05/11/09 23:31:30
製作個数は余り関係無いでしょう。
例外としては、仰る通り、得入は病弱で短命だったこともあり、
独自の作風を打ち立てる前に亡くなりましたから、出来栄えが
良くない割りに非常に高いです。
掛け分けや冨士などは黒茶碗と同等の扱いですが、数印が押される
ことが多く、その場合は単なる黒より格が上がりますし値段も高くなります。
但し、好みがありますし、富士などは使う場面が限られてきますから、
敬遠する方も多いです。
しかしながら、単なる黒でも形や釉薬のあがり、次第の整えによっては、
数印よりも高くなることは当然です。ですから一概に言えないのが実状です。