06/05/02 21:10:10
みなさま こんばんは。
(^^; また言葉を抜かしてしまいましたね…
今宵は恐らく、この板が終わる夜でしょうから、私という者が一体どのような者であったのかを
お話し致しましょう。
私は乞食でした。
このような事を書き込んだとしてもも、殆どの方々には信じて頂けないと思われますが、
私は乞食だったのです。
本当なんですよ(^^;
今はサラリーマンをしていますが…
乞食などには、身分など全くありませんでした。 生きることだけに生一杯で…
父母の身分などは写真を見るだけで、知るべきものなど何も在りません。
父はギャンブルに狂い、母はその心労に因ってか、脳疾患に倒れて数年間の入院をしました。
帰宅しない父を宛にも出来ず、ひもじさから近所の家々を廻ては“残飯を下さい”とうろついていました。
それは既に高度経済成長期の1960年代後半でした。
みなさまはジョージ秋山氏の“アシュラ”という漫画をご存知でしょうか?
私という者は、それと殆ど同じような者でした。
近所の人々が野良猫に与えた飯を貪り喰い…
飢えに任せては、野良猫も喰わないような、酸っぱくて蛆の湧いたオカカ飯を流し込んでいました。
私はなんとか小学校に通うことができ、文字を覚えることが出来ました。
拾った新聞に眼を通し、やっと言葉の意味を知るようになったのです。
ただ、私には何かの光がなんとなく見えたような気がしていました。
生きる喜びの前には、私という小さな自我などはどうでもよくなったのです…
捨ててしまうことの意味を少しでも少しだけでもご理解頂ければと…
理解されない者の呟きを少しだけでもと…
追伸…
なんだかんだと言いつつ、私は優しさの中に生きて来たのです。
だからこそ今があるのです。