06/07/19 17:58:37
>>777
キェルケゴールは不得意分野だが……
死に至る病によると、神に近寄れば近寄るほどに絶望は深くなる。
つまりキェルケゴールの絶望からの救済は絶望の局地であるわけだ。
女性より男性の方が絶望は深く、絶望が深い方が自己を多く所有している。
人間は自己であり、自己は自己自身に関係するところの関係である。
絶望して自己自身であろうとしないのが女性的な絶望で、
その逆が男性的である。
もし、絶望をやめて女性的になるとすれば神から無限に遠ざかる事になるが、
キリスト狂信者のキェルケゴールがそんなことを言うものかね?