じゃあ誰が優秀な歴史小説家なのかと。at HISTORY
じゃあ誰が優秀な歴史小説家なのかと。 - 暇つぶし2ch350:日本@名無史さん
04/06/17 14:17
剣道人口の中には、剣道を血生臭い殺しの技術だと考える事を嫌がるタイプが居る。

彼等は現代剣道を健全なスポーツの一種として扱って貰いたがっているので、
殺し合いに活用するという発想は忌み嫌う。

彼等は剣道が殺しの技術であるという本質から目を背けて、人々を健全に育成するスポーツの一種目という虚像を愛しているのだ。

351:日本@名無史さん
04/06/17 14:21
>>349
相手の発言に対して具体的に反論するでもないハッタリ野郎にしか見えないが?

君はそういうペテンに弱そうだね。

352:日本@名無史さん
04/06/17 14:29
武蔵ファンの俺としては見切りという言葉を出して欲しかった

353:日本@名無史さん
04/06/17 14:33
剣道を単なるスポーツとしてしかやっていないんだったら、
15年が150年でも実戦ではまるで役立たずだよ。

竹の棒を相手の頭や手にチョコンと当ててポイントを競うゲームだとでも思っていたのなら、それは本当の意味における剣道ではなく、剣道ごっこだ。

真の剣道とは頭をカチ割り、腕を斬り落とし、腹を裂いて敵を無力化する技術だ。

354:日本@名無史さん
04/06/17 14:48
342=344=346=348=350=351=353
顔真っ赤だなこりゃ。精神統一しる。

355:日本@名無史さん
04/06/17 14:54
杉本 彩

356:日本@名無史さん
04/06/17 15:06
>>354
ん?
幻覚症状かい?
君もまだまだ修業不足だね。

357:日本@名無史さん
04/06/17 15:08
別に剣道がスポーツであろうが無かろうがどちらでもいいけど
「実戦で役に立たない」ってどこで斬りあいの実戦があるんだ!?

もしあるんだったら観戦したいので教えてくれ!



358:日本@名無史さん
04/06/17 15:16
>>357
オレの中では闘犬場が一番スリリングだったな。
雰囲気くらいは味わえるんじゃないか?

359:日本@名無史さん
04/06/17 15:21
武道はスポーツと異なり、余暇の娯楽ではない。
いつの日にか訪れる有事に備えて、日頃から高い戦闘力を育成しておく為に継続する事だ。
死ぬまで殺し合いをせずに済むなら、それに超した事は無い。

360:日本@名無史さん
04/06/17 15:32
>>355
杉本 彩………何故か気になるな~

361:日本@名無史さん
04/06/17 16:08
>>360
>武道はスポーツと異なり、余暇の娯楽ではない。
いつの日にか訪れる有事に備えて、日頃から高い戦闘力を育成しておく為に継続する事だ。

「道」って付くものは、技術技能もそうだが、それよりなにより自己の精神修養のためにあるのでは?
華道・茶道なども。
そこが、単なるスポーツとは違う。

362:日本@名無史さん
04/06/17 16:32
>>361
じゃあさぁ、赤道はどうよ!

363:日本@名無史さん
04/06/17 16:32
北海道

364:日本@名無史さん
04/06/17 16:37
人間の戦闘力を高める技術が武道だ。
精神修養は戦闘力を向上する為にも役立つ。
だから剣道では精神修養を重んじるというコンセプトを取り入れた。

そもそも手段に過ぎない精神修養を目的化して剣道を修業するのは個人の勝手だが、
本来の目的である戦闘力の向上すらをも否定するなら何も武道である必要が無い。

血生臭い技術である武道よりも、華道、茶道、書道などをやれば良いのだ。

365:日本@名無史さん
04/06/17 16:43
>>364
真剣といわないまでも、木刀で戦っていれば多少は賛同できるけどね
竹刀じゃね
多分、俺は竹刀相手なら素手で勝てるよ

366:日本@名無史さん
04/06/17 16:45
ナニワ金融道

367:日本@名無史さん
04/06/17 17:08
竹刀で稽古するようになったのは、木刀よりも稽古時の怪我が軽減されるからだ。
木刀で打ち合うには防具の衝撃吸収力が低過ぎて、骨折等の重傷者が頻繁に生じる。
戦闘力を高める為の修業である筈なのに、大怪我をしてしまえば治る迄は稽古を中止せざるをえない。
それどころか不具者になったり死亡してしまえば本末転倒極まりない。
そういう不合理を改善する為の道具として、現代剣道が採用した道具が竹刀だ。

竹刀で戦闘力の向上を図るというコンセプトに疑惑を抱いたのならば、全力で打ち込む為に人間同士で打ち合う稽古を否定している示現流でも修業すれば良い。

368:日本@名無史さん
04/06/17 17:21
いつから剣道スレになったんだ、おい

369:日本@名無史さん
04/06/17 17:23
一子相伝の剣法である示現流は鹿児島に行かなきゃ習えないよ
ちょっと遠すぎる

370:日本@名無史さん
04/06/17 17:23
スポーツチャンバラ一筋15年の人が来てから。

371:日本@名無史さん
04/06/17 17:33
自民党が一番嫌がることをしないと無意味。
棄権は、全国津々浦々に下部組織を有する自民党を利するだけ。

土建屋・商工会議所・医師会・郵便局・警察・自衛隊・農協・漁協・教師会・
宗教・茶道・華道・各種業界団体・官公庁・各自治体・・・とありとあらゆる
ところが自民党によって組織化されているからな。

で、自民党は自分の顧客に財政ばらまきをやって、そのマージン収入を得る。
こんなにたくさん顧客がいるから、財政パンクは必至なんだけど、ツケは愚民一般へ。
自民党自体を滅ぼさないと、延々とこのシステムは続きますよ。

372:日本@名無史さん
04/06/17 17:46
司馬はうまいよ。三島もほめていたらしい。

373:日本@名無史さん
04/06/17 17:59
三島はまったく理解できないんだが、三島はうまいの?

374:日本@名無史さん
04/06/17 18:01
弱い犬ほど良く吠えるって感じだな某剣士

375:日本@名無史さん
04/06/17 18:07
精神力の向上ではなく人の殺傷の向上を求めるなら現代では銃でも手にいれれ

376:日本@名無史さん
04/06/17 18:16
銃が使えない時の事も考えておかないとね。
あらゆる状況下で高い戦闘力を発揮できる事を目指すのが、武道の究極目標だ。

目的と手段を履き違えていると、何年剣道ゴッコを続けようとも負け惜しみしか言えない負け犬のままで終わる。

377:日本@名無史さん
04/06/17 18:34
あらゆる状況下なら銃を使ってやったり、爆弾などのために特殊部隊でも目指したほうがいいよ

378:日本@名無史さん
04/06/17 18:44
とりあえずココには剣道で精神を鍛えた人間はいない様子。

379:日本@名無史さん
04/06/17 18:52
特殊部隊もなかなか優れた精神修養のメソッドだ。
人類は進歩し続けているという事実を示す一例と言えるな。

武道をやっていながら戦闘力の向上を目指そうとしていない倒錯者たちは、
武道を絶滅寸前の伝統芸能か何かと勘違いしているんじゃないかな?

