外国人の見た日本およびアジアの歴史at WHIS
外国人の見た日本およびアジアの歴史 - 暇つぶし2ch498:世界@名無史さん
06/11/24 15:12:06 0
>>482
そういうマルクス史観くさいというか発達史観くさい見方に違和感を覚える。

>王朝制を復活させようとした後鳥羽院や後醍醐天皇こそが、歴史の流れに反動している。
特宗専制への朝廷側のカウンターでしょうが。武家も公家も一元化に失敗した末の妥協の産物が室町幕府だろうに。

499:世界@名無史さん
06/11/24 19:20:02 0
武家は統治能力に関しちゃかなりのものだったけど、如何せん北条の
血筋が卑しすぎた。

逆に公家は、統治能力をほぼ失っていた。政治的な判断力は、幕末に至っても
パーのまま。

この奇妙な関係が室町幕府を作り上げた。結局、義満と言う公家的なものを
飲み込もうとした怪物は寿命が尽き、破壊しようとした信長は謀反によって
死んだ。

偶然の要素も多分に含みながら、この奇妙な王家は今に続くわけだ。

500:世界@名無史さん
06/11/24 20:09:30 0
豊饒でいやしいなら、豊臣や徳川なんてチンカスだろうよ
今じゃあ彼らも元家族で貴種あつかいだけど元はといえば
どこの馬の骨でしかないよ

501:世界@名無史さん
06/11/24 20:27:42 0
鎌倉時代の貴種信仰の強固さと、それが崩壊した後の戦国期の違い。
北条は結局、自分から将軍になれなかった。このねじれが
その後の日本史を決定づけたといってもいいだろう。

502:世界@名無史さん
06/11/24 22:47:23 0
>>415-416
スパルタ教育なんて、イギリスのパブリック・スクールでも行われているけどな。
なぜかアメリカのリベラル派は、同じことをやってもヨーロッパの悪口はいわない。


503:世界@名無史さん
06/11/25 01:09:45 0
中国マンセーで日本たたきのサヨ作家ばかりでつまらん
もっと右寄りのがんがん頼む

504:世界@名無史さん
06/11/25 01:12:58 0
右寄りだと、さらに日本が叩かれるでないの

505:世界@名無史さん
06/11/25 03:03:33 0
>>503
↓みたいなのが欲しいのか?

我々ヨーロッパ人は互いに賢明に見えるが、彼ら日本人と比較すると、はなはだ野蛮であると思う。
私は真実、毎日、日本人から教えられることを認めている。
私には全世界中でこれほど天賦の才能を持つ国民はないと思われる。
(オルガンティーノ・ニェッキ・ソルディ(Organtino Gnecchi Soldi 1532-1609) イタリア人宣教師)

「 日本人、殊に当地京都の者ははなはだ傲慢にして自己の主張を譲らない」(ルイス・フロイス)
山野某なんかはコレにあてはまるな。

506:世界@名無史さん
06/11/25 09:07:59 0
>>464
ベンジャミン・フルフォードって、“自称”国際ジャーナリストの落合信彦を
連想させる…

507:世界@名無史さん
06/11/25 09:41:49 0
>498
なんでマルクス史観なんだ?
マルクス史観は封建制を、克服されるべき古臭いシステムと勘違いしていた。
後醍醐は律令型の、土地と人民の上に絶対的な支配者として君臨する事を夢見ていた。
これは従来のアジア型社会への回帰をめざすもの。
それに対し封建制は御家人の土地私有に基ずく、土地の所有に基礎を置くシステムであり、
公地公民を基礎とした王朝社会よりはるかに経済を発展させるシステムなのだ。
その意味では、後鳥羽院を倒した北条氏ももっと評価されるべきだろう。

508:世界@名無史さん
06/11/25 09:42:34 0
日本人の特徴 - 外国人(特に西欧白人)による評価を有難がること

これは、いわゆるリベラル派が日本の現体制を批判するために西欧人の
日本批判を持ってくるという形もあれば、逆に日本の素晴らしさを
たたえるために、西欧白人による好意的な日本評を引用するものもある。

いわばコインの両面で同じ発想。このスタイルは思想の左右を問わない。
自分の国である日本を賛美するのにも、批判するのにも、西欧白人の
お墨付きというものを有難がる。

今となっては噴飯物のヤン・デンマンやらイザヤ・ベンダサンなど、
外人名義の日本人の保守系筆者による我田引水な日本賛美の書物や
記事などは我々のこの一種奇妙な特性を反映した物。

509:世界@名無史さん
06/11/25 09:42:35 0
知日学者といえば、ドラッカーが有名だけど、この人もトンデモ?

510:世界@名無史さん
06/11/25 09:48:47 0
>>506
まあ落合はそれなりに面白い小説書くし、自称ぐらいいんじゃない?

511:世界@名無史さん
06/11/25 09:55:55 0
カレル・ヴァン・ウォルフレンの戯言
「日本人は、中国における共産主義の拡大の原因が日本の侵略にある事を、自覚せねばならない」

見事な妄言である。それではロシアが共産化したのはなぜなんだ?日本はロシアを侵略してないぞ。
結局、ロシアも中国も、多くのアジア諸国も、土地や財産の共有理念を発達させた歴史的土壌の上に
共産主義が広まったにすぎない。
アジア型の王朝社会と共産主義は、単に支配者が王や貴族から、共産党幹部に入れ替わっただけなのだ。

512:世界@名無史さん
06/11/25 10:05:33 0
> 日本はロシアを侵略してないぞ。
シベリア出兵は?

513:世界@名無史さん
06/11/25 10:09:02 0
シベリア出兵は革命の後。
ロシアの共産化と日本は何の関係もないってこと

514:世界@名無史さん
06/11/25 10:14:22 0
極東共和国時代

515:世界@名無史さん
06/11/25 11:44:52 0
日露戦争中、社会不安を煽るために共産主義者に肩入れしまくったじゃないか。

516:世界@名無史さん
06/11/25 11:55:00 0
煽動に引っ掛かるほうが愚かなのじゃ

517:世界@名無史さん
06/11/25 12:16:44 0
>>507
アジア型というか、中華タイプの律令国家体制への回帰、だな。
実際には、これが機能したのは恐らく中国本土と李氏朝鮮くらいなものだろう。

518:世界@名無史さん
06/11/25 12:19:30 0
>>509
ドラッカーは経営学が専門の人だから、歴史学者として評価しても仕方がない。
経営学者としては、なかなか有能な人だった、というのが一般的な評価だろうね。

もっとも、人材も資本も流動性の高さで動かしていく経営手法が一般的になる中で、
段々浮いた存在になっていったような気もする。

519:世界@名無史さん
06/11/25 12:40:44 0
>>509
歴史学者では無いからね…。
経営学では教科書的人物でトンデモからはほど遠い。

520:世界@名無史さん
06/11/25 22:43:26 0
>>511
ウォルフレンは、アジア通貨危機は日本のせいで起きたとか、アジア諸国は
日本の犠牲になったとか平気で書いている人物だからなあ…

実際には、ASEAN諸国の経済発展はプラザ合意以後の日本企業の大量進出が
なければありえなかっただろうけど、彼にはこういうことが全然理解できない
ようだな。

521:世界@名無史さん
06/11/25 23:10:33 0
アジア通貨危機は、ドルの流通が停滞したために起こりIMFが被害を拡げ日本のおかげで立ち直ったと思ってたが。
新宮沢構想がなければあれほどのV字回復はできなかったでしょ。


522:世界@名無史さん
06/11/26 00:11:50 0
なかには日本での外人評価の高さを悪用して外人を騙る日本人著者もいるから注意が必要。
最近読んだ日本論でまんまと騙されたのがS.K. ネトル、桜井 邦朋 共著 『独創が生まれない』
という悪書がある。この本は辛辣な日本論を展開している風を装ってるが実際は悪質な詐欺だ。
巻末の注にネトルというペンネームの外人が個人的体験談を披露する箇所がある。しかしそれ
はネトルという人物紹介の経歴に一致しない話で共著者の経歴と一致した。結局この本は日本
人が外人を騙って日本人の独創性欠如を批判した内容になっている。アマゾンのレビューには
この点に気付かずに高評価を与えてる。要するにイザヤ・ベンダサンやポール・ボネ等と同列。
とにかく著者が「外人」であってもペンネーム本は全部注意した方がいい。これは大事な教訓。


523:世界@名無史さん
06/11/26 04:23:02 0
桜井邦朋とは、もしかして五島勉の著書によく推薦文を寄せていた人かな?

524:世界@名無史さん
06/11/26 07:30:28 0
>>522
なぜ敢えてそこまでするかね?
そこまでして主張したいことがあるのか、そうまでして金が欲しいか

525:そういう例
06/11/26 08:36:19 0
M K シャルマ〈喪失の国、日本〉は、なかなか引き込まれる本だった。
しかし、インドの学生たちが三島由紀夫について議論している
というエピソードが出てきて、しらけてしまった。
その個所までは、〔なかなか日本についてよく理解しているインド人だな〕
と思っていたのだが、そこに至って、
〔おそらく日本人訳者が真の著者であり、
〝著者〟として名を出しているインド人は架空の人物なのだろう〕
としか思えなくなった。
著者がインド人だとしたら[冷静な部外者の客観的評価]と思える記述でも、
著者が日本人だとしたら[オヤジの繰り言]としか思えなくなってしまう。
日本の飲酒社会についての観察などなかなかおもしろかったのだが、
このトリックのせいで、価値が半減してしまっている。惜しい。

526:世界@名無史さん
06/11/26 08:43:50 0
大江と同様、日本を貶めて自己満足する人種なのだ。

527:世界@名無史さん
06/11/26 09:24:58 0
>>525
そのインド人は英語が読めないの?それとも釣り?

528:世界@名無史さん
06/11/26 09:55:40 0
10 名前:ジギー 投稿日:2003/03/19(水) 00:05:11
7の本も実は訳者の創作という説がありますね。(確か新潮で取り上げられた)
インドの日本研究者の間では全く存在すら知られていなかった本らしい。
確かに短期間の滞在で、後半の三島論など研究者でもない人があれだけ日本を洞察できるのは不思議。
中身はかなり面白いのですが、本当にインド人が書いたのか疑問大。
モノホンのインド人、早く滞日記を出してくれ!

11 名前:UTM 投稿日:2003/03/22(土) 20:52:12
>10
この説は知らなかったので驚きました。もうそうだとすると見事に騙されました!気持ちいいくらい(笑)。
騙すならこれ位巧妙にやってほしいですね。

というわけで、ちょっと調べてみました。

まずシャルマ氏が実在するか簡単に調べてみると・・・

モハンダス・カラムチャンド・シャルマ Mohandas Karamchand Sharmaで検索してみても、件の本以外、
それらしい人物は引っかかってきませんね。
2年近く日本にいて、業界紙とか専門誌とかにも何も書き物を残していないというのは疑問ですから、
何か引っかかってきてもよさそうに思います。英語で引いてもそれらしい人物は引っかかりませんね。うーん。

もしかするとこの「M.K.シャルマ」という名前自体、ペンネームという可能性もありますが、
これ以上は発信側(著者、訳者、出版社)の仕事でしょう。


529:世界@名無史さん
06/11/26 09:56:19 0
12 名前:UTM 投稿日:2003/03/22(土) 20:52:52
> (確か新潮で取り上げられた)

新潮関係では見つかりませんでしたが、

週刊朝日誌・村井重俊 「インド人の日本体験記『喪失の国、日本』(文藝春秋)著者ホントにいるの?
「翻訳者が書いた?」と業界から疑問の声」(週刊朝日2001.6.15)p.146-147

という記事がありました。内容はジギーさんが書かれているものと似ていますから、これのことでしょう。
朝日vs文春というライバル関係の両者ですから、内容・表現もちょっと割り引いて見た方がいいかも知れませんけど、
山田和さんに直接取材した際に、原著、英訳原稿、著者の写真など一切出てこない、
現在は著者と連絡も取れない、というのは致命的ですね。

「本当かうそかと言われれば、本当だと答える以外にありません」
と答えてらっしゃるので、そう信じたいのですが、現状(科学でいえば追試できない状態)だと
「ノンフィクション」としては限りなく疑わしい作品と言わざるを得ないですね。



530:世界@名無史さん
06/11/26 11:12:46 0
>>511
日本軍が国民党を攻撃して弱体化させて、結果共産党が中国の支配者になったのだから
何も間違ってないだろ。
日本との全面戦争になる前は国民党が共産党を追い詰めていたわけだし。

531:世界@名無史さん
06/11/26 13:13:28 0
>>526
大江は別に日本を貶めて等いない。
単に右翼的思考とかけはなれた位置にいるだけ。

532:世界@名無史さん
06/11/26 14:55:48 0
だったら沖縄で捏造なんてするかよw

533:世界@名無史さん
06/11/26 14:58:09 0
中華の属国

534:世界@名無史さん
06/11/26 15:02:05 0
>>530
蒋介石が日本軍に喧嘩を売ったんだよー。
その結果、日本にボコられたからって日本の所為にしないように。

彼は、満州をアカに渡さず堅持していた日本の軍事力に感謝すべきだよ。

535:世界@名無史さん
06/11/26 17:25:57 0
>>534
日本が国民党政府の同盟国で、その要望に基づいて満洲に軍を駐留させてたならともかく
勝手に侵攻して傀儡国家を建設してたんだぞ。感謝する理由になどなるわけがない。
大日本帝国は中国人の為に善意で満洲国を建設したのかね?日本本土(まあその前に朝鮮か)
防衛の為の盾として作ったものだろう(五族共和云々を言うなら、満洲国国民に政権を選択ことが
できなかったのはどういう訳なのかな?満洲国首脳やその政策は選挙の結果選ばれたのかね?)。
それに、アカに渡さず堅持などしてたかね?1945年の8月に起きたことは無視かね。
また日本侵攻以前の満洲が共産主義勢力の切実な脅威にさらされてたならともかく、
それなりに強力な軍閥がしっかり勢力を築いていたのだし(彼らは航空戦力まで持っていた)
日本が満洲を守ったとは到底言えないと思うがね。
蒋介石だって当初は共産主義勢力の打破を日本排除より優先しようとしていた。
それを後ろから撃つような真似をしたのは日本じゃないのかな?


