06/01/16 22:42:42
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広辞苑ではこのように定義されています。
めきき 3 0 【目利き】
(1)書画・刀剣・器物などの真偽やよしあしを見分けること。また、それにすぐれた人。
「書画の―をする」
(2)人の性質・才能などを感得する能力があること。また、その人。
(3)目がきくこと。見分けること。
「どの骨仏やら―がならぬ/浮世草子・好色万金丹」
結局、世の中の一般的な目利きの定義は、真贋の見極めも入るということです。
貴方の言う目利きの意味は、範囲が狭すぎるということです。
「良いものを見極めて取り上げる」だけじゃ目利きとしては不足なのでしょうね。
他の人は、貴方の言う「良い物」の見極めに、「真贋の判断」を含めていて、
そのウエイトもある程度高いけど、貴方は「真贋の判断」を目利きの定義から全く排除しています。
単に、「美意識」だけを目利きとしています。
貴方の言う「良い物」とは、「美しく素晴らしいもの」以外に「真作の判断」は
全く含まれないの?
貴方の目利きの定義のほうが明らかに偏った狭い考えのようにしか思えませんが。
やっぱり、「美しいものをとり上げられる美意識」「その物が何物か(真贋、時代、産地)を
判断できる能力」、その物の成り立ちや時代背景、歴史などを語れる「その他付随事項」など、
広く総合的に理解していることが必要ではないでしょうか。
まっ、貴方がどう目利きを定義しようが自由ですけど・・・。