380:日本@名無史さん
04/06/17 18:59
昔の武士や軍隊のように命の奪いあいするわけじゃあるまいし、精神修養のが重要だ

381:日本@名無史さん
04/06/17 19:00
現代の特殊部隊は、銃や爆弾の使い方ばかり練習してる訳じゃないぞ。
銃や爆弾を使えない場合に備えて素手の格闘やナイフファイティングも非常に重視されてるし、
極限状況にも耐えられる様に過酷な環境下で徹底的に精神力を鍛え上げる。

精神修養を重んじる人にこそ、特殊部隊での訓練は相応しい。

382:日本@名無史さん
04/06/17 19:00
武道板に逝け。

あんましココでは出ないけど童門フユジはどうなん?
オレはNGだけど。

383:日本@名無史さん
04/06/17 19:06
殺し合いになっても勝てる程に高度な戦闘力の存在が抑止力となって、殺し合いという事態を遠ざけている。
これが平和の実情だ。
殺し合いが珍しくなったから戦闘力の維持と向上はどうでも良い、
などというのは歴史から何一つ学んでいない妄言に過ぎない。

384:日本@名無史さん
04/06/17 19:08
ココが「じゃぁ誰が優秀な歴史小説家なのかと。」という事をも
解らないキミは何一つ現実が見えていない。

385:日本@名無史さん
04/06/17 19:11
どうでもいいとは誰も言ってないと思うが精神修養のほうが重要なのは認めるわけだ

386:日本@名無史さん
04/06/17 19:12
武道に関する話題も、元はと言えば津本の表現力についての議論なんだけどな。
剣士の感覚も養えないスポーツマンが剣士を気取るから、変な方に話がこじれた。

387:日本@名無史さん
04/06/17 19:16
精神力の向上は、戦闘力を高めるという目的を達成する為の手段に過ぎないと言ってるんだがね?
武道をやっていながら、自分が一体何の為に精神を鍛えなくてはならないのかという事さえ見失ってるというのも平和ボケだな。

388:日本@名無史さん
04/06/17 19:37
これはHAPPYレターですっ!!これを見たあなたは今から30分以内に
3つ以上コピって張って下さい。沢山張れば張るほどあなたに幸せが沢山、舞い込んできます。たとえば好きな人から告白されちゃったり、何かのクジなどで大当たりしたりします。幸せがもっともっとほしかったら
是非、是非、30分以内に沢山はってねっ☆

389:日本@名無史さん
04/06/17 20:34
本当の剣士とやらはこんなトコで何かに発病したように
ペラペラと一日中喋らんだろ。
よほどのお喋り剣士でつね。

390:日本@名無史さん
04/06/17 20:57
武道板からきますた('A`)

391:日本@名無史さん
04/06/17 21:35
>>328 が剣道をどう考えているかなんて、この際どうでもいいよ。
要は、剣道経験者である津本陽の文章のよさは、剣道経験者にしか分からないという主張だろ。

392:日本@名無史さん
04/06/17 21:39
↑えっ!そなの?剣道はスポーツではなく斬り合いだということだと思った!!


393:日本@名無史さん
04/06/17 22:07
あ、曲解かもしれない。でも、そう考えてとくに問題ないと思うけど、どうだろう?

俺は中里介山の『日本武道神妙記』とか好きだな。なんてったって情報量が多い。

394:日本@名無史さん
04/06/17 23:24
>>391
問題ないでしょ。
そして>>345は釣りだよなあ~


395:日本@名無史さん
04/06/17 23:38
みっともない負け惜しみを一日中ほざいてると、15年の修業も台無しぜよ~(藁

396:日本@名無史さん
04/06/18 02:02
>>382
> あんましココでは出ないけど童門フユジはどうなん?

元長官と並んで、歴史ネタでサラリーマンの処世術教訓を書くという点では司馬の比では
ない。
司馬の場合は結果としてそうなったわけだが、この二人の場合は最初からそれが目的だ。
まあ、ここで叩かれまくっている司馬の小説に出てくる架空の人物をそのままパクって自分
の小説に出さないだけ童門の方がマシだと思うがな。
とりあえず、他は比較せずにこの三人だけに限れば司馬>童門>長官の順に一票。

397:日本@名無史さん
04/06/18 02:05
サカイヤは論外。歴史小説家ではなく、経済をなんとなく語って、歴史をなんとなくかじってる作家。

398:日本@名無史さん
04/06/18 02:08
童門氏は戦国的価値観より江戸的価値観に肯定的なので個性的だと思う。
戦国~江戸を書く人はどうしても英雄志向になりがちだが、この人はそうでもない。

399:日本@名無史さん
04/06/18 02:11
童門にも文章力はたいしたことない。
加齢臭がしかけたオヤジが好む小説家のひとり。
その点で司馬も同様だが、名前を伏せても司馬とわかる独特の風韻がある。

400:日本@名無史さん
04/06/18 02:14
>>400
独特の風韻なんて大袈裟。
作中人物の台詞が多いからだろw

401:日本@名無史さん
04/06/18 02:15
>>400自レス墓穴藁

402:日本@名無史さん
04/06/18 02:24
「独特の風韻など、ない」










―とは言わない。

403:日本@名無史さん
04/06/18 02:24
司馬の三国志は小説ではないな、解説書だ。

404:日本@名無史さん
04/06/18 02:35
童門冬二の本って読んだことがない。
なんか、一昨年の末には武蔵の文庫本が並び、昨年の末には新選組の本が並ぶ。
そういうところが嫌で敬遠しているんだけど、出版者や書店の思惑なのだろうか。

405:日本@名無史さん
04/06/18 02:42
>>404書店なら当然そうするでしょ。売れるから。
踊らされて買うのもどうかと思うが、だからといって読まずに批判ばかりするのもどうかと。
いいものはイイ!!のスタンスでいきやしょう。

406:日本@名無史さん
04/06/18 02:49
童門も津本も大衆文学と割り切ればいい。
しかし司馬の位置づけが難しい。

407:日本@名無史さん
04/06/18 02:51
>>405
うん。
流行にあわせて書いてるのかなと思ってしまってね。
まあ、いずれにせよ読んでから批判せなんね。もう言いません。

408:日本@名無史さん
04/06/18 02:58
>>406
敗戦後、日本の歴史・社会のありようをなんとか描こう、見つめ直そうとしてシッパイした人。

409:日本@名無史さん
04/06/18 03:01
大衆作家だろ売れてなんぼじゃ。

410:日本@名無史さん
04/06/18 03:02
しかしだな、2ちゃんに来て司馬がこれだけ叩かれている事実を知ったが、
実社会では相変わらず他の作家より評価されているよ。
上でも出てたけど、超大物に突っ込みを入れるのは各板に見られる現象だな。

411:日本@名無史さん
04/06/18 03:04
司馬も典型的な大衆文学だよ。
すいすいと頭を使わずに読める文章、シンプルなプロット、客観性よりも分かりやすさを優先した歴史観。
完璧だ。


412:日本@名無史さん
04/06/18 03:05
大衆と知識人とでは、前者の方が個体数で勝るからな。
民主主義万歳。

413:日本@名無史さん
04/06/18 03:07
>>408
それは言いすぎ(w

平和で護衛船団的な戦後日本について、肯定的なスタンスをとる作家だと思うね。
童門の言ってることは堺屋・司馬より現実的。
英雄志向じゃないし。漏れはそこが好きっちゃあ好き。

414:日本@名無史さん
04/06/18 03:09
津本は、妄想が少ないとはいえ司馬以上に英雄志向なのは確か。

415:日本@名無史さん
04/06/18 03:10
山田風太郎の「 妖説太閤記」が、マイブーム・。

416:日本@名無史さん
04/06/18 03:11
2ちゃんねらーは一般大衆の底辺だろうが・・・
まっとうな知識人はこんな時間に書き込みしないだろw
よって2ちゃんの評価は便所の落書きにすぎない。

417:日本@名無史さん
04/06/18 03:13
英雄志向という事がどういう事なのかよく分からん。
司馬が江藤新平やら大村益次郎やら坂本竜馬みたいなマイナーキャラを、
あたかも時代を先取りした英雄であるかのように脚色して描写するのは英雄志向じゃないのか?


418:日本@名無史さん
04/06/18 03:14
>>416
お前はこんな時間に2ちゃんねるで何をしてるんだ?