536:世界@名無史さん
06/11/26 17:28:42 0
>>535
サヨはキモいからこないでねw

537:世界@名無史さん
06/11/26 17:30:38 0
>>535
馬鹿じゃないのか?
ひとつの国家が善意だけで国家を作るわけないだろう。

日本の国益のために満州の地に安定した近代国家が必要だった。
そのために莫大な犠牲を払って満州国を建国した。
そして日本の国益を求める範囲内において、周辺地域よりも善政を敷いた。
だから周辺の満州人をはじめ、漢族や朝鮮人(当時は日本人だが)がそこに住み
近代国家が作られてゆく様を体験した。
それだけのことだ。
そこへテロや虐殺を行い、治安を悪化させたのが共産ゲリラ。
これを駆逐するために動いたのが日本軍。

文句あるのか

538:世界@名無史さん
06/11/26 17:33:36 0
日本の大陸進出は戦略としてどうかとは思うが(アメリカ軍のイラク占領をみれば、不安定地域に関与することのデメリットは分かる)、
日本の意図とその手法は理解するべし。

戦後60年経っているのだから、歴史としてみろ。
感情論やイデオロギーを持ち込む必要はない。

539:世界@名無史さん
06/11/26 17:41:39 0
朝鮮族の村がぽつぽつあったきりのだだっ広い荒野を
「中国は東北で持つ」と毛沢東に言わしめた
肥沃な穀倉・重工業地帯に生まれ変わらせたんだが
それで十分幸せじゃね? どれほどの資源人材資本の投入があったんだよ

「選挙」とかいうけど、政情が安定してなけりゃ何も任せようがない
民主主義採用しようにも基盤がなけりゃいかんともしがたいが?

対ソは関東軍駐留してりゃ抑止効果は十分だったんじゃね?

8月の件は兵站・戦意崩壊してたところに一方的な侵略があったということだが、
責められるべきは日本か?

中原は軍閥政権ができ三親日政権・国民党・共産党の共立状態だったんだが?

>それを後ろから撃つような真似をしたのは日本じゃないのかな?
じゃなんで虐殺事件が起きたんだよww

540:世界@名無史さん
06/11/26 17:58:30 0
>>537>>539
治安の確保なら現地人の軍と警察にやらせるべきなんだよ。ゲリラは民衆のなかに
逃げ込む。それを駆逐できるのは同じ文化環境で育った現地人だけ。いくら戦闘能力
が優秀でも、外国の軍隊にゃできっこない。ベトナム戦争や今のイラクが実証してるだろう。
外国軍の支援が必要だとしたら、それは訓練や装備の供給。あからさまに不味いやり方問題を
解決しようとしといて>彼は、満州をアカに渡さず堅持していた日本の軍事力に感謝すべきだよ。
なんて言うセンスが不愉快なんだよ。非護衛対象の同意なしに身を守らんとして付きまとったら
ただのストーカーだ。警察呼ばれても文句は言えまい。
>>538
感情論やイデオロギーを持ち出したのは>>534のほうだろう。こっちは現実の結果をベースに話を
してるんだから。
>>539
1945年8月当時、満洲国防衛の責任は日本にあったんだぞ。>兵站・戦意崩壊してるような軍隊しか
なかっただから責任は充分にあるよ。お前にゃ育てられないって子供を取り上げておいて、その子
をネグレストで死なせたようなもんだ。

541:世界@名無史さん
06/11/26 18:07:27 0
本音と建前が全然違うのはむしろ支那人だがな
オーベイには見分けがつかんらしい&特アが嘘の情報を流していると思われる

542:世界@名無史さん
06/11/26 18:14:27 0
特アなんておおざっぱに言ってると、分析能力の欠如と看做されるよ。
北朝鮮の嘘の情報は支那共産党を混乱させもするし、逆もまた真。

543:世界@名無史さん
06/11/26 18:24:16 0
>>535
満州は日本人勝ちを流して、ロシアから守った土地です、中国にただで渡すわけなかろうが。
どこまで都合がいいんだか。
満州が、中国の土地だと言うなら、中国がロシアと戦争して守ればよかっただろうが。
そしたら、日本は手も出さないし、文句も言わないよ。

544:世界@名無史さん
06/11/26 18:25:13 0
>>535
満州は日本人が血を流して、ロシアから守った土地です、中国にただで渡すわけなかろうが。
どこまで都合がいいんだか。
満州が、中国の土地だと言うなら、中国がロシアと戦争して守ればよかっただろうが。
そしたら、日本は手も出さないし、文句も言わないよ。

545:世界@名無史さん
06/11/26 18:29:28 0
張作霖を縛殺したのはロスケだという罠

546:世界@名無史さん
06/11/26 18:32:27 0
>>540
つまり、
「歩行器で歩けるくらいまで育てた子供が凌辱された。
それはその保護者の日本が悪い」と。

「未熟児のままほっとけば凌辱されなかったんだから。」

547:世界@名無史さん
06/11/26 18:46:31 0
国家を擬人化するからおかしくなる。

548:世界@名無史さん
06/11/26 18:46:51 0
皇帝でさえ仮住まいだった状態では、歩行器で歩けるとまでは言えないなァ

549:世界@名無史さん
06/11/26 18:51:25 0
クェートはアメリカ人が血を流して、イラクから守った土地です、
クェートにただで渡すわけなかろうが。
どこまで都合がいいんだか。

550:世界@名無史さん
06/11/26 18:53:32 0
大豆の油かすが主要産出品だったが、張作霖が露骨に商売の邪魔をしてきたんだよ。

551:世界@名無史さん
06/11/26 18:54:32 0
必死だな、、

552:世界@名無史さん
06/11/26 18:56:34 0
m9(^Д^)プギャー これってどういうときに使うんですか?また、このm9ってなんですか?

553:世界@名無史さん
06/11/26 19:01:20 0
トレンディブログ ( ´_ゝ`)フーン

554:世界@名無史さん
06/11/26 19:06:26 0
>>543
日露戦争以前の満洲はロシアの勢力圏で日本のものじゃありませんでした。
現地人の利害や意向を無視した戦争の結果、日本の勢力化になったのです。
ようするに勝手に手をだして文句まで言ってるのですが、あなたはどういう
歴史を勉強したんですかねえ。

555:世界@名無史さん
06/11/26 19:08:46 0
>>552
m9(^Д^)プギャー

556:世界@名無史さん
06/11/26 19:36:19 0
>>537
善意だけで国家を作るわけがないのなら、くだらない御託は言わないことだな。(w
感謝しろってアホだろお前。
あげく、なんか切れてるしキモイ。典型的なウンコの臭いが漂ってきそうな糞紆余。

紆余クソのダブスタぶりは、左翼も真っ青。

557:世界@名無史さん
06/11/26 19:48:27 0
あらまあ、サヨは下品ね。


558:世界@名無史さん
06/11/26 19:50:23 0
肛門期民族の人じゃないの?
糞に執着があるみたいだし。

559:世界@名無史さん
06/11/26 20:19:17 0
満州国が存続していれば、満州語、満州文字、文化、歴史が残ったのに、
満州族は完全に滅んじゃったよなw

大日本帝国が残っていれば、日、台、朝、満の3億超の大経済圏が欧米を圧倒していたのになぁ~

560:世界@名無史さん
06/11/26 20:52:48 0
別に満州人が根絶されたわけでもないと思うが

561:世界@名無史さん
06/11/26 22:06:22 0
『近代日本の誕生』(イアン・ブルマ、ランダムハウス講談社)に、

「1920年は、多くの日本人には最良の年であった。よその国が世界の反対側で
始めた第一次世界大戦が、思いがけない幸運をもたらしてくれたのだ。西欧列強が
資源と数百万の若い人材を戦争に注ぎ込む中、日本は船を建造し、繊維製品を
輸出し、工業機械や鉄道車両を造り、ヨーロッパに軍需品を供給した。戦争が
終わるころには日本は大戦景気に沸き、上は三菱や住友などの大財閥から、下は
無数にある中小の工場まで、産業界全体が潤った。これに加えて日本も戦勝の
おすそ分けにあずかった。連合国として参戦し、ドイツが中国と南洋諸島で
持っていた権益を引き継ぎ、植民地帝国を拡大したのである」

とあるんだが、ヨーロッパ諸国が自らの愚かしさのせいで第一次世界大戦を始めて
しまい、そのために偶然日本が好景気になったからといってこういうことを
書くのは逆恨みではないのか?
それと、欧米諸国がベルサイユ講和会議で日本が提出した人種差別撤廃宣言の
採択を妨げたことには触れていないのもアンフェアだな。

562:世界@名無史さん
06/11/26 22:35:48 0
その記述だけを見れば別に逆恨みとかそういう感じは受けないけど。

563:世界@名無史さん
06/11/26 23:08:15 0
満州人に金帝国や大清帝国を創る気概はもうないのだろうか…。
1千万人もまだ生き残ってて何も出来ないとは。

564:世界@名無史さん
06/11/26 23:48:59 0
>>563
スレ違いなのでこちらでどうぞ。
スレリンク(whis板)l50
偉大なる北アジアの歴史

565:世界@名無史さん
06/11/27 00:50:46 0
>530
仮に、蒋介石が政権を取ったとしても、資本主義は速やかに発達することはないはずだ。
なぜなら、中国の自給的宗族社会と市場経済はあまり合致しないからだ。
そして、さらに重要な視点として、中国は当時、常に人口に対する食料供給力が需要に対して
圧倒的に不足しており、その少ない富の供給を巡って激しい権力闘争や粛清が起きるのは目に
みえているということだ。
そうなると、蒋介石政権は超独裁政権とならざるを得ず、資本主義や民主主義は遠のくだろう。


566:世界@名無史さん
06/11/27 00:53:38 0
>530
仮に、蒋介石が政権を取ったとしても、資本主義は速やかに発達することはないはずだ。
なぜなら、中国の自給的宗族社会と市場経済はあまり合致しないからだ。
そして、さらに重要な視点として、中国は当時、常に人口に対する食料供給力が需要に対して
圧倒的に不足しており、その少ない富の供給を巡って激しい権力闘争や粛清が起きるのは目に
みえているということだ。
そうなると、蒋介石政権は超独裁政権とならざるを得ず、資本主義や民主主義は遠のくだろう。


567:世界@名無史さん
06/11/27 00:55:11 0
>530
仮に、蒋介石が政権を取ったとしても、資本主義は速やかに発達することはないはずだ。
なぜなら、中国の自給的宗族社会と市場経済はあまり合致しないからだ。
そして、さらに重要な視点として、中国は当時、常に人口に対する食料供給力が需要に対して
圧倒的に不足しており、その少ない富の供給を巡って激しい権力闘争や粛清が起きるのは目に
みえているということだ。
そうなると、蒋介石政権は超独裁政権とならざるを得ず、資本主義や民主主義は遠のくだろう。


568:世界@名無史さん
06/11/27 00:56:28 0
>530
仮に、蒋介石が政権を取ったとしても、資本主義は速やかに発達することはないはずだ。
なぜなら、中国の自給的宗族社会と市場経済はあまり合致しないからだ。
そして、さらに重要な視点として、中国は当時、常に人口に対する食料供給力が需要に対して
圧倒的に不足しており、その少ない富の供給を巡って激しい権力闘争や粛清が起きるのは目に
みえているということだ。
そうなると、蒋介石政権は超独裁政権とならざるを得ず、資本主義や民主主義は遠のくだろう。


569:世界@名無史さん
06/11/27 01:14:10 0
nanda?

570:世界@名無史さん
06/11/27 02:14:09 0
>>554
意味わかんね。
どちらにしても、漢族のものじゃないだろ。
そう言えば日本支配化の満州に中国移民が殺到したな、あれはなんだったんだろう。

571:世界@名無史さん
06/11/27 02:15:33 0
スレタイ復唱!

