05/10/10 13:31:30 0
_∩_
⊂「 」⊃ __
/__了 ゚Д゚) / 勅/ <陛下の勅命である!
(|〆/|) , /_〇
/|  ̄ |
このスレのおもだったメンバーはおおかた出揃ったようなので、このスレを
すすめていくうえで必要な明代に関係する様々な知識を身につけていただき
たいと思います。ではまず、政治面からいきましょう。
明朝の政治制度(中央) その1
・内閣:洪武帝が中書省を廃止したのちに、永楽帝が皇帝補佐機関として
設置して、政務に参与させた。のち、閣臣に殿閣大学士の官が加え
られたので、内閣大学士と称するようになった。その職務の重要な
ものは内外の上奏文に対し、皇帝のために決裁の原案を作成する
ことであった。これと明代中期以降、幼い皇帝や政治に熱心でない
皇帝が続いたために、首輔と称される閣臣中の有力者は六部の長官
である尚書を押さえつけるほどの実権を握るようになり、実質的に
宰相の府となった。清朝も明朝の内閣制度を受け継ぎ、軍機処と
ともに行政を総攬する機関とした。