419:日本@名無史さん
04/06/18 03:17
>>410
実社会では司馬に肯定な人が大勢なのは小説としては面白いからまぁ当然。別にかまわん。
歴史をかじった人間が司馬作品を批判しようものなら白眼視の対象。
ある意味ファシズムw
ここの板で叩かれてるのは、やはり客観性や学問的にみて突っ込みどころがあるからでしょ。
ただ「実社会」の小説としての評価が、学問的には正当な評価ともいえんしな。
「超大物に突っ込みを入れるのは各板にみられる現象」でスルーするのでは感情的な批判にすぎんな。

420:日本@名無史さん
04/06/18 03:17
>>418
そりゃここで暇つぶししてるに決まってるさw
知識人じゃなく大衆と自認してるからな。

421:日本@名無史さん
04/06/18 03:18
歴史を齧った知識人たちからは、司馬にまつわる虚像が看破されるだけ。


422:日本@名無史さん
04/06/18 03:20
2ちゃんねるには大衆だけでなく、
司馬のハッタリが通用しない程度に知的な階層も少なからず暇つぶしに来てるみたいだぞ。


423:日本@名無史さん
04/06/18 03:23
>歴史をかじった人間が司馬作品を批判しようものなら白眼視の対象。

司馬というより司馬信者の一部が問題なのはわかる。
客観性や学問的に突っ込みを入れるのがいいが、他の大衆作家よりも
下に位置づけ既成事実化しようとする努力には異常な粘着性を感じるんだ。

どこの板でも超大物信者vs粘着アンチの無限ループが続いている。

424:日本@名無史さん
04/06/18 03:23
>>417
まさしく、英雄志向。
これは、天才を描くか、秀才を描くかの違いかな?

津本:( ゚Д゚)「英雄・運命の寵児よ、出て来い、ゴルァ」
童門:( ゚Д゚)「今の人材・組織だけでなんとかしろ、ゴルァ」

425:日本@名無史さん
04/06/18 03:34
確かに司馬はそれほど突出した才能が光ってる訳でもない一介の作家に過ぎないのだが、
そんな司馬の事を、あたかも時代を先取りした英雄であるかのように脚色してマンセーしてる連中は奇怪だ。

426:日本@名無史さん
04/06/18 03:36
東郷:( ゚Д゚)「英雄、それは銃の名手。」

427:日本@名無史さん
04/06/18 03:40
他の大衆作家よりも
下に位置づけ既成事実化しようとする努力には異常な粘着性を感じるんだ。

428:日本@名無史さん
04/06/18 03:42
↑そんなヤツいるかね。いても釣りでしょ釣り。マジレスするだけ徒労だし止めとけよ。

てか作家の序列化なんて所詮無理。作風は作家の個性なんだし。

429:日本@名無史さん
04/06/18 03:50
所詮はone of themに過ぎない司馬遼の事を、何だか特別な存在であるかのように見なすという奇習が日本史板で流行り始めたのはいつからだろう?

430:日本@名無史さん
04/06/18 04:01
>>429
日本史板だけの現象かな?
まわりに司馬好きのおじさんいませんか?

431:日本@名無史さん
04/06/18 04:05
世間では司馬なんて所詮one of themでしょ。


432:日本@名無史さん
04/06/18 04:08
司馬遼太郎は人気・知名度がぬきんでてるからなぁ。
読みやすいから歴史小説の読み始めにピッタリだし。
んで、人気ある分自称玄人に妬まれやすい。
ちょっとマスコミが持ち上げすぎな感じもあるしね。

433:日本@名無史さん
04/06/18 04:20
>>429
藤岡信勝が、司馬作品を自由主義史観とやらに利用し始めたころから、
ウヨのネトヲタが司馬マンセーし始めたと思われ。
根本的な主張は違うのに、司馬遼もいい迷惑w
おかげで司馬作品はウヨ扱い→読んだことも無いサヨから粘着に非難ゴーゴー。

434:日本@名無史さん
04/06/18 04:23
いや、別に抜きん出てないし。


435:日本@名無史さん
04/06/18 04:50
>>433
そうね。それに政治利用されてるからイタイよな。確かにいい迷惑だわ。

436:日本@名無史さん
04/06/18 08:35
司馬は死んじゃってもう何も言えないからね・・・
生きてたら絶対あんな利用のしかたはできないだろーな

437:日本@名無史さん
04/06/18 09:35
>読んだことも無いサヨから粘着に非難ゴーゴー

近現代史に限っていえば、読んだ上でかなり的を射た批判も、歴史学上では展開されているけど、
そういうのは読んでいないんだね。
まそれはおいておいて、司馬作品が、自由主義史観において、「史料」として用いられた時、
司馬ファンだって、何も批判しなかったではないの? 谷川健一くらいじゃない?

438:日本@名無史さん
04/06/18 10:24
>>396
どうでもいいことだが、童門は都庁出身。
堺屋と同じく元官僚だ。
したがって二人の作品に共通点があっても偶然ではない。

439:日本@名無史さん
04/06/18 10:29
ここで司馬を誹謗してるのはサヨだったのか。
道理でしつこいと思った。
飯嶋なんとかの作風はサヨくさいから、マンセーしてたのか。ハハ。

440:433
04/06/18 12:22
>>439
漏れはウヨ・サヨ同罪といっとる。

441:日本@名無史さん
04/06/18 12:26
>>440
ウヨサヨって時代で定義が変わるべきものと思うんだけど
あなたのウヨサヨってどういう意味?

442:433
04/06/18 12:33
>>437
史学的に的を射た批判もあるのはある程度知ってる。
はっきりいって司馬の、江戸の評価低め、明治「明るい・スバラスィイ」、日露以後「暗い」というのは安直すぎってことでしょ?
大正デモクラシーとか、政党政治の可能性を軽視してる、そういう時代を分断したような単純な歴史認識だから限界が出て、ホントは書きたかった昭和が書けなかったったんだ、
漏れは、それもしらずに、「ウヨが支持しはじめらからといって、読みもせずに批判するサヨが嫌い」って言いたいわけよ。
結局まぁ>>437とは同意見w
史学的批判って中村政則とかがやってなかった?

443:433
04/06/18 12:40
このスレタイでウヨサヨ論をやりあうとえらいことになりそうなので、
漏れのコキノの文脈で想像してハァハァしておくれ。
ウヨサヨ用のスレタイあるのでそちらに逝ってもよし!!

444:日本@名無史さん
04/06/18 13:45
しつこいのは、司馬信者だけ。
低能を騙して金を巻き上げるのが上手いというだけの歴史作家1匹ごときを神格化するなよ。
世の中には、低能には知られていない世界が司馬作品よりも上の方に広がっているんだよ。



445:日本@名無史さん
04/06/18 13:50
こうやって不当に司馬を貶めるからこのスレは盛り上がる

446:日本@名無史さん
04/06/18 13:53
不当に司馬崇拝を盛り上げてる連中が駆除されなくては、マトモな作家の話が盛り上がらない。


447:日本@名無史さん
04/06/18 13:54
司馬氏を持ち上げる人間をすぐ低脳って言うんだから困ったチャンだな。

448:日本@名無史さん
04/06/18 13:54
批判=貶めると激しく勘違いする馬鹿ハーケン!!
信者云々は論外だが、学問的批判は大いにあって良し!!

449:日本@名無史さん
04/06/18 13:56
だって~他の作家持ち上げるときにすぐ司馬氏を引き合いに出すんだもん~。
アンチって。それこそw

450:日本@名無史さん
04/06/18 13:57
今時ウヨだサヨだなんて喚いてると、冷戦時代からタイムスリップした人みたいだねぇ
彼等が森羅万象を右と左に分類する行為に没頭するその先に、いったいどんな真実が存在すると夢想しているのだろうか。



451:日本@名無史さん
04/06/18 13:59
司馬の話をしていない所でもおかまいなしに司馬を引き合いに出すのは、信者だけ。
信者の誤りを論破する為には、信者程度の知能に合わせて知識人の側も司馬の話を余儀なく始めなくてはならない。

452:日本@名無史さん
04/06/18 14:01
pu
いいから作家を薦めろよ。


453:日本@名無史さん
04/06/18 14:02
日本史板のいたる所で馬鹿っぷりを晒している司馬信者って、本当はアンチなんじゃないの?

