05/07/14 08:02:16
田中芳樹を持ち出してくるのは、
田中信者しかいないからなあ。
他に適当なものが沢山あるのに。
760:日本@名無史さん
05/07/14 08:50:19
時間がたっぷりあった時は、小説世界にどっぷり浸らせてくれない
司馬はそんなに好きじゃなかったんだけど
そういうことが難しくなったら、かえってあのぶつ切り感が心地よくなったよ
好きなときに司馬の語りを聞きに行くって感じだな。
761:日本@名無史さん
05/07/14 08:58:28
司馬のあの語り口のリズム感は好悪が分かれるかもね。
清水義範が書いた司馬文体偽装短編とか爆笑モノで面白いな。
762:日本@名無史さん
05/07/14 09:43:57
山岡荘八?「小説太平洋戦争」とか読んでみろと。
「ナントカ軍曹は弁慶の如く仁王立ちのまま鬼畜共に一矢報いて~」
右翼の同人誌かと。まあ従軍してると主観が入るんだろうが。
763:日本@名無史さん
05/07/14 09:55:38
>>762
www・・・別に山岡荘八を擁護するわけじゃないけどな。
書かれた時代の世相とか、戦意高揚を目的にとか
そういう事も昔はあったんだよ。
軍国主義時代の作品をみんな右翼同人にする気か・・・と。
周五郎の初期短編なぞは、講談倶楽部とかに掲載されてた時代でもあり
懐かしの講談張りセン文体だぞ。
それが時代小説の普通でもあったんだから。
764:日本@名無史さん
05/07/31 20:58:15
>>762おまい、土井たか子みたいな感覚だね。山岡荘八最高!小説家の書いた大東亜戦争物であれが一番まとも。
765:日本@名無史さん
05/08/09 23:21:56
>>1おまえ以外なのは、確かだなー。
766:日本@名無史さん
05/08/09 23:33:45
今東光・坂口安吾・柴田錬三郎・山田風太郎・五味康祐が面白いが司馬遼太郎は便所紙だなぁ
767:日本@名無史さん
05/08/09 23:38:25
安吾いいよな
768:日本@名無史さん
05/08/09 23:40:19
>>766追加
永井路子・海音寺潮五郎・池波正太郎を忘れ(ry
星亮一・中村彰彦…素敵過ぎます!
早乙女貢は會津士魂だな
面白いならば良い
769:日本@名無史さん
05/08/09 23:47:37
>>766海音寺、中村は良いよね。司馬は・・・ファンタジー小説だしね。
770:日本@名無史さん
05/08/10 02:14:14
中村彰彦は好きだけど、最近は小説家なのか評伝家なのかわからない。
時代考証に熱心なのは良いけれど、「物語」を書いて欲しい。
771:日本@名無史さん
05/08/26 13:47:21
事実に縛られると物語作家としては隘路に陥るよねえ。
772:日本@名無史さん
05/08/26 14:22:58
2ちゃん内の一部の厨だけだろうけど、
最近の「史実連呼の史実厨」が蔓延すると
作り物としての小説の楽しみが衰退していってしまう気が。
作家の創作人物が登場するだけで「捏造!!!!!」だもんな。
773:日本@名無史さん
05/08/26 15:40:55
ああ俺も感じた。
特に司馬遼批判の言い分って見苦しい。
俺みたいに読んでみようと思ってた人間も手にする前にゲンナリさせられる。
774:日本@名無史さん
05/08/26 17:17:30
>>768
永井路子って古代・王朝から戦国ものまで、女性主人公の台詞が
現代主婦の井戸端会議みたいなのが気になる。
「あら、違うのよー奥さん!!」みたいな。
星は幕末佐幕のものしか書いてないんじゃない?
だからこそ物語性が乏しくても一部の人に支持されてるんだろうけど
小説家としての知名度は低いような気がする。
775:日本@名無史さん
05/08/26 22:50:13
>>772
それは司馬小説に限らず、小説に書いてあることをまるっきり史実だと
思い込んでしまう厨が存在することに対する反動だろう。
ネット上でも「史実について語る」と言いながら、ソースが司馬という
サイトが平気であったりするから、そういうのがアンチ司馬が増える原因
になっているように思う。
でも現実には、娯楽としての創作物に書かれた歴史と歴史学的な歴史とを
はっきりと区別して考えられる人間は少ないから、どうしても混同が起こる。
この混同がある限り、創作物上の歴史が好きな人と、歴史学的な歴史が
好きな人との貶しあいは続くのだろうな。
776:日本@名無史さん
05/08/27 01:33:57
>>775
自慢じゃないけど(スマンw)自分は厨房の頃から
創作人物と実在人物の区別とか、はっきりついてたな。
知ってた・・・じゃなくて読んでれば自然に「わかる」って感じで。
だから、混同してる人間が不思議でしようが無いんだ。
超優秀な考証能力をもって史料にあたった作品であっても
人物の一挙手一投足や日常の仕草、発した言葉を書けば、
それは「作家の書いた小説」なんだよね。
(時代小説を書く作家陣が、膨大な資料を読み込み、現地に足を運び、
年表や地図とにらめっこしつつ創作してるのは百も承知)
777:日本@名無史さん
05/08/27 16:41:12
>>775>>776
禿同。
純粋に司馬リョの小説自体は面白いと思う。躍動感があって読みやすい。サクサクいける。
神の視点から見下ろして時代と人物を描く、などと言われてるけど、
主役級に選ばれた男たちの造型はとても人間臭く、生き生きしてチャーミングに思える。
善玉と悪玉がハッキリ分かれちゃってる傾向がたまに鼻白むときもあるが。
作品にもよるけど、読後はカタルシスを感じさせるものが多いのもいい。
>>773も2ちゃんのカキコなんて気にせず読んでみたら。
ただ、司馬の創作を史実であるかのように語っちゃってる本とか、ちょっとした歴史系番組とか、
ホント昔から多い罠~。生前の司馬の語り口にもまぁ問題があったのかも知れんが。
影響力が良くも悪くもデカ過ぎて反発されるのもわかるかな。
778:日本@名無史さん
05/08/30 03:43:14
単純な史実厨って何で増えてるんだろうか?
大河ドラマ板とか見てるとアホくさくなってくる。
だいたい平家物語自体が史実を映した部分も多いけど
王朝絵巻風恋物語あり、仏教往生説話を色濃く反映した部分もありの
歴史絵巻で、盛衰記や義経記はそこから派生した創作だというのに。
それらから新たに創作された原作(今回は反映の程度が?だが)を
さらに脚色した「ドラマ」だっちゅうのに、ワケワカメの捏造指摘が多すぎる。
・・・・だいたい小説に捏造って言葉使うなよ。
あいつらが玉葉や吾妻鏡や公家日記を熟知して言ってるのならwww
いいけど、ありえない事だしなー。
能や歌舞伎の世界なんてのも全く知らない奴らなんだろうな。
779:日本@名無史さん
05/08/31 15:28:48
>>778
> 単純な史実厨って何で増えてるんだろうか?
大河ドラマが史実だと思い込んでる厨がその数十倍もいて、一向に減る様子がないからだろ。