
だからこそ中国共産党は貧困問題に取り組み、その撲滅を願って、厳格な措置を
講じている。
666:世界@名無史さん
06/12/11 18:55:53 0
中国共産党の取り組みを見ていると、そこに、19世紀の終わりに近代化が始まった
ころの日本におけるエリート政治家たちとの共通点を見出すことができる。
明治時代、彼らは日本国民の自由よりも経済産業の近代化がはるかに大事だと
考えていた。当時の政府は、その体制が国民にとってベストだと考えた。
第二次世界大戦後でさえ、日本は民主主義の確立よりも、経済発展を優先的に
推進した。それゆえ日本では社会に混乱を引き起こすようなことは絶対に許されなかった。
自己を再創造した中国共産党と日本政府がそう大きくは変わらない、と思える
のはその点である。
667:世界@名無史さん
06/12/11 19:02:08 0
一言でいうと開発独裁だろ。
勧告やマレーシアと同様の手法で古典的ですらある。
668:世界@名無史さん
06/12/11 20:40:50 0
この人中国政府から金か女でも貰ったの?
669:世界@名無史さん
06/12/11 20:49:52 0
>>668
君も貰って売文すればいいじゃん
670:世界@名無史さん
06/12/11 22:31:35 0
>>666の続き
アメリカは中国の人権侵害を非難し、中国の民主主義の推進に手を貸すとさかんに
述べるが、たとえ中国が民主化を発展させたとしても、それがアメリカ型の民主主義
とは似ても似つかないものになるであろうことを、日本は理解しなければならない。
このことに関連して韓国を考えてほしい。この国も同じように発展を遂げてきた。
韓国の朴正熙と彼の直接の後継者たちが今日の韓国の基礎を築いた。今日の韓国は
多くの面で日本よりも民主的である。
671:世界@名無史さん
06/12/11 22:47:39 0
韓国がまぶしすぎる。
672:世界@名無史さん
06/12/11 22:49:51 0
中国の文脈で論じるべき民主主義
我々は歴史の中で、特に文化大革命によって、中国人が大規模でヒステリックな
集団行動をとり得ることを見てきた。これこそ権力者が恐れるものなのだ。
(中略)
世界で機能している全ての民主主義は、政治的摩擦を処理する制度を備えている。
それは民主主義を享受する人々の自由を侵害しかねない歯止めである。
また衝突が起きた際に許される自由の限界ともいうべきものだ。それなしには、
政治的摩擦は繰り返される。
そして暴力、もちろん民主主義を完膚なきまでに叩きのめす暴力が始まるのだ。
民主主義とはある国に簡単に持ち込んだり、フェデックスで配達できる
ようなものではないのだ。
673:世界@名無史さん
06/12/11 22:51:00 0
>>672
それ毛沢東の有名な革命理論を劣化改悪したコピペだろ
まったく倭人は猿真似しかできませんね
674:世界@名無史さん
06/12/11 22:58:44 0
>>670
吹いたw
ウォルフレンてほんと、勉強してないんだな
あるいは地頭が弱いだけなのか?
周りに諭してくれる人がいないのか、
変なこと吹き込まれてるのか
675:世界@名無史さん
06/12/11 23:05:42 0
朴正熙って軍事独裁だったもんな。
676:世界@名無史さん
06/12/11 23:06:37 0
強まる中国とアジア周辺諸国の絆
まず朝鮮半島を見てみよう。中国は文化的にも歴史的にも長く朝鮮の
世界観の中心だった。中国に対しては常に従属的な部分もあったが、
今日の韓国と中国の関係は全体的に極めて良好である。
(中略)
ところで2004年、古代において中国東北部から朝鮮半島にかけて存在した
高句麗の歴史をめぐり、北京政府がそれを中国の地方政府の一部であると
考えるべきだと発言した。だが韓国は領土はすべて朝鮮に帰属すべきと
主張し、激しく反発したという経緯がある。しかしながら高句麗史をめぐる
小さな不和も、比較的なめらかに見える両国関係の表面に浮いた小さな
泡にすぎない。
677:世界@名無史さん
06/12/11 23:11:15 0
民主主義の要素の中に言論の自由を含めない人がいるなんてはじめて知ったよ。
変な人もいるもんだね。
678:672=676
06/12/11 23:14:36 0
カレル・ヴァン・ウォルフレン『もう一つの鎖国 日本は世界で孤立する』
(角川書店)
これらの周辺国〔注:朝鮮半島と東南アジア諸国〕の中国への対応を見ても、
それが非常に慎重で平和的なものであるといえよう。誰もがビジネスを行うことが
でき、また各国が盛んな貿易により多くの利益を得られるような地域の確率を
望んでいる、という印象を与える。
それこそ、まさに日本が「大東亜共栄圏」の名の下に1930年代、40年代に軍事侵攻
によって作り上げようとしたものであろう。日本は失敗した。だが中国はビジネスに
よりそれを推し進めている。そして今のところそれはおおむね地域全体に受け入れ
られている。しかもそうした地域においては相互利益の原則が言葉だけでなく、
行動によって示されているのである。
679:世界@名無史さん
06/12/11 23:15:04 0
その外人連中、今日の現職検事の切腹事件なんて聞いたら、大喜びするんだろうね。
680:世界@名無史さん
06/12/12 00:23:21 0
クリストファー・ソーン『米英にとっての太平洋戦争(上)』(草思社)
中国に関してはほかにも、イギリスやインドの役人や政治家の一部に
警戒心を抱かせる理由があった。それは要するに、戦後、民族主義的な
自己主張の強い傲慢な新しい中国が、現在イギリスに属している、あるいは
直接関係のある地域を、取得あるいは支配しようとするのではないかという
心配であった。たとえば、チベットは1942年にこの点で問題になった一つの
例であった。この国の事実上の独立はインド政府にとって重要な問題だったし、
また中国への補給ルートとしてチベット領経由のルートをとりたいという
イギリスと中国双方からの提案を受け入れる条件として、チベット側が
熱心に主張した点でもあった。一方イギリスには、中国は過去の清朝時代の
版図にもとづいていっそう広範な要求をするかもしれないと主張するものもいた。
681:世界@名無史さん
06/12/12 00:23:45 0
ドルトンは、インド政府の代表として重慶に赴任してまもないサー・ムハンマド・
ザフルラー・カーンの話を聞き、日記に「中華帝国主義の危険性は高い」
と記している。またザフルラー・カーンがチャタムハウスの極東問題研究
グループに述べたところによれば、中国は仏領インドシナやチベットの
一部を手に入れたいと思っているだろうし、すでにビルマ北部はかつて
彼らが宗主国であったことを強調している、また住民の多くが中国人で
あるからというので、マレーの管理にも参加したいというかもしれないと
いうのであった。
682:世界@名無史さん
06/12/12 00:53:07 0
ほかにも、とくにサー・ジョージ・サンソムなどは、同じ趣旨のことを話している。
ダフ・クーパーは、戦後の中国は「日本よりもいっそう厄介で、おそらくいっそう
危険な存在になるだろう」と思っていた。エイメリも同じようなことをイーデンに
話していた。「このような中国の傾向は、われわれがともに勝利したあとのアジアに、
きわめて重要な問題を引きおこす恐れのあることは明らかである」とシーモアは
述べた。一方、ジョン・ケズウィックが外務省に送った匿名の覚書によれば、
「中国は極東のほとんどを支配下におさめることをもくろんでおり、当面の目標は
香港、インドシナ、ビルマ、チベットである」ということであった。なかには
蒙古もその対象に一つにあげる人もいたし、ブレナンなどは、中国の「移民、
商業的活動の伸張、政治的陰謀」はビルマやマレーのみならず、オランダ領
東インドをも脅かす恐れがあると考えていた。オランダ植民地相H・J・ファン・
モーク博士も同じ意見だった。彼はクランボーン卿に、長い目で見ればアメリカと
中国は、われわれにとって日本よりも大きな脅威になるかもしれない、と述べている。
683:世界@名無史さん
06/12/12 03:26:55 0
>>670
ア
べ
似
と
正
日
斜め読み乙
684:世界@名無史さん
06/12/12 11:10:14 0
>>678
こいつ反米でやたら日本とアメリカを離反させたがってるね
その上必死に中国を持ち上げるのは…
685:世界@名無史さん
06/12/12 12:01:41 0
欧米人って、日本の歴史について語るときは「鎖国」という単語を枕詞のように
くっつけるのに、
中国(明清)や朝鮮(李朝)の鎖国・海禁政策については触れないね。なんで?
686:世界@名無史さん
06/12/12 12:40:07 0
知能レベルが低いから。
687:世界@名無史さん
06/12/12 13:13:21 0
日本批評は実はオリエンタリズムの欲求に根ざしているから
688:世界@名無史さん
06/12/12 13:47:21 0
>>687
中国や朝鮮に対してはオリエンタリズムの欲求はないのか?
