じゃあ誰が優秀な歴史小説家なのかと。at HISTORY
じゃあ誰が優秀な歴史小説家なのかと。 - 暇つぶし2ch600:リバティ ◆dXgNZ2yJ32
04/08/26 12:33
わたしは井上靖が好きです。

601:日本@名無史さん
04/09/03 13:20
おまいら隆慶一郎はどうした~?

602:日本@名無史さん
04/09/03 16:33
>>601

いかんせん著作活動が短すぎた。

603:日本@名無史さん
04/09/09 07:31
>602
峰隆一郎と改名して頑張ってるじゃん

604:日本@名無史さん
04/09/09 13:17
山田くーん。
>>603の座布団全部とっちゃってー。

605:訃報
04/09/24 18:31:38
【訃報】白石一郎氏が死去 海を舞台に歴史小説
スレリンク(newsplus板)l50

606:日本@名無史さん
04/09/24 18:40:38
優秀かどうかなんてどういう基準で計るんだよ?
史実に忠実かつ読み物として面白いってか?

607:日本@名無史さん
04/09/27 22:56:23
秋山香乃
萌えの宝庫

608:日本@名無史さん
04/11/10 14:59:38
だれだだれだだれだだれだだれだだれだ
だれだだれだだれだだれだだれだだれだ
だれだだれだだれだだれだだれだだれだ
だれだだれだだれだだれだだれだだれだ
だれだだれだだれだだれだだれだだれだ
だれだだれだだれだだれだだれだだれだ
だれだだれだだれだだれだだれだだれだ
だれだだれだだれだだれだだれだだれだ

609:日本@名無史さん
04/11/27 06:52:27
田中芳樹は単にチャンコロかぶれだろ

610:日本@名無史さん
04/11/27 07:27:49
山本周五郎だな

611:日本@名無史さん
04/11/29 23:32:15
高橋なんとかはどうよ
東北もの書いてる人

612:日本@名無史さん
04/12/01 22:50:18
誰か
司馬遼太郎を日本史板的視点から検証する その2
スレを立ててくれ

613:日本@名無史さん
04/12/10 14:13:02
北方はがんばってるねー

614:日本@名無史さん
04/12/28 19:27:27
>>611
高橋克彦。一応2本大河ドラマになったね。『時宗』『炎たつ』

615:日本@名無史さん
05/01/05 03:14:49
>613
どこがだよ。あいつほど馬鹿な歴史小説家、他に知らんぞ

616:日本@名無史さん
05/01/06 22:39:41
正月のたけしのTVタックルをちょっとみたら、戦後の米国の対日文化政策を取りあげて
いた。さきの戦争を起こした日本人の文化への姿勢を変えないとまた戦争になるという
ものだったが、ま、その方向で日本はよくも悪くも変わってきた。
そういう流れで司馬の小説を眺めると、日本人にかつての日本人を思い出させるものが
描かれていたように思う。司馬は軍人を嫌っていたが、日本人にもっとしゃきっとしろ
みたいなところがあった。
池宮の小説は面白い視点で描かれていると思っていて、嫌いではないが、講談的興味に
終わっているきらいを感じる。小説ってのは、抗争や葛藤がよく出てくるが、単に
やっつけたとかやられたとかいうだけでは、読まれないのではないか。
(ラスト・サムライの人気もそういうところ=ある種の美学にあるのではないだろうか)
文化的な香りがにじまないとダメだという気がしている昨今。

617:日本@名無史さん
05/01/07 23:48:03
司馬って龍馬ヲタか土方ヲタだったんじゃないかと

618:日本@名無史さん
05/01/07 23:55:06
小説は戯作であり、
虚実ないまぜの胆の中で見識を語るもんだという気もするが、
どこまでも史実にこだわるのであれば
森鴎外を無視する訳にはいかないね。
実は弟の潤三郎が史料提供していたみたいだけど。

619:日本@名無史さん
05/01/08 00:10:45
>>618

そうだね。こだわり派は鴎外の「小島宝素」でも読めばいい。
面白くもなんともないからww

620:日本@名無史さん
05/01/10 04:38:39
おまいら、戸部新十郎が出てこないっちゃどーゆーこった?

621:日本@名無史さん
05/01/23 12:23:13
スレが続かないねえ。タネ切れ?

NHKで義経やっているけど、宮尾登美子って、新しい視点があるの?

622:日本@名無史さん
05/01/28 17:06:10
>>611
あの人は生粋のトンデモ。1999年直前に講演会で
「君たちはまもなく死ぬが、それまでにどう生きたかが肝心なんだ」
とのたまった人だぞ。

623:日本@名無史さん
05/01/29 01:20:22
>>622
まあ1000年スパンで考えたら、今生きてる人もまもなく死ぬのは間違いではないがな。

624:日本@名無史さん
05/02/10 18:48:03
皆、死んだみたいだけど、オレはまだ生きているので、書いとく。

今日、本屋を覗いたら、司馬遼の考えたこととかいう文庫本が並んでいた。
手にとって開いたページに、読者から「あれは本当ですか」と質問を受けるという
のがあった。本人は小説家と称しているので、答えないと書いていたが、
歴史小説家というジャンルは、誰が作ったのだろう。時代小説では手垢がついた
ということか。
司馬史観とかいう言葉もあるが、出版社の宣伝文句に過ぎないのではないかと
思った。今までなかったものを書いていると宣伝して、本を買わせようという
魂胆だけなのに、大勢、気狂いしてしまった、と思うと買う気をなくした。

625:日本@名無史さん
05/02/19 19:57:10
最近、池宮彰一郎の家康モノを読んだが、「臆病な家康」が意外に新鮮だったぞ。
北方謙三の歴史小説は、主人公が好きになれるいい作品だと思うけどな。

何度も繰り返されているはずだが、「歴史小説=歴史」と思っている人はここにはいないはず。
司馬遼太郎とて例外ではない。


626:日本@名無史さん
05/02/19 20:00:19
>>621
歴史小説家が少ないんだわサ。


627:日本@名無史さん
05/02/19 20:49:45
司馬は、少年冒険小説の延長か漫画だと思うといいかも。
小難しい字句を目にしたくない時、電車の中で読むのにちょうどいい。
さらっと読み捨てるのに、実にちょうどいい長さと、文体。
新聞連載が多いからかも。
それ以上は、研究書を読めばいい。


628:日本@名無史さん
05/02/20 21:12:19
>>627
それこそ北方じゃないの?

