05/10/11 01:52:03 0
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/__了 ゚Д゚) / 勅/ <明朝の政治制度(中央) その6
(|〆/|) , /_〇
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・衛所制:元代の職業別の戸籍制度を下敷きにして創始した兵制。
兵士となる者は一般の民戸(農民)と区別して、兵部の
戸籍に編入され、税を免除される代わりに世襲的に軍役に
つく義務をもち、各地の衛所に配属された。112人で
1百戸所、10百戸所で1千戸所、5千戸所で1衛とし、
これらの衛所は各省の都指揮使司(都司)に統合され、
各都司はまた中央の五軍都督府に統轄された。衛所の
経済基盤は屯田による自給を原則とした。しかし、中期以降、
高級武官による屯田の私有地化や、兵士の逃亡などにより、
衛所制は根底からゆらぎ、有名無実化した。