05/09/28 06:54:26
>>302
誤用するシチュエーションを想像するとわかりやすい。
重大な仕事を任せられた時に謙遜の意味に使うケースが多い。
この場合に使う役不足の「役」とは、(自分の)肩書き又は
経験・能力を意味し、まあ実力とほぼ同意であるけれども、
内面だけでなく、肩書、経験、年齢など外形的な側面も
含めて自分の能力・迫力が足りない、という意味である。
外形的な資質が含まれているから、「役」という字が入っても
使う人は違和感を持たない。
誤用は誤用で、それなりに筋が通っていて、しかも使う場面が
従来の用法より多いので、誤用が一気に広まったのであろう。