05/11/20 18:17:42
たとえば「注意を促した矢先の事故だった」という用法はちょっとヘンだぞ、という話を
どこかで読んだ記憶があるので【矢先】やさきについて確認してみると、
・広辞苑 第五版
事のまさに始ろうとするとき、またはその直後。とたん。
・新明解国語辞典 第五版
予定の行動にかかろうとする、ちょうどその時。
それぞれこんなふうになってて、やはり新解さんは異議を唱えてるふうです。
未遂でなければならないのか、あるいは既遂であっても構わないのか?
ことばの解釈としてありがちなのは、それらの両方ではなくて片方だけだろう?と
先走りたいところだけど、広辞苑の「またはその直後」をみると、いかにも後から
付け足されたような印象があるようなないような。どうなんでしょう?