689:世界@名無史さん
06/12/12 13:51:22 0
だって原始時代に魅力はないでしょ。中世という期間を持ってるのは日本だけだし。
690:世界@名無史さん
06/12/12 14:32:54 0
ポスコロ的オリエンタリズムね。
URLリンク(ja.wikipedia.org)
シノワズリーやヤポネズリーとしてより、
政経など「国力で比肩し得る存在になった日本は叩く」という下衆の動機があり、
それを直で出すとかっこわるいから、軸を移して、
実態はともかく、フィロソフィーやメンタリティでの優位性を唱えたくなるんだと思う
(中国人に言わせれば今の日本がそうだと言うことになるけど)
今後は経済成長とともに中国叩きにもシフトしてくんだろうけど、
日本よりも人間が多く浸透してるから、ailie/foreignerというより隣人として見るだろうし、
印象操作戦略については状況的不利を免れ得ない気がする
まあ「秘すれば即ち花」ってのもあるけど
691:世界@名無史さん
06/12/12 14:33:40 0
南宋か元あたりまでが中国における中世じゃないの?
李朝までが朝鮮における中世じゃないの?
てか欧米人の感じる日本に対するオリエンタリズムって近世(江戸時代)じゃないの?
692:世界@名無史さん
06/12/12 15:07:08 0
>>690
北米では華人団体がユダヤ人と組んで反日活動をやっているし、日本は
「ナチス・ドイツと同盟したファシスト国家」という欧米の文脈では
決定的に不利な立場にある。
情報・宣伝戦ではいちじるしく立ち遅れている。
693:世界@名無史さん
06/12/12 15:20:46 0
>>692
つまり欧米人がナチスと聞いて連想するのは同盟国だった日本のことも
イメージするのか? 欧米もアホだな。
694:世界@名無史さん
06/12/12 15:29:44 0
>>690
>(中国人に言わせれば今の日本がそうだと言うことになるけど)
詳しく。
695:世界@名無史さん
06/12/12 15:54:01 0
しかし、外国については基本的にそういうもんなんじゃないの?
たとえば俺は、ロシア人にはいつまでもアル中の豪快さんであって欲しい。
可愛いロシア人(アル中で豪快なイェリツィンタイプ)ではなく、
危険なロシア人(細心で計算高いプーチンタイプ)がロシア人の典型だったら、
日本なんて国はとっくにロシアに征服されちゃったんじゃないかと思うから。
だから国益を考えれば、危険なタイプをけなし、可愛いタイプを褒めないといけない。
そして、こういう戦略的配慮が必要なのは、ロシアの強さを知っているからで、
ある意味では敬意の表現でもある。
逆に、日本の脅威になり得ない国、たとえばアフリカあたりに関しては、
統治者も国民ももっと有能であって欲しいと素直に願っている。
俺がアフリカを見るときの視線ではなく、ロシアを見るときの視線で、
外人が日本を見ているとしたら、
それはそれで一種の敬意の表現だという気がするよ。
696:世界@名無史さん
06/12/12 17:34:33 0
アイヴァン・モリス『高貴なる敗北 日本の悲劇の英雄たち』(中央公論社 1981年)を
古本屋にて、たった680円で入手できたー\(^o^)/これはお買い得だったよ。
697:世界@名無史さん
06/12/12 17:54:41 0
>>694
空想だけど
西欧≧米>日本>中国≧朝鮮
かつて日本人がこのような図式を抱いていたように、
今でも中国人の(多分多くはないが)少なからずがそう思っていて、
「『「バナナ』気取りの日本人は中国人をバカにしている」と考えていると思う。
(一面事実だろうし)
中国が経済発展した結果、日本以上に富裕になったため、
日本人の中にも嫉妬の気分が底流に芽生えてきた。
国力のポテンシャルでは圧倒的に日本が劣るし、中国人も大国意識を前面に押し出すので、
日本人もまた比較の軸をずらして、ソフト面での優越性を主張するようになった。
つまり感情の埋め合わせをするために「日本文化は特別だ」と言うし、
「日本社会の安定は道徳性の高さのためだ」という半ばは神話に近い話も出る。
(これには根拠あるけど、長くなるので)
(中国人はその理屈には戦争の歴史を持ちだして対抗する)
で、多少頭の良い中国人などはむしろ、
「日本人が嫉妬していることに気付く自分」を見て優越感を感じるし、
だからその感情に過剰に注目して日本人に指摘したがるんだと思う。
カンサンジュとかの半島系の発想もその文脈に乗って日本批判をする。
698:世界@名無史さん
06/12/12 17:55:46 0
>>695
ロシア人のメンタリティはどうしてもそうなっちゃうみたいだね
露文の先生によれば、自然が広大だから気持ちの目も粗いんだと
ソビエト時代も、都市部でさえ生活に困窮してる一方で、チタンで塔を建てたりもする
米原万里曰く
人が良い人はこんなに人がよくて大丈夫なのかと心配になるほどいい、
また悪い人は絶望的に悪い。
あと頭いい人はメタクソ頭良くて、バカはとことんバカ。
男は本当に給料全部飲んじゃって路上で凍死、メチルでも飲む、
だから女がしっかりしてて、社会進出も進んでる、というか、
そもそも女が働かないと社会が成り立たないっぽい
699:世界@名無史さん
06/12/12 19:12:39 0
>>697
本土(中華人民共和国)の中国人はどうか知らんが、
シンガポールとか、東南アジアの華人も『バナナ』気取りに思えるけどな。
シンガポールに滞在した日本人の体験記とかを読むと、彼らは日本人に
対して優越感を抱いているらすぃ。
漏れの場合、中国に対しては嫉妬というより、「かつての日本と同じように
なるのでは?」という恐れのほうが強い。
例えば、今までの中国は「法治国家」を目指してきたが、最近は自国の
経済力に自信を持ち、国際ルールには従う必然性は減った、と考える
中国人も増えているそうだが、
第二次世界大戦中の日本にも、欧米流の国際法を脱却した「大東亜国際法」
を構築しようとした安井郁のような知識人がいた。
700:世界@名無史さん
06/12/12 21:16:55 0
>>684
単なる左翼崩れじゃないの?
クラークとか、こういうの多いね。
701:蘭人が書いた英国の歴史
06/12/12 21:20:28 0
カレル・ヴァン・ウォルフレン『世界が日本を認める日』(PHP研究所)
EU諸国全体のための政治制度が未発達である背景には、単純な理由がある。
この経済統合に参加している政府の一部が、政治統合の気配を少しでも帯びた
動きは何であれ、意図的に阻んできたのである。
とくにロンドンは、EUをそうしたコースに乗せる統合には頑として反対してきた。
だから、イギリスはユーロに参加していない。
マーガレット・サッチャーはユーロ反対の急先鋒だったが、経済の制度やプロセスを
共有しながら、イギリスが政治的にはその影響を受けずにいられる可能性について、
かなり単純な考えしか持っていなかった。
(中略)
サッチャーを筆頭に、イギリスの多くの政治家が、巨大な経済的変化の政治的
影響を無視できると思っている。
彼らはもちろん間違っている。聡明な人々がなぜこれほどひどい思い違いをして
しまうのか。政治問題を解決する手段がないことが、EUで痛切な問題と感じ
られるようになっているときだけに、なおさら理解しがたい。
702:世界@名無史さん
06/12/12 22:04:57 0
>だから国益を考えれば、危険なタイプをけなし、可愛いタイプを褒めないといけない。
〈ラストサムライ〉で、ハイテク指向の産業家をおとしめ、
ローテク指向の侍を持ち上げたのも、そういう心理があったような気がする。
もちろん、銃砲に刀剣で立ち向かうヒロイズムを格好良いと思うこと自体は、
正直な美意識だったのだろうし、観客として感動もできるから、
「戦略的プロパガンダだった」なんて陰謀論を唱えるつもりは無いけれど。
しかし根本的に、他民族が感傷的な過去の姿を演じることを期待し、
その進歩を嫌がる心理は、常に何かしら胡散臭い。
703:米人が書いた露の歴史
06/12/12 22:10:25 0
世界の問題に関するクレムリンの神経症的な見方の根底には、ロシアの
安全保障に対する伝統的かつ本能的な不安感が存在している。もともと
この不安感は、平和的に農業を営む人々が広大で境界のない平原において
攻撃的な遊牧民族と隣り合って生きようとする時に持っていたものであった。
ロシアが経済的に進んだ西側と接触を持つに至り、より有能で、強力で、
そして高度に組織化された西側の社会に対する恐怖が加わったのである。
しかし、後者の不安感は、ロシア国民よりも支配者を悩ますものであった。
というのは、ロシアの支配者達は、他国と比較すると自国の支配体制が
制度の面では時代遅れ、心理的基盤の点では脆弱で人工的なものであり、
西側諸国の政治システムとの比較や競争に耐えられないことを常に感じて
きていたからである。このことを理由に、彼らは、外国の影響や西側世界と
自国が接触することを恐れ、ロシア人が世界の真の姿を知った時、あるいは
外国人がロシアの真の姿を知った時何が起こるのかということを常に
恐れてきていた。そして彼らは、競争相手にある国々と接触や妥協を
図ることによってではなく、これらの国々を完全に破壊することに向けて
粘り強く、死にものぐるいで闘うことのみによって安全保障を確保する
ことを学んできたのである。
byジョージ・ケナン
704:英人のドイツ・イメージ
