05/03/02 23:20:05 CmgpQ5cg
市長がまた合併話をしだした。
合併特例法での期限内合併は諦めたが、どうも兵糧攻めのような感じだ。
幡豆3町を幡豆郡と一括りにすれば、人口や面積では西尾市と合併は、新設・対等で
あってもおかしくはないが、財政規模から見れば西尾市へは編入合併だ。
この合併方式を巡ってのやりとりが、合併協議会解散の原因だが、
注目すべきは幡豆町の動きだ。幡豆町は単独自治体ではもう限界であると
感じており合併を模索しているが、幡豆3町で期限内合併するにも、一部町議が
言ってるだけで機運が熟してるようには見られず、合併は進みそうにない。
もし幡豆町が西尾市と境界を接していれば、1市3町の話が破綻した段階で
西尾市への編入合併を決断したかもしれない。
それはちょうど渥美郡3町での合併が頓挫したあと、赤羽根町が田原町に
編入合併した状態に近い。財政のもっとも豊かな田原町と、もっとも厳しい赤羽根町の
関係は、西尾市と幡豆町にもあてはまる。
一色町も吉良町も幡豆町よりすこしマシな程度だから、このまま地方交付税や補助金が
減額されていけば、単独では存続は困難になる。
西尾市はこのままであっても、なんとか自治体の維持は出来る。今以上にパワーバランスの
差が出れば、幡豆3町は編入合併の条件を呑まざるをえなくなる。
交渉決裂という状態ではなく、「風を入れる」という名目で合併協議会解散は
今回、再び合併話を持ち出す伏線だったのだろう。