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●イスラエル共和国を去ったユダヤ人女性ルティ・ジョスコビッツは、
著書『私のなかの「ユダヤ人」』(三一書房)で素直な気持ちを述べている。
「イスラエルにいたとき、ターバンを巻いたインド人が畑を耕作しているのを見た。
どこから見てもインド人で、インドの言葉、インドの服装、インドの文化を持っていた。
しかし彼らがユダヤ教徒だと聞いたとき、私のユダヤ民族の概念は吹っ飛んでしまった。
同じように黒人がいた。アルジェリア人がいた。イエメン人がいた。フランス人がいた。
ポーランド人がいた。イギリス人がいた。まだ会ってはいないが中国人もいるそうである。
どの人々も、人種や民族というより、単なる宗教的同一性としか言いようのない存在だった。
〈中略〉 私の母はスラブの顔をしている。父はポーランドの顔としかいいようがない。
私もそうなのだ。」
「私はイスラエルで一つの風刺漫画を見た。白人のユダヤ人がイスラエルに着いたら、
そこは純粋なユダヤ人の国だと説明されていたのに、黒人もアラブ人もいたのでがっかりした、
というものだ。この黒人もアラブ人もユダヤ教徒だったのだ。彼は自分の同胞に
有色人種がいたので、こんなはずではないと思ったのである。」
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