06/12/12 22:19:54 0
サッチャー政権末期に、イギリスで抱かれていたドイツ・イメージを示す
二つの出来事があった。
その一つは、保守的な論調で知られる雑誌『スペクテイター』に載った
リドレー産業相の談話であった。サッチャー主義者だったリドレーは
この談話の中で、「ヨーロッパの共同通貨政策は全ヨーロッパを乗っ取ろうと
たくらんだドイツの陰謀であり、阻止しなければならない」とか、「私は、
主権を放棄することに原則として反対はしない。しかし、この連中に対して
放棄することには反対だ。率直にいって、ヒトラーに対して主権を放棄する
方がまだましというものだ」とかいった、きわめてセンセーショナルな
発言を行った。
705:英人のドイツ・イメージ
06/12/12 22:25:28 0
2番目の例は、今述べた事件の直後に発覚した、1990年3月に首相別邸で
開かれた会合でのドイツ論議である。首相、外相、英米のドイツ問題
専門家などによるこの会合では、ドイツ人の性格の典型的な様相として、
不安感、攻撃性、自己主張、こけおどし、利己性、劣等感などがあげられていた。
全体としてみればこの会議の基調は、ECでドイツが他国を押しのけ、
いばりちらしているようすを見れば、第二次世界大戦後もドイツが変化
していない点が多いことがよくわかる、という見方であった。
『イギリス外交史』(有斐閣アルマ)
706:世界@名無史さん
06/12/12 23:21:10 0
URLリンク(tokushima.cool.ne.jp)
グレゴリー・クラーク Gregory Clark (1936-)
日本人は、世界中でおそらく最も「経済的」でない国民である。日本人は極度に
エモーショナルかつ敏感であり、ムードに流されやすい移り気な性格をもって
いる。おそらく世界広しといえども、降ってわいたようなブームや、騒ぎに
流されやすい国民は、日本人ぐらいなものである。
707:世界@名無史さん
06/12/12 23:29:43 0
グレゴリー・クラーク
URLリンク(www.gregoryclark.net)
当時も今も私の観点は、日本は秩序、正直さ、グループ協力感覚が強く、
集団的価値観を保ったままそれを洗練させ発展してきた稀有な国だと
いうことだ。多くの点でこれは、より個人主義的欧米人に対するモデル
であった。
708:世界@名無史さん
06/12/13 00:42:29 0
>>699
台湾は危ないかもしれんね
オリンピックが終われば共産党が勝負にでる可能性は否定できない
709:世界@名無史さん
06/12/13 04:17:22 0
犬型、ネコ型で分けるよろし。
日欧 イヌ型
中国 ネコ型
アメリカ いぬ型からネコ型への移行期
710:世界@名無史さん
06/12/13 08:00:12 0
>>702
>しかし根本的に、他民族が感傷的な過去の姿を演じることを期待し、
>その進歩を嫌がる心理は、常に何かしら胡散臭い。
三浦俊彦「B.ラッセルと中国・日本」
URLリンク(www005.upp.so-net.ne.jp)
それとそっくり同じことが、ここで指摘されているね。大正時代から
現代と同じ構図が存在していたというのが興味深い。
711:世界@名無史さん
06/12/13 08:11:08 0
>>702
日本人で、ヨーロッパの古い街並みの美しさを賞賛する人は多いが、そういう
人に限って、ヨーロッパの古い家には決して住もうとしないような希ガス。
いったん日本の便利さ・快適さを味わった者が、ヨーロッパの古い家に
住むのは苦痛だろうね。
ちょうど都会の人間が田舎に行って、「実に素晴らしい。こういう美しい自然は
ぜひ残してほしい」と言いながら、自分は都会から田舎に引っ越そうとは
決して考えないのに似ている。
712:世界@名無史さん
06/12/13 09:54:39 0
>>699
>第二次世界大戦中の日本にも、欧米流の国際法を脱却した「大東亜国際法」
>を構築しようとした安井郁のような知識人がいた。
中華覇権主義のおそれは確かにあると思う。
正直20C初頭と今の国際関係は相似的であるように思えてならない
>シンガポールとか、東南アジアの華人も『バナナ』気取りに思えるけどな。
これはその通りで、沿岸の「開発」された中国人や華僑は皆、
多分日本人にも優越感を持っていると思う。
事実、日本のホワイトカラーよりも事務能力の精度では劣るだろうが、
言語力や折衝力の点で使える人間が多いと思う。
あと日本人が学校教育で自立的意識を「去勢」され、
性善説も刷り込まれる一方、その縛りがない点でも中国人は有利だろう。
なによりハングリーだし
713:世界@名無史さん
06/12/13 14:24:36 0
>>712
中華覇権主義が勃興したとき、欧米諸国はそれにどう対応するかな?
第一世界大戦後、日本は戦勝国の一国に名を連ねて、「一等国」になった気分でいて、
この時期はいわば日本人がうぬぼれ、のぼせ上がった時期だった。
しかし、それは確固とした自身から来ているわけではなくて、劣等感とコインの
裏表の感情だったわけだ。昭和になってもヨーロッパに行ったインテリは、
劣等感に苛まれて帰ってくる。
それともうひとつ、明治維新の元勲世代だと、夢のような地位向上なので、
ここらで国際連盟に加入して、新しい国際秩序に参加しようという気にもなった。
ところが近衛文麿のような若い世代にとっては、欧米の風下に置かれるのが
不満で、「英米本位の平和主義を排す」といった感情が出てくる。
その意味では今の中国の若い世代のナショナリズムがどうなるか気になるな。
714:世界@名無史さん
06/12/13 18:25:38 0
アル・アレツハウザー『ザ・ハウス・オブ・ノムラ』
URLリンク(www.geocities.jp)
URLリンク(www.amazon.com)
1991年に当時の証券不祥事の背景説明のようなタイムリーな
著作として、日本で話題になった問題作。その後、著者と野村家
の間でこの内幕本をめぐって裁判を争った(確か名誉毀損)けど、
結局この裁判はどう決着したんだろう?それともまだ係争中?
本自体はメディアが騒いだほど野村の恥部を覗き見的に暴いたもの
というより、かなり真剣な歴史書として読む事が出来たんだが・・・
715:世界@名無史さん
06/12/14 01:17:25 0
と学会編『トンデモ本の世界』で、日本で出版されている「ユダヤ陰謀論」は
どれも同じような内容で、何冊も読むと退屈してくると書かれていたが、
外国人によるニッポン本も似たような感じ。
・日本社会は集団主義的・閉鎖的
・日本人は外国人嫌いで人種差別的
・日本はドイツと違って戦争責任をきちんととっていない
・欧米は罪の文化だが、日本は恥の文化
・日本人はすぐに極端に走る
・日本人は欧米人に対して深い劣等感を抱いている
・日本人は中韓から受けた文化的影響を認めようとしない
716:世界@名無史さん
06/12/14 01:21:04 0
・大正デモクラシーはとても弱い試みだった
・日本社会で起こる現象について、なんでも文化的なもののせいだとして
説明しようとする
・日本人は長いものに巻かれる性質
・日本は決して変わらない、あるいは衰退する
・日本と中韓の関係が悪いのは日本側に原因がある
・日本の都市景観は醜く、住宅事情は悪い
・日本経済の発展は官僚による計画経済による
他にどんなのがある?
717:世界@名無史さん
06/12/14 03:05:21 0
日本はハイテクの国。
日本人は遺伝的に独創性が無い。
日本人はものまねがうまい。
日本人は劣等民族だが、集団になると強い。
日本は世界から孤立している。
日本の文化はみんな外国から来たもの。
日本人は鯨を食べる。
日本人は選民思想を持つ。
日本人は平等が好き。
日本人は国粋的な人間が多い。
日本は捏造された国粋的な歴史を教育している。
日本の研究者はアメリカから技術を盗み自分の功績にした。泥棒国家(アドレナリンとか)
日本は民主主義国家ではなくブルジョワジー独裁国家。
日本人は女性差別がひどい。
日本は在日外国人に選挙権を与えない差別国家。
日本は言論が統制されている。
日本は潜在的反米国家。
日本はアメリカの植民地
日本は亜細亜の平和を乱している。
日本男性は軟弱でマザコン、ロリコン。
日本女性にはレイプ願望がある。
戦前の日本はナチスドイツやソビエトよりもひどい。
日本人は勤勉。
日本人はまったくもって合理的ではなく金銭的利益よりも観念的なものを取る。
最近、日本が対外的に強硬なのは経済停滞の痛みから国民の目をそらさせるため。
他国は日本のようになってはならない。
日本人は賭け事がすき。
日本人は手先が器用。
日本に未来は無い。
718:世界@名無史さん
06/12/14 04:10:24 0
なぜかはわからんが、欧米人による中国擁護論も似たような内容の
ものばっかり。
・中国の国内事情を無視して人権侵害を非難すべきではない
・中国に混乱を起こさないためにも、民主主義を押し付けるべきではない
・中国のエネルギー問題の解決には国際協調が必要
・中国脅威論は幻想である
・中国は平和的な国である
・中国の経済発展はめざましく、そのうち日本を追い越す
・中国は21世紀において超大国となる
・華人ネットワークは、グローバル時代に適している
・中国人は外国人に対して開放的で、偏見が少ない
・中国の文化は独創的である
719:世界@名無史さん
06/12/14 04:38:17 0
ソースを示さない箇条書きになんか意味あんの?
