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明朝の政治制度(中央) その4
・大理寺:死罪事件の調査を担当。刑部、都察院とあわせて三法司と
いい、裁判の最高機関となる。
・都察院:唐以来の御史台を廃止して、あらためて設置した政務監察機関。
左右都御史以下、地方の巡察として監察御史(巡按御史)がある。
職務は、百官の不正を弾劾し、重大な刑事事件を調査することで
あった。しかし、明代中期以降は地方の大官である総督、巡撫に
都御史などの官を加え、政令の統一をはかったので、文武監察の
権はこれらの諸官に移った。長官は左都御史、次官は左副都御史。
刑部、大理寺とあわせて三法司といい、裁判の最高機関となる。