629:日本@名無史さん
05/02/21 11:34:23
北方のものは読んだことはないが、今、ぐぐったら、題名からはどの時代のものか
よく分からない。戦国時代のものと幕末のもので、お勧めはある?
(三国志と南北朝のは、もし面白かったら読みたい。剣豪ものは更にその後)

630:日本@名無史さん
05/02/21 13:17:36
こういう三国志ものもありか、という気分で面白く読めた。
南北朝ものは『破軍の星』がおすすめ。
戦国時代のものと幕末のものは読んだことがないからなんとも言えない。

631:629
05/02/21 17:36:08
>>630 有難うございます。

632:日本@名無史さん
05/02/26 18:53:02
>>630
北方三国志は、出てくるキャラがするめのように味があるよね。
「破軍の星」はちと顕家が強すぎ!

633:日本@名無史さん
05/03/08 02:53:54
宮尾はどうよ。
大河ドラマの原作らしいけどさ。

634:日本@名無史さん
05/03/08 10:18:58
平家物語、2巻まで読んでそれ以上進めなくなった。
軍記物のハズなのに宮廷絵巻みたいな感じになってる。

635:日本@名無史さん
05/03/08 11:15:19
だれがなんといおうと山岡壮八「徳川家康」

636:日本@名無史さん
05/03/08 14:04:57
不当な交通取締りに抗議するにはどうしたらよいか。私は免許更新のときの、安全協会費
を払わないというのを実行しています(いまどき払う人も少ないでしょうが)。一番手ごろで簡単ですしね。
交通安全協会は警察の典型的な天下り団体で脱税が発覚したり(日本交通安全協会が4億7千万も!)、告発本によれば、安全協会幹部と警察の飲み会にも使われているとのこと。

入会したところで、うすっぺらい会員証をくれるだけでメリットはないのでやめたほうが絶対にいいと思います。
私も最初に払ってしまい、激しく後悔しています。
免許センターでは、当然のごとく請求する人もいますので注意しましょう。100%支払いは任意です。


637:日本@名無史さん
05/03/08 15:34:17
海音寺潮五郎

武将列伝の徳川家康で岡崎城築城までで終えているところが絶妙。

三方が原や晩年の嫌らしさがでていない

638:日本@名無史さん
05/03/11 07:44:09
山田風太郎の「魔群の通過」。天狗党物だけど、視点が絶妙。
あと「八犬傳」なんかもいい。歴史は半分だけだけど。

639:日本@名無史さん
05/03/15 14:56:03
hoshu

640:日本@名無史さん
05/03/15 20:34:07
司馬氏を全肯定してしまえば、日本史は曇ってしまう。
しかし司馬氏を全否定してしまえば、同時にほとんど全ての歴史小説家を否定しなければいけない。

641:日本@名無史さん
05/03/16 01:07:51
既出かな。みなもと太郎。
漫画家だけど。

642:日本@名無史さん
05/03/19 09:50:53
五味川純平読んでいると、関東軍が糞以下の存在だったことがわかるな。


643:日本@名無史さん
05/03/20 01:32:23
>>642
他のも読むと、相対的には左系の思想の持ち主だとわかるので眉唾しながら読むのが正しい。

644:日本@名無史さん
05/03/20 03:44:46
司馬の小説でオナニーしてたな

645:日本@名無史さん
05/03/20 03:57:35
村上ショージ

646:日本@名無史さん
05/03/20 04:10:35
鹿島昇。日本で初めて明治天皇が突然たくましくなられた理由を公表したから。

647:日本@名無史さん
05/03/22 20:21:09
司馬は面白いのとつまらないのとがはっきりしていますな。
資料としての価値はないけど「項羽と劉邦」は面白いとおもた。
入門編の優秀作として俺が特別に認定しておこう。
中公から出ているのはほとんど駄作。

648:日本@名無史さん
05/03/24 13:55:10
津本陽「乾坤の夢」はひどかったぞ。
児島穣の悪いところを真似したようにしか思えない。
 
山岡荘八「徳川家康」を読んでから、他の家康モノを読むと楽しいぜ。

649:日本@名無史さん
05/03/29 23:40:12
このスレの上のほうで始祖鳥記を司馬作品と比較して絶賛してたやつがいたから
読んでみたんだけど、ジャンルが違い過ぎるだろ。
歴史小説と時代小説の違いも分からない奴に的確な司馬遼太郎批判が出来るとは思えん。

650:日本@名無史さん
05/03/30 12:31:49
それに、なんか司馬を批判しておけば自分も通の一員と勘違いでもしてる
奴らが多すぎ。
そういった奴らの意見って痛々しい限りだし。

651:日本@名無史さん
05/03/30 20:03:07
誰も司馬批判=通なんて思っていないよ。
キミの勘違いもはなはだしいね。
司馬を持ち上げる人たちの意見は痛々しい限りですが。

652:日本@名無史さん
05/03/31 11:42:13
>>651
アンチ司馬全員の意思確認を取ったわけでもないのに
「誰もそんなこと思っていない」
と断言するのはどうだろう。