572:世界@名無史さん
06/11/27 02:18:06 0
漢族のものでなければ日本民族のものですらないんだが・・・。
それに漢族のものでないから中国領でないと言うのも実に意味不明な理論です。
当時の日本は日本民族のものですらないのに樺太千島や
琉球、台湾、南洋を領有していました。
日本民族のものですらないのに樺太千島、琉球、台湾、南洋の領有が許されるのであれば、
別に漢族が満州を領有していても別に問題はないと思うのですけど。
満州国は満州民族の独立運動によって成立した国と言うより、
日本が自らの権益を確保する為に独立させたと言っても別に誤りはありませんし。
つまり満州民族自体は中国からの独立を望んでいた訳ではないのですね。

573:世界@名無史さん
06/11/27 02:21:30 0
満州は日本民族のものでないので、
日本民族が満州をどうこうできるものではありません。
無論、満州民族の意思によるものですらないのに勝手に分離独立させるのは論外です。

漢族のものでないと言うのなら、日本民族のものですらありませんから、
満州国を成立させるような真似なんて到底、許される訳がありません。
満州をどうこう扱う権利なんて日本民族にはないのですから。

574:世界@名無史さん
06/11/27 02:26:04 0
漢族のものでない・・・だから中国が満州を領有するのは許されないと言うのなら、
当時の日本はどうなるんだよ。
琉球、樺太千島、台湾、南洋、関東州なんて日本民族のものではないしさ。
日本民族のものですらない所を日本は領有していたんだぜ?
とてもじゃないが当時の日本が漢族の満州領有に難癖をつけられるほどに
偉そうな事を言える立場ではなかっただろう。

特に満州は日本民族のものでは御座いませんので、
日本民族が満州をどうこうする権利はないです。

575:世界@名無史さん
06/11/27 02:35:57 0
わかりました日本のみなさん、所詮倭人ごときが中華4千年の歴史を背景に書いている
私にかてはしないんですよ。

576:世界@名無史さん
06/11/27 03:41:54 0
>>573
>>574
だから、血を流してあの地の権利を手に入れたのが当時の日本なの。
血を流さない奴、戦わなかった奴には何も言う権利はないんだよ、そう言う事。
権利は血を流して、戦って手に入れるものなの。
どっちにしろ、日本が戦わなかったら、ロシアのものだったんだから、中国は全然関
係ないだろ。
で、今満州を手にしてる、中国は漁夫の利だったな、まるで、ハイエナだよな、中国。
そういう、政治的な立ち回りのうまさのすごさは、さすが中国4千年の歴史ってか。
戦争は弱いけどな。
俺の言ってること、わかんないかね。

577:世界@名無史さん
06/11/27 03:50:22 O
>>574
琉球は古くから日本民族の土地。
「琉球民族」など存在しない。幻想だ。

578:世界@名無史さん
06/11/27 04:21:07 0
>>576
血を流さない奴、戦わなかった奴には何も言う権利はないんだよ

なるほど おまえは言う資格ないのに何えらそうに主張しているの?
しょせんネット右翼のくせしてw

579:世界@名無史さん
06/11/27 04:52:17 0
>>578
ついに、まともな反論できなくなったか。
悔しかったら、もう少しましな論をたてたまえ。

580:世界@名無史さん
06/11/27 07:33:40 0
血を流さない奴、戦わなかった奴には何も言う権利はないんだよ =侵略だよなあこれって

581:世界@名無史さん
06/11/27 07:35:40 0
沖縄の地名は、古来より沖縄。

琉球は支那の王朝による朝貢時の呼称にすぎず、それを受けたのは、沖縄島単体でしかない。
先島などは含まれない。

琉球の名は、沖縄の主体性に合致しないばかりかこれを否定する。
琉球の名は、先島尖閣を内包しない。
琉球の名は、今日、共産支那による沖縄島侵略の口実以外には機能しない。

582:世界@名無史さん
06/11/27 08:53:51 0
『琉球独立党』の背後に何がいるか、凄く解りやすいですね。

583:世界@名無史さん
06/11/27 09:34:32 0
いくらニートのウヨが鼻息荒く語ったって、スレ違いじゃどうしようもないな

584:世界@名無史さん
06/11/27 10:10:55 0
>>581 つまり、国境というものを否定するわけね。

585:世界@名無史さん
06/11/27 12:09:51 0
民族の概念を突き破る超国家、それが帝国だよ。
民族によっては支配された方が幸福な部族や民族がいる。
そういう意味では沖縄は中国やロシアより早く征服してありがとう。
と感謝してほしいぐらい。

586:世界@名無史さん
06/11/27 12:11:28 0
ここ何ていう「東アジアニュース+」板???

587:世界@名無史さん
06/11/27 13:13:27 0
>>586
現状の2ちゃんねるにおける三大厨板は
・東アジアニュース+
・地理お国自慢
・VIP

588:世界@名無史さん
06/11/27 13:13:56 0
ということにしたい小夜

589:世界@名無史さん
06/11/27 13:17:53 0
>>530
>>535
が変な火をつけ加油したね

590:世界@名無史さん
06/11/27 13:29:23 0
>>535
アメリカインディアンやアラブ人、黒人らが自由に所属を選べたとでも思っているの?
それに、日本が清国と二国間条約によって獲得し建設した。
国際法上合法であり、何の問題も無い。

591:世界@名無史さん
06/11/27 22:28:50 0
>>587
厨房板の住人はそれを見て何も思わないのか。
存在自体が無意味な物となっているのに。

592:世界@名無史さん
06/11/28 00:58:42 0
ユン・チアンの「マオ」を読んで思うのは、彼女は毛沢東に責任を着せすぎだという事。
まるで毛沢東がいなければ中国はばら色だったと言わんばかりだ。
だが、実際は、巨大な人口を養う富の供給が需要に対して不足しすぎた結果、毛は自らの
地位を維持するために権力闘争を展開したにすぎず、毛個人に責任を帰させるのは間違いだ。

そもそも中国は歴史的に供給が需要を上回ったことはほとんどなく、これが度々内乱や粛清などを
引き起こす原因となっていたのだ。
そう考えると、日本の満州支配は褒める必要はないものの、必ずしも徹底的に批判されるものでは
ないはずだ。日本は満州に膨大な資本財を投資し、富を落としたことにより、中国史上では珍しく
安定期を迎えていたのだから。

593:世界@名無史さん
06/11/28 01:00:35 0
中国は国がでかすぎるんだよな。日本を同列に語られてはたまらん

594:世界@名無史さん
06/11/28 08:24:00 0
>>592
しかし、今度、中国が破局するときは日本も巻き込まれるぞ。
これは、たまらん。
だれだ、中国を援助して助けたバカは。
毛沢東が文化大革命やらかしたとき、一度、破滅させて徹底的に人口減らしておけばよかったのに。
で、その後は、ばらばらにして農業国として低成長国家群にする。
もう手遅れだが。
日本による農業工業など、すべての分野にわたる中国への資金、技術の援助は中国の破局を先へ
伸ばしたけど。
でも中国って歴史的にみても結局、人口資源の過剰需要をコントロールできない国なんだよね。
それで、何度も大破局を迎えている。
今度の破局は地球全体を巻き込む規模になるだろうから、怖いよ。

595:世界@名無史さん
06/11/28 09:53:28 0
>>590
1931年には清国は滅んでいたし、国際法的に問題ないならなぜリットン調査団の
報告をうけて、日本は国連を脱退することになったのかな?

596:世界@名無史さん
06/11/28 13:10:29 0
>>595
当時の日本も人口過剰で、棄民政策はどうしても必要だったから。
棄民先としては、朝鮮、満州、南米などだけど、大口の棄民受け入れ先としては
満州が便利。

597:世界@名無史さん
06/11/28 16:50:08 0
まあ、リットンは日本に同情的だったが。
シナ人は約束もルールも守らんからな。
ただし、それは奴等のモラルが低いという事ではない。シナ人にとってモラルとは、
自らの一族の利益を最優先させる事なのであり、法や約束を尊守する事ではなかった。
そのため、各一族が自らの利益を求めてバラバラに行動する事になり、これが日本を
混乱させたのだ。
これは今のイラクやアフガンも同じである。部族や宗族社会とは、法よりも血縁を徹底的に
優先させる社会であり、まとまりのないバラバラ社会といえる。

598:世界@名無史さん
06/11/28 20:19:17 0
中国側はまったく約束を守らないくせに日本側の国際法云々だけ問題にしてるバカがいたな。
これぞ、詭弁きわまれりだな。

599:世界@名無史さん
06/11/28 20:36:42 0
>>596
それも結局日本の都合であって他国にとっては知ったことじゃないシナ。

600:世界@名無史さん
06/11/28 20:38:26 0
600ゲット

601:世界@名無史さん
06/11/28 20:38:34 0
日本の都合の話をしてるんだろ?

602:世界@名無史さん
06/11/28 21:01:55 0
日本の都合をはなすのなら、常任理事国であった国際連盟を脱退してまで
退路を塞ぐ馬鹿な外交をたたくべきでしょ。

603:世界@名無史さん
06/11/28 21:13:31 0
さ て 、そ ろ そ ろ ス レ 違 い っ て 事 に 気 づ こ う か

604:世界@名無史さん
06/11/28 21:53:53 0
中国人はまず、約束を守りましょう。
子供のしつけと一緒ですね。

605:世界@名無史さん
06/11/28 22:50:42 0
必見です。一人でも多くの人に見ていただきたい感動的な名篇です。

URLリンク(kandoflash.com)



606:世界@名無史さん
06/11/28 22:56:19 0
都合が悪くなったとたんにスレ違い発言だす酷使さまに大笑いです

607:世界@名無史さん
06/11/28 23:21:43 0
>>603


スレ一覧で上位30位以内ぐらいに入っていて、この手のスレタイだとこうなるのは自明の理。
ブラウザとかで開いてすぐ目に入るようなところにあるとね。実際上のほうにあるのは
その手の人間が好きそうなタイトルばかり。満州国だ天皇だウヨだナチスだ朝鮮だとか



真面目なちゃんとした学問系の板らしい論議がしたければもっと地味なタイトルのスレで
下のほうでじみーにやるしかない。このスレはすでに手遅れなわけで。

608:世界@名無史さん
06/11/28 23:26:12 0
ほんまにねえ・・・

609:世界@名無史さん
06/11/29 00:17:02 0
>>594
中国が共産党時代に破局していたとしても、原爆やらなんやら持っていたわけで
大問題だっただろうな。
ソ連が出張ってくる可能性はかなり高いし。

紆余ちゃんかどうか知らんけど、変な妄想はやめようね。

610:世界@名無史さん
06/11/29 00:19:55 0
>>607
キチガイのキチガイたる所以は、こういうところにまで出張って、
どこぞで仕入れてきたヴァカ理論を垂れ流すところなんだよな。

極東や+でもまだ飽きたらず、折伏しにきやがる。(w

脳がいかれてるとしか思えないのだが、本人達は自分の行動を
どう理解してるんだろうな。

611:世界@名無史さん
06/11/29 00:55:56 0
>>609
最近の中国の資源買占め振りを見る限りすでに、破局への序章は始まっている。
中国は行くところまで行って、一挙に崩壊するだろう。
その繰り返しが、中国の歴史だ。
破局するなら、まだ当時のほうが良かった。
それに、原爆ももともとは失政を穴埋めするために無理やり持ったんだろ。
今の、北朝鮮みたく。
しかも、日本人科学者が相当協力してる。
やはり、日本人バカだ。

612:世界@名無史さん
06/11/29 01:31:40 0
>>611>>610が読めないらしい。文盲なのかな?

613:世界@名無史さん
06/11/29 03:03:45 O
先島は(元は奄美も)は琉球の属領っていう扱いだったよね。
含まれないは言い過ぎでは。
琉球の名が沖縄の主体性を否定するというのは同感。

614:世界@名無史さん
06/11/29 08:13:27 0
IDがないとポジショントークがそれと認識しがたいね、、

615:世界@名無史さん
06/11/29 11:33:59 0
>>607
地味なスレをどんどん上げるという手もあるけど

616:世界@名無史さん
06/11/29 19:49:12 0
>>613
侵略された先島が琉球に含まれるなら琉球にせよ沖縄にせよ日本に内包されるわな。

琉球は否定される。

617:世界@名無史さん
06/11/30 08:55:05 O
↑以上が、外国人の見た日本およびアジアの歴史 です。
正しい歴史は「中国の正統な皇帝が助けを求めてきたので、賊徒(賊軍・反乱軍)である今の台湾政府と日本は戦った」となります。
清王朝が中国の帝位を引き継いだことを認めるならば、ラストエンペラーが日本に逃げ込んでからは、日本軍が正義の軍隊で、あちらが賊軍です。
まぁ、当時の西洋かぶれしていない人の感覚だけど。
(o^_^o)V

618:世界@名無史さん
06/12/03 17:18:39 0
>>58>>61>>62
>細かな模索の連続でいつの間にか社会構造が変わっていたりする。

ホリエモンや村上は、将来平将門のような存在にとして位置づけられるかも
しれない。
彼らは失敗したが、結局社会変革に向けての大きな流れは後戻りしなかった
という具合に。

619:世界@名無史さん
06/12/03 18:16:21 0
いや別に奴等は社会を変革しようとして何かしたわけじゃないだろ
ただの経済事犯だよ

620:世界@名無史さん
06/12/03 20:00:13 0
むしろ、2.26事件の青年将校みたいな捨て駒組かと。
本人が気づいてるかどうかは知らないが。

621:世界@名無史さん
06/12/03 23:44:26 0
総会屋としての位置づけなら、村上など陳腐な手合いだが

622:世界@名無史さん
06/12/08 14:37:30 0
URLリンク(tokushima.cool.ne.jp)
ウイリアム・ウイリス William Willis(1837-1894)