454:日本@名無史さん
04/06/18 14:03
司馬あたりよりも優れた作家なら、既に何人も挙げられている。

455:日本@名無史さん
04/06/18 14:07
司馬氏より優れてるなんて言葉はいいから
普通に優秀な作家を薦めてくれよ~


456:日本@名無史さん
04/06/18 14:08
司馬の話なら、司馬関連スレでやってくれ。
ここは、歴史作家の話をするところだ。
司馬の話をすると厨が湧いて荒れるから、司馬の話題は隔離される。
わざわざ司馬には専用スレが用意されているくらい迷惑なんだから、ここでは司馬の話をするのは禁止。


457:日本@名無史さん
04/06/18 14:11
>>455
過去ログ嫁。
読み終わったら、黙って巣に戻れ。な?

458:日本@名無史さん
04/06/18 14:12
問題です。
ココまで何回 司馬 が出てきたでしょうか?

459:日本@名無史さん
04/06/18 14:18
250行だね

460:日本@名無史さん
04/06/18 14:45
司馬は題材と着想はいいと思うけど、文体が嫌い。

461:日本@名無史さん
04/06/18 15:34
俺程度の頭脳だと司馬は大変読みやすい
大江とか三島とかはさっぱりわからんよ

462:日本@名無史さん
04/06/18 17:48
歴史小説はそもそも大衆向けでしょ、だから売れてるやつが優秀なんだよ!
少なくとも出版社はそう思ってる!

他に比べることのできる指標なり基準がある?

463:日本@名無史さん
04/06/18 17:54
ログ読まずに書き込んだのがよくわかるレスだ。>>462

464:日本@名無史さん
04/06/18 17:57
>>463
それは違うぞ、蒸し返したいだけだ!

465:日本@名無史さん
04/06/18 20:00
司馬の話をしたい奴は、司馬スレでやれ。
もう司馬の話はウンザリだ。

466:日本@名無史さん
04/06/18 20:16
結局、司馬が指標なんだよな。

それはいいとして、世代的な問題か文庫まである吉川や山岡が語られないのはなぜ?

467:日本@名無史さん
04/06/18 20:19
司馬を指標にしたがっているのは、信者だけ。
司馬の話は聞き飽きたというのが分からないのかね。


468:日本@名無史さん
04/06/18 20:21
>>466
読んでないから語れないんでしょ!

おれは徳川家康しか読んでない(足掛け5年)

469:日本@名無史さん
04/06/18 20:21
つくる会教科書検定問題
ある町の教育委員会の担当者はウンザリして言う。
「7月25日に決定が覆るまで、もう電話もFAXもひっきりなしという感じでしたよ。
FAXは一応1000通までは数えていたんですが、もうそれ以上は数えきれない。
電話の数もそうです。対応するだけで手一杯。あの2週間あまりの間は、ほとんど
日常の仕事が手につかないほどひっきりなしに電話とFAX攻めでした」
他の市町の教育委員会でも同様の騒ぎが巻き起こる。
「電話やFAXの内容は、協議会の決定に反対が7割で賛成が3割。賛成の人は
だいたい個人で、反対の人は何らかの団体に所属している人が多かった」
というのは、別の町の教育委員会の担当者。
「しかも組織的に動員をかけてやっているという感じを受けました。反対を表明して
いた団体というのは、日教組や自治労、在日韓国人の団体、市民団体などでした。
住所を聞くとほとんどが県外の人たちばかりだったんです」
旧社会党・総評系の団体などは、わざわざインターネットのホームページに各市町
教委の住所や電話、FAX番号を掲載して抗議を呼びかけていたのだから、騒ぎを
大きくするのも容易である。 だが、これが役所だけでなく、協議会の委員個人にまで執拗な嫌がらせが行われた
のだから悪質なのだ。
「各委員の自宅にも、電話やFAXが殺到したんです。なかでも新聞に”つくる会”
の教科書採択に積極的だったと書かれた栃木市の教育委員長などは気の毒だった」
と話すのは委員の一人。
「委員長は宮司をやっているんですが、深夜に”神社が燃えていないかい”なんて
電話がかかってくる。一番応えたのは母親のことだったと言っていましたが、やはり
深夜に”90歳のおばあちゃん、杖をついて歩いているけど階段から落ちなければ
いいね”なんて電話もあったそうです。もう、ここまでくると脅迫ですよ。委員長が
不在で夫人が電話を取ると”お前の亭主は何を考えてるんだ”なんて罵声を浴びせる
ものだから、夫人もノイローゼになってしまった。無言電話も含め毎晩こんな調子
ですから参ってしまった」

470:日本@名無史さん
04/06/18 20:39
なんだ
吉川英治も読んでないのかね

471:日本@名無史さん
04/06/18 20:44
「戦争を仕掛けられたらどうするか。すぐに降伏すればいいんです。
持てるだけ持って行って下さいといえるだけの生産力を持っていれば済むことでしょう。」

「向こうが占領して住み着いたら、これに同化しちゃえばいい。それくらいの柔軟な社会を
作ることが我々の社会の目的じゃないですか。」

司馬遼太郎『日本人を考える』文春文庫~日本は無思想時代の尖兵~より

472:日本@名無史さん
04/06/18 20:50
>>471
日本を皮肉っていっているのか、それとも本気なのか、それが問題だ

473:日本@名無史さん
04/06/18 21:11
子供のころ吉川英治は何冊か読んだけど、お子様向けだよね。

474:日本@名無史さん
04/06/18 21:55
田中芳樹は優秀な歴史作家だろう。

475:日本@名無史さん
04/06/18 22:10
>>473
何冊かって吉川の子供用のが小学校の図書館にあったやつか。

476:日本@名無史さん
04/06/19 00:15
秋山カノはどうよ

477:日本@名無史さん
04/06/19 02:37
>>472
>471の寝言が司馬の本音だと見抜けないようでは、
司馬信者どもの浅薄な読解力を笑っていられないよ。


478:日本@名無史さん
04/06/19 03:01
そういえば、以前司馬批判やって、それが悪評プンプンだった某先生が
今度は『現代思想』で「大菩薩峠」論を連載してるね。

479:日本@名無史さん
04/06/19 04:11
>>477
>>472だが、アンチ司馬ではないし、かといって大好きというわけでもない、
司馬氏自身は別として氏の小説の幾つかは好きだよ、「空海の風景」「坂
の上の雲」「翔ぶが如く」くらいかな。
でも>>471の発言が本音だったら氏自身には問題があるような気がする。
それでも上記3作品が好きだという気持ちは変わらないけどね。


480:日本@名無史さん
04/06/19 04:32
これは俺の勝手な論評だから無視してくれ。
司馬さんも含めて、現在の歴史小説家は山岡宗八を意識していると思う。
すなわち、山岡宗八に対する反論として、彼らはおのおの歴史観を披露しているのだと。

481:日本@名無史さん
04/06/19 05:25
山岡荘八ね

482:日本@名無史さん
04/06/19 06:37
坂の上の雲を執筆した人間が>>471みたいな発言を本音として語っているとするなら、狂人であるとしか言えないな。
どういう文脈でそんな記述があるんだろう?