653:日本@名無史さん
05/03/31 16:43:45
揚げ足取りが司馬ヲタの得意技w

654:日本@名無史さん
05/03/31 18:53:29
>>653
必死。

655:日本@名無史さん
05/03/31 19:59:53
>>654
必死。

656:日本@名無史さん
慶長410/04/01(金) 02:01:42
談志師匠だっかな。「司馬もおもしれーけど、しょせんゼーロクだからなぁ・・」
って言ってたのがあって、そうそうと思いましたよ。江戸っ子にはちょっと
ツライのもあるのが、司馬さんのお話。そんで、私が好きなのは子母澤さん。
ただこれは司馬さんのと反対に、江戸っ子じゃないとわかりズライ口語文章なのが
難。そこがいいんだけどねぇ。

657:日本@名無史さん
慶長410/04/01(金) 18:50:28
司馬遼太郎の燃えよ剣はほとんどが作り話。それをある新撰組を書いてる
小説家が注意したら、司馬は面白くないのは小説ではないと言ったらしい。

658:日本@名無史さん
慶長410/04/01(金) 20:00:08
個人的には早乙女貢と津本陽が糞の双壁


659:日本@名無史さん
慶長410/04/01(金) 20:01:07
あたりめえじゃねえか。事実じゃないから小説なんだろ

660:日本@名無史さん
慶長410/04/01(金) 22:10:54
>>657
それ言い出したら吉川英治も山岡荘八も・・・・・なぁ・・・・・・。

661:日本@名無史さん
慶長410/04/01(金) 23:30:33
659はすっこんでろ。


662:日本@名無史さん
慶長410/04/02(土) 10:37:33
藤沢周平はどうよ。
「陰謀」は楽しかったぜ。

663:_
慶長410年,2005/04/02(土) 15:11:02
司馬さんの話ばっか…。
歴史小説書く人は司馬さんだけなのか…。

黒岩重吾、好きです…。

664:日本@名無史さん
慶長410年,2005/04/02(土) 15:45:07
黒岩重吾,永井路子,杉本苑子とか、古代史を書いてくれるセンセは
それだけでもありがたいですねぇ。

665:日本@名無史さん
慶長410年,2005/04/02(土) 23:53:04
659に一票

666:日本@名無史さん
05/04/16 12:52:19
URLリンク(backno.mag2.com)
信長の小説がありました。

667:日本@名無史さん
05/04/16 12:59:53
津本陽だ、アホどもが。一回読んでみろ

668:日本@名無史さん
05/04/16 13:46:04
>>667
どうでもいいけど、津本さんの文章って全部箇条書きみたいだよな。

戦国モノに叙事的な文章って割かし合うけど(例・下天は夢か)
人と人との心理が絡み合う幕末モノ(例・龍馬)には合わない。

669:日本@名無史さん
05/04/16 13:55:23
>>668
龍馬に対する君の先入観が強すぎるからだよ。

670:日本@名無史さん
05/04/16 14:03:26
そんな君は浜ちゃんの龍馬におまかせでも見ていなさい

671:日本@名無史さん
05/04/16 16:14:05
さんざん外出だけど津本氏の剣戟シーンはいい。昔の新選組モノでタイトル忘れたけど、土方が急襲されて返り討ちにする場面でゾクゾクした覚えが。
が、「下天は夢か」はじめ、いわゆる歴史小説に括られる作品は糞だな。
現代の名古屋弁モドキをしゃべる信長って・・・はぁ~~~?????
だいたい何故あんなネタ系満載の偽史料『武功夜話』に飛びついてしまったのか。
これは遠藤周作にもいえるが。「男の一生」など失笑モノだった。

自分にとって信長小説は安吾の「信長」と辻邦生の「安土往還記」が今もって双璧
読後、駆け抜けていった馬上の若い信長の残像を見たような、
何とも云えない爽やかさ、儚さ、虚しさに包まれた。
まぁ安吾の歴史モノは政宗ファソなどには賛否両論だろうがね。

ほかに今、素晴らしいと思っている小説家は高橋直樹氏。
どちらかといえば寡作の人のようだが、
過剰な装飾をいっさい削ぎ落としたようなストイックで緊張感漂う文章、
短・中篇といえども作品の骨子が緻密に構築されて実に読み応えがあり再読に耐え得る。
史料の取捨選択も今のところ津本のようなトンデモはないように思う。
それと岳宏一郎氏。
「群雲、関ヶ原へ」は司馬へのある意味オマージュだろうが、
あそこまで群雄を描ききった才は素晴らしい。端正な文体だけど読みやすいしね。


672:671
05/04/16 16:21:59
津本信長の名古屋弁モドキだけ藁って片手落ちだけど、
安吾の信長の口調も相当アレだ。でも作品が素晴らしいからね。
青春小説としての信長を読みたい人にはお奨めです。
しかし、実写化されるてみたらキム蛸・・・酷・・・

673:日本@名無史さん
05/04/17 16:55:59
川路聖謨とプチャーチンの子孫が下田でお会いになったニュースを見て、

吉村昭の小説を思い出しました。

674:日本@名無史さん
05/04/18 01:05:18
安吾の「信長」は最後迄読めんかった>671
羽山信樹の書く信長が漏れのベスト1!