720:世界@名無史さん
06/12/14 08:59:13 O
外人何て面倒臭いから気にせずに皆斬っちゃえば良いと思う。
721:世界@名無史さん
06/12/14 10:16:27 0
>>666-667
日本の場合、明治維新でも第二次世界大戦後でも、体制を変革してから
開発独裁を行った。
これに対し中国の場合、清朝でも現在の共産主義政権でも体制の維持が
至上目的だという違いがある。
722:世界@名無史さん
06/12/14 11:27:57 0
>>719
工作員乙
723:世界@名無史さん
06/12/14 11:44:39 0
今の中国人ってさ、国際社会が中国の人権や環境汚染を問題にしたり、
あるいは民主化を求めてきたりすることについて偽善的だと思ってんの?
724:世界@名無史さん
06/12/14 14:54:12 0
内政干渉じゃん。
725:世界@名無史さん
06/12/14 18:00:32 0
>>724
中国も他国に対して内政干渉をしているが。
726:世界@名無史さん
06/12/14 19:10:38 0
>>725
それはいいの。 他国の人民の事をそれだけ真剣に考えてくれているから。
727:世界@名無史さん
06/12/14 19:30:15 0
そういうレスって何が面白いの?
728:世界@名無史さん
06/12/14 19:31:50 0
カレル・ヴァン・ウォルフレン『もう一つの鎖国 日本は世界で孤立する』
(角川書店)
振り返ると、日本について私が初期の著作で書いた内容を批判し、その信憑性を
覆そうと画策した勢力が外務省の中にいた時代が、今の私にはむしろなつかしい。
なぜなら少なくとも当時は、外務省の役人も国の命運を懸命にに考えているように
見えたからだ。
ところが、現在の外務省にはそういう人々がいない。外務省が現在直面している
事態は深刻なものだ。日本の官僚たちの重要な機能は、普段から舵取りの利かない
国が望ましくない方向へ流れたと感じたときにブレーキの役割を果たすことだ。
だが、最近の外務省はこれを全く行っていない。無能な政治家が害を撒き散らさぬよう、
措置を講じるべきなのに、外務省はその役割を放棄してしまったらしい。
そうでなければ、近年の日本の対アジア外交がこれほどまでに悪化するはずがない。
例えば、日中関係だ。これこそ外務省官僚の介入が絶対的に必要なのに、その
気配がない。
729:728
06/12/14 19:38:05 0
(中略)
日本と中国の官僚制に詳しい外国人たちは、日本と中国の状況があまりにも
違うことに驚いていると述べる。中国で赴任経験の豊富なある外国大使の
ひとりは、中国の外交政策を立案する能力は、フランスに次いで優れて
いると絶賛する。その理由は中国人が、想像を絶する組織的記憶をベースに、
壮大なる想像力を駆使し、可能性を創出していくからだという。しかも
彼らには将来に向かってのヴィジョンがある。少なくとも今後の状況の
変化に対応できる計画を彼らは準備しているそうなのだ。
730:728=729
06/12/14 19:46:13 0
(中略)
日本は長年、組織的記憶に長けていることで有名であり、アメリカ政府の
それと常に対比されてきた。アメリカの役人というのは、少なくとも
上層部の官僚は、新大統領が選ばれると常に交代するし、ワシントンに
ある政府機関の多くが行っていることは過去のやり方を踏襲するものではない。
このことは、日米が交渉している時―例えば貿易問題や経済摩擦についての
話し合いなどでも明らかだ。
ところが、日本よりも中国の官僚の方がその組織的記憶についてより
優れているという。しかもその知人によれば、中国人たちはその記憶に
想像性を組み合わせるというのだ。
731:728=729=730
06/12/14 19:57:06 0
(中略)
司法省とペンタゴンを除いてほとんどの場合は、アメリカの官僚は他国の
官僚に比べ弱い存在だ。例えばフランスなどに比べたら正反対だ。フランスの
キャリア官僚は、政策決定において重要な役割を果たす。そして、官僚の
上位にある大臣は、官僚の意向に自分の考え方を合わせるのである。部下に
有能な官僚がいるなら、当然、彼らの意見に耳を貸すべきなのである。
有能かつ豊富な組織的記憶を持つ官僚がいるということは、一国の政府が
対処しなければならないさまざまな課題について、その国は知恵の宝庫を
持っていることを意味するのである。従って、それが組織的記憶にもあり、
さまざまな外交問題に精通している外務省の官僚ならば、政府の外交構想に
有益な提案を行うことが期待できるわけである。
732:世界@名無史さん
06/12/14 22:14:14 0
URLリンク(www.sake-asaka.co.jp)
2.中華民族の優越
金髪で青い目の「アーリア民族の優越」を説くナチスが引き起こしたユダヤ人
抹殺を狙った民族浄化は人類が忘れ去ることのできない二十世紀の悲劇です。
近年も「シンドラーのリスト」、「戦場のピアニスト」といった映画が作られ、
多くの人々に感動を与えると共に記憶の風化を防いでいます。
その反省から戦後の世界では、人種や民族の間に優劣はない、英語で言えば
同じ「human beings」であり、その差があるとすれば環境などの後天的なもの
とされています。ところが、中国では現在も「中華民族の優越」が宣伝されて
います。それは、文明を生み育ててきた「中華」の優越を誇示し、国民をまとめ
上げる為の象徴として使われているからです。急速に発展する中国では、貧富の
差や官僚の汚職腐敗といった問題で国内の求心力が失われがちですので、国内を
引き締め団結を図るために一層多用される傾向にあります。
733:世界@名無史さん
06/12/14 22:15:18 0
3.漢民族の優越
このような背景がありますので、「中華民族」を最も狭い意味で捉える人たち、
即ち戸籍上「漢族」である多数派中国人は、象徴としての「中華民族の優越」
を現実の「漢民族の優越」と勘違いしがちです。それは、栄光の「中華」四千年の
歴史を一貫して担ってきた純粋な「漢民族」の存在を仮定することに繋がります。
羽田孜(はたつとむ)元首相は、日中国交回復を果たした田中角栄元首相に
次いで中国で人気があります。姓の「はた」は、5世紀に朝鮮半島経由で日本に
移住してきた「漢民族」の秦氏と結びつき、「優秀な漢民族の血を引くからこそ
日本の首相になれた」のだそうです。ただ、在任期間が64日に過ぎなかった
のも「漢民族」と関係があったのかどうかは不明です。
734:世界@名無史さん
06/12/14 22:58:58 0
チャルマーズ・ジョンソンのような日本研究者は、儒教文明と日本文明が
別個の文明だという説に激しく反発するんだけど、これはなぜなんだろうか。
735:養殖はまち
06/12/15 01:32:54 0
>734
文化的には中韓と日本は似ているが、社会的には全然違う。
向こうは氏族社会で、日本は小家族社会。ジョンソンやウォルフレンは、この事実に全く気付かず。
>702
ラスト・サムライの目茶苦茶な日本史観に笑った。
侍が農村に住み、共存する姿はまるで鎌倉時代。近世以降は兵農分離で農村に侍などおらず。
19世紀日本にあんな部族社会があるはずもない。
736:世界@名無史さん
06/12/15 14:40:05 0
>>735
郷士を忘れんでくれ。
あとは概ね同意。
737:世界@名無史さん
06/12/15 16:07:55 0
>>735
薩摩がモデルなら、それほど間違ってない。
島津家は、今の鹿児島一県に押し込められてからも、
九州の大半を支配していた頃の家臣を維持したので、
アンバランスに武士の人口比率が高く、
武士の多くは郷士として農村に暮らしていた。
URLリンク(sv11.internet.pref.kagoshima.jp)
738:世界@名無史さん
06/12/15 16:13:05 0
ヘーゲルは選挙で選ばれる議員は私的な利益に動かされやすく、官僚のほうが
より公正な態度を取れると考えていたが、ウォルフレンもヘーゲルと似たような
考えの持ち主なんだろうか。
739:世界@名無史さん
06/12/15 18:16:13 0
>>737
ふーん。
でも、いくらなんでも日本刀で騎兵突撃なんてしないよね。
740:世界@名無史さん
06/12/15 18:24:20 0
信長の鉄砲三段撃ちは野戦築城があって初めて有効だった。
騎兵突撃もありかと言えばあり。でも日本刀じゃなくて槍だよね。
ああ、あと三段撃ちはなかったぁぁぁぁぁとかは別スレでね。
741:世界@名無史さん
06/12/16 02:53:18 0
D・S・ランデス『強国論』(三笠書房)
◆もっと評価されてよい日本の植民地政策
だが、この基準からすれば、時代を通して最高の植民地支配者は日本で、韓国や
台湾ほどうまくいった元植民地はなく、1950年から1973年の国民一人当たりの
年間成長率は先進工業国を上回った(日本自身を除く)。私見だが、この業績は
家族構造や仕事観、目的意識といったこれらの社会の文化によるものだと思う。
こういった価値観は日本の支配下でも存在し、その一部は支配への反発となったが、
それが自分たちの利益となる場合の対応ぶりにもあらわれ、たとえ異国の支配者に
働き場所を与えられても、それは同じだった。だが、もと植民地に成功が
もたらされたのは、日本政府が植民地に残した合理的経済のおかげでもあり、
植民地で行われたのは「日本自身も行っていた近代化努力の最高傑作」であった。
742:世界@名無史さん
06/12/16 03:11:54 0
◆なぜ中国の先進性は“一瞬の輝き”に終わったのか
千年前、中国はどの国家より―もちろんヨーロッパより―ずっと進歩していた。
この先進性はその後数世紀続いたとする主張するものもいる。それでは、
なぜ中国はその先進性を「維持しそびれた」のだろうか?