483:日本@名無史さん
04/06/19 08:31
お勧めの歴史小説家といえば、

森鴎外:別格。神。orz

辻邦夫:日本史三部作
「安土往還記」
「天草の雅歌」.
「嵯峨野明月記」

村松剛:「帝王後醍醐」
「醒めた炎」

なかでも「醒めた炎」は並の歴史書のレベルを超えている。
木戸の目を通して、幕末維新のドラマ全てを緻密にカバー
している。これを小説と呼ぶには異論があるかもしれないが。

>熱~い脳内実戦の剣道家さん
世の中には剣道ではなく、古流剣術を学んでいる連中もいて、
その技は現代剣道よりは遥かに真剣の理合に近い稽古を積み、
謙虚に武の怖さを知る修行をしている事をお忘れなく。

あと、津本陽の初期の頃の大衆時代小説はおもしろい。塚原卜伝、
倭寇、雑賀鉄砲衆、ミサイルの如き矢を放ち、なぜか琉球を平定
する源為朝。だが彼の歴史小説は史料の雑なオマージュと文体の
貧しさで×。偽書武功夜話の二番煎じだけは勘弁してくれ。


484:日本@名無史さん
04/06/19 09:31
熱い脳内実戦剣士?
もしかしてスポチャン一筋15年の人に剣の精神を再教育してやった俺の事を指しているのかな?
脳内古流君?

俺自身は古流を無闇に否定する気は無いが、
現代剣道をすぽおつと混同するような倒錯者に堕落してしまわない限りは、
現代剣道が実戦で役立たずの技術だとは思えないな。

まあ君も、無闇な古流マンセーは脳内剣士である事を見抜かれるだけだから、
以後は気をつける事だね。

485:日本@名無史さん
04/06/19 10:38
>>484
だからどこにも実戦はないの。剣は怖いものなの。極意は「抜くな」
なの。逃げ足を速くして、危うきには近寄らないことなの。臆病で
あることなの。まあ、生兵法のキミは身をもって味わうことになろう
が、相手が気の毒なの(ワラ

486:日本@名無史さん
04/06/19 11:01
スポーツ<>実戦

という単純な区分で騙り、しかも一方を下に置くというのは
いかにもその論者の知性と精神の愚劣を感じさせる。

ひいては、剣道とはそも心の鍛錬という言説の説得力さえも無くす。

487:日本@名無史さん
04/06/19 14:18
随分と後から参加した者だが、言いたいことがある。
論評する作者と作品名を両方上げて欲しい。
作者が同じでも秀作と駄作はあると思うがいかがかな。
それと、ここは作家をくさすスレではないだろう。今さら「史実=歴史小説」などで揉めるのは時間の無駄(それが楽しいという人もいるでしょうが)。
そんなことを考えている人は、ここには最初から来ないってば。



488:日本@名無史さん
04/06/20 01:08
森鴎外は旧式文体でよみづらい。
過去の遺物。

489:日本@名無史さん
04/06/20 01:11
>>488
そそんな~学のなさを自慢されても困ります~。

490:日本@名無史さん
04/06/21 00:09
>>482
どっちでもいいさ。
ここでは、彼のその発言は皮肉ではなく本音だというのが定説なんだから。
つまり、ここでは自動的に「司馬=狂人」という結論を取らざるを得ないわけだ。
もちろん、他の場所で同じ結論に達するとは限らないけどね。

491:日本@名無史さん
04/06/21 08:26
菊池寛は?

492:日本@名無史さん
04/06/21 10:09
>>484
そんな事剣士なら軽々しく口にして欲しくないな。
と剣道歴16年のオレが言っておく。
というかチャンバラすら極められんあのキミが剣士ぶるとはネ…
まだまだ日々の鍛錬が足りないんじゃないか?

493:日本@名無史さん
04/06/21 11:09
>>492
あいにくそこまで見え透いた釣りに引っかかる程、未熟でもないさ。


494:日本@名無史さん
04/06/21 11:10
見事に精神も鍛えましたな。

495:日本@名無史さん
04/06/21 11:15
>>485
剣士たるもの、常在戦場の覚悟で日々の鍛錬を重ねておかなくてはならない。
君には実戦とすぽおつの区別がついてないだけだ。
何が実戦は無いだよ。
笑わせるな。

>>486
すぽおつのどこが実戦と比較できるんだ?
すぽおつは所詮暇つぶしのお遊戯だが、実戦は命のやり取りだぞ。
そんな異質なものは、最初から比較にならないんだよ。
すぽおつと武術の区別がつかないから、おまえはそういう訳の分からんすぽおつ賛歌を恥ずかしげも無く歌い上げているのだ。


496:日本@名無史さん
04/06/21 11:19
剣道をスポーツとして楽しみたければ、それでも良いじゃん?

497:日本@名無史さん
04/06/21 11:21
で、どうあってほしいんだよ剣道界に。

498:日本@名無史さん
04/06/21 11:23
でそのスポーツである剣道で負けたら
真剣勝負じゃ負けないぞとかいって
真剣持ち出すのだけはやめてくれよ。

499:日本@名無史さん
04/06/21 11:23
>>497
愚問だな。
武道の存在意義を見失ってスポーツマンに堕したが故の愚問だ。
実に情けない奴だ。

500:日本@名無史さん
04/06/21 11:26
>>498
そういうみっともない事は、ゲームの勝敗に拘るすぽおつまんがやる事だ。
剣士は精神力を鍛え上げた武人であるべきなので、そういうすぽおつまんじみたブザマな真似はしないものだ。


501:日本@名無史さん
04/06/21 11:28
ま、本当に剣道をスポーツにしたがっているのは韓国だけどな。

502:日本@名無史さん
04/06/21 11:30
剣道を戦闘技術だという俺の主張に食ってかかっていたすぽおつまんどもは、韓国人の愚かさを笑えないぞ。


503:日本@名無史さん
04/06/21 11:35
なんでココにいるの?武道板から締め出されたの?
ここはオマエの日記帳じゃないぞ。

504:日本@名無史さん
04/06/21 11:40
学校の剣道部なんかでは、相手を斬り殺す練習として竹刀を渾身の力で打ち込む奴なんていない。
皆規定された打突部位をチョコチョコ当ててポイントを稼ぐという意識で剣道をやっている。
なまじ力を込めて打つ奴は嫌われて村八分にもなりかねないというのが実情だ。
さらに、相手が打ち込む竹刀に死の危険を想定してかわしている奴もいない。
皆殺し合いのシミュレーションなどとは意識せず、けっこう気軽に攻撃されている。
まさにスポーツ化だ。
日本の剣道界も既に末期症状だよ。

505:日本@名無史さん
04/06/21 11:46
小説家の話をしろよ

506:日本@名無史さん
04/06/21 11:56
剣道、剣術のスポーツ化という現象は、実戦の機会が極度に少なくなった江戸時代には既に始まっている。
幕末には他流試合に勝つ為に2メートルくらいの竹刀を使っていた剣士がいたという言い伝えがあるが、
実戦でそこまで長い真剣を竹刀のように軽々と振り回せるとは考えられない。
まさに竹刀試合で勝つ為だけの竹刀であり、その為だけの奇形剣術だ。

507:日本@名無史さん
04/06/21 11:59
全く毎日毎日、ここはオマエの日記帳じゃないぞ。
余程空気の読めない剣士だな

508:日本@名無史さん
04/06/21 12:04
>>506
津本の作品にそういうのがあったな。
>>507
ダマレコゾウ

509:日本@名無史さん
04/06/21 12:09
>>506
対人用の得物じゃないけど、斬馬刀はどうよ?

