05/11/10 00:19:04
>>381
執権までの権力の流れは理解されているようですね
有力御家人を次々と倒していった北条氏は幕閣内の重要職をほぼ占めるようになります
そうなると一族内での権力争いの芽が出てくるため
時頼は執権職を表向きは引退し、息子時宗の後継者としての地位を固めるべく奔走します
いわば、院政に似た形態です
こうして北条宗家が得宗として一族を統括する得宗制度ができあがったのですが
次に得宗家の内部を取り仕きる身内人がそれに伴って権力を強化します
参考資料としては「鎌倉執権政治ーその展開と構造」安田元久
なんて簡単に読めて私的にはお勧めです