675:日本@名無史さん
05/04/18 09:48:29
age

676:日本@名無史さん
05/04/18 21:36:43
>>671
確かに武功夜話にはネタが多いが、百%偽資料ではないだろ。


677:671
05/04/18 22:27:18
>百%偽資料ではないだろ。

ないだろな。
だが生駒屋敷で桶狭間の作戦練り~だの墨俣だの、
ドラマになるような美味しい部分はすべてネタだろ。

678:日本@名無史さん
05/04/19 20:30:20
>>671
「群雲 関ヶ原へ」の氏家行広のエピソードは妙に泣いた。

679:日本@名無史さん
05/04/23 02:13:09
この先、日本に田中芳樹を超える作家が出るのか心配。

680:日本@名無史さん
05/04/23 23:49:47
田中芳樹さん、最近何か書いてるの?
とっととアルスラーンと創竜伝をおわらさなきゃ。

681:日本@名無史さん
05/04/23 23:54:04
山本博文氏だろ。

682:日本@名無史さん
05/04/24 02:01:34
山岡壮八、吉川英治、池波正太郎、司馬遼太郎あたりは
広く知られているし入門版としていいんじゃないかな
上記の中の前3人は文章が会話で構成されすぎで、司馬は
歴史考証をしてますよって語りかけ過ぎている気がする

>>625
池宮彰一郎なら「島津奔る」 読んで欲しい
北方は人物描写が上手く読んでて飽きない
海洋時代小説(が多い)として白石一郎も新鮮で面白いからお奨め






683:日本@名無史さん
05/04/24 02:09:52
白石一郎は漏れも支持する。
どっちかつーと九州系の時代小説が多いのだが>682

684:日本@名無史さん
05/04/24 02:25:23
新田次郎の武田信玄はなかなかおもしろかった

685:日本@名無史さん
05/04/24 02:35:11
勝頼も読んであげて

686:日本@名無史さん
05/04/24 02:59:52
とりあえずアレだな、資料読んでるような気分になったり、やたら現代の会社組織に
結びつけたりするのは如何なるモノかと。

687:日本@名無史さん
05/04/24 06:55:52
>>685
池宮彰一郎「島津奔る」も読みました。
ちょっと作者が島津義弘に思い入れがありすぎる気もしますが、
義久との対比がとても興味深かったと思います。
「本能寺」「平家」もこれから挑戦します。
>>686
>資料読んでるような気分になったり、やたら現代の会社組織に
結びつけたりするのは如何なるモノかと。
現代人が歴史小説を読むには、仕方がない視点と思われるが如何でしょうか?

688:日本@名無史さん
05/04/24 21:34:08
>>687
いまは「三国志に学ぶ○○」とか「戦国武将に見る○○」だのいっぱいあるんだから
そっちの書物にまかせとけ、と言いたい。
だってさ、せっかく入り込んでるのに、「この場合は叩き上げの技術部門出身者が
創業者一族に・・」とか書かれると思い出したくもない会社や上役の顔がうかんで
きたりして、気が滅入ってしまう。w

ついでに「島津奔る」は面白かった。

689:日本@名無史さん
05/04/24 22:28:15
「島津奔る」てパクリ疑惑で絶版になったんじゃなかったっけ?

690:日本@名無史さん
05/04/24 23:21:38
>>689
ありゃ「逃げろ家康」ですよ。司馬のパクリだったけか?


691:日本@名無史さん
05/04/24 23:25:58
池宮彰一郎作品と司馬遼太郎作品の類似について
URLリンク(kuroneko-y.hp.infoseek.co.jp)

692:日本@名無史さん
05/04/24 23:45:25
>>691
いや~、偶然でしょうw 偶然偶然。
池宮先生ともあろう者が同じ過ちを繰り返すはずがない(笑)

693:682
05/04/25 02:48:32
司馬の「関ヶ原」も池宮の「島津奔る」も読んでるけど
知らなかったし気づかなかったよ…
でも「島津奔る」はその目線と関ヶ原までの過程で十分堪能出来た
のに残念
>>687
解説内容や前後との流れにもよるが、基本的にそういうのは孫子の
兵法とかそっちでやって欲しいと感じるほう
後、誰かお奨め作品を紹介して~
スレ違いすまそん


694:日本@名無史さん
05/04/25 09:06:53
>>688
>だってさ、せっかく入り込んでるのに、「この場合は叩き上げの技術部門出身者が
創業者一族に・・」とか書かれると思い出したくもない会社や上役の顔がうかんで
きたりして、気が滅入ってしまう。w
そのあたりの言い回しを、あからさまに表に出しているのは、堺屋太一「峠の群像」「豊臣秀長」
「秀吉」あたりですね。


695:日本@名無史さん
05/04/25 09:17:42
>>691
似ているといえば似ているし、そうでないと言えばそうだし…。
同じモノを書けば、使う史料も似通ってくる。物語の推移が同じになるのも仕方がないと思う。
ただ、問題なのは池宮氏自身の態度。後ろ暗いところがあるからこそ、自ら絶版を申し出たと勘繰れるのう。

696:日本@名無史さん
05/04/25 17:42:28
参考文献として使用可能なものの定義ってあるの?

697:日本@名無史さん
05/04/25 18:13:17
小説を書く上では小説を参考にしても良い。論文じゃないんだから。
でも池宮みたいに、司馬が作った架空の人物を自分の小説にも出したり、
他人の小説にしか出てこない架空の出来事を自分の小説に入れるのは駄目ね。
もし今後義経を描いたものが出るとして、
NHKの大河ドラマに出てくる「うつぼ」なんて出したらアウトだ。
静御前は実在だから可。

698:日本@名無史さん
05/04/26 13:01:02
>>671
おまいさんは俺か? と思いたくなるほど同意見で驚いた。

岳宏一郎でいえば『天正十年夏ノ記』あたりも良かったように思う。
この著者の作品はハズレがあまりなくて安心して買える。

699:日本@名無史さん
05/05/01 22:39:09
>>692
池宮氏のパクリ騒動って島津に続き家康も・・ってかなり話題になったよ。
ほんとに知らなかった?
類似部分の比較も、実際に司馬作品と池宮作品を掲載して比較していた。
助詞の使用まで同様の文章もあって、作家がこれをしちゃイカンだろと思った。
同じような設定の会話であっても台詞替えればまだバレなかったろうに。