510:日本@名無史さん
04/06/21 12:13
URLリンク(sports7.2ch.net)

ほれ、逝って来い武道板
ココは日記帳じゃないからな、剣士殿。

511:日本@名無史さん
04/06/21 12:21
馬の足を斬り払って騎兵の無力化を図るのが斬馬刀なので、対人戦闘とはコツが異なる。
基本的に斬馬刀は移動中の騎馬を不意打ちする為に伏兵が主に用いる武器なので、
通常の刀と異なりチャンバラには重すぎて不向きだ。



512:日本@名無史さん
04/06/21 12:28
>>551
      r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/      >::::::::::ヽ
.      〃  ヽル1'´        ∠:::::::::::::::::i
       i′  ___, - ,. = -一   ̄l:::::::::::::::l
.      ! , -==、´r'          l::::::/,ニ.ヽ
      l        _,, -‐''二ゝ  l::::l f゙ヽ |、 ここはお前の日記帳じゃねえんだ
        レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_   !:::l ) } ト
       ヾ¨'7"ry、`   ー゙='ニ,,,`    }::ヽ(ノ  チラシの裏にでも書いてろ
:ーゝヽ、     !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、       ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{   __)`ニゝ、  ,,iリ::::::::ミ    
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ ,  な!
:::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/ /


513:日本@名無史さん
04/06/21 12:29
ロングパス出ました。
相当に精神が動揺している模様。


514:日本@名無史さん
04/06/21 12:30
>>551>>511だな。

515:日本@名無史さん
04/06/21 12:31
>>514
必死だなオイw

516:日本@名無史さん
04/06/21 12:38
日本の歴史で武術、武道の歴史は重要な位置づけにあるし、
歴史を考察する際には、武術と武道がどのように発展し、あるいは衰退したのかという流れを正しく把握する必要がある。
例えば現代剣道のスポーツ化というのは衰退し続ける武道の末期症状の一例なのだが、
現在進行形の現象であるが故に客観的な考察が出来ない者も多い。
戦闘技術として発展してきた武道の存在意義自体が現代では不明瞭となって来たので、
剣道においてもスポーツとしての意義しか認知できない競技者が増大しているのだ。
彼等を人呼んでスポーツマンと言う。

517:日本@名無史さん
04/06/21 12:40
はいはい。
凄いね。
良かったね。

518:日本@名無史さん
04/06/21 12:41
本日からこのスレはタイトルを変更します。
「じゃあ誰が優秀な歴史小説家なのかと。」→
「じゃあ何が本当の剣術なのかと。」

スタート↓

519:日本@名無史さん
04/06/21 12:51
津本の世界観で最強の座にあるのは、示現流

520:日本@名無史さん
04/06/21 12:59
>>518
鈴木信者も召喚しないとな(w

521:日本@名無史さん
04/06/21 13:11
津本氏の題は忘れたが、やたらめったら強くてごっつい和尚の話はおかしかった。

522:日本@名無史さん
04/06/21 13:26
>>516って津本信者なのか?
きもすぎる。
死ね。

523:日本@名無史さん
04/06/21 13:30
(´-`).。oO(相手にするとまた剣士談義が始まるからやめた方がいいよ)

524:日本@名無史さん
04/06/21 13:48
じゃあ燃料投下してやろう。

司馬遼太郎は最高!
ネタじゃねーよ。
あの切ったような文体がいい。
学歴の高い人の間で評判がいい。
妬むのは2ちゃんのヲタだけ。

525:日本@名無史さん
04/06/21 13:52
田中芳樹もいいのじゃないのか?
読みやすいし。

526:日本@名無史さん
04/06/21 13:54
>>524
bakajane

527:日本@名無史さん
04/06/21 14:02
2ちゃんでは世間的に第一人者、ナンバーワンと目されている人間やものを嫌う傾向が顕著。
それは引篭もりやごく潰し主婦のパラダイスだから、世間と違う評価をして
相互オナニーしているだけなんだ。
もっと世の中に認められる考えをしれ。

528:日本@名無史さん
04/06/21 16:26
検死ノシ

529:日本@名無史さん
04/06/21 17:50
津本はナンバーワンだったのか?
チャンバラシーンの臨場感は確かに迫力があるが。


530:日本@名無史さん
04/06/22 03:36
>>527
そんなことないぞ。
公務員板では、業界最大手トヨタの奥田氏が大人気だよ。

531:日本@名無史さん
04/06/22 19:20
綱淵兼定と言ってみるテスト

評価してみぃ

532:日本@名無史さん
04/06/23 02:03
>>531
そんな作家は存在しません。(w

533:日本@名無史さん
04/06/23 03:24
津本と比べたら司馬のほうが上だろう。

534:日本@名無史さん
04/06/23 06:19
上とか下とかいうんだったら、基準を示せよ
頭悪そうに見えるぞ

535:日本@名無史さん
04/06/23 21:09
綱淵謙定

536:日本@名無史さん
04/06/23 21:10
おしい
 綱淵謙錠


537:日本@名無史さん
04/06/24 03:14
秋山香乃、一読の価値ありますか?
既読の人教えてください。
同人女性の間で名高いようだが・・・

538:日本@名無史さん
04/06/24 15:01
秋山香乃
書き続ける力はあるようだが
明らかに同人風味が抜けない「萌え-」感とそれを期待する同人層
自分で脱却するかしないかでこれからの評価が決まるのでしょう。

司馬、綱淵、津村などと、同じスレで語る人ではないのでは。
おとしめてるというのでは無く、少々趣きが違う書き手かと。


539:日本@名無史さん
04/06/24 16:48
>>538
ありがとうございます。参考になりました。
臭くて痛い話は苦手なので放置します。

540:日本@名無史さん
04/06/24 21:33
新田次郎なんかどうでしょうか?
数本

541:日本@名無史さん
04/06/24 22:23
武田信玄
武田勝頼
新田義貞
梅雨将軍

542:日本@名無史さん
04/06/24 22:41
>>540
新田次郎は「歴史は天気が決める」という奇特な考えの人です
それでよければどうぞ

543:日本@名無史さん
04/06/24 22:44
山本七平は?どうよ。

わし、好きなんだが。

544:日本@名無史さん
04/06/24 22:58
田中芳樹と司馬遼だけで十分

545:日本@名無史さん
04/06/24 23:05
お前は河口湖でバスでも釣ってろ

546:日本@名無史さん
04/06/24 23:07
また、すごいネタ作家の名前が出ましたな。<田中芳樹

547:日本@名無史さん
04/06/24 23:17
今時、田中芳樹なんかの名前を出す香具師の目的は
スレ荒らしだろう・・・

548:日本@名無史さん
04/06/24 23:36
歴史小説を読みすぎるとアフォになります。
司馬を冷静に読んでおれば充分。
低俗有害な歴史小説を読む暇があれば、内外の古今の名著を読破しろ!

549:日本@名無史さん
04/06/24 23:42
>>548
なるほど
オマイみたいになっちまうんだな

550:日本@名無史さん
04/06/25 04:36
>>549
オマイみたいになるくらいなら、>>548みたいになる方が多少マシかな。

551:日本@名無史さん
04/06/25 08:08
548=550

552:日本@名無史さん
04/06/25 08:58
>>544
田中芳樹って何か歴史小説を書いた?
「隋唐演義」を訳したぐらいしかしらないが。

553:日本@名無史さん
04/06/25 11:27
なんだっけ。銀河英雄伝説、とか。

554:日本@名無史さん
04/06/25 11:34
ちがうよ 銀河万丈だよ

555:日本@名無史さん
04/06/25 12:28
シブサワ・コウ、なんてのはどうよ?

556:日本@名無史さん
04/06/25 19:03
田中芳樹の話題は荒れるからねえ。
世界史板の田中スレッドでは、今はアンチ賄賂のずしずしに執拗に荒らされまくっているのが現状。

557:日本@名無史さん
04/06/25 20:36
賄賂の話って・・・
もしかしてアレ二年以上続いているのか?

