05/10/11 01:39:39 0
_∩_
⊂「 」⊃ __
/__了 ゚Д゚) / 勅/ <明朝の政治制度(中央) その5
(|〆/|) , /_〇
/|  ̄ |
・翰林院:国立アカデミー。詔勅の起草や、修史や勅撰事業を担当。
科挙の最終試験である殿試の主席合格者3名が入ることができた。
ここに入ると、必要に応じて要職に派遣され、将来の昇進に
有利であった。
・欽天監:天文、暦法を担当。明末清初には、アダム・シャール(湯若望)や
フェルビースト(南懐仁)といったイエズス会の宣教師もここで
仕事をした。
・東廠:永楽帝が設置した、宦官によって構成される皇帝直属の密偵機関。
長官は提督東廠。錦衣衛と並んで、一般官吏の不正を弾劾し、刑獄
の権も併有した。のちにはその範囲が民間のささいなことにまで
及び、多くの弊害をもたらした。正徳年間に劉瑾によって、西廠、
内行廠が設置され、三廠と呼ばれた(この2つは劉瑾の死によって
廃止されるが、東廠は依然残った)。