04/07/07 16:45
>>94
>私にはこの問いの答えは[どうだっていいじゃん]になります。
確かに、そのように考えられたら気分が楽であると思う。
しかし、そのように《ある》(むしろ、《ない?》)ためには、
《永遠の静寂》が現実に得られなければならないような状況にある方もいるのだと思う。
この問いとは、「生まれないほうがましなのではないか?」という問いのことだと思う。
このように問わざるを得ない方は、恐らく、苦痛を味わったことがあるか、
現に苦痛を味わっているか、のどちらかであろう。
(そして、少なくともこの世界では、誰かが苦痛を味あわなければならないのだと思う。)
多くの人にとって、苦痛は、最も切実なものだろう。
そのことを実感するには、例えば、次のような場合を考えてみるとよい。
あなたを拷問にかけて苦しめようとしている人から、
あなたは、逃れようとしないかどうか、ということをである。
>何でもどうだっていいじゃんって考えられたら気分が楽でしょ?
あることについて、どうでもよいと考えることによって、気が楽になることはある。
例えば、学ぶことそのものを楽しもうとしている者にとっては、
テストの点数など、どうでもよいことであろう。
しかし、その者にとって、学ぶことそのものが楽しめないということは、どうでもよいことではない。