558:日本@名無史さん
04/06/25 21:14
>>556
ずしずしはその議論で論破されて放逐されて、
尚且つ自分で勝手に立てた重複スレでも
散々に批判されたりしたので(重複スレという時点で批判されて当然なのだが)
田中スレッドを粘着に荒らすだけの存在になってしまっている。
放置すれば済むことなのだが、最近はそれに構う住人がちらほら出てきたので、
また荒れ具合がひどくなってしまっている。
経緯を知っている住人たちはずしずしを徹底放置というスタンスを見せているけどね。

559:日本@名無史さん
04/06/25 21:59
ここでずしずしの話を出したら、ずしずしがここにも来そうだ。

560:日本@名無史さん
04/06/25 22:41
だれだだれだだれだだれだだれだだれだ
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だれだだれだだれだだれだだれだだれだ
だれだだれだだれだだれだだれだだれだ
だれだだれだだれだだれだだれだだれだ
だれだだれだだれだだれだだれだだれだ
だれだだれだだれだだれだだれだだれだ

561:日本@名無史さん
04/06/25 22:43
ずしずしずしずしずしずしずしずしずしずし
ずしずしずしずしずしずしずしずしずしずし
ずしずしずしずしずしずしずしずしずしずし
ずしずしずしずしずしずしずしずしずしずし


562:日本@名無史さん
04/06/26 06:18
ずしずし(アンチワイロマンセー閣下)の話題出すなよ。

563:日本@名無史さん
04/06/26 21:59
>>543 愛読者だが、 歴 史 小 説 書いてたか?

564:日本@名無史さん
04/06/29 21:36
司馬

565:日本@名無史さん
04/06/29 21:46
徳富蘇峰ほと偉くなった作家もいないよな

566:日本@名無史さん
04/06/29 22:31
>>565
慎ちゃんはどうよ?

567:日本@名無史さん
04/07/02 01:30
福田和也が田中芳樹は銀英伝やアルスラーン戦記とかガキ向けの小説で
有名になったから中国小説でいいもの書いてるのにあまり評価されないから
気の毒だと「作家の値打ち」で書いていたな。

568:日本@名無史さん
04/07/02 01:35
福田和也のコメントに何の価値があるのかと小一時間(ry
つーか、田中芳樹の中国小説で評価できるいいものって何?
福田が中国史に無知だ。つーことだろ・・・

569:日本@名無史さん
04/07/03 01:31
遠藤周作って出た?

570:日本@名無史さん
04/07/03 08:29
>>569
確かに「侍」「鉄の首枷」とか歴史小説を書いてるけど、切支丹ものが多いね。
それから、一般的にはコリアン先生のイメージが強いからまだ出てないのかも。

571:日本@名無史さん
04/07/03 09:45
遠藤周作「反逆」はいいぞ!
取り返しもつかない事件を起こしてしまった荒木村重の、心に涙する心理描写がいい!

572:日本@名無史さん
04/07/05 02:33
反逆
は何出版?

573:日本@名無史さん
04/07/05 15:27
実在の人物の名を借りて、フィクションを描く事ってどうよ? 多かれ少なかれ、歴史観に誤解を生む行為になりかねないだろ。 ソレ自体優秀な行為かどうか考えてしまうんだが。

574:日本@名無史さん
04/07/05 16:00
池宮はダメな感じだった、そこそこおもしろいんだが劣化コピーの雰囲気。

安部龍太郎は面白いと思ったが
主流あってこその異聞だからなあ。

575:日本@名無史さん
04/07/05 16:03
池宮は47人の刺客の最後の吉良が斬られるシーンで
吉良 「何故ワシが浅野を斬ったのか知りたくないのか」
大石 「知りとおない!バサ!」
読者は知りたいよ~!バカバカ!

576:日本@名無史さん
04/07/05 16:18
>>575
吉良が浅野を切った理由はぜひ教えて欲しいものだ(w

いや、誤植だというのは承知しておりますが。

577:575
04/07/05 16:23
ひぇ~しまった…Orz
切腹してきまつ。

578:日本@名無史さん
04/07/05 22:21
この前海音寺の加藤清正を読んだがびっくりするぐらいクソだった。
こりゃシヴァのほうが面白いわ

579:日本@名無史さん
04/07/05 23:32
海音寺氏は自分の武将の好悪を文に書いてるだけだからな~。

580:日本@名無史さん
04/07/06 00:17
司馬遷かホメロス、福音書記者あたりに決まっとるな。

581:日本@名無史さん
04/07/06 01:28
クソさで行けばつかこうへいがクソ。
竜馬伝なんて中途半端な物書くな!


582:日本@名無史さん
04/07/06 01:30
いぱーい読めよ。

583:日本@名無史さん
04/07/06 01:33
井沢元彦。

584:日本@名無史さん
04/07/06 01:41
>>583
井沢元彦・・・。書けない作家。

585:日本@名無史さん
04/07/06 01:53
スレ違いかもしれんが漫画家の「みなもとたろう」の
レベルはここの住人から見るとどうなんだろう?
個人的には文献にも目を通すけど、当時の文献などは
大学や資料館やその子孫の家までいって直接調べてる。
「本読んで知った風な口を利く作家」では無いようなので
非常に尊敬している。
国立の大学教授がかれの単行本に
「我々大学教授は果たして彼ほど熱心に研究をしているだろうか?」
と書いてあった、勿論リップサービスだろうが・・・・

586:日本@名無史さん
04/07/06 03:30
>>585
調べていると実証的とはイコールではない。
みなもと氏はそこを知っていながら遊んでいるけどな。


587:日本@名無史さん
04/07/07 08:26
>>572
俺は講談社文庫で読んだ。


588:日本@名無史さん
04/07/12 20:05
うーん。。。。せっかく日本史板なのだから、史料と作品を対照して
議論するということはだれかせんかね。

それとか、「この事件はこの作家に作品化してほしい」とか。

流れを無視してすまんが。

589:日本@名無史さん
04/07/18 18:54
>>588
何かの事件についてを題材にして、小説を組み立てるのは吉村昭さんが得意ですね。
「桜田門外の変」「ポーツマスの旗」を読みました。

590:日本@名無史さん
04/07/29 12:33
北方謙三はどうよ。
ハードボイルド調で歴史小説を書くとは、斬新だぞ!

591:日本@名無史さん
04/07/30 05:08
やっぱ田中芳樹かな?

592:日本@名無史さん
04/07/31 17:43
ハードボイルドで歴史小説といえば
吉村昭じゃないかと思ったりもします。


593:日本@名無史さん
04/08/03 00:20
塩野七生女史であろう。

594:日本@名無史さん
04/08/03 08:11
>>593
「コンスタンチノープルの陥落」は良かったですね。
「ラーラ、あの街をください」

595:日本@名無史さん
04/08/03 22:03
池宮は駄目?

596:日本@名無史さん
04/08/04 14:02
>>595
盗作疑惑はどうなったの?

597:日本@名無史さん
04/08/21 22:34
祖父江一郎ってどう?

598:日本@名無史さん
04/08/26 07:09
>>594
塩野七生「コンスタンチノープルの陥落」

寝室の若き帝王が、何かホストクラブの兄さん
のようで萎えたな。

599:日本@名無史さん
04/08/26 11:01
宮城谷の日本史ものはどうなったの?
やっぱりつまらない?

600:リバティ ◆dXgNZ2yJ32
04/08/26 12:33
わたしは井上靖が好きです。

601:日本@名無史さん
04/09/03 13:20
おまいら隆慶一郎はどうした~?

602:日本@名無史さん
04/09/03 16:33
>>601

いかんせん著作活動が短すぎた。

603:日本@名無史さん
04/09/09 07:31
>602
峰隆一郎と改名して頑張ってるじゃん

604:日本@名無史さん
04/09/09 13:17
山田くーん。
>>603の座布団全部とっちゃってー。

605:訃報
04/09/24 18:31:38
【訃報】白石一郎氏が死去 海を舞台に歴史小説
スレリンク(newsplus板)l50

606:日本@名無史さん
04/09/24 18:40:38
優秀かどうかなんてどういう基準で計るんだよ?
史実に忠実かつ読み物として面白いってか?