日本の役人が交際のさいに多用する〈言い逃れ〉、このことから生ずる諸外国の
〈不信〉ではなかろうかと思います。・・・ そもそも日本人のやることが、
わたしに理解できた試しがありません。かれらは、確固とした目標のごとき
ものを、ほとんどもっていないからです。・・・そうだからと言って、日本人が
知性に欠けているわけではなく、かれらは礼儀正しいし、敢えて言うならば、
立派な言葉を語り、立派な態度を装いながら、人を欺く能力をもっています。
かれらは、自分たちの本当の気持ちを見事に隠し通す技術を身につけています。
かれらは、いわば外交的な手段で、つまり狡猾な方法で、目的を達成することに、
大きな喜びを感じています。個人として見れば、日本人は礼儀正しく、しかし
移り気なところがあり、陰口が好きで、興奮しやすく、感傷的になり勝ちです。
かれらは、すばらしい相棒ですが、友人としては信用しかねます・・・。

623:世界@名無史さん
06/12/08 15:20:02 0
>>622
マテオ・リッチが明朝時代の中国人について、ほぼ同じ報告をしてたな。
ラザフォード・オールコックも日本の役人は公的には策士だが私的には
善人だと『大君の都』に記述していた。西洋人にも見られる人間的特徴
の一部を過度に東洋人特有のものとして一般化するのは西洋人の悪い癖だ。
まだ東洋人を『他者』と看做して差別した時代の報告だから仕方ないが。

624:世界@名無史さん
06/12/08 15:57:11 0
>>622
それどこの国も一緒なんだけどな

625:世界@名無史さん
06/12/08 18:59:14 0
それは、特定の民族の行動パターンというよりは、
[大きな組織に所属していて自分では決定権を持たない人]
の行動パターンを描写したものだな。


626:世界@名無史さん
06/12/08 19:15:40 0
「日本の大勢の教養ある人々は内心、自身でも十分に自覚していない中国に対する
文化的な引け目を感じている。知っての通り、日本の文字と文化、芸術の大部分
および儒教は中国に負っている」
「第二次世界大戦の全面的敗北ののち、日本人は驚異的な経済復興に成功した。
その結果、1970年代と80年代初期に現れたのが無理からぬ経済的優越感で、それで
文化的なコンプレックスと罪悪感が相殺された」
「日本の友人は、世界にわずかしかいない。その原因は、一部は世紀を越えて
続いた徳川時代の鎖国にまで遡るべきであるが、大部分はもっとのちの帝国主義
時代にある。日本はこの時、隣国のすべてにひどい仕打ちをし、それを隣国は
いまも覚えている。だがもっと決定的なのは、日本人が征服や犯罪行為をあった
こととして認め、それを遺憾に思うことができないところにある」

          『大国の明日』(ヘルムート・シュミット、朝日新聞社)

627:626
06/12/08 19:25:39 0
かなり多くのアメリカ人と、ヨーロッパ知識人の一部の人々(それに何人かの
ドイツの緑の党員たち)は、中国に対して民主主義と人権問題に関して咎める、
というよりは激しく非難するのは道義上、正当と見なしている。しかし
彼らには、数千年にわたって培われてきた異なった文明への敬意が欠けている。
さらに欧米文化の苦難に満ちた発展過程と自国史の中にも、同様に恐るべき
暗い影の部分があるという自覚も足りない。中国人を批判する者は、わずか
数世紀前にアメリカ・インディアンを根こそぎにしたことや、奴隷制度、
アメリカ南北戦争、ベトナム戦争、そしてナチ時代のことを想起すべきである。

628:世界@名無史さん
06/12/08 19:44:16 0
>>622
そりゃ、役人=武士は嘘つきだからだろ。
儒教的精神がしみついている階層だからダメ人間ばかりだ。
そういうのの特権を廃したからこそ明治以降発展したんよ。

629:世界@名無史さん
06/12/08 20:08:30 0
儒教的精神の忠義やら何やらはその後の国民道徳となっていったわけですが。
他になかったから、とりあえずみんな武士にしちゃえってのが明治政府の方針。

630:世界@名無史さん
06/12/08 21:52:54 0
江戸以前にも忠孝などあったはずだし、
天皇制はその擬制をとっていたんじゃ?
拡張された家父長的な

田原の受け売りなんで分らんけど

631:世界@名無史さん
06/12/09 01:50:42 0
シュレーダーといいシュミットといい、ドイツ人という奴は……。
それよりも我国の根拠無きドイツ幻想こそが問題なのだが。
いくら是々非々といってもユーハイムを持ち上げている場合かと思う。

632:世界@名無史さん
06/12/09 02:12:09 0
>江戸の日本は後のソ連邦またはクメール・ルージュのカンボジアと
>比較することすらできる

633:世界@名無史さん
06/12/09 06:15:05 0
ここまで見てきて一言。


所詮外国人か

634:世界@名無史さん
06/12/09 12:31:23 0
日本語が読めないくせに、偏向した二次資料をお互いに相互参照して
更に偏見を強めあうって、嫌韓厨そっくりだなしかし。

635:世界@名無史さん
06/12/09 12:32:58 0
ドミニク・リーベン『帝国の興亡(上)』(日本経済新聞社)

「日本が満州で10年間に投下した資本は、イギリスが二世紀におよぶインドでの
帝国支配で投下した分よりも多かった」のである。もっとも、インド人の民族
主義者が、イギリスの工業政策の欠如を批判したからといって、その代わりに
日本型の植民地開発を歓迎したかどうかについては議論の余地がある。

636:世界@名無史さん
06/12/09 12:42:00 0
ドミニク・リーベン『帝国の興亡(下)』(日本経済新聞社)

ソ連工業の発展と似た事例をロシア以外に求めるのであれば、おそらく
西洋の帝国主義ではなく、満州と朝鮮で進められた日本の政策を見る
必要があるだろう。
ソビエト体制と同じく、日本もある程度、自分たちの帝国をひとつの
統合体として認識し、日本の経済力を増す努力の一環として満州と朝鮮の
工業化を推進した。また日本はある程度、人種的、文化的に同一性の高い
地域(少なくとも第二次大戦で東南アジアを征服するまで)のなかにいたので、
日本の帝国は大英帝国よりも均質的で、統合されてもいた。しかし、本国と
植民地の周辺との格差は、ソ連よりも日本の帝国のほうがはっきりしていた。
日本の帝国においては日本人以外は常に公然と、また明白に二流市民であった。
植民地を支配したのは日本の官僚や将校であり、日本人以外は誰一人、東京で
重要な地位に就けなかった。これとは対照的に、ソ連では各共和国の
出身者がその共和国の役職を支配したり、ロシア人以外が政治局員を
務めたりもしていた。

637:世界@名無史さん
06/12/09 14:48:15 0
>日本が満州で10年間に投下した資本は、イギリスが二世紀におよぶ
時代が違うのに比較しても無意味w

638:世界@名無史さん
06/12/09 15:06:37 0
>>636
高級軍人や学者や議員になった朝鮮人が大勢いたのに
官僚では知らんが

639:世界@名無史さん
06/12/09 15:51:00 0
当時の台湾・朝鮮は、日本であっても文化が違う上に開発途上という事で憲法の及ばない地域。
明治期の北海道・沖縄と同じような扱いだからな。満州は一応、日本じゃないし。

日本の同化政策とロシアの広すぎる国土を統治する手法を比べてもなぁ。

640:世界@名無史さん
06/12/09 15:53:51 0
>>638
本籍地によって内地人と外地人は区別されてて
扱いは明確に違うし。
間違っては無い。

641:世界@名無史さん
06/12/09 19:04:38 0
日本は白人女性目当てで戦争してるだけだよ

右翼もかなり間接的な形でしか表現しないけどそれが真実

あの戦争は可愛い娘ちゃんを強姦しようとしてアメリカに原爆落とされたとい
うこったな

よしのりも認めざるを得ないだろう

あれだけ白人に固執してることが何よりの証拠

何より靖国にいる糞英霊には白人女性の数を激減させてくれてどうもありがと
うという他無いね

642:世界@名無史さん
06/12/09 19:25:35 0
ドミニク・リーベン『帝国の興亡(下)』(日本経済新聞社)

1890年代になると、ロシアの矛先は極東での膨張に向けられるようになり、
中国や日本との衝突が発生した。ロシアは1897年に、まず日本軍を旅順港
から追い出し、次にヨーロッパの同盟を利用して旅順港を中国から奪い
取ろうとした。その際、ロシア外相のM・N・ムラビヨフ伯〔1845~1900。
極東政策を推進し、1898年には清朝から旅順・大連の租借権などを獲得〕
はこう主張した。「東洋人がことのほか腕力や武力を尊ぶことは、歴史が
教える通りである」。しかし、この場合の東洋人、つまり日本人は、自力で
やり通す能力があることを示し、1904年から05年にはロシアの帝国主義に
大打撃を与え、さらに1941年から42年にかけて大英帝国に対しても再び
成功を与えた。

643:世界@名無史さん
06/12/09 19:30:44 0
URLリンク(www.j-world.com)
クリントン政権の対日外交が、リビジョニストと呼ばれる一群の米国知識人の、
ある特殊な日本理解に基づいていることである。それは真面目につきあうには
がっかりするほど皮相的で単純なものであるが、それゆえにまた大衆的人気を
得ることの出来る力を持つものである。その日本観は、いわゆる「日本異質論」
として有名になったのであるが、問題はそこから演繹される対日政策である。
それは簡単に言うと、日本人の行動様式は(西欧キリスト教文明と違って)
抽象的普遍的原則をもたず、その場その時の権威に従う、というものである。
その例として、戦時中は日本軍の命令に自分の命を捨てるほど忠実だったのに、
敗戦と同時に、敵国占領軍に気味が悪いほど従順に従ったことが挙げられる。
そこで、リビジョニストの代表の一人ジェームズ・ファロウズ氏は、「日本人の
内的行動を変えさせる方法として残されているのは外部からの圧力しかない。」
しかも「圧力者が挑戦不能なほど強くなければならない」と結論を下すのである。
(中略)
このようにして、日本人は原理原則ではなく権威に従うのだという日本観と、
それを証明するかのような数々の「歴史的証拠」によって、クリントン政権の
対日外交が進められているのである。米国政府は、それゆえ、日本の如何なる
大企業や官僚体制よりも圧倒的に強い権威であることを示さねばならず、如何なる
弱みも絶対見せてはならない。それが対日政策成功の必要条件なのである。
そうすることによってのみ、又そうすれば、日本は必ず譲歩する。

644:世界@名無史さん
06/12/09 19:32:34 0
>>642では日本人は圧力をかけても屈しない、ということになり、
>>643では日本人は圧力をかければ屈する、ということになる。

結局、歴史は教訓にはならないということですかね?

645:世界@名無史さん
06/12/09 20:21:13 0
腕力で権威が得られるとは、アメリカもそこまで馬鹿じゃないだろw

646:世界@名無史さん
06/12/09 21:12:19 0
>>631
シュミットの書いた文章や発言を読んでいると、ドイツ人のコンプレックス・
不安感・自身の無さが読み取れるw

647:世界@名無史さん
06/12/09 22:23:34 0
ドイツ人、結構日本をバカにしてるらしいね

648:世界@名無史さん
06/12/09 22:26:42 0
>>647
だって、優秀なドイツ人と比べたらジャップって劣等民族だし、
文化が劣等というよりも生物的に劣等。
ドイツはさまざまなものを発明したが、日本にはものまねしかない。
日本は独創性が皆無。
馬鹿にしたくもなりますよ。

649:世界@名無史さん
06/12/09 22:50:42 0
>>626-627の続き

この〔注:中国の〕一党独裁制度に対して、多くのアメリカ人やヨーロッパ人は
不信の目を向け、かつ嫌悪している。西側の政治的伝統とは反するものである。
万一、西側が一党独裁制になったら、私も自らの経験と信念から、祖国のために
そうした政治制度とは戦うことだろう。しかし、中国の近代における政治改革や、
その後の長期間にわたる内戦、無数の人名を犠牲にした毛沢東主義の大実験に
照らしてみると、現在の制度が保証している政治的安定は、私には機能的、
それ以上に中国国民や隣国にとっては有益のように見える。その独裁的な政治
文化は、市場経済の進展と開放政策の結果として、十中八九、やがて変わるであろう。
すでに鄧小平指導下で大規模な変化を経験している。現在の中国人ほど、国内で
かつてない自由を経験している者はいない。それ以上の発展には、時間を貸さなければ
ならない。

          『大国の明日』(ヘルムート・シュミット、朝日新聞社)

650:世界@名無史さん
06/12/09 22:58:15 0
1974年から82年までドイツ連邦共和国の首相を務め、知日派としても知られる
ヘルムート・シュミット(Helmut Schmidt,1918-)は、1989年末にドイツの高級紙
『ディー・ツァイト』が主催した座談会で次のように語っている。

「ヨーロッパ的概念は中国のような国では全く使いものになりません……
中国人を民主主義の概念によって救うことは、あまり期待できないと思われます。
彼らは何百年も上から下される儒教的伝統の中で育ってきています。これは
周恩来や鄧小平において支配的な観念になっており、天安門事件での大量虐殺
の歴史的背景になっています。……日本も民主主義ではありません。外見上は
民主主義に見えていますし、日本人自身は民主主義だと信じています。彼らの
信心深いこの信仰を壊すべきではないかも知れませんが、日本は民主国家には
なりません」
(「東欧革命の原因と結果」石田勇治訳、『世界』1990年4月臨時増刊号、155頁)

