05/12/24 23:36:40 0
明代の有名人のエピソードをageようぜ!
* 大思想家にして「明朝第一武功」と称された武将でもあった王陽明の少年時代の話 *
王守仁(陽明の本名)が十三歳の時、生母が世を去った。
その後、守仁少年は父の妾からひどい虐待をうけるようになった。
少年は一計を案じ、街でフクロウを一羽買ってきて妾の布団の中に隠しておき、
別に一人の巫婆を買収して示し合わせておいた。
夜、妾が布団に入ろうとすると、例のフクロウが飛び出し、怪しい声で叫びながら部屋中を飛び回る。
俗に野鳥が部屋の中に入ることを嫌う。特にフクロウは悪声の鳥で、不祥のものとされている。
それが奥深い婦人の部屋の、しかも褥の中に潜んでいたのであるから、まさに大怪事とせねばならない。
守仁少年は、巫にきくべきだという。そこで巫婆が呼び寄せられ、かねてからの示し合わせの通り
守仁の母が巫婆に乗り移って
「汝!我が子を虐めるにより、我、神様に訴えて汝が命を取らんとす。
先の怪鳥は、すなわち我が化身なり!」
妾はふるえ上がって許しを乞い、以後、少年に対してやさしくなったという。