05/06/28 05:43:34
>>545
もともと,Aと¬Aしかない状況を仮定してのパラドックスのたとえで,「嘘」というのも日常とは少し違うからな。
ロジック上の例示の重箱をつついても仕方ないと思うが。
一応解説すると,
『「クレタ人は嘘を言う」とくクレタ人が言った」というとき,言った人間もクレタ人なので
「クレタ人は嘘を言う」という命題も嘘だということになる。
すると「クレタ人は本当のことを言う」ということになるので,当初の「「クレタ人は嘘を言う」」
という命題は本当のことになる。
すると言った人間もクレタ人なので「クレタ人は嘘を言う」という命題も嘘だということになる。
すると「クレタ人は本当のことを言う」ということになるので,当初の「「クレタ人は嘘を言う」」
という命題は本当のことになる。
すると・・・
といつまでたっても結論が出ない状態になるわけだな。