池宮爺ちゃんは「資料の一つと勘違いして写してしまった」と
反省してたけど、この一件で「平家」は大河原作を逃してしまいました。

700:日本@名無史さん
05/05/02 00:59:46
>>699
なのに、なぜ「関ヶ原」の初芽をそのまま「巨いなる企て」に登場させてる元経済企画庁長官
はパクり呼ばわりされてないのかという件について

701:日本@名無史さん
05/05/02 10:49:47
>>700
故・峰隆一郎が「信玄女地獄」・・ハァハァ・・という作品で
新田次郎「武田信玄」での信玄妻妾の名、おここ、湖衣姫、里美など
新田が名づけた女性の名をパクッて使っていた件など、果ててしまいますね。

702:日本@名無史さん
05/05/02 15:45:38
やっぱり、最近で出て来た歴史小説家は、過去の作品をつぎはぎして
作品を完成させているのかのう。
「やってもばれない」「登場人物をいちから作るのは面倒」「歴史小説なんだから
筋書きや結末が似ていて当然」と開き直っている。
読者をなめたらイカンぜよ。

703:幼命二郎
05/05/02 16:05:32
黒岩重吾。

704:日本@名無史さん
05/05/02 16:44:12
新選組については、最初に司馬遼太郎の本を読んで面白い、と思った
が、次に子母沢寛の本を読んで、リアリティが全く違うことに驚いた。
この勝負は子母沢寛の勝ちだな。もっとも、司馬遼太郎は子母沢寛の
本を参考にしている、というより参考にせざるを得なかったことを正
直に認めているし、本人からも話をきいた筈だ。
NHKの去年の新選組はまるでマンガだったな、今年の方が評価は高
いがそりゃそうだろう。あれと比べたら。


705:日本@名無史さん
05/05/02 17:25:19
>>704
勝ち負けに例える感覚が全く理解できないなー。

子母澤寛の新撰組三部作は、それまで映画や講談の悪役だった
新選組の再認識をするきっかけとなった記念作であるし、
司馬に関わらず、現在氾濫する新選組小説だって
あの三部作が根っ子になって伸びているのだと思う。
今となっては聞き書き故の不明瞭さや創作?疑惑もよく出されるけれど
子母澤の彼らに対する愛惜の念と時代の息遣いが聞こえる名作でしょう。

その根っ子から伸びた太い幹が司馬の血風録や燃え剣で、そのヒットと
映像化によって「鞍馬天狗の敵」であった新撰組という集団が
一般にも浸透したのだから・・・・、
作品的ジャンルでも、勝ち負けと並べるもんじゃないだろう。

池波正太郎だって子母澤と親しく行き来して、
著作からヒントを得たり、資料を見せてもらってるよ。

706:日本@名無史さん
05/05/02 21:54:24
司馬遼太郎には珍しくパクッたと思えるほど似ている個所が多いからだ。同じ
ジャンルを扱っているのだから、面白さの勝ち負けをいってなぜ悪い。ユーモ
アのセンスがないやつだ。

707:日本@名無史さん
05/05/02 22:37:31
面白さの勝ち負けの前に
改行してくれ。

708:日本@名無史さん
05/05/03 04:47:10
しもざわ勝海舟を古本で買ってきたぞい。
しかし、昔の新潮社は字が細かくて読みにくいぜ。

709:日本@名無史さん
05/05/05 23:31:33
保守

710:日本@名無史さん
05/05/06 14:52:54
新田次郎の武田勝頼が絶版になっているんで、誰か再発行してください。
ところで、あの武田勝頼の話ってマジ?

711:日本@名無史さん
05/05/06 17:12:37
よし俺が再発行してやろう。資金をくれ。

712:日本@名無史さん
05/05/06 18:18:34
古本屋に行けばあるぞい。

713:日本@名無史さん
05/05/07 14:41:02
>>710
神田古書店街にいけば普通にセットで店頭にあるだろ。

ついでに三行目、ここは「小説」について会話するところだ。
マジ風な話だけ知りたければ、古文書解読の勉強せい。

714:日本@名無史さん
05/05/08 10:41:38
>>710最近、新しく刊行されたよ!これマジだよ。俺書店員だから。

715:日本@名無史さん
05/05/25 08:21:16
遠藤周作「女」(上下巻)を買ってしまったぞい。

716:日本@名無史さん
05/05/25 12:31:38
阿川弘之

717:日本@名無史さん
05/05/25 13:24:24
城山三郎

718:日本@名無史さん
05/05/25 13:33:30
>>710
普通に図書館にある
かなり面白かった
書き方が上司に使える会社員の苦労話みたいな感じになってる

719:日本@名無史さん
05/05/28 20:49:11
津本は話が面白くないからなぁ

720:日本@名無史さん
05/05/28 20:51:44
>>716
時節柄阿川提督が出ましたな.
小説は小説であると見抜けないと・・・


721:日本@名無史さん
05/06/02 23:56:32
今更のよーに「天と地と」読んでる。
とにかく文章なめらかで読みやすくてサクサク進む。主要な登場人物はキャラ立ちまくり。
こーゆー問答無用に面白いのもいいよな、と実感。
もちろん史実とはかけ離れ過ぎのワロス設定なわけだがw

722:日本@名無史さん
05/06/03 00:13:46
>もちろん史実とはかけ離れ過ぎのワロス設定なわけだが
このことだけでこのスレの住民的にはアウトなんじゃないかな。

