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『クーリエ・ジャポン』11.16号 「20XX年、北朝鮮崩壊後の世界」
byロバート・カプラン
「崩壊後の北朝鮮に米国が単独で軍を差し向けられないことは明らかだ。占領は
おそらく、米国、中国、韓国、そしてロシアの4国による連合介入として、国連の
正式承認を得て行われるだろう。日本の出る幕はない(各国とも日本の金銭援助は
ありがたく受け取るだろうが)」
「日本は朝鮮半島に近接しているだけに、北朝鮮崩壊後の再統合にはもっとも
恐怖を感じるだろうが、朝鮮人に嫌われているため、自衛隊が占領に参加する
ことは考えにくい。日本政府は他のどの国よりも崩壊した北朝鮮に自衛隊を
差し向けたがるだろうが、韓国と中国が躍起になって阻むため、それを果たせ
ないだろう」
「北朝鮮が崩壊すれば日本の戦略的地位は劇的に弱まる。その一方で、中国は
しっかりと収穫を手にするだろう。ポスト金体制の朝鮮半島は、多かれ少なかれ
韓国政府の影響下に置かれるだろうが、中国はいまや韓国にとって最大の貿易
相手国である」