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/ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ 清 |
| | 毛皮と人参で金を稼いで、
| =- -ー | 父の仇を討つあるよ。
| l´ `l |
| 'ー┼-┼' |
| | | | ( )
| ノ ヽ / | |
/\____/ γ し'⌒)
⊂ )
ヌルハチ:後金、清朝の初代皇帝。廟号は太祖。姓は愛新覚羅。
祖父と父を戦いで失い、25歳で女真族の部族長となる。
明の遼東方面の総兵官・李成梁の庇護を受けて明と毛皮や
人参の交易を行って富を蓄えながら、周囲の敵を倒していき、
31歳のときに明朝から竜虎将軍の称号を与えられた。
万暦36年(1608)に李成梁が内閣と東林党の抗争の結果、
後ろ盾を失って失脚すると、ヌルハチは中国との交易を円滑に
行うための仲介者を失い、経済基盤がゆらぐことになったので、
事態の打開をはかるため、閉鎖的な明との対決姿勢を鮮明にする。
万暦46年(1618)に「七大恨」を掲げて明との国交を
断絶し、翌47年(1619)にはサルフの戦いで明・朝鮮の
大連合軍を撃破した。対外的には、明に対しての侵攻をすすめ、
国内的には、満洲文字を制定したり、軍事、政治制度としての
八旗制を創始した。明の天啓6年(1626)、ヌルハチは
老齢にもかかわらず、自ら大軍を率いて明の寧遠城を包囲したが、
寧遠城を守る袁崇煥の使用するポルトガル製の大砲・紅夷砲の
砲撃を受け、自分自身も乗馬もろとも倒され、やがてその傷が
もとで死亡した。