05/07/09 22:00:10
慶尚道なまりと日本語は発音とイントネーションがすごく似ている。慶尚道なまりには韓
国語の昔の形態がたくさん残っている。昔の韓国語と日本語が密接な「関係」を結んだは
ずだという推測はあまり難しくない。
清水紀佳(64,シミズキヨシ)元オーストリア・ウィーン大学教授と朴明美(44,パクミョ
ンミ) 日本九州産業大学講師(写真)は、「推測」を「学問」の地平までで引き上げている。
二人の研究者は来る15日春川教育大で開かれる韓語研究学会国際学術大会で「韓語史
相対年代学序説」という共同論文を発表する。
この論文は主要語彙の音韻比較を通じて韓国語と日本語のうち、どちらが先に形成されて
他方に影響を与えたのかを明らかにする「相対年代学」の入り口を説明している。特に語
根が同じ両国語彙を比べながら [m]、 [b] など韓国語の悉音が日本語で「うーんの弱化現
象」によって [h] 音に変わる法則性を分析し、こんな音韻変化が両国言語の「相対年代」
測定の基本道具になる可能性があることを論証した。
二人の研究者が難解な言語学概念を借りて説明しようとする内容は簡単だ。「日本語の根
は韓国語」ということだ。これらはすでに去る2003年秋、ハングル学会主催学術大会で初
めにこのような主張を広げて人目を引いた。去年秋には「アナタは韓国人」(精神世界社)
と言う単行本も一緒に発行した。今回の論文発表はその延長線上と同時に研究の新しい跳
躍と進展を知らせるものだ。
(続く)