中国の学者たちのなかには物事を遠まわしにいって、その痛みを軽減しようと
する者もいる。「中国社会は安定しているが、それは進歩がないとか不変とか
いうことではまったくない…。速度がゆっくりしていて、変化の度合いが
小さいだけだ」(これは真実ではあるが、答えになっていない)答えられない、
非論理的だとして、疑問を片付けてしまう学者もいる。彼らによれば、
物事の否定的な側面を説明するのは不可能だといわれているから答えられないし
(これは論理的に絶対に間違っている。大規模な失敗や成功を説明するのは、
たしかに複雑だが、それが歴史というものではないか)、失敗などしていないの
だから非論理的だというのである。「失敗」という言葉を使うと、私たちは
中国に非中国的な尺度と期待を押しつけることになるという者もいる
743:世界@名無史さん
06/12/16 03:16:23 0
(中略)
また、中国には、学校、専門教育機関、学識者の集まりといった調査や
学習のための制度もなければ、意欲を生み、競い合う機会もなかった。
意見を交換したり、大局を見て判断したりする姿勢や進歩に対する観念が
乏しいか、もしくは欠落していた。ここにもう一つのパラドックスがある。
中国は学術に長けた祖先を公式に崇拝し、1734年には皇帝の命令で、宮廷の
医者が先駆者に生贄を捧げる儀式を行っている。そのくせ、新しい世代の
発見には無頓着で、あとになって古物研究や考古学的調査によってそれが
再現されるという調子だった。
744:世界@名無史さん
06/12/16 03:25:45 0
つまり、中国の進歩の歴史は、時間や空間から切り離され、反響も受けず、
価値判断もなされないまま、隠喩と見せかけの深遠さによってあいまいに
され、限られた地域にしか伝わらなかった一瞬の輝き―実際は、まとまりの
ない陽炎のようなもの―にすぎないのだ(その点、ヨーロッパの活版印刷術
とは比べものにならない)。多くの用語が事あるごとに考案され、すぐに
使われなくなる。そのため現代の学者は、必死に努力して、どちらかと
いえばありふれた文献を解読しようとしている。形而上学的な懐疑主義や
推測においては、多くの知識が泥に埋もれたままになってしまう。科学的な
研究を「邪魔」で実体のないものと非難し、安易に軽蔑した儒学者の言葉を
引用しよう。科学の流入を妨害するような発言だ。「顕微鏡があれば物の
表面が見える…けれども、それで物事の本質を見ている気になってはいけない」
745:世界@名無史さん
06/12/16 03:26:47 0
支那が先進国(文明は中東・地中海や印度のほうが進んでたと思うが)になれたのは
「他地域が競争したから」。周代から戦国あたり、驚異的な発展を遂げた。地域的な
歴史としては若輩者の支那文明は早熟の天才だったわけである。中東やエジプトが何千年も
かけて成し遂げた文明の発展や効果的な統治方法を瞬く間に成し遂げたのだ。しかしその後、
いわゆる「中原世界」を強大な勢力で一本化するために、強力な「おさえ」を用い始める。
「儒」である。これを悪用・乱用し、人民を徹底的に押さえつけた挙句、世界のどこよりも
早熟だった文明はイギリスのアヘンを吸入しては「中華思想」にふける、世界有数のバカな
地域に成り下がったのである。
746:世界@名無史さん
06/12/16 03:27:53 0
他地域×
多地域○
747:世界@名無史さん
06/12/16 04:47:10 0
◆“世界一の綿産業国”インドに致命的に欠けていたもの
なぜインドで産業革命は起こらなかったのか?つまるところ17、18世紀の
インドは世界一の綿産業国であり、品質、多様性、価格のどれを取っても
卓絶した存在であったというのに。産業は国内の大きな需要を満たしたに
止まらず、生産高のおよそ半分をインド洋全域ならびに間接的に東南アジアと
中国に輸出することだった。この巨大な市場に、17世紀にはヨーロッパの
需要という刺激が加わったのである。このことは大きな活力剤となり、
供給に関して必然的に、古い問題を悪化させ、新しい問題を生み出す結果を
もたらした。どうして当時、資本(機械)を労働者の代わりに用いることで、
こうした困難を緩和することに関心が持たれなかったのだろうか。
748:世界@名無史さん
06/12/16 04:52:19 0
インドの歴史家には、自国のこの怠慢を見逃したり認めなかったりする
傾向が見受けられる。なかには、特にインドの民族主義者には、これを
ヨーロッパ人、とりわけイギリス人のせいとする向きもある。こうした
侵入者が突然あらわれてインドの政治に首を突っ込み、対立を助長する
までは、インドは資源に富んだ繁栄を楽しむ国だったのだと。たとえば
ある歴史家は、17世紀インドの王立作業場に注目し、技術革命をうっとり
夢見ている。「こう推測したい誘惑に駆られる。それらが機械化の方向に
向かわずに、インドの近代化産業に向けての国家のモデル工場となって
いれば、イギリスのインド征服によって終焉を迎えていなければ、と」。
これではまるで、思うがままに労働力を買い、命令できる制度ではないか。
749:世界@名無史さん
06/12/16 08:18:47 0
>>728-733 それは願望だな
750:世界@名無史さん
06/12/16 08:47:58 0
>>749
いんちき売文業
751:世界@名無史さん
06/12/16 09:48:38 0
イアン・ブルマってなんであんなに評価が高いの?
著書を読む限り、たいした研究者とは思えないけど。
752:世界@名無史さん
06/12/16 10:04:18 0
ブルマって名前じゃないかな?
753:世界@名無史さん
06/12/16 11:31:08 0
日本研究はライバルが少ない穴場だから二流、三流の研究者にとってはおいしい。
バカな日本人が外人様のご高説というだけで感動して持ち上げてくれるし
754:世界@名無史さん
06/12/16 16:18:54 0
海外のテレビ番組、特に中国関連のものを観ると、日本人よりも欧州や米国の人間の方が中国に対してコンプレックス、というか劣等感のようなものを持っているんじゃないのかな~、と思えるんだが。
アヘン戦争からの一連の流れってのが、罪悪感と言うかなんというかそういうものの根源にもなっているんだろうかね。
755:世界@名無史さん
06/12/16 16:35:26 0
>>754
アメリカ人は外国のことなんて興味ないだろう。
日本も中国も興味ないどころか区別すらできてなさそう。
756:世界@名無史さん
06/12/16 16:39:24 0
ブッシュやクリントンはイラクや中国に手をだしたり、組んだりしているじゃん。
ユダヤの味方して中東のイスラムを弾圧しているに
何嘘ばかりかいてんだ。
757:モサド
06/12/16 16:54:15 0
>第一次中東戦争のときにはアラブ諸国は三方同時進撃なんてやらかして、
>当時のイスラエルの人口がいきなり半減してるが、その時アメリカなんて助けてくれなかったぞ。
>その危機を克服して、その後の中東戦争のときには逆に、
>エジプトやシリアの首都100キロ手前まで進撃していたのに、
>アメリカにストップかけられてる。
>超大国がバックにいるからってんなら。
>当時のエジプト、シリアもソ連が後ろ楯だったし、なに言ってんのやら。
(^^)
758:世界@名無史さん
06/12/16 16:56:15 0
このスレを読んで欧米人を軽蔑するようになったヤシは多いんじゃね?
759:世界@名無史さん
06/12/17 02:59:26 0
ウォルフレンは小泉の靖国神社参拝のせいで、中国の高速鉄道プロジェクトの
一部をドイツ企業が受注し、日本企業は競争相手に一歩先を越されてしまった
と書いているんだが、
中国はもともと、伝統的に親ドイツ感情が強い国なのでは?
760:世界@名無史さん
06/12/17 06:43:46 0
>>759
ナチスドイツも当初は中国支援してたな
761:世界@名無史さん
06/12/17 08:14:15 0
>>759あんな国に資本投下するくらいなら振られて温存しておいた方が良いと思うがね
762:世界@名無史さん
06/12/17 09:00:12 0
>>760
最初ドイツは国民党に軍事顧問団を送り込んでた品。
ところで、ドイツ起源の思想というのは中国にどのくらい影響を
与えたのか知ってる人いる?(マルクス主義を除いて)
明治日本の官僚制はドイツに倣ったものだといわれているけど。
蒋介石なんかはナチズムやファシズムに影響受けてたの?
763:世界@名無史さん
06/12/17 09:10:06 0
>>762
藍衣社とかいうファシスト団体があったらしいが
764:世界@名無史さん
06/12/17 09:48:05 0
>>762 国民党は国際的にはファシズム政党という扱いをされているらしいよ。
765:世界@名無史さん
06/12/17 10:04:18 0
>>754
ディスカバリーチャンネルとか見てると、「大航海の英雄・鄭和」みたいな
中国マンセー番組が多いね。
日本人が「中世イスラーム文明の先進性」を強調するようなものかな?