         
         『アジアは〈アジア的〉か』(植村邦彦、ナカニシヤ出版)

651:世界@名無史さん
06/12/09 23:11:08 0
日本鬼子よ、なぜ中国を恐れる? その1
URLリンク(hannichi.seesaa.net)
ドイツの元首相シュミットはある取材で話した。「私は日本の友人に聞いたことが
ある。君はなにを恐れているのだと。彼は中国を恐れていると言った。私はさらに
彼に聞いた、この2000年の歴史で、中国は日本の領土を侵略したことがあるかい?
彼は無いと答えた。それならなぜそんな風に考えるんだい。彼は答えられなかった。」
そうだ!我々中国人も聞いてやればいい:中国の発展を君ら日本はなぜ恐れるんだ?
中国の富国が君ら日本に何の威嚇になるんだ?
大唐朝で、君らは初めて人道を知り、直ぐに黒い手を朝鮮に伸ばした。結果
白村江の戦いで大唐朝の威風を味わい、恐れおののいた君たち日本は、謙虚に
学ぼうとしたので、我々は君たちが刀を下ろせばやりなおせると思い、君たちに
衣服と礼儀を与えた。

↑この文章の最初の箇所はシュミットの『大国の明日』からの引用なんだけどさ、
シュミットの書いた本を読んで喜んでいる中国人が哀れに思えてくる…
実際は>>650でわかるように、シュミットは本心では中国人を蔑視していて、
母国(語)と外国(語)で言論を使い分けているんだが…

652:世界@名無史さん
06/12/09 23:47:54 0
外国人の見た日本の歴史
URLリンク(p2.chbox.jp)

653:世界@名無史さん
06/12/10 10:32:36 O
朝鮮人のWikipedia(ウィキペディア)捏造に対抗せよ 15
スレリンク(korea板)

654:世界@名無史さん
06/12/10 11:17:21 0
ドイツは二度の世界大戦で勝ってない。どう見てもアホとしか言いようがない。
一次大戦の時なんか「無制限潜水艦作戦」をしてアメリカを敵に回すようなことをやってるんだから。


655:世界@名無史さん
06/12/10 21:20:27 0
長山靖生『日米相互誤解史』(中公文庫)

「できることなら、イギリスの家に住み、中国人のコックを雇い、日本人の妻を持つ」
という話は、いまだにしばしば日本女性を讃美する文脈のなかで繰り返されている…
幸いに日本文化研究を志しているイギリス人モリス・オルドリッジ氏の知遇を得たので、
往年の疑問を彼にぶつけてみることにした…彼いわく「確かに日本に来てからその
諺を聞かされたことは何度かあるが、私の国では言わない」と。さらに彼が声を
ひそめて続けたところでは、現在ではこれは地獄の生活という意味ではないだろうか、
というのである。つまり、今や斜陽のイギリスの家は昔日の姿なく雨漏りはするし、
なにしろ古い。新しい電化製品はないし、下手をすると電気のない部屋だってある
くらいだという。また共産主義中国では美味しい料理にお目にかかれることは希で
コックの腕も落ちたに違いない(まあ、最近の経済急成長で、事情は変化している
だろうが)。そして日本の女性も……、というわけである。
さらにまた、彼に指摘されて気づいたのだが、「日本女性」といった場合、
少なくとも20世紀初頭頃までは、それを正式に妻とするという発想は、通常の
白人男性にはなかったという。そういえば『蝶々夫人』も、アメリカ人将校との
間に子供までできたのに捨てられる「現地妻」の物語だった。

656:世界@名無史さん
06/12/10 21:43:11 0
>>655

それは中国人が描く理想の生活。欧米人ものじゃない。

657:世界@名無史さん
06/12/10 22:19:52 0
荒らしに行った国々で女を孕ませて放って帰るのは、アメリカ白人の伝統だからな

658:世界@名無史さん
06/12/10 22:56:32 0
カレル・ヴァン・ウォルフレン『もう一つの鎖国 日本は世界で孤立する』
(角川書店)

ちなみに日本には、開国当時から、周辺諸国の中で最も強大な国と同盟関係を
結ぶべきであるという考えが存在していたことは確かだ。当時の日本の政治
エリートたちは、国内の政治的大変動を乗り切るために、同盟者の支援を
何よりも必要としていた。そして開国当時、最強の国とはイギリスだったわけである。
また第二次世界大戦が終わった時点では、日本政府が真の政権として実際に機能
する力を欠いていたため、日本はやはり同盟国の支援を必要とし、そこから
今日に至るアメリカとの関係が築かれたわけである。

659:世界@名無史さん
06/12/10 23:08:16 0
徳川幕府は国内の権力を固めるために世界に対し、門戸を閉ざしたわけだ。
それは極めて特異な政策であった。なぜなら長い間孤立した歴史を持つ国は
他にもあるが、それらの国々は必ずしも政治的判断で意識的に孤立した
わけではなかったからだ。
日本がなぜ鎖国をしたかという説はいろいろあると思うが、異例の政策が
とられた背景には、日本人に政治的な理念を持たせまいとする徳川幕府の
意向があった。権力者にとって、民衆が理念を持つことは非常に危険である。
例えばキリスト教は広く布教に成功していったが、これは大変に危険だと
見なされた。キリスト教の教えは、将軍の上位にある存在、しかも見えざる
存在を信仰するものである。そのような存在を人々が信じることなど、
権力にとって危険極まりないことであった。


660:世界@名無史さん
06/12/10 23:35:08 0
658はまあ肯けるところもあるな。
未だに日本の政治は他律的なところがあるしな。
アメリカやら中国やら韓国やら。
けど659は何言っとん?と言う感じだ。

661:世界@名無史さん
06/12/10 23:40:16 0
キリスト教徒の優越感でしょう

662:世界@名無史さん
06/12/11 00:18:58 0
どちらかというと支那人の底の浅い日本理解という感があるがね。
なにしろ支那人は、皇帝より自分の血族を大切にする連中だから、
信仰が優先すべき比較対象は家族であるという基本が見えてこないんだな。
まあ、日本人は簡単に見えてしまうので統一教会なんかにもよくひっかかるわけだがw

663:世界@名無史さん
06/12/11 01:43:49 0
>>660
どこがだ。。
まるで小学生の作文だぞ。


664:世界@名無史さん
06/12/11 05:09:34 0
幕府はフランスとの関係が深かったが。
日英同盟を結んだのも、イギリスはロシアと違って条約をきちんと守る国だ
という認識があったから。

665:世界@名無史さん
06/12/11 18:55:26 0
カレル・ヴァン・ウォルフレン『もう一つの鎖国 日本は世界で孤立する』
(角川書店)

多くの学者も認めるように、今日の中国政府首脳部の多くは、中国を西洋諸国の
信頼に足るパートナーとして導き発展させる義務があると考えているようだ。
もし日本が望むなら、中国は日本のパートナーになる可能性もあるだろう。
一部の外国人にとって受け入れがたいのは、共産党が依然政権の座にあることだが、
彼らはこの政党に起こった変化を理解していないのではないだろうか。
ソ連で生まれた共産党は、彼の地では消滅したが、中国共産党は自らを再創造
することで、政治的妥当性を取り戻した。中国共産党はロシア共産党の流れを
継承する正当性を持ち、プーチン政府と協力関係にある。
もちろん中国各地には貧困が見られ、深刻な人権侵害もある。
だからこそ中国共産党は貧困問題に取り組み、その撲滅を願って、厳格な措置を
講じている。

666:世界@名無史さん
06/12/11 18:55:53 0
中国共産党の取り組みを見ていると、そこに、19世紀の終わりに近代化が始まった
ころの日本におけるエリート政治家たちとの共通点を見出すことができる。
明治時代、彼らは日本国民の自由よりも経済産業の近代化がはるかに大事だと
考えていた。当時の政府は、その体制が国民にとってベストだと考えた。
第二次世界大戦後でさえ、日本は民主主義の確立よりも、経済発展を優先的に
推進した。それゆえ日本では社会に混乱を引き起こすようなことは絶対に許されなかった。
自己を再創造した中国共産党と日本政府がそう大きくは変わらない、と思える
のはその点である。

667:世界@名無史さん
06/12/11 19:02:08 0
一言でいうと開発独裁だろ。
勧告やマレーシアと同様の手法で古典的ですらある。

668:世界@名無史さん
06/12/11 20:40:50 0
この人中国政府から金か女でも貰ったの?

669:世界@名無史さん
06/12/11 20:49:52 0
>>668
君も貰って売文すればいいじゃん

670:世界@名無史さん
06/12/11 22:31:35 0
>>666の続き
アメリカは中国の人権侵害を非難し、中国の民主主義の推進に手を貸すとさかんに
述べるが、たとえ中国が民主化を発展させたとしても、それがアメリカ型の民主主義
とは似ても似つかないものになるであろうことを、日本は理解しなければならない。
このことに関連して韓国を考えてほしい。この国も同じように発展を遂げてきた。
韓国の朴正熙と彼の直接の後継者たちが今日の韓国の基礎を築いた。今日の韓国は
多くの面で日本よりも民主的である。

671:世界@名無史さん
06/12/11 22:47:39 0
韓国がまぶしすぎる。

672:世界@名無史さん
06/12/11 22:49:51 0
中国の文脈で論じるべき民主主義

我々は歴史の中で、特に文化大革命によって、中国人が大規模でヒステリックな
集団行動をとり得ることを見てきた。これこそ権力者が恐れるものなのだ。
(中略)
世界で機能している全ての民主主義は、政治的摩擦を処理する制度を備えている。
それは民主主義を享受する人々の自由を侵害しかねない歯止めである。
また衝突が起きた際に許される自由の限界ともいうべきものだ。それなしには、
政治的摩擦は繰り返される。
そして暴力、もちろん民主主義を完膚なきまでに叩きのめす暴力が始まるのだ。
民主主義とはある国に簡単に持ち込んだり、フェデックスで配達できる
ようなものではないのだ。

673:世界@名無史さん
06/12/11 22:51:00 0
>>672
それ毛沢東の有名な革命理論を劣化改悪したコピペだろ
まったく倭人は猿真似しかできませんね

674:世界@名無史さん
06/12/11 22:58:44 0
>>670
吹いたw

ウォルフレンてほんと、勉強してないんだな
あるいは地頭が弱いだけなのか?

周りに諭してくれる人がいないのか、
変なこと吹き込まれてるのか

675:世界@名無史さん
06/12/11 23:05:42 0
朴正熙って軍事独裁だったもんな。

676:世界@名無史さん
06/12/11 23:06:37 0
強まる中国とアジア周辺諸国の絆

まず朝鮮半島を見てみよう。中国は文化的にも歴史的にも長く朝鮮の
世界観の中心だった。中国に対しては常に従属的な部分もあったが、
今日の韓国と中国の関係は全体的に極めて良好である。
(中略)
ところで2004年、古代において中国東北部から朝鮮半島にかけて存在した
高句麗の歴史をめぐり、北京政府がそれを中国の地方政府の一部であると
考えるべきだと発言した。だが韓国は領土はすべて朝鮮に帰属すべきと
主張し、激しく反発したという経緯がある。しかしながら高句麗史をめぐる
小さな不和も、比較的なめらかに見える両国関係の表面に浮いた小さな
泡にすぎない。

677:世界@名無史さん
06/12/11 23:11:15 0
民主主義の要素の中に言論の自由を含めない人がいるなんてはじめて知ったよ。
変な人もいるもんだね。

678:672=676
06/12/11 23:14:36 0
カレル・ヴァン・ウォルフレン『もう一つの鎖国 日本は世界で孤立する』
(角川書店)

これらの周辺国〔注:朝鮮半島と東南アジア諸国〕の中国への対応を見ても、
それが非常に慎重で平和的なものであるといえよう。誰もがビジネスを行うことが
でき、また各国が盛んな貿易により多くの利益を得られるような地域の確率を
望んでいる、という印象を与える。
それこそ、まさに日本が「大東亜共栄圏」の名の下に1930年代、40年代に軍事侵攻
によって作り上げようとしたものであろう。日本は失敗した。だが中国はビジネスに
よりそれを推し進めている。そして今のところそれはおおむね地域全体に受け入れ
られている。しかもそうした地域においては相互利益の原則が言葉だけでなく、
行動によって示されているのである。


679:世界@名無史さん
06/12/11 23:15:04 0
その外人連中、今日の現職検事の切腹事件なんて聞いたら、大喜びするんだろうね。

680:世界@名無史さん
06/12/12 00:23:21 0
クリストファー・ソーン『米英にとっての太平洋戦争(上)』(草思社)

中国に関してはほかにも、イギリスやインドの役人や政治家の一部に
警戒心を抱かせる理由があった。それは要するに、戦後、民族主義的な
自己主張の強い傲慢な新しい中国が、現在イギリスに属している、あるいは
直接関係のある地域を、取得あるいは支配しようとするのではないかという
心配であった。たとえば、チベットは1942年にこの点で問題になった一つの
例であった。この国の事実上の独立はインド政府にとって重要な問題だったし、
また中国への補給ルートとしてチベット領経由のルートをとりたいという
イギリスと中国双方からの提案を受け入れる条件として、チベット側が
熱心に主張した点でもあった。一方イギリスには、中国は過去の清朝時代の
版図にもとづいていっそう広範な要求をするかもしれないと主張するものもいた。

