05/08/23 23:55:34 0
このスレでもでてるフランス映画の「ダントン」は、力作と言える作品。
いまでも印象に残っているのはラストの断頭台で、ダントンの首が切断されるシーン。
ギロチンの刃に切り落とされたダントンの首が、ただの物体のように落下するのが印象的だった。
死に対する感性の違いもあるのだろうが、人の死を美化することなくリアルに描いていて
非常に好感がもてた。日本人は、死を美化して即物的に描いていない作品が多い。
フランス革命の実態を描写する意味でも、リアルな処刑シーンは秀逸な表現だったと思う。