766:世界@名無史さん
06/12/17 10:13:15 0
>>764
今では信じられないことだが、第二次世界大戦の直前、アメリカでは
まがりなりにも議会があって普通選挙をやっている日本よりも、蒋介石
政権のほうが民主的だと思われていた。
蒋介石夫人の宋美齢は何度もアメリカへ行って、大変な人気を博している。
767:世界@名無史さん
06/12/17 11:07:20 0
というか、日本の場合中央政府が出先の軍隊の行動を統制できないっていう、近代国家としては
ありえない酷い状態だったからな・・・
軍が独断で対外戦争はじめて、首謀者にお咎めなしってどういう国だよ。
まさにローグステイツ。
768:世界@名無史さん
06/12/17 11:22:36 0
>>767
日本には解放戦争という崇高な目的があった。
欧米の植民地国家と同列に考えるな。
769:世界@名無史さん
06/12/17 11:36:22 0
>>768
何が言いたいのかよくわからん。仮に日本の目的が植民地解放だったとすると、軍が中央の統制を離れて
勝手に戦争をはじめる事が許されるのか?
ついでに言えば、"欧米からの"植民地解放の為の戦争ではあったかもしれんが
後釜として日本が居座って新たな宗主になる気でいたんだから単純に"解放戦争"とは言えんぞ。
770:世界@名無史さん
06/12/17 11:36:24 0
|
|
|
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,J
771:世界@名無史さん
06/12/17 11:40:08 0
>>768
建前上だがな、結果的に植民地解放に繋がった面もあるが
772:世界@名無史さん
06/12/17 11:46:57 0
>>764
それは特務機関では?
773:支那革命の父孫文先生
06/12/17 11:49:14 O
1922年11月《ジャパンアドヴァタイザー紙》掲載記事より
日本は世界大戦の際に連合国側に荷担したが、
これによって日本はもっぱらアジア人のための
絶好の機会を利用することを怠ったのである。
かようなアジア人のためのアジアが建設されてこそ、
アジアは白人、特にアングロサクソンに対抗することが出来た筈である。
世界大戦の初期に私は日本の政友会総裁犬養氏に一書を呈して、
この際日本はすべからくチュートン諸国を援助し、
かくしてアングロサクソンの相対的勢力の相殺をはかり、
以て世界の勢力均衡を維持すべきであると説いた。
774:世界@名無史さん
06/12/17 12:01:45 0
>>773
中国も連合国側でWW1に参戦してるのに何言ってんだ
775:世界@名無史さん
06/12/17 12:05:51 0
URLリンク(www.jaas.or.jp)
レーニン主義からファシズムへ
蒋介石と独裁政治モデル
776:世界@名無史さん
06/12/17 12:30:45 0
URLリンク(www.nikkanberita.com)
「大国の台頭」の歴史を学ぶ中国 井出敬二(在中国日本大使館広報
文化センター長)
777:世界@名無史さん
06/12/17 13:54:33 0
欧米が海を越えて侵略する蛮行と、日出ずる国の天子による王道のどちらがいいか朝鮮人以外は普通に答え出ている。
778:世界@名無史さん
06/12/17 14:24:27 0
>>777
>普通に答え出ている。
日本の歴史を誇りたいなら、まず誤字脱字をなくして綺麗な日本語を使えるように
しましょう。
それからフィリピンなんかでは"海を越えて侵略してきた"アメリカのほうが評判がよくて
日本軍は随分とゲリラ戦に悩まされたようですが。
欧米と日本、両方の支配を受けた経験があって、比べた結果日本の方がよかったなんて
言ってるところは少ないようですがねえ。
779:世界@名無史さん
06/12/17 14:33:42 0
それからフィリピンなんかでは"海を越えて侵略してきた"アメリカのほうが評判がよくて
プロパガンダって知っているか?
パラオでも戦後アメ公が支配してアンチジャパンキャンペーンをはじめたが、
さっぱりだったようだがねw
誤字脱字<2chでさも自分が正しいようにミスリードしていく基本テクニックですね。
いまどきそんな手法で釣られる人いるの?
書いた本人が悦はいっているだけでみっともないよw
780:世界@名無史さん
06/12/17 14:34:53 0
欧米と日本、両方の支配を受けた経験があって、比べた結果日本の方がよかったなんて
言ってるところは少ないようですがねえ。
↓
半島と大陸のいわゆる「アジアの人々」って奴ですかwwwww
連中とサヨクが結託してプロパガンダしてるだけだねwwwww
781:世界@名無史さん
06/12/17 14:59:08 0
南洋諸島
ベトナム
フィリピン
ビルマ
インドネシア
ニューギニア
両方の支配を受けた地域だとこんなもんか。
で、日本の支配の方が良かったって言ってる地域はどこ?
ちゃんと統計的にまとまってる住民に対する調査データをしめしてね。
782:世界@名無史さん
06/12/17 15:26:10 0
>>781
フィリピンではマニラの憲兵隊司令部で裁判なしに敵性やアカとみなされる現地人殺してたり、
評判悪いね。
インドネシアでは今村均は住民をよく扱って評判いいけど、他の陸軍や海軍の統治は評判悪いね。
南洋諸島ぐらいかな評判いいのは。
ドイツやアメリカと比べていいかは知らないが。
783:世界@名無史さん
06/12/17 15:31:42 0
ドイツ生まれの思想はなぜか後進国で受け入れられることが多いね。
ロシア、明治日本、中国、イスラーム圏・・・
784:世界@名無史さん
06/12/17 18:02:16 0
>>783
ドイツの思想自体が、先進的だったイギリスやフランスの普遍的な思想に対する反発として
ドイツの独自性を主張してる面があるから、後進的な地域と相性がいい面はあるのではないかな。
785:世界@名無史さん
06/12/17 19:09:29 0
無条件な自由主義が経済的合理性を持つのは最先進国限定で、
それ以下の後進国・中進国・準先進国といったレベルの国、
つまり大半の国では、開発独裁の方が合理的なんじゃないかと思う。
で、元祖開発独裁はプロイセンだから、その後の諸国のモデルになったんだろう。
786:世界@名無史さん
06/12/17 19:10:16 0
>>782
国際法では便井兵は現地の部隊の独自判断で処分可能だよ。
そんなことで日本を云々するつもりかねサヨククン
787:世界@名無史さん
06/12/17 20:24:46 0
>>786
どうして酷使さまってのは自分に都合のいいように論旨を捻じ曲げて恥じないんだろうねえ。
>>782を普通に考えりゃ便衣兵じゃない無実の現地住民も大量に殺してしまってたから反感を
買ったって話だろう。
ついでに言えばフィリピンで日本軍が評判悪かったのは、食料をほぼ現地調達でまかなってた為
現地人からは武装略奪者の集団に見えなかったこと。この辺の事は別に左かかった文献じゃなくとも
山本七平(大戦時、ルソン島駐留部隊で砲兵少尉だった)の著書にも書いてある。
一つ付け加えて酷使さまの反論を封じておくと、日本軍は一応食料の代価は払っていた。
ケツ拭く紙ぐらいにしかならない、貨幣として無価値な軍票でだが。
そんなわけで実質的には略奪と変わらんわな。
788:世界@名無史さん
06/12/17 20:26:37 0
いかん>>787一部訂正
>現地人からは武装略奪者の集団に見えなかったこと。
↓
現地人からは武装略奪者の集団にしか見えなかったこと。
789:世界@名無史さん
06/12/17 20:32:53 0
なんか勇ましいこと言ってるやつは、水木しげるの戦記漫画でも読んでみ
790:世界@名無史さん
06/12/17 20:57:59 0
>
無実の現地住民も大量に殺してしまってたから
おまえは殺害現場をみたのかw
そんなどうでも言いチラシの裏をかいてんじゃねーよw
791:世界@名無史さん
06/12/17 22:14:21 0
>>787
反論を封じるどころか、それだとボールはオマエの側にあるじゃんw
792:世界@名無史さん
06/12/18 03:00:39 0
453 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/17(日) 15:44:44 ID:7G8Mf2rr
URLリンク(www.realclearpolitics.com)
RCP:日本を(西欧の)対立側陣営につけないことが重要
リチャード・ハロランの書いている「日本論」と言うよりは、西欧(のアジア学者)
から見て日本がどう見えて、どういうところに関心があるかを窺がわせるもの。
単純化して言えば、西欧から見ると、日本はアジアに位置するけれど、アジア
なのか西欧なのか良くわからない国で、純粋系のアジアの国ではないにせよ、
まぎれない西欧の一員である事もない。日本は西欧とアジアの中間にいて、
時代によって揺れ動くといった見方がある。
オーストラリアの軍事外交政策から見ると、その国は(アジアにあるけれど)
紛れもない西欧の一員なので、日本を同じくアジアの、西欧側陣営に引き
止めることが基本的目標になるという。
アジアパシフィック・センターの学者John Millerの日本定義を引いて説明
している。JohnMillerのいう日本モデルは、日本はアジアの国ではなく中華
帝国にも朝貢していない。長らく孤立していた日本は、明治維新以降、急速に
西欧化を目指したけれど、満州中国に関わってアジアを重点政策とする
帝国主義になり、終戦後には再び反転して西欧化している。
793:世界@名無史さん