681:世界@名無史さん
06/12/12 00:23:45 0
ドルトンは、インド政府の代表として重慶に赴任してまもないサー・ムハンマド・
ザフルラー・カーンの話を聞き、日記に「中華帝国主義の危険性は高い」
と記している。またザフルラー・カーンがチャタムハウスの極東問題研究
グループに述べたところによれば、中国は仏領インドシナやチベットの
一部を手に入れたいと思っているだろうし、すでにビルマ北部はかつて
彼らが宗主国であったことを強調している、また住民の多くが中国人で
あるからというので、マレーの管理にも参加したいというかもしれないと
いうのであった。

682:世界@名無史さん
06/12/12 00:53:07 0
ほかにも、とくにサー・ジョージ・サンソムなどは、同じ趣旨のことを話している。
ダフ・クーパーは、戦後の中国は「日本よりもいっそう厄介で、おそらくいっそう
危険な存在になるだろう」と思っていた。エイメリも同じようなことをイーデンに
話していた。「このような中国の傾向は、われわれがともに勝利したあとのアジアに、
きわめて重要な問題を引きおこす恐れのあることは明らかである」とシーモアは
述べた。一方、ジョン・ケズウィックが外務省に送った匿名の覚書によれば、
「中国は極東のほとんどを支配下におさめることをもくろんでおり、当面の目標は
香港、インドシナ、ビルマ、チベットである」ということであった。なかには
蒙古もその対象に一つにあげる人もいたし、ブレナンなどは、中国の「移民、
商業的活動の伸張、政治的陰謀」はビルマやマレーのみならず、オランダ領
東インドをも脅かす恐れがあると考えていた。オランダ植民地相H・J・ファン・
モーク博士も同じ意見だった。彼はクランボーン卿に、長い目で見ればアメリカと
中国は、われわれにとって日本よりも大きな脅威になるかもしれない、と述べている。

683:世界@名無史さん
06/12/12 03:26:55 0
>>670

 べ
  似
   と
    正
     日

斜め読み乙

684:世界@名無史さん
06/12/12 11:10:14 0
>>678
こいつ反米でやたら日本とアメリカを離反させたがってるね
その上必死に中国を持ち上げるのは…

685:世界@名無史さん
06/12/12 12:01:41 0
欧米人って、日本の歴史について語るときは「鎖国」という単語を枕詞のように
くっつけるのに、
中国(明清)や朝鮮(李朝)の鎖国・海禁政策については触れないね。なんで?

686:世界@名無史さん
06/12/12 12:40:07 0
知能レベルが低いから。

687:世界@名無史さん
06/12/12 13:13:21 0
日本批評は実はオリエンタリズムの欲求に根ざしているから

688:世界@名無史さん
06/12/12 13:47:21 0
>>687
中国や朝鮮に対してはオリエンタリズムの欲求はないのか?

689:世界@名無史さん
06/12/12 13:51:22 0
だって原始時代に魅力はないでしょ。中世という期間を持ってるのは日本だけだし。

690:世界@名無史さん
06/12/12 14:32:54 0
ポスコロ的オリエンタリズムね。
URLリンク(ja.wikipedia.org)

シノワズリーやヤポネズリーとしてより、
政経など「国力で比肩し得る存在になった日本は叩く」という下衆の動機があり、
それを直で出すとかっこわるいから、軸を移して、
実態はともかく、フィロソフィーやメンタリティでの優位性を唱えたくなるんだと思う
(中国人に言わせれば今の日本がそうだと言うことになるけど)


今後は経済成長とともに中国叩きにもシフトしてくんだろうけど、
日本よりも人間が多く浸透してるから、ailie/foreignerというより隣人として見るだろうし、
印象操作戦略については状況的不利を免れ得ない気がする

まあ「秘すれば即ち花」ってのもあるけど

691:世界@名無史さん
06/12/12 14:33:40 0
南宋か元あたりまでが中国における中世じゃないの?
李朝までが朝鮮における中世じゃないの?
てか欧米人の感じる日本に対するオリエンタリズムって近世(江戸時代)じゃないの?

692:世界@名無史さん
06/12/12 15:07:08 0
>>690
北米では華人団体がユダヤ人と組んで反日活動をやっているし、日本は
「ナチス・ドイツと同盟したファシスト国家」という欧米の文脈では
決定的に不利な立場にある。
情報・宣伝戦ではいちじるしく立ち遅れている。

693:世界@名無史さん
06/12/12 15:20:46 0
>>692
つまり欧米人がナチスと聞いて連想するのは同盟国だった日本のことも
イメージするのか? 欧米もアホだな。

694:世界@名無史さん
06/12/12 15:29:44 0
>>690
>(中国人に言わせれば今の日本がそうだと言うことになるけど)

詳しく。

695:世界@名無史さん
06/12/12 15:54:01 0
しかし、外国については基本的にそういうもんなんじゃないの?

たとえば俺は、ロシア人にはいつまでもアル中の豪快さんであって欲しい。
可愛いロシア人(アル中で豪快なイェリツィンタイプ)ではなく、
危険なロシア人(細心で計算高いプーチンタイプ)がロシア人の典型だったら、
日本なんて国はとっくにロシアに征服されちゃったんじゃないかと思うから。
だから国益を考えれば、危険なタイプをけなし、可愛いタイプを褒めないといけない。
そして、こういう戦略的配慮が必要なのは、ロシアの強さを知っているからで、
ある意味では敬意の表現でもある。
逆に、日本の脅威になり得ない国、たとえばアフリカあたりに関しては、
統治者も国民ももっと有能であって欲しいと素直に願っている。

俺がアフリカを見るときの視線ではなく、ロシアを見るときの視線で、
外人が日本を見ているとしたら、
それはそれで一種の敬意の表現だという気がするよ。

696:世界@名無史さん
06/12/12 17:34:33 0
アイヴァン・モリス『高貴なる敗北 日本の悲劇の英雄たち』(中央公論社 1981年)を
古本屋にて、たった680円で入手できたー\(^o^)/これはお買い得だったよ。

697:世界@名無史さん
06/12/12 17:54:41 0
>>694
空想だけど

西欧≧米>日本>中国≧朝鮮
かつて日本人がこのような図式を抱いていたように、
今でも中国人の(多分多くはないが)少なからずがそう思っていて、
「『「バナナ』気取りの日本人は中国人をバカにしている」と考えていると思う。
(一面事実だろうし)

中国が経済発展した結果、日本以上に富裕になったため、
日本人の中にも嫉妬の気分が底流に芽生えてきた。

国力のポテンシャルでは圧倒的に日本が劣るし、中国人も大国意識を前面に押し出すので、
日本人もまた比較の軸をずらして、ソフト面での優越性を主張するようになった。

つまり感情の埋め合わせをするために「日本文化は特別だ」と言うし、
「日本社会の安定は道徳性の高さのためだ」という半ばは神話に近い話も出る。
(これには根拠あるけど、長くなるので)
(中国人はその理屈には戦争の歴史を持ちだして対抗する)

で、多少頭の良い中国人などはむしろ、
「日本人が嫉妬していることに気付く自分」を見て優越感を感じるし、
だからその感情に過剰に注目して日本人に指摘したがるんだと思う。
カンサンジュとかの半島系の発想もその文脈に乗って日本批判をする。

698:世界@名無史さん
06/12/12 17:55:46 0
>>695
ロシア人のメンタリティはどうしてもそうなっちゃうみたいだね
露文の先生によれば、自然が広大だから気持ちの目も粗いんだと

ソビエト時代も、都市部でさえ生活に困窮してる一方で、チタンで塔を建てたりもする

米原万里曰く
人が良い人はこんなに人がよくて大丈夫なのかと心配になるほどいい、
また悪い人は絶望的に悪い。

あと頭いい人はメタクソ頭良くて、バカはとことんバカ。

男は本当に給料全部飲んじゃって路上で凍死、メチルでも飲む、
だから女がしっかりしてて、社会進出も進んでる、というか、
そもそも女が働かないと社会が成り立たないっぽい

699:世界@名無史さん
06/12/12 19:12:39 0
>>697
本土(中華人民共和国)の中国人はどうか知らんが、
シンガポールとか、東南アジアの華人も『バナナ』気取りに思えるけどな。
シンガポールに滞在した日本人の体験記とかを読むと、彼らは日本人に
対して優越感を抱いているらすぃ。

漏れの場合、中国に対しては嫉妬というより、「かつての日本と同じように
なるのでは?」という恐れのほうが強い。
例えば、今までの中国は「法治国家」を目指してきたが、最近は自国の
経済力に自信を持ち、国際ルールには従う必然性は減った、と考える
中国人も増えているそうだが、
第二次世界大戦中の日本にも、欧米流の国際法を脱却した「大東亜国際法」
を構築しようとした安井郁のような知識人がいた。

700:世界@名無史さん
06/12/12 21:16:55 0
>>684
単なる左翼崩れじゃないの?
クラークとか、こういうの多いね。

701:蘭人が書いた英国の歴史
06/12/12 21:20:28 0
カレル・ヴァン・ウォルフレン『世界が日本を認める日』(PHP研究所)

EU諸国全体のための政治制度が未発達である背景には、単純な理由がある。
この経済統合に参加している政府の一部が、政治統合の気配を少しでも帯びた
動きは何であれ、意図的に阻んできたのである。
とくにロンドンは、EUをそうしたコースに乗せる統合には頑として反対してきた。
だから、イギリスはユーロに参加していない。
マーガレット・サッチャーはユーロ反対の急先鋒だったが、経済の制度やプロセスを
共有しながら、イギリスが政治的にはその影響を受けずにいられる可能性について、
かなり単純な考えしか持っていなかった。
(中略)
サッチャーを筆頭に、イギリスの多くの政治家が、巨大な経済的変化の政治的
影響を無視できると思っている。
彼らはもちろん間違っている。聡明な人々がなぜこれほどひどい思い違いをして
しまうのか。政治問題を解決する手段がないことが、EUで痛切な問題と感じ
られるようになっているときだけに、なおさら理解しがたい。

702:世界@名無史さん
06/12/12 22:04:57 0
>だから国益を考えれば、危険なタイプをけなし、可愛いタイプを褒めないといけない。

〈ラストサムライ〉で、ハイテク指向の産業家をおとしめ、
ローテク指向の侍を持ち上げたのも、そういう心理があったような気がする。
もちろん、銃砲に刀剣で立ち向かうヒロイズムを格好良いと思うこと自体は、
正直な美意識だったのだろうし、観客として感動もできるから、
「戦略的プロパガンダだった」なんて陰謀論を唱えるつもりは無いけれど。
しかし根本的に、他民族が感傷的な過去の姿を演じることを期待し、
その進歩を嫌がる心理は、常に何かしら胡散臭い。




703:米人が書いた露の歴史
06/12/12 22:10:25 0
世界の問題に関するクレムリンの神経症的な見方の根底には、ロシアの
安全保障に対する伝統的かつ本能的な不安感が存在している。もともと
この不安感は、平和的に農業を営む人々が広大で境界のない平原において
攻撃的な遊牧民族と隣り合って生きようとする時に持っていたものであった。
ロシアが経済的に進んだ西側と接触を持つに至り、より有能で、強力で、
そして高度に組織化された西側の社会に対する恐怖が加わったのである。
しかし、後者の不安感は、ロシア国民よりも支配者を悩ますものであった。
というのは、ロシアの支配者達は、他国と比較すると自国の支配体制が
制度の面では時代遅れ、心理的基盤の点では脆弱で人工的なものであり、
西側諸国の政治システムとの比較や競争に耐えられないことを常に感じて
きていたからである。このことを理由に、彼らは、外国の影響や西側世界と
自国が接触することを恐れ、ロシア人が世界の真の姿を知った時、あるいは
外国人がロシアの真の姿を知った時何が起こるのかということを常に
恐れてきていた。そして彼らは、競争相手にある国々と接触や妥協を
図ることによってではなく、これらの国々を完全に破壊することに向けて
粘り強く、死にものぐるいで闘うことのみによって安全保障を確保する
ことを学んできたのである。

                       byジョージ・ケナン

704:英人のドイツ・イメージ
06/12/12 22:19:54 0
サッチャー政権末期に、イギリスで抱かれていたドイツ・イメージを示す
二つの出来事があった。
その一つは、保守的な論調で知られる雑誌『スペクテイター』に載った
リドレー産業相の談話であった。サッチャー主義者だったリドレーは
この談話の中で、「ヨーロッパの共同通貨政策は全ヨーロッパを乗っ取ろうと
たくらんだドイツの陰謀であり、阻止しなければならない」とか、「私は、
主権を放棄することに原則として反対はしない。しかし、この連中に対して
放棄することには反対だ。率直にいって、ヒトラーに対して主権を放棄する
方がまだましというものだ」とかいった、きわめてセンセーショナルな
発言を行った。

