06/07/28 22:25:36
846は言うべきアドバイスが何もないだけ。848は多分ネットで検索して
出てきたことを適当に言っているだけ。でなければ発言が無意味すぎる。
私の発言を悪し様に言っていた知識のある人達は、解っててこういうのを止めないのか。
>初学者
いなくなりそうだから急いで投稿するけど、
外国語で読んでいるのでなければ、戦士と僧侶(この対関係は基本中の基本)が
一ヶ月かかって理解できないのはかなり遅いと思う。Dzの『ニーチェと哲学』二章四章五章が
巧くエッセンスを抽出しているので、理解を深めるには照らし合わせて読むといい。
>ニーチェは「道徳の系譜」が一番基本
これだけど、GMは後期ニーチェの著作の中で最もアカデミックなスタイルで書かれている為、
ニーチェの哲学を体系的に捉えるならそれから入るのが良いと学者の間ではよく言われるが、
ニーチェ自身は『この人を見よ』の中で『ツァラトゥストラ』-『悦ばしき知識』-『曙光』を
「肯定の書」と評価し、『善悪の彼岸』以降の著作については、「私の生涯の肯定的な部分は
もう終わったので、残されているのは否定的な仕事だけだ」という記述をしている。
少し後のゴッホに近くて、「肯定の書」の時期は向日葵や黄色い家や花咲くアーモンドの木みたいに溢れかえるような
健康に満たされているが、それ以降になると段々ガジェ医師とかカラスのいる麦畑みたいに不吉かつ殺伐としてくる。
月並みな表現だが、ニーチェの魅力を味わうなら、GM読むのは
「肯定の書」をニーチェ自身の評価が高い順に並べ替えて挙げたから
その通り読んでからでいいと思う。