06/10/06 11:21:03
マルクス自身の誤りというよりは、当時の心理学や精神医学の水準の限界かもしれないが
「善人がみんなから支持を得て庶民のリーダーとなり、
みんなの意見をくみ上げながら無私無欲で運営していく」と
単純に考えていた組織論。
実際は、権力欲の塊のような輩や、
人を見下したり嫌がらせをしたりすることに生き甲斐を感じる輩などの、
人格障害者・精神異常者がいる。
そもそもそういう輩を想定していないから、
そういう輩が組織運営の中枢を握ったときの対策や、
そういう輩に組織運営を握らせない予防策を想定していない。
したがって、そういう輩にのっとられると、異常者の都合のいいような解釈で
独善的な組織運営が可能になる。