705:英人のドイツ・イメージ
06/12/12 22:25:28 0
2番目の例は、今述べた事件の直後に発覚した、1990年3月に首相別邸で
開かれた会合でのドイツ論議である。首相、外相、英米のドイツ問題
専門家などによるこの会合では、ドイツ人の性格の典型的な様相として、
不安感、攻撃性、自己主張、こけおどし、利己性、劣等感などがあげられていた。
全体としてみればこの会議の基調は、ECでドイツが他国を押しのけ、
いばりちらしているようすを見れば、第二次世界大戦後もドイツが変化
していない点が多いことがよくわかる、という見方であった。

                『イギリス外交史』(有斐閣アルマ)

706:世界@名無史さん
06/12/12 23:21:10 0
URLリンク(tokushima.cool.ne.jp)
グレゴリー・クラーク Gregory Clark (1936-)

日本人は、世界中でおそらく最も「経済的」でない国民である。日本人は極度に
エモーショナルかつ敏感であり、ムードに流されやすい移り気な性格をもって
いる。おそらく世界広しといえども、降ってわいたようなブームや、騒ぎに
流されやすい国民は、日本人ぐらいなものである。

707:世界@名無史さん
06/12/12 23:29:43 0
グレゴリー・クラーク
URLリンク(www.gregoryclark.net)
当時も今も私の観点は、日本は秩序、正直さ、グループ協力感覚が強く、
集団的価値観を保ったままそれを洗練させ発展してきた稀有な国だと
いうことだ。多くの点でこれは、より個人主義的欧米人に対するモデル
であった。

708:世界@名無史さん
06/12/13 00:42:29 0
>>699
台湾は危ないかもしれんね
オリンピックが終われば共産党が勝負にでる可能性は否定できない

709:世界@名無史さん
06/12/13 04:17:22 0
犬型、ネコ型で分けるよろし。

日欧  イヌ型

中国  ネコ型

アメリカ いぬ型からネコ型への移行期

710:世界@名無史さん
06/12/13 08:00:12 0
>>702
>しかし根本的に、他民族が感傷的な過去の姿を演じることを期待し、
>その進歩を嫌がる心理は、常に何かしら胡散臭い。

三浦俊彦「B.ラッセルと中国・日本」
URLリンク(www005.upp.so-net.ne.jp)
それとそっくり同じことが、ここで指摘されているね。大正時代から
現代と同じ構図が存在していたというのが興味深い。

711:世界@名無史さん
06/12/13 08:11:08 0
>>702
日本人で、ヨーロッパの古い街並みの美しさを賞賛する人は多いが、そういう
人に限って、ヨーロッパの古い家には決して住もうとしないような希ガス。
いったん日本の便利さ・快適さを味わった者が、ヨーロッパの古い家に
住むのは苦痛だろうね。

ちょうど都会の人間が田舎に行って、「実に素晴らしい。こういう美しい自然は
ぜひ残してほしい」と言いながら、自分は都会から田舎に引っ越そうとは
決して考えないのに似ている。

712:世界@名無史さん
06/12/13 09:54:39 0
>>699
>第二次世界大戦中の日本にも、欧米流の国際法を脱却した「大東亜国際法」
>を構築しようとした安井郁のような知識人がいた。

中華覇権主義のおそれは確かにあると思う。
正直20C初頭と今の国際関係は相似的であるように思えてならない


>シンガポールとか、東南アジアの華人も『バナナ』気取りに思えるけどな。

これはその通りで、沿岸の「開発」された中国人や華僑は皆、
多分日本人にも優越感を持っていると思う。

事実、日本のホワイトカラーよりも事務能力の精度では劣るだろうが、
言語力や折衝力の点で使える人間が多いと思う。

あと日本人が学校教育で自立的意識を「去勢」され、
性善説も刷り込まれる一方、その縛りがない点でも中国人は有利だろう。
なによりハングリーだし

713:世界@名無史さん
06/12/13 14:24:36 0
>>712
中華覇権主義が勃興したとき、欧米諸国はそれにどう対応するかな?

第一世界大戦後、日本は戦勝国の一国に名を連ねて、「一等国」になった気分でいて、
この時期はいわば日本人がうぬぼれ、のぼせ上がった時期だった。
しかし、それは確固とした自身から来ているわけではなくて、劣等感とコインの
裏表の感情だったわけだ。昭和になってもヨーロッパに行ったインテリは、
劣等感に苛まれて帰ってくる。

それともうひとつ、明治維新の元勲世代だと、夢のような地位向上なので、
ここらで国際連盟に加入して、新しい国際秩序に参加しようという気にもなった。
ところが近衛文麿のような若い世代にとっては、欧米の風下に置かれるのが
不満で、「英米本位の平和主義を排す」といった感情が出てくる。
その意味では今の中国の若い世代のナショナリズムがどうなるか気になるな。

714:世界@名無史さん
06/12/13 18:25:38 0
アル・アレツハウザー『ザ・ハウス・オブ・ノムラ』
URLリンク(www.geocities.jp)
URLリンク(www.amazon.com)
1991年に当時の証券不祥事の背景説明のようなタイムリーな
著作として、日本で話題になった問題作。その後、著者と野村家
の間でこの内幕本をめぐって裁判を争った(確か名誉毀損)けど、
結局この裁判はどう決着したんだろう?それともまだ係争中?
本自体はメディアが騒いだほど野村の恥部を覗き見的に暴いたもの
というより、かなり真剣な歴史書として読む事が出来たんだが・・・


715:世界@名無史さん
06/12/14 01:17:25 0
と学会編『トンデモ本の世界』で、日本で出版されている「ユダヤ陰謀論」は
どれも同じような内容で、何冊も読むと退屈してくると書かれていたが、
外国人によるニッポン本も似たような感じ。

・日本社会は集団主義的・閉鎖的
・日本人は外国人嫌いで人種差別的
・日本はドイツと違って戦争責任をきちんととっていない
・欧米は罪の文化だが、日本は恥の文化
・日本人はすぐに極端に走る
・日本人は欧米人に対して深い劣等感を抱いている
・日本人は中韓から受けた文化的影響を認めようとしない

716:世界@名無史さん
06/12/14 01:21:04 0
・大正デモクラシーはとても弱い試みだった
・日本社会で起こる現象について、なんでも文化的なもののせいだとして
説明しようとする
・日本人は長いものに巻かれる性質
・日本は決して変わらない、あるいは衰退する
・日本と中韓の関係が悪いのは日本側に原因がある
・日本の都市景観は醜く、住宅事情は悪い
・日本経済の発展は官僚による計画経済による

他にどんなのがある?

717:世界@名無史さん
06/12/14 03:05:21 0
日本はハイテクの国。
日本人は遺伝的に独創性が無い。
日本人はものまねがうまい。
日本人は劣等民族だが、集団になると強い。
日本は世界から孤立している。
日本の文化はみんな外国から来たもの。
日本人は鯨を食べる。
日本人は選民思想を持つ。
日本人は平等が好き。
日本人は国粋的な人間が多い。
日本は捏造された国粋的な歴史を教育している。
日本の研究者はアメリカから技術を盗み自分の功績にした。泥棒国家(アドレナリンとか)
日本は民主主義国家ではなくブルジョワジー独裁国家。
日本人は女性差別がひどい。
日本は在日外国人に選挙権を与えない差別国家。
日本は言論が統制されている。
日本は潜在的反米国家。
日本はアメリカの植民地
日本は亜細亜の平和を乱している。
日本男性は軟弱でマザコン、ロリコン。
日本女性にはレイプ願望がある。
戦前の日本はナチスドイツやソビエトよりもひどい。
日本人は勤勉。
日本人はまったくもって合理的ではなく金銭的利益よりも観念的なものを取る。
最近、日本が対外的に強硬なのは経済停滞の痛みから国民の目をそらさせるため。
他国は日本のようになってはならない。
日本人は賭け事がすき。
日本人は手先が器用。
日本に未来は無い。

718:世界@名無史さん
06/12/14 04:10:24 0
なぜかはわからんが、欧米人による中国擁護論も似たような内容の
ものばっかり。

・中国の国内事情を無視して人権侵害を非難すべきではない
・中国に混乱を起こさないためにも、民主主義を押し付けるべきではない
・中国のエネルギー問題の解決には国際協調が必要
・中国脅威論は幻想である
・中国は平和的な国である
・中国の経済発展はめざましく、そのうち日本を追い越す
・中国は21世紀において超大国となる
・華人ネットワークは、グローバル時代に適している
・中国人は外国人に対して開放的で、偏見が少ない
・中国の文化は独創的である

719:世界@名無史さん
06/12/14 04:38:17 0
ソースを示さない箇条書きになんか意味あんの?

720:世界@名無史さん
06/12/14 08:59:13 O
外人何て面倒臭いから気にせずに皆斬っちゃえば良いと思う。

721:世界@名無史さん
06/12/14 10:16:27 0
>>666-667
日本の場合、明治維新でも第二次世界大戦後でも、体制を変革してから
開発独裁を行った。

これに対し中国の場合、清朝でも現在の共産主義政権でも体制の維持が
至上目的だという違いがある。

722:世界@名無史さん
06/12/14 11:27:57 0
>>719
工作員乙

723:世界@名無史さん
06/12/14 11:44:39 0
今の中国人ってさ、国際社会が中国の人権や環境汚染を問題にしたり、
あるいは民主化を求めてきたりすることについて偽善的だと思ってんの?


724:世界@名無史さん
06/12/14 14:54:12 0
内政干渉じゃん。

725:世界@名無史さん
06/12/14 18:00:32 0
>>724
中国も他国に対して内政干渉をしているが。

726:世界@名無史さん
06/12/14 19:10:38 0
>>725
それはいいの。 他国の人民の事をそれだけ真剣に考えてくれているから。

727:世界@名無史さん
06/12/14 19:30:15 0
そういうレスって何が面白いの?


728:世界@名無史さん
06/12/14 19:31:50 0
カレル・ヴァン・ウォルフレン『もう一つの鎖国 日本は世界で孤立する』
(角川書店)

振り返ると、日本について私が初期の著作で書いた内容を批判し、その信憑性を
覆そうと画策した勢力が外務省の中にいた時代が、今の私にはむしろなつかしい。
なぜなら少なくとも当時は、外務省の役人も国の命運を懸命にに考えているように
見えたからだ。
ところが、現在の外務省にはそういう人々がいない。外務省が現在直面している
事態は深刻なものだ。日本の官僚たちの重要な機能は、普段から舵取りの利かない
国が望ましくない方向へ流れたと感じたときにブレーキの役割を果たすことだ。
だが、最近の外務省はこれを全く行っていない。無能な政治家が害を撒き散らさぬよう、
措置を講じるべきなのに、外務省はその役割を放棄してしまったらしい。
そうでなければ、近年の日本の対アジア外交がこれほどまでに悪化するはずがない。
例えば、日中関係だ。これこそ外務省官僚の介入が絶対的に必要なのに、その
気配がない。

729:728
06/12/14 19:38:05 0
(中略)
日本と中国の官僚制に詳しい外国人たちは、日本と中国の状況があまりにも
違うことに驚いていると述べる。中国で赴任経験の豊富なある外国大使の
ひとりは、中国の外交政策を立案する能力は、フランスに次いで優れて
いると絶賛する。その理由は中国人が、想像を絶する組織的記憶をベースに、
壮大なる想像力を駆使し、可能性を創出していくからだという。しかも
彼らには将来に向かってのヴィジョンがある。少なくとも今後の状況の
変化に対応できる計画を彼らは準備しているそうなのだ。

730:728=729
06/12/14 19:46:13 0
(中略)
日本は長年、組織的記憶に長けていることで有名であり、アメリカ政府の
それと常に対比されてきた。アメリカの役人というのは、少なくとも
上層部の官僚は、新大統領が選ばれると常に交代するし、ワシントンに
ある政府機関の多くが行っていることは過去のやり方を踏襲するものではない。
このことは、日米が交渉している時―例えば貿易問題や経済摩擦についての
話し合いなどでも明らかだ。
ところが、日本よりも中国の官僚の方がその組織的記憶についてより
優れているという。しかもその知人によれば、中国人たちはその記憶に
想像性を組み合わせるというのだ。

731:728=729=730
06/12/14 19:57:06 0
(中略)
司法省とペンタゴンを除いてほとんどの場合は、アメリカの官僚は他国の
官僚に比べ弱い存在だ。例えばフランスなどに比べたら正反対だ。フランスの
キャリア官僚は、政策決定において重要な役割を果たす。そして、官僚の
上位にある大臣は、官僚の意向に自分の考え方を合わせるのである。部下に
有能な官僚がいるなら、当然、彼らの意見に耳を貸すべきなのである。
有能かつ豊富な組織的記憶を持つ官僚がいるということは、一国の政府が
対処しなければならないさまざまな課題について、その国は知恵の宝庫を
持っていることを意味するのである。従って、それが組織的記憶にもあり、
さまざまな外交問題に精通している外務省の官僚ならば、政府の外交構想に
有益な提案を行うことが期待できるわけである。