723:日本@名無史さん
05/06/03 22:43:49
>>719
文章が致命的につまんないよな
武神の階読んでてマジで寝た
淡々と書いてるスタイルなら吉村昭とかもそうだけど、
津本の文は目がひっかかる

方言もやりすぎ

724: ◆UGdlUBvvDg
05/06/05 22:16:32
武士を美化するとつまらなくなる。
司馬が面白いのは、武士をバカにしているからだ。

725:日本@名無史さん
05/06/05 23:08:58
どこがバカにしてるんだw
つか馬鹿にしようと美化しようと話の面白さには関係無いな。
作家の腕次第だろ。
あからさまにやる作家はハナにつくし下手なわけで。

726:日本@名無史さん
05/06/06 00:16:05
入れ食いだなw

727:日本@名無史さん
05/06/13 10:05:47
ずらずらと参考資料を書き並べて史実に沿ってて
年表代わりにも使えるような作品でも
感情表現豊かに魅力的な面白いものあり、
なんだこりゃ小説しゃなくてただの評伝じゃん、な作品もある。

史実からかけ離れていても、その人物の人間的魅力を存分に引き出し
生き生きと時代を感じられる作品は面白い。

728:日本@名無史さん
05/06/13 20:39:25
夢枕獏は、史実と違うけどって言っちゃう人なので
わりと面白いかも。清明

明治の柔道家やってるよ。小説推理で。

729:日本@名無史さん
05/06/18 05:17:27
古川薫とか地味でいいなー。
山田正紀が本格的に歴史小説に来てほしいが。

730:日本@名無史さん
05/06/18 10:49:34
古川薫って、郷土自慢を延々と書き連ねている痛い香具師ってイメージしかない
できればリア工の頃の漏れには分からなかった古川薫の読み方ってのを教えてほしい

731:日本@名無史さん
05/06/26 13:26:38
このスレは司馬は優秀な歴史小説家かどうかというスレですか?
優秀な歴史小説家の定義をはっきり決めてからにしようや

732:日本@名無史さん
05/06/26 13:46:52
古川は、滝口(本名は原口)靖彦を高く評価していたよ。
ちなみに京極夏彦の小説に出てくる小説家 ”関口” は、たぶん彼がモデル。
すごいひとなのに・・・個人的なキャラクターが関口。特徴・・ふるえる。
緊張感でふるえるのに出てくる。

[作品]
上意討ち心得
薩摩軍法
葉隠無残
流離の譜
鬼哭の城
粟田口の狂女
乱離の風―若き日の立花宗茂
主家滅ぶべし


733:日本@名無史さん
05/06/26 13:55:30
古川薫は、侍とかをそんなに美化しない小説家なのでいいのでは、ないかな。

司馬の新撰組モノは書きたくなかったってのを
古川が、もっと端的に表現してる。(大河新撰組便乗企画に対して)

” 新 撰 組 に 学 ぶ と こ ろ は 、 な に 一 つ 無 い。”

734:日本@名無史さん
05/06/26 14:19:22
>>696
文化庁から「著作権」に関するガイドラインのHPが出ています。
「引用」というのがあって、誰の作品のどの部分を参照したかが
明記されているなどの必要条件が示されています。

>>699
その平家も盗作疑惑があります
>>691のサイト
および
スレリンク(books板)l50



735:日本@名無史さん
05/07/05 08:56:46
>>699>>734
学術論文丸写しまであるんですよね。

URLリンク(members.at.infoseek.co.jp)

URLリンク(members.at.infoseek.co.jp)

736: ◆vOONRCNRtc
05/07/10 20:30:00
小説でも・・・逃げろ池宮で一時期話題になりました。

737:日本@名無史さん
05/07/11 05:21:43
山岡荘八はマキャベリスト養成本みたいな感覚で読めて好き。
まぁ主人公はみんな諸葛孔明なみに人間離れしてるけど・・・。
その点、童門冬二はマジでイラン。
人間離れし過ぎてて全く感情移入できない。
あいつは、本気で歴史人物はみんなあんな超人だと思ってるのだろうか?

738:日本@名無史さん
05/07/11 07:57:38
山田風太郎


739:もの
05/07/11 08:49:29
童門と津本はいらんな。なぜ売れるのかわからん。津本は小説というより妄想。童門はコーエーの人間だからな、あんなモン。

740:日本@名無史さん
05/07/11 09:04:57
題材の人物を誉めすぎ&美化しすぎなのはどうかと
名前忘れたが「本能寺」って小説で織田信長がお手伝いの女性を大量に殺したのを、前線で働くものへの思いやりって書いてるのには引きました。



ものは言いようだけどさ………バカなんじゃないの

741:日本@名無史さん
05/07/11 09:39:12
>740 私小説しか書けんのが歴史小説家になりました~みたいな感じ
僕チンの大好きな〇〇〇〇について書きマショ-
とっても凄い人なんだよ- 皆みてみて-
↑こんな感じ ww

742:日本@名無史さん
05/07/11 10:20:56
>>741???

その人物が好きだから書くのだろうが、あまりに盲目的なのはうっとおしく共感がもてない。

>>739童門って童門冬二?「黒田如水」ってたぶんその人の小説を読んだことがあるけど別に酷くなかったよ。少々同じ文を繰り返してる感じがあったけど、解りずらい文ではないしユーモアも少しある~よ~
何故いらないと思うのだ?

743:日本@名無史さん
05/07/12 03:07:06
>>739
> 童門はコーエーの人間

元都庁の人間だろ?

