02/10/05 17:52
今は障害者雇用法があるから、社員50人(だったっけ?)以上の
会社は、社員数の1.8%の人数の障害者を雇う義務があります。
確かに雇わなくても障害者1人当たり5万円のお金を国に払えばい
い(例えば、障害者2人雇わないといけない会社が全然雇わなけれ
ば10万円、1人だけ雇えば5万円)わけなので、
国に5万円払うか、障害者を1人雇うか?という判断になります。
社員数人規模の会社なら、1人当たり5万円払えば障害者を雇
わなくていいんだという考え方になりますが、
社員数千~数万人規模の会社だと、会社のイメージを大切にする
し、国との取引を進める上でも、障害者の雇用をしているようで
す。(但し、さすがに1.8%の達成は難しいみたいですね)
例えば、障害者でも国立大や一流私大を出ていたり、障害者だけど
プログラミングが出来るとか、そういう特殊な能力がある障害者を
一流企業と呼ばれる会社は喉から手が出るほど欲しがっています。
障害者は中小企業や中堅企業には入りにくい(障害者の能力の問題も
あるけど、会社の受け入れ準備が出来ないという問題もある)
ですけども、特殊な能力がある障害者は、大企業の研究所とか開発室
とかにヒョッコリいたりします。
こういう障害者といろいろ話してみると、尊敬できますよ。
つまり障害者の世界も「実力主義」なわけですね。