732:世界@名無史さん
06/12/14 22:14:14 0
URLリンク(www.sake-asaka.co.jp)
2.中華民族の優越
 
金髪で青い目の「アーリア民族の優越」を説くナチスが引き起こしたユダヤ人
抹殺を狙った民族浄化は人類が忘れ去ることのできない二十世紀の悲劇です。
近年も「シンドラーのリスト」、「戦場のピアニスト」といった映画が作られ、
多くの人々に感動を与えると共に記憶の風化を防いでいます。
その反省から戦後の世界では、人種や民族の間に優劣はない、英語で言えば
同じ「human beings」であり、その差があるとすれば環境などの後天的なもの
とされています。ところが、中国では現在も「中華民族の優越」が宣伝されて
います。それは、文明を生み育ててきた「中華」の優越を誇示し、国民をまとめ
上げる為の象徴として使われているからです。急速に発展する中国では、貧富の
差や官僚の汚職腐敗といった問題で国内の求心力が失われがちですので、国内を
引き締め団結を図るために一層多用される傾向にあります。

733:世界@名無史さん
06/12/14 22:15:18 0
3.漢民族の優越
 
このような背景がありますので、「中華民族」を最も狭い意味で捉える人たち、
即ち戸籍上「漢族」である多数派中国人は、象徴としての「中華民族の優越」
を現実の「漢民族の優越」と勘違いしがちです。それは、栄光の「中華」四千年の
歴史を一貫して担ってきた純粋な「漢民族」の存在を仮定することに繋がります。
羽田孜(はたつとむ)元首相は、日中国交回復を果たした田中角栄元首相に
次いで中国で人気があります。姓の「はた」は、5世紀に朝鮮半島経由で日本に
移住してきた「漢民族」の秦氏と結びつき、「優秀な漢民族の血を引くからこそ
日本の首相になれた」のだそうです。ただ、在任期間が64日に過ぎなかった
のも「漢民族」と関係があったのかどうかは不明です。

734:世界@名無史さん
06/12/14 22:58:58 0
チャルマーズ・ジョンソンのような日本研究者は、儒教文明と日本文明が
別個の文明だという説に激しく反発するんだけど、これはなぜなんだろうか。

735:養殖はまち
06/12/15 01:32:54 0
>734
文化的には中韓と日本は似ているが、社会的には全然違う。
向こうは氏族社会で、日本は小家族社会。ジョンソンやウォルフレンは、この事実に全く気付かず。

>702
ラスト・サムライの目茶苦茶な日本史観に笑った。
侍が農村に住み、共存する姿はまるで鎌倉時代。近世以降は兵農分離で農村に侍などおらず。
19世紀日本にあんな部族社会があるはずもない。

736:世界@名無史さん
06/12/15 14:40:05 0
>>735
郷士を忘れんでくれ。
あとは概ね同意。

737:世界@名無史さん
06/12/15 16:07:55 0
>>735
薩摩がモデルなら、それほど間違ってない。
島津家は、今の鹿児島一県に押し込められてからも、
九州の大半を支配していた頃の家臣を維持したので、
アンバランスに武士の人口比率が高く、
武士の多くは郷士として農村に暮らしていた。
URLリンク(sv11.internet.pref.kagoshima.jp)

738:世界@名無史さん
06/12/15 16:13:05 0
ヘーゲルは選挙で選ばれる議員は私的な利益に動かされやすく、官僚のほうが
より公正な態度を取れると考えていたが、ウォルフレンもヘーゲルと似たような
考えの持ち主なんだろうか。

739:世界@名無史さん
06/12/15 18:16:13 0
>>737
ふーん。
でも、いくらなんでも日本刀で騎兵突撃なんてしないよね。

740:世界@名無史さん
06/12/15 18:24:20 0
信長の鉄砲三段撃ちは野戦築城があって初めて有効だった。
騎兵突撃もありかと言えばあり。でも日本刀じゃなくて槍だよね。
ああ、あと三段撃ちはなかったぁぁぁぁぁとかは別スレでね。

741:世界@名無史さん
06/12/16 02:53:18 0
D・S・ランデス『強国論』(三笠書房)

◆もっと評価されてよい日本の植民地政策

だが、この基準からすれば、時代を通して最高の植民地支配者は日本で、韓国や
台湾ほどうまくいった元植民地はなく、1950年から1973年の国民一人当たりの
年間成長率は先進工業国を上回った(日本自身を除く)。私見だが、この業績は
家族構造や仕事観、目的意識といったこれらの社会の文化によるものだと思う。
こういった価値観は日本の支配下でも存在し、その一部は支配への反発となったが、
それが自分たちの利益となる場合の対応ぶりにもあらわれ、たとえ異国の支配者に
働き場所を与えられても、それは同じだった。だが、もと植民地に成功が
もたらされたのは、日本政府が植民地に残した合理的経済のおかげでもあり、
植民地で行われたのは「日本自身も行っていた近代化努力の最高傑作」であった。

742:世界@名無史さん
06/12/16 03:11:54 0
◆なぜ中国の先進性は“一瞬の輝き”に終わったのか

千年前、中国はどの国家より―もちろんヨーロッパより―ずっと進歩していた。
この先進性はその後数世紀続いたとする主張するものもいる。それでは、
なぜ中国はその先進性を「維持しそびれた」のだろうか?
中国の学者たちのなかには物事を遠まわしにいって、その痛みを軽減しようと
する者もいる。「中国社会は安定しているが、それは進歩がないとか不変とか
いうことではまったくない…。速度がゆっくりしていて、変化の度合いが
小さいだけだ」(これは真実ではあるが、答えになっていない)答えられない、
非論理的だとして、疑問を片付けてしまう学者もいる。彼らによれば、
物事の否定的な側面を説明するのは不可能だといわれているから答えられないし
(これは論理的に絶対に間違っている。大規模な失敗や成功を説明するのは、
たしかに複雑だが、それが歴史というものではないか)、失敗などしていないの
だから非論理的だというのである。「失敗」という言葉を使うと、私たちは
中国に非中国的な尺度と期待を押しつけることになるという者もいる

743:世界@名無史さん
06/12/16 03:16:23 0
(中略)
また、中国には、学校、専門教育機関、学識者の集まりといった調査や
学習のための制度もなければ、意欲を生み、競い合う機会もなかった。
意見を交換したり、大局を見て判断したりする姿勢や進歩に対する観念が
乏しいか、もしくは欠落していた。ここにもう一つのパラドックスがある。
中国は学術に長けた祖先を公式に崇拝し、1734年には皇帝の命令で、宮廷の
医者が先駆者に生贄を捧げる儀式を行っている。そのくせ、新しい世代の
発見には無頓着で、あとになって古物研究や考古学的調査によってそれが
再現されるという調子だった。

744:世界@名無史さん
06/12/16 03:25:45 0
つまり、中国の進歩の歴史は、時間や空間から切り離され、反響も受けず、
価値判断もなされないまま、隠喩と見せかけの深遠さによってあいまいに
され、限られた地域にしか伝わらなかった一瞬の輝き―実際は、まとまりの
ない陽炎のようなもの―にすぎないのだ(その点、ヨーロッパの活版印刷術
とは比べものにならない)。多くの用語が事あるごとに考案され、すぐに
使われなくなる。そのため現代の学者は、必死に努力して、どちらかと
いえばありふれた文献を解読しようとしている。形而上学的な懐疑主義や
推測においては、多くの知識が泥に埋もれたままになってしまう。科学的な
研究を「邪魔」で実体のないものと非難し、安易に軽蔑した儒学者の言葉を
引用しよう。科学の流入を妨害するような発言だ。「顕微鏡があれば物の
表面が見える…けれども、それで物事の本質を見ている気になってはいけない」



745:世界@名無史さん
06/12/16 03:26:47 0
支那が先進国(文明は中東・地中海や印度のほうが進んでたと思うが)になれたのは
「他地域が競争したから」。周代から戦国あたり、驚異的な発展を遂げた。地域的な
歴史としては若輩者の支那文明は早熟の天才だったわけである。中東やエジプトが何千年も
かけて成し遂げた文明の発展や効果的な統治方法を瞬く間に成し遂げたのだ。しかしその後、
いわゆる「中原世界」を強大な勢力で一本化するために、強力な「おさえ」を用い始める。
「儒」である。これを悪用・乱用し、人民を徹底的に押さえつけた挙句、世界のどこよりも
早熟だった文明はイギリスのアヘンを吸入しては「中華思想」にふける、世界有数のバカな
地域に成り下がったのである。

746:世界@名無史さん
06/12/16 03:27:53 0
他地域×
多地域○

747:世界@名無史さん
06/12/16 04:47:10 0
◆“世界一の綿産業国”インドに致命的に欠けていたもの

なぜインドで産業革命は起こらなかったのか?つまるところ17、18世紀の
インドは世界一の綿産業国であり、品質、多様性、価格のどれを取っても
卓絶した存在であったというのに。産業は国内の大きな需要を満たしたに
止まらず、生産高のおよそ半分をインド洋全域ならびに間接的に東南アジアと
中国に輸出することだった。この巨大な市場に、17世紀にはヨーロッパの
需要という刺激が加わったのである。このことは大きな活力剤となり、
供給に関して必然的に、古い問題を悪化させ、新しい問題を生み出す結果を
もたらした。どうして当時、資本(機械)を労働者の代わりに用いることで、
こうした困難を緩和することに関心が持たれなかったのだろうか。


748:世界@名無史さん
06/12/16 04:52:19 0
インドの歴史家には、自国のこの怠慢を見逃したり認めなかったりする
傾向が見受けられる。なかには、特にインドの民族主義者には、これを
ヨーロッパ人、とりわけイギリス人のせいとする向きもある。こうした
侵入者が突然あらわれてインドの政治に首を突っ込み、対立を助長する
までは、インドは資源に富んだ繁栄を楽しむ国だったのだと。たとえば
ある歴史家は、17世紀インドの王立作業場に注目し、技術革命をうっとり
夢見ている。「こう推測したい誘惑に駆られる。それらが機械化の方向に
向かわずに、インドの近代化産業に向けての国家のモデル工場となって
いれば、イギリスのインド征服によって終焉を迎えていなければ、と」。
これではまるで、思うがままに労働力を買い、命令できる制度ではないか。

749:世界@名無史さん
06/12/16 08:18:47 0
>>728-733 それは願望だな

750:世界@名無史さん
06/12/16 08:47:58 0
>>749
いんちき売文業

751:世界@名無史さん
06/12/16 09:48:38 0
イアン・ブルマってなんであんなに評価が高いの?
著書を読む限り、たいした研究者とは思えないけど。

752:世界@名無史さん
06/12/16 10:04:18 0
ブルマって名前じゃないかな?

753:世界@名無史さん
06/12/16 11:31:08 0
日本研究はライバルが少ない穴場だから二流、三流の研究者にとってはおいしい。
バカな日本人が外人様のご高説というだけで感動して持ち上げてくれるし

754:世界@名無史さん
06/12/16 16:18:54 0
海外のテレビ番組、特に中国関連のものを観ると、日本人よりも欧州や米国の人間の方が中国に対してコンプレックス、というか劣等感のようなものを持っているんじゃないのかな~、と思えるんだが。

アヘン戦争からの一連の流れってのが、罪悪感と言うかなんというかそういうものの根源にもなっているんだろうかね。

755:世界@名無史さん
06/12/16 16:35:26 0
>>754
アメリカ人は外国のことなんて興味ないだろう。
日本も中国も興味ないどころか区別すらできてなさそう。

756:世界@名無史さん
06/12/16 16:39:24 0
ブッシュやクリントンはイラクや中国に手をだしたり、組んだりしているじゃん。
ユダヤの味方して中東のイスラムを弾圧しているに
何嘘ばかりかいてんだ。


757:モサド
06/12/16 16:54:15 0
>第一次中東戦争のときにはアラブ諸国は三方同時進撃なんてやらかして、
>当時のイスラエルの人口がいきなり半減してるが、その時アメリカなんて助けてくれなかったぞ。
>その危機を克服して、その後の中東戦争のときには逆に、
>エジプトやシリアの首都100キロ手前まで進撃していたのに、
>アメリカにストップかけられてる。
>超大国がバックにいるからってんなら。
>当時のエジプト、シリアもソ連が後ろ楯だったし、なに言ってんのやら。

(^^)

758:世界@名無史さん
06/12/16 16:56:15 0
このスレを読んで欧米人を軽蔑するようになったヤシは多いんじゃね?

759:世界@名無史さん
06/12/17 02:59:26 0
ウォルフレンは小泉の靖国神社参拝のせいで、中国の高速鉄道プロジェクトの
一部をドイツ企業が受注し、日本企業は競争相手に一歩先を越されてしまった
と書いているんだが、
中国はもともと、伝統的に親ドイツ感情が強い国なのでは?

760:世界@名無史さん
06/12/17 06:43:46 0
>>759
ナチスドイツも当初は中国支援してたな

761:世界@名無史さん
06/12/17 08:14:15 0
>>759あんな国に資本投下するくらいなら振られて温存しておいた方が良いと思うがね

762:世界@名無史さん
06/12/17 09:00:12 0
>>760
最初ドイツは国民党に軍事顧問団を送り込んでた品。
ところで、ドイツ起源の思想というのは中国にどのくらい影響を
与えたのか知ってる人いる?(マルクス主義を除いて)
明治日本の官僚制はドイツに倣ったものだといわれているけど。
蒋介石なんかはナチズムやファシズムに影響受けてたの?

763:世界@名無史さん
06/12/17 09:10:06 0
>>762
藍衣社とかいうファシスト団体があったらしいが

764:世界@名無史さん
06/12/17 09:48:05 0
>>762 国民党は国際的にはファシズム政党という扱いをされているらしいよ。


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