06/12/18 03:01:09 0
John Millerによると、日本が良くわからない基本的な理由は:
1)アジアの中での日本の、自分の役割
2)日米同盟の存在
3)普通の国への復帰による政治的役割の増大
をどういう風にバランスしてゆくのか、明確にされていないからで、西欧から
見た場合、日本がその有する西欧的価値観にもかかわらずアジアに(のみ)
コミットする可能性があるのではないかという疑問が残る。そのために、
対日基本政策は、日本を西欧の対立側陣営につけないように、引き止める
ことが重要目標なるのだと説いている。
794:世界@名無史さん
06/12/18 15:04:52 0
別に日本に限らないんだけど何でわざわざどっかの文化圏に当て嵌めようとするんかな。
西欧だなんだといっても地域で分けただけのものなのにまるで同一文化であるかのように言っちゃってさ。
795:世界@名無史さん
06/12/18 15:38:21 0
文化圏
アメリカ=文明国
西欧=文明国
東欧=貧乏な文明国
東亜=虐殺独裁国家郡
イスラム=テロリスト
アフリカ=劣等民族の溜まり場
これが俺の客観的な文化圏の分析。
796:世界@名無史さん
06/12/18 17:05:34 0
>>794
何かを分析する場合、特徴列挙からいくか、類似のもので種別するか、二つに一つだから
認識の基点をステレオタイプ的であってもひとつ定義しないとよくわかんないままだし、
簡単なのは類似のもので種別することだから
日本が特殊なのは、単に僻地だったから。外敵がほとんど来なかった結果。
中華圏は自己目的化が絶対化してる(中原をとれば富は集約できる)から、
日本にも興味がわかなかった。異民族もまた、中原をとれば全部「中華」になってしまう。
つまり中原という巨大な重力の井戸があったので、
スピンアウトしてくる質量がなく、日本は外敵と出遭うことがほぼ皆無だった。
あと大航海時代も日本まで触手を伸ばしてくるには時間がかかりすぎてたので、
餌食にはならずに済んだ(というか帝国主義に転化することで「済ませた」)
アメリカってその国内に資本家貴族と発展途上国をまんま取り込んでないかな
不法移民労働者の時給は中国の工場の時給と同じだって聞いたし、
彼らがいなければ国内産業が成立し得ない
イスラムは部族社会+宗教国家だから、ムスタファ・ケマルのようなのが出て
近代化を徹底させた上で、世俗化も進ませないと難しいよな、、
何かを批判しようとすると、イスラム法に反しているからといって気を使わなければならず、
また民主化といっても部族の利害関係から、統一政府を維持しようとすれば結局、
強権政治にならざるを得ない。
アフリカは自立したくても自立できなくなってしまった。搾取体制が確立しすぎてる。
国内の基幹産業は一次産業のまま、そして経営権は多国籍企業が持つ。
一番の穀倉地は外資の農場が占拠し、在来農民はむやみに牛を増やして周辺の砂漠化を進行させる。
国内で飢饉が起きてても農作物は常に輸出されつづける。
自主的発展をしたくても、育った有能な人間は全部外資かNGOに就職しちゃうし
だから「持続可能な開発のための援助」がNGOとか国連で行われているわけだが、遅々としたまま。
797:世界@名無史さん
06/12/18 17:17:56 0
D・S・ランデスは、戦後日本とNIES諸国が発展した理由として、“手先の
器用さ”を挙げている。手先の器用さは箸で食事をすることから来ており、
微細な部品の組み立てには特に役立つそうな。
また華人は、ヴェーバー流のカルヴァン主義者をうらやましがらせるような
職業倫理を遵守していると主張している。
798:世界@名無史さん
06/12/18 17:22:47 0
>>793
単に日本にチャートが無いだけだと思う。
ある意味、ポスト地政学主義なのかも。
次は中国といかに付き合うか、それだけだろうな。
これまでは放置okだった環境制約とか逼迫してくるから。
>>792
>西欧化を目指したけれど、満州中国に関わってアジアを重点政策とする
>帝国主義になり、終戦後には再び反転して西欧化している。
こういう指摘見るとほんと腹がよじれるんだけど、帝国主義化=西欧化、だよな。
そのことを西欧自身が直視できるようになったのは1978以降のはずw
(その認識を表明しても石ぶつけられなくなったのは、という意味で)
再び反転して西欧化、じゃなくて、外征的西欧主義はやめて、
小日本主義に徹底したのが敗戦後。
しかも、それがありえたのも、冷戦構造によって
地政学的リスクにおいて小康状態が達成されたから。
------------
500 名前:名無しさん[] 投稿日:2006/12/18(月) 07:22:27 ID:uQ0yfMKv
>>499
アメリカ人って何だかんだ言って、他人事に干渉するよな。
人の家覗いてケチつける奴もいるし。
自分がちょっとでも気に入らないと文句言う。
自分の自由は尊重するが、他人の自由は知ったこっちゃないって感じ。
------------
これが欧米的良心の正体だろう。
799:世界@名無史さん
06/12/18 17:29:41 0
>>797
イギリスの学力調査だと、結局は西インド諸島系移民は常に成績が悪く、
次にパキ系、次に白人、中国系移民の子弟は平均して常に優秀だそうな。
多分、基本的に勤勉なんだよ。
あとマイノリティはいい方向にも悪い方向にも振りが大きいだろう
マジョリティに対する反動心から自己規定を徹底しようとする動機は大きいと思う、
だから先鋭化する一方で、克己心もあるんじゃないかな
800:世界@名無史さん
06/12/18 17:37:43 0
URLリンク(blog.mag2.com)
このたび、あのニール・ファーガソン(コラム#207~212、240、738、
828、855、880、881)が、自民党の一党支配をとらえて、日本の政治の先進
性を指摘しています。
(中略)
もっとも日本でだけは、この経験則が当てはまらないほどの長期的な一党
支配が続いている。
日本人の礼儀正しさや精緻な社会秩序(intricate social hierarchies)
を見ると、日本は別の惑星だと言いたくなるかもしれない。しかし、日本は
未来の地球なのだ。日本は色んな面でわれわれの何周回か先を走っているの
であり、政治においても日本の一党支配はわれわれの政治の将来である、と
考えるべきなのだ。
このように見てくると、英国のブレア首相はこのままずっと続投し、米国
の次の共和党大統領どころか、次の次の共和党大統領に就任の祝意を述べる
ことになるような予感がする。
801:世界@名無史さん
06/12/18 18:02:54 0
URLリンク(www.ohtan.net)
今回は、日本で著書がまだ全く翻訳されておらず、殆ど紹介もされていま
せんが、英米では大変な評判になっているスコットランド出身の新進気鋭の
歴史学者ニール・ファーガソン(Niall Ferguson。39歳。ニューヨーク大学
ビジネススクール教授兼オックスフォード大学客員教授)を採り上げること
にしました。
(中略)
第一に民主主義国家は戦争を厭う。ナチスドイツ、日本帝国、ソ連、中共
は米英等が文句をつけない間に強大な軍事力を整備した。第二に、民主主義
国家は、一旦戦争を決意すると国民は無制限に戦い抜こうとする。これに対
し、独裁国家では、自分の決めた戦争でないだけに、国民が途中で嫌気がさ
して戦争が終わってしまうことがしばしばある。
802:世界@名無史さん
06/12/18 18:04:28 0
URLリンク(www.ohtan.net)
英帝国が崩壊したのは、チャーチルが20世紀における最も熱烈なる帝国主
義者であったにもかかわらず、世界史上例を見ないの悪の帝国であった(ホ
ロコーストの)ドイツと(南京大虐殺の)日本を叩き潰して世界を救うこと
が、英帝国を維持することよりも大事だと考えて、(ナチスドイツには英国
と戦う意思がなかったにもかかわらず)まず1940年にドイツに、次いで日本
に戦いを挑んだからだ(以上の()内はアーカイブ・サロン前掲)。(チャ
ーチルにとって無念だったのは、戦間期において米国にいまだ覇権国として
の自覚がなかっただけでなく、覇権を失った英国のリーダー達も覇気を失っ
ており、米英が連携してドイツと日本にもっと早い時点で軍事介入して体制
変革することができなかったことことだろう
803:世界@名無史さん
06/12/18 18:05:42 0
URLリンク(www.ohtan.net)
しかし、例えばイラクを本当に自由・民主的かつ資本主義的な社会にした
いのであれば、第二次大戦後ドイツと日本に対して行ったように、長期間に
わたって占領して体制変革に取り組まなければいけないのだが、米国にそこ
までの心構えができているとは思えない。
いずれにせよ、戦略資源である石油を押さえるという観点から、イラクや
サウディは、第二次世界大戦後の日本と西独のように、事実上米国の保護国
となることだろう。
804:世界@名無史さん
06/12/18 18:15:26 0
URLリンク(www.ohtan.net)
私は、ブルマらのこの日本の反英米主義(=オクシデンタリズム)ドイツ
由来説は、牽強付会だと思います。
特攻隊ランゲマルク戦由来説はご愛敬として、上杉慎吉について言えば、
彼は天皇機関説論争では天皇機関説が政府の公定解釈となったことで美濃部
に敗れ、民本主義論争でも大正デモクラシー時代到来によって吉野に敗れて
います。また、森戸事件でも上杉は学問の自由を圧迫する者として世論の厳
しい批判を受けました(前掲旅研サイト)。つまり、上杉の生前の日本は朝
野をあげて親英米主義であり、上杉の影響力は極めて限定的なものでしかな
かったわけです。