744:日本@名無史さん
05/07/12 04:42:27
「夏草の賦」読んでたら夜が明けちまった。
また今日も仕事辛いんだろうなぁ。
仕事のヒントやモチベーション得るためにこういう本読んでるんだけど、
これじゃ本末転倒だな。
いや、なんだかんだ言ってやっぱ司馬は一番だわ。

745:日本@名無史さん
05/07/13 01:50:40
元役人だが光栄がスポンサー

746:日本@名無史さん
05/07/13 10:06:24
童門って大河便乗ライターの元祖だと思ってるけど。
小説家と認識したことが無い。

747:日本@名無史さん
05/07/13 11:41:34
大河便乗ライター。

うまいね。

748:童門冬二
05/07/13 13:26:12
おまえら何様のつもりかね?

749:日本@名無史さん
05/07/13 14:38:17
司馬遼太郎、新撰組と坂本龍馬のことしか頭に無くて回りが見えてないと思うのは私だけかしら。
新撰組と坂本龍馬以外についてはぜんっぜん調べてないと思うんですが。
新撰組と坂本龍馬だって空想二次元の司馬ワールドじゃないですか?
歴史というか・・・・物語。

750:日本@名無史さん
05/07/13 17:22:55
>>749
だって物語じゃん。小説として発表されてるんだもの。
小説家たちは自作品を歴史的事実そのものです・・・なんて言ってない。
資料のすき間を空想し、台詞を想像して、小説。

「花も実もある嘘八百」・・・柴錬の言葉さ
虚構がいやな人は小説読めないよな。

あっ、釣りかwww

751:日本@名無史さん
05/07/13 21:24:41
>>749
それは自分が知らないだけ。
司馬は龍馬、新撰組以外の題材で何冊も幕末の本出してる。

752:日本@名無史さん
05/07/13 21:38:26
翔ぐが如く・・・西郷、大久保
世に棲む日日・・吉田松陰、高杉晋作
酔って候・・・・幕末四賢候
峠・・・・・・・河合継之介
花神・・・・・・大村益次郎
最後の将軍・・・徳川慶喜

司馬の幕末ものは俺が読んだだけでもこれだけあるな。
短編入れたらもっとある。
てか、俺はなんでこんな熱くなってんだろう。

753:日本@名無史さん
05/07/13 22:40:01
単に歴史が知りたければ、史実ばかり書いた本でも読めばいいじゃん。
歴史小説なんて、司馬に限らず物語だろ。

754:日本@名無史さん
05/07/13 23:13:45
ただ司馬の新撰組と竜馬はあまりに影響が大きすぎて、
史実と勘違いしてる輩もいまだに多いような。>749の周りにも居るんだろう。
実際、いかにも歴史的事項を扱ったような体裁の本でも、
中を読んだら司馬のネタをこねくりまわしてるのが多かったり。
幕末研究家も(どこがどう研究家なのか知らんが)司馬の物語を史実のように語ってたり。
ああいう香具師の存在もアンチ司馬をここまで増やした一因なんだろうな。

でも司馬小説は文句なく面白いのが多いよ。>744、禿同。
藤沢も好きだけど、モノによっては通勤中読むと鬱になることもしばしば・・・
ただ、女は藤沢氏や池波氏の書いたものの方が好き。
自分は♀だけど司馬の女はウザイのが多いと感じる。


755:日本@名無史さん
05/07/13 23:53:46
>>754
あー自分も司馬の女はダメだ。
単なる濡れ場担当になってるのが多いしな。

「城塞」のお夏あたりがかろうじて好きだな

756:日本@名無史さん
05/07/14 00:32:04
司馬の話をしている最中に田中芳樹を出すのもアレだが(つか他に適当なのが思いつかん○| ̄|_
魅力的な女を書けない作家ってステレオタイプ的なんだよね・・・
読んでて「オイオイそうじゃないだろう」と突っ込みを入れたくなったり
読んでいるコッチが気恥ずかしくなったり

757:日本@名無史さん
05/07/14 07:17:09
>>755
司馬の濡れ場?は塩味を確かめるまで。バッチイ。

758:日本@名無史さん
05/07/14 08:00:05
>>755
それは多くの人が感じるところだろうな。「戦雲の夢」の後書きにも
「司馬先生は女性を書くのが苦手のようで」云々が書かれるぐらい。

それでも、俺は司馬は歴史小説家の中で一番好きだな。けなし言葉
にも聞こえるかもしれんが、肩肘張らずに読めるってかんじ。

759:日本@名無史さん
05/07/14 08:02:16
田中芳樹を持ち出してくるのは、
田中信者しかいないからなあ。
他に適当なものが沢山あるのに。

760:日本@名無史さん
05/07/14 08:50:19
時間がたっぷりあった時は、小説世界にどっぷり浸らせてくれない
司馬はそんなに好きじゃなかったんだけど

そういうことが難しくなったら、かえってあのぶつ切り感が心地よくなったよ
好きなときに司馬の語りを聞きに行くって感じだな。

761:日本@名無史さん
05/07/14 08:58:28
司馬のあの語り口のリズム感は好悪が分かれるかもね。

清水義範が書いた司馬文体偽装短編とか爆笑モノで面白いな。

762:日本@名無史さん
05/07/14 09:43:57
山岡荘八?「小説太平洋戦争」とか読んでみろと。
「ナントカ軍曹は弁慶の如く仁王立ちのまま鬼畜共に一矢報いて~」
右翼の同人誌かと。まあ従軍してると主観が入るんだろうが。

763:日本@名無史さん
05/07/14 09:55:38
>>762
www・・・別に山岡荘八を擁護するわけじゃないけどな。
書かれた時代の世相とか、戦意高揚を目的にとか
そういう事も昔はあったんだよ。
軍国主義時代の作品をみんな右翼同人にする気か・・・と。

周五郎の初期短編なぞは、講談倶楽部とかに掲載されてた時代でもあり
懐かしの講談張りセン文体だぞ。
それが時代小説の普通でもあったんだから。


764:日本@名無史さん
05/07/31 20:58:15
>>762おまい、土井たか子みたいな感覚だね。山岡荘八最高!小説家の書いた大東亜戦争物であれが一番まとも。

765:日本@名無史さん
05/08/09 23:21:56
>>1おまえ以外なのは、確かだなー。

766:日本@名無史さん
05/08/09 23:33:45
今東光・坂口安吾・柴田錬三郎・山田風太郎・五味康祐が面白いが司馬遼太郎は便所紙だなぁ

767:日本@名無史さん
05/08/09 23:38:25
安吾いいよな

768:日本@名無史さん
05/08/09 23:40:19
>>766追加
永井路子・海音寺潮五郎・池波正太郎を忘れ(ry

星亮一・中村彰彦…素敵過ぎます!

