06/09/19 16:02:00
なんか久しぶりにきても話が進んでないのね・・・w
他宗教尊重かどうかなんか>>516-518の法王演説の要旨を見れば明らかじゃないの。
って言っても、「皇帝」に言及した部分じゃなくて、>>518の最後の部分からその発想法を考えてみるといいと思う。
「宗教をサブカルチャーのひとつに位置づけてしまうような理性には、文化同士の対話は不可能だ。」
ここがポイントでしょ。
現代西欧世界においてサブカルチャー化されたキリスト教であるゆえに、宗教=理性の二元論を
前提にしつつサブカルチャーとして「貶められている」キリスト教の復権をめざして、
「理性と信仰」の新たな結合を説く、と。
で、イスラームも「文化」でしょ?理性<も>あるんでしょ?なのにそのイスラームの信仰たるや
「暴力による布教」が理性に反するもので云々、、とこうくるわけ。
西欧的理性によるキリスト教のサブカルチャー化→西欧的理性をフックとしての新しい理性宗教としての
キリスト教の復権というご都合主義的宗教膨張主義的枠組みのなかで、
そもそも生活規範であり「文化」そのもののイスラームに
<君たちも西欧理性的な枠組みで宗教を考えなよ!>と呼びかけるわけだ。
このダブルスタンダードなんかに宗教尊重が存在するわけは無いだろう。