その後、日本は反英米主義に転じるのですが、その時代に制定された「国
体の本義」については、その総論的部分を熟読玩味した上で慎重に解読する
必要があります。
805:世界@名無史さん
06/12/18 19:19:43 0
>>796
木星が無かったとしたら、地球に落ちてくる小天体はもっと多かったはずで、
地球の環境がそれなりに安定しているのは、かなりの程度木星のおかげ……
という理論を連想した。
806:世界@名無史さん
06/12/19 05:17:54 0
The Economist誌に、“Monoglot Britain”という英国の外国語教育に関する
記事が載っていたんだが、その中で、
「しかし残念ながら、子供に外国語の学習を強制しても成功の保証はない。
ご疑念があるなら、広く英語を教えている日本で、通りがかりの人を呼び止めて、
英語で道を尋ねて御覧なさい」
と書かれてあった。
日本人の英語下手は、学校での教え方の悪さだけではなく、日本語で何でも
用が足せる(学術論文まで母国語で書ける)という環境に根本的な原因がある
ように思えるが。
807:世界@名無史さん
06/12/19 09:27:18 0
キリスト教といい英語といい、悲しいほどに普及しないな。
808:世界@名無史さん
06/12/19 10:19:05 0
トム・ホランド『ルビコン 共和政ローマ崩壊の物語』に、
この共和政体は、いわば鏡の部屋だった。見かけは主権在民だけど、見る角度を
変えれば、すぐにまったく違った姿を現す。こんなふうにくるくると姿を変える
政体に、外国人ばかりか当のローマ市民も戸惑っていた。あるギリシア出身の
歴史家も、「ローマ人自身、自国の政治制度が貴族政なのか民主政なのか、
それとも君主政なのか、はっきりとは言えないと考えている」と書いているぐらいだ。
とあった。欧米人が日本の政体について書いていることとあまりにもよく
似ているので笑ってしまふw
809:世界@名無史さん
06/12/20 05:24:10 0
>>668
>>684
ウォルフレンのようなヨーロッパの社民主義者は、現在の世界では“負け組”
だから、アメリカによる、「グローバル経済における新自由主義のヘゲモニー」
に対する対抗勢力として中国に期待しているのだと思われ。
著書の中で、日本と中国が莫大なドルを保有している現在の状態を「新ブレトン
ウッズ体制」と呼んでいるから。
そして、中国の政治リーダーたちは、「新ブレトンウッズ体制」が崩壊する前に、
自国の経済を充分に発展させ、人民元が、現在のようにドルによる外貨準備と
いった外部からの裏づけなくして、世界における主要通貨の一つとしての地位を
獲得することを望んでいるだろうと主張している。
もし社会不安が起こり得ない充分な国内的産業基盤を備えたなら、アメリカ債券
市場の崩壊にも対処できると、中国政府は考えているに違いないと。
810:世界@名無史さん
06/12/20 11:57:05 0
>>808
ゾルゲが言ったと、どこかのスレで見たな
日本は見る人の望むとおりの日本が見える
民主的にも見える、軍国主義的にも見える、
とかだった。
811:世界@名無史さん
06/12/20 12:42:42 0
>>800
長期の一党支配・55年体制は単に、
・議論軽視の文化=国会の形骸化・国対の充実、
・党内野党の機能性が説得力においては十分だったこと、
・労組が自己目的化する一方で「運動会」的なままで留めおかれた社会運動、
・事なかれ主義、
・右肩上がりの経済であるがゆえの政権交代の必要性を感じなかった、だけの話、、
今に至って90年代から小泉前後までネオコン改革の実行という大きな自由主義への振りがあり、
それに対する戻しがこれから起きるはずだけど、
これまでのようにそれが自民党の中で起きるか(その場合は腐敗構造の温存になるわけで)
あるいは政権交代という大掃除の形態をとるのか、その違いがある
まぁ近未来もまたFixer社会だって指摘なら正しいさ。
(でその次は超全体主義化するんだろう)
812:世界@名無史さん
06/12/20 12:59:39 0
>>801
どの指摘も付帯条件についての押さえが軽すぎ、というか焦点がずれてる。
いずれも、どの程度まで国民の情報状態があるのか、とか、
民意反映のプロセス、政権運営のコストの問題であって、
2項対立図式でまとめられる対象じゃない
一番はともかく、3番は半ば妄想
2番がわかりやすいと思うが、
ヴェトナム戦争と湾岸戦争・イラク戦争の対比が極めて焦点を明示的
従軍記者がありていに書いてしまったために厭戦気分が広がり、
帰還兵の迫害にまで発展したのがヴェトナム。
湾岸戦争では戦争の概念がかなり記号化(ゲーム的)になって
苦境を報じられることがなかった。厭戦気分が出る前に終わった。
イラク戦争ではさらに記者の統制が進んだ結果、
視聴率の取れるFox的報道が一般化して
従軍記者が戦争映画のナレーターにさえなってしまい、
占領政策がうまくいかない状態になってようやく実態が兵士のブログなどから
もれ出てくるようになり、報道も押さえがずれてきて、厭戦気分も高まりだした。
当時は、国内の厭戦気分の抑制策も徹底されてて、
空爆を批判した小学生が拘留される始末だった。
>だから、経済問題が戦争の原因だなどという議論は倒錯以外の何者でもな
い。
>貿易、投資等の経済的な相互依存関係の増大、あるいはグローバリゼーシ
ョンが戦争を減少させるというのもウソだ
これも突っ込みやすい。たとえば戦争の強い動機となったブロック経済の件はどうよ。
確かに今は、財政破綻国家にIMF経由で外資の介入により
搾取体制を確立する手法のが効率的であり、一般的なんだろうけど。
813:世界@名無史さん
06/12/20 13:07:48 0
批判の軸のがずれてるか、、
「経済問題に突き上げられて戦争経済に逃げたのが政府なのに、
『戦争は政治の責任である』と断言するのは短絡杉じゃ?」
「その意味において、『資源配分の最適化の結果、戦争は減る』
という論を否定するのもムリがありそう」
814:世界@名無史さん
06/12/20 18:36:35 0
>>230
>日本とドイツはもともとよく似ていて、軍による統制、君主の神聖化、
>民族の精髄として国土と血統の 純粋を宣伝する態度など、共通点が多かった
日本とドイツって似てるか?岩野礼子氏が『ドイツ再軍備』で、
「幸運な国々には与えられている、歴史的に長時間かけて得られた合意という
ものがドイツには存在しない。ドイツ史には、関ヶ原の戦いもなければ南北戦争
もなく、あるのはただ、ビスマルクなりコールなりが取りつけた約束事だけである」
と指摘しているが、日本の場合こういう不安定さとは無縁だと思うが。
谷川稔氏も、『国民国家とナショナリズム』で、
「まず、日本は四囲を海に守られている。前近代から近代への移行にさいしても、
領域的な一体性と連続性に変わりがない。有力な民族的・地域的マイノリティ
も稀であった」
「同一領域内の自己完結的な国民国家形成という点で、フランスともっとも
近しい関係にあるのは、ドイツではなく、むしろ日本であろう」
と書いている。
815:世界@名無史さん
06/12/21 00:09:46 0
>>651
>この2000年の歴史で、中国は
って、その前提がまずありえねえ。答えられるわけねえだろ。
816:世界@名無史さん
06/12/21 00:43:40 0
>>787
ここが「日本史版」か「軍板」なら山本七平でもだしときゃOKだが
一応世界史板だから「Balangiga Massacre」でもだしとこう。
『The Burning of Sammar』
URLリンク(www.bakbakan.com)
劣等人種は十歳以上皆殺し、さすがだよアメリカンクオリテイ
817:世界@名無史さん
06/12/21 13:09:19 0
バーネットの「新地政学:世界グローバル化戦略」(中の2)
URLリンク(www.asahi-net.or.jp)
まずこの章でバーネットが主張していることで最も注目すべきなの
は、「今の中国は、十九世紀後半頃のアメリカと同じ状況である」
というものだ。このような比較というのは、日本人の私たちからす
れば明らかに怪しいものなのだが、アメリカの戦略家の間では意外
と単純に受け入れられているものだ。
たとえばYS氏が以前この国際戦略コラムでも紹介された「フォー
リン・ポリシー」という雑誌で行われたブレジンスキーとミアシャ
イマーの討論があるが、そこでも「十九世紀後半のアメリカ」と「
現在の中国」は、「多民族国家による新興国」という意味では状況
が似ていることを前提にして、激しい議論が交わされている。
ではバーネットが中国政府の独裁的な面に批判的ではないかという
と、そういうわけではない。
818:世界@名無史さん
06/12/21 13:09:59 0
彼の場合は、いずれ中国が完全にグローバル化に組み込まれるとそ
ういった独裁的で閉鎖的な部分も開放的にならざるを得なくなるか
ら、当面の独裁状態には目をつぶっておこう、ということなのであ
る。その証拠に、バーネットはこのままの状態が続けば、中国は
2025年までに民主化するとハッキリと明記しているほどだ。
なぜここまでバーネットが「中国はアメリカの敵にはならない」と
楽観視できるのかというと、やはり昔のアメリカとの対比である。
たとえばバーネットは「アメリカは世界で最も長期間、多民族によ
る政治・経済体制を維持できた成功例であり、逆に中国は世界で最
も長期間、多民族による政治・経済体制を維持できなかった失敗例
である」ということを述べている。つまり基礎的な部分では似通っ
ているという、アメリカの知識人にありがちな中国に対する幻想を
匂わせているのだ。