早乙女貢は會津士魂だな

面白いならば良い

769:日本@名無史さん
05/08/09 23:47:37
>>766海音寺、中村は良いよね。司馬は・・・ファンタジー小説だしね。


770:日本@名無史さん
05/08/10 02:14:14
中村彰彦は好きだけど、最近は小説家なのか評伝家なのかわからない。
時代考証に熱心なのは良いけれど、「物語」を書いて欲しい。

771:日本@名無史さん
05/08/26 13:47:21
事実に縛られると物語作家としては隘路に陥るよねえ。

772:日本@名無史さん
05/08/26 14:22:58
2ちゃん内の一部の厨だけだろうけど、
最近の「史実連呼の史実厨」が蔓延すると
作り物としての小説の楽しみが衰退していってしまう気が。
作家の創作人物が登場するだけで「捏造!!!!!」だもんな。


773:日本@名無史さん
05/08/26 15:40:55
ああ俺も感じた。
特に司馬遼批判の言い分って見苦しい。
俺みたいに読んでみようと思ってた人間も手にする前にゲンナリさせられる。

774:日本@名無史さん
05/08/26 17:17:30
>>768
永井路子って古代・王朝から戦国ものまで、女性主人公の台詞が
現代主婦の井戸端会議みたいなのが気になる。
「あら、違うのよー奥さん!!」みたいな。

星は幕末佐幕のものしか書いてないんじゃない?
だからこそ物語性が乏しくても一部の人に支持されてるんだろうけど
小説家としての知名度は低いような気がする。

775:日本@名無史さん
05/08/26 22:50:13
>>772
それは司馬小説に限らず、小説に書いてあることをまるっきり史実だと
思い込んでしまう厨が存在することに対する反動だろう。
ネット上でも「史実について語る」と言いながら、ソースが司馬という
サイトが平気であったりするから、そういうのがアンチ司馬が増える原因
になっているように思う。
でも現実には、娯楽としての創作物に書かれた歴史と歴史学的な歴史とを
はっきりと区別して考えられる人間は少ないから、どうしても混同が起こる。
この混同がある限り、創作物上の歴史が好きな人と、歴史学的な歴史が
好きな人との貶しあいは続くのだろうな。

776:日本@名無史さん
05/08/27 01:33:57
>>775
自慢じゃないけど(スマンw)自分は厨房の頃から
創作人物と実在人物の区別とか、はっきりついてたな。
知ってた・・・じゃなくて読んでれば自然に「わかる」って感じで。
だから、混同してる人間が不思議でしようが無いんだ。

超優秀な考証能力をもって史料にあたった作品であっても
人物の一挙手一投足や日常の仕草、発した言葉を書けば、
それは「作家の書いた小説」なんだよね。
(時代小説を書く作家陣が、膨大な資料を読み込み、現地に足を運び、
年表や地図とにらめっこしつつ創作してるのは百も承知)


777:日本@名無史さん
05/08/27 16:41:12
>>775>>776
禿同。
純粋に司馬リョの小説自体は面白いと思う。躍動感があって読みやすい。サクサクいける。
神の視点から見下ろして時代と人物を描く、などと言われてるけど、
主役級に選ばれた男たちの造型はとても人間臭く、生き生きしてチャーミングに思える。
善玉と悪玉がハッキリ分かれちゃってる傾向がたまに鼻白むときもあるが。
作品にもよるけど、読後はカタルシスを感じさせるものが多いのもいい。
>>773も2ちゃんのカキコなんて気にせず読んでみたら。

ただ、司馬の創作を史実であるかのように語っちゃってる本とか、ちょっとした歴史系番組とか、
ホント昔から多い罠~。生前の司馬の語り口にもまぁ問題があったのかも知れんが。
影響力が良くも悪くもデカ過ぎて反発されるのもわかるかな。

778:日本@名無史さん
05/08/30 03:43:14
単純な史実厨って何で増えてるんだろうか?
大河ドラマ板とか見てるとアホくさくなってくる。

だいたい平家物語自体が史実を映した部分も多いけど
王朝絵巻風恋物語あり、仏教往生説話を色濃く反映した部分もありの
歴史絵巻で、盛衰記や義経記はそこから派生した創作だというのに。
それらから新たに創作された原作(今回は反映の程度が?だが)を
さらに脚色した「ドラマ」だっちゅうのに、ワケワカメの捏造指摘が多すぎる。
・・・・だいたい小説に捏造って言葉使うなよ。

あいつらが玉葉や吾妻鏡や公家日記を熟知して言ってるのならwww
いいけど、ありえない事だしなー。
能や歌舞伎の世界なんてのも全く知らない奴らなんだろうな。


779:日本@名無史さん
05/08/31 15:28:48
>>778
> 単純な史実厨って何で増えてるんだろうか?

大河ドラマが史実だと思い込んでる厨がその数十倍もいて、一向に減る様子がないからだろ。


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