05/08/20 14:35:26
山本五十六が三国同盟に反対したのは、対米戦に発展する危険性があるからではなくて、
対ソ戦になって南進できなくなると考えていたからであったらしい。
海軍は南方油田を占領する計画を以前から立てていたし、山本はドイツと技術協力して
米海軍と戦う計画を練っていたらしい。近年、そういう内容の本が出版され、日経の
書評欄で取り上げられていたけど、書名は失念。
日本軍を南進させ、関東軍を南方で壊滅させるためには海軍との連携がどうしても必要。
陸軍は、南方を占領して持久体制を築いたら、すぐさま兵の大半を満州に撤収させ、
ソ連軍に備える計画だったから、ミッドウェーやガダルカナルの敗北がうまい具合に訪れ
ないと、そうはならない。ミッドウェー敗戦の事実すら海軍から知らされなかったことで、
陸軍兵士は南方の島嶼で孤立・餓死していった。
その線から考えると、山本五十六がうさん臭いんだよな。
山本長官による大東亜戦争の敗戦戦略
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