607:日本@名無史さん
04/09/27 22:56:23
秋山香乃
萌えの宝庫

608:日本@名無史さん
04/11/10 14:59:38
だれだだれだだれだだれだだれだだれだ
だれだだれだだれだだれだだれだだれだ
だれだだれだだれだだれだだれだだれだ
だれだだれだだれだだれだだれだだれだ
だれだだれだだれだだれだだれだだれだ
だれだだれだだれだだれだだれだだれだ
だれだだれだだれだだれだだれだだれだ
だれだだれだだれだだれだだれだだれだ

609:日本@名無史さん
04/11/27 06:52:27
田中芳樹は単にチャンコロかぶれだろ

610:日本@名無史さん
04/11/27 07:27:49
山本周五郎だな

611:日本@名無史さん
04/11/29 23:32:15
高橋なんとかはどうよ
東北もの書いてる人

612:日本@名無史さん
04/12/01 22:50:18
誰か
司馬遼太郎を日本史板的視点から検証する その2
スレを立ててくれ

613:日本@名無史さん
04/12/10 14:13:02
北方はがんばってるねー

614:日本@名無史さん
04/12/28 19:27:27
>>611
高橋克彦。一応2本大河ドラマになったね。『時宗』『炎たつ』

615:日本@名無史さん
05/01/05 03:14:49
>613
どこがだよ。あいつほど馬鹿な歴史小説家、他に知らんぞ

616:日本@名無史さん
05/01/06 22:39:41
正月のたけしのTVタックルをちょっとみたら、戦後の米国の対日文化政策を取りあげて
いた。さきの戦争を起こした日本人の文化への姿勢を変えないとまた戦争になるという
ものだったが、ま、その方向で日本はよくも悪くも変わってきた。
そういう流れで司馬の小説を眺めると、日本人にかつての日本人を思い出させるものが
描かれていたように思う。司馬は軍人を嫌っていたが、日本人にもっとしゃきっとしろ
みたいなところがあった。
池宮の小説は面白い視点で描かれていると思っていて、嫌いではないが、講談的興味に
終わっているきらいを感じる。小説ってのは、抗争や葛藤がよく出てくるが、単に
やっつけたとかやられたとかいうだけでは、読まれないのではないか。
(ラスト・サムライの人気もそういうところ=ある種の美学にあるのではないだろうか)
文化的な香りがにじまないとダメだという気がしている昨今。

617:日本@名無史さん
05/01/07 23:48:03
司馬って龍馬ヲタか土方ヲタだったんじゃないかと

618:日本@名無史さん
05/01/07 23:55:06
小説は戯作であり、
虚実ないまぜの胆の中で見識を語るもんだという気もするが、
どこまでも史実にこだわるのであれば
森鴎外を無視する訳にはいかないね。
実は弟の潤三郎が史料提供していたみたいだけど。

619:日本@名無史さん
05/01/08 00:10:45
>>618

そうだね。こだわり派は鴎外の「小島宝素」でも読めばいい。
面白くもなんともないからww

620:日本@名無史さん
05/01/10 04:38:39
おまいら、戸部新十郎が出てこないっちゃどーゆーこった?

621:日本@名無史さん
05/01/23 12:23:13
スレが続かないねえ。タネ切れ?

NHKで義経やっているけど、宮尾登美子って、新しい視点があるの?

622:日本@名無史さん
05/01/28 17:06:10
>>611
あの人は生粋のトンデモ。1999年直前に講演会で
「君たちはまもなく死ぬが、それまでにどう生きたかが肝心なんだ」
とのたまった人だぞ。

623:日本@名無史さん
05/01/29 01:20:22
>>622
まあ1000年スパンで考えたら、今生きてる人もまもなく死ぬのは間違いではないがな。

624:日本@名無史さん
05/02/10 18:48:03
皆、死んだみたいだけど、オレはまだ生きているので、書いとく。

今日、本屋を覗いたら、司馬遼の考えたこととかいう文庫本が並んでいた。
手にとって開いたページに、読者から「あれは本当ですか」と質問を受けるという
のがあった。本人は小説家と称しているので、答えないと書いていたが、
歴史小説家というジャンルは、誰が作ったのだろう。時代小説では手垢がついた
ということか。
司馬史観とかいう言葉もあるが、出版社の宣伝文句に過ぎないのではないかと
思った。今までなかったものを書いていると宣伝して、本を買わせようという
魂胆だけなのに、大勢、気狂いしてしまった、と思うと買う気をなくした。

625:日本@名無史さん
05/02/19 19:57:10
最近、池宮彰一郎の家康モノを読んだが、「臆病な家康」が意外に新鮮だったぞ。
北方謙三の歴史小説は、主人公が好きになれるいい作品だと思うけどな。

何度も繰り返されているはずだが、「歴史小説=歴史」と思っている人はここにはいないはず。
司馬遼太郎とて例外ではない。


626:日本@名無史さん
05/02/19 20:00:19
>>621
歴史小説家が少ないんだわサ。


627:日本@名無史さん
05/02/19 20:49:45
司馬は、少年冒険小説の延長か漫画だと思うといいかも。
小難しい字句を目にしたくない時、電車の中で読むのにちょうどいい。
さらっと読み捨てるのに、実にちょうどいい長さと、文体。
新聞連載が多いからかも。
それ以上は、研究書を読めばいい。


628:日本@名無史さん
05/02/20 21:12:19
>>627
それこそ北方じゃないの?

629:日本@名無史さん
05/02/21 11:34:23
北方のものは読んだことはないが、今、ぐぐったら、題名からはどの時代のものか
よく分からない。戦国時代のものと幕末のもので、お勧めはある?
(三国志と南北朝のは、もし面白かったら読みたい。剣豪ものは更にその後)

630:日本@名無史さん
05/02/21 13:17:36
こういう三国志ものもありか、という気分で面白く読めた。
南北朝ものは『破軍の星』がおすすめ。
戦国時代のものと幕末のものは読んだことがないからなんとも言えない。

631:629
05/02/21 17:36:08
>>630 有難うございます。

632:日本@名無史さん
05/02/26 18:53:02
>>630
北方三国志は、出てくるキャラがするめのように味があるよね。
「破軍の星」はちと顕家が強すぎ!

633:日本@名無史さん
05/03/08 02:53:54
宮尾はどうよ。
大河ドラマの原作らしいけどさ。

634:日本@名無史さん
05/03/08 10:18:58
平家物語、2巻まで読んでそれ以上進めなくなった。
軍記物のハズなのに宮廷絵巻みたいな感じになってる。

635:日本@名無史さん
05/03/08 11:15:19
だれがなんといおうと山岡壮八「徳川家康」

636:日本@名無史さん
05/03/08 14:04:57
不当な交通取締りに抗議するにはどうしたらよいか。私は免許更新のときの、安全協会費
を払わないというのを実行しています(いまどき払う人も少ないでしょうが)。一番手ごろで簡単ですしね。
交通安全協会は警察の典型的な天下り団体で脱税が発覚したり(日本交通安全協会が4億7千万も!)、告発本によれば、安全協会幹部と警察の飲み会にも使われているとのこと。

入会したところで、うすっぺらい会員証をくれるだけでメリットはないのでやめたほうが絶対にいいと思います。
私も最初に払ってしまい、激しく後悔しています。
免許センターでは、当然のごとく請求する人もいますので注意しましょう。100%支払いは任意です。


637:日本@名無史さん
05/03/08 15:34:17
海音寺潮五郎

武将列伝の徳川家康で岡崎城築城までで終えているところが絶妙。

三方が原や晩年の嫌らしさがでていない

638:日本@名無史さん
05/03/11 07:44:09
山田風太郎の「魔群の通過」。天狗党物だけど、視点が絶妙。
あと「八犬傳」なんかもいい。歴史は半分だけだけど。

639:日本@名無史さん
05/03/15 14:56:03
hoshu

640:日本@名無史さん
05/03/15 20:34:07
司馬氏を全肯定してしまえば、日本史は曇ってしまう。
しかし司馬氏を全否定してしまえば、同時にほとんど全ての歴史小説家を否定しなければいけない。

641:日本@名無史さん
05/03/16 01:07:51
既出かな。みなもと太郎。
漫画家だけど。

642:日本@名無史さん
05/03/19 09:50:53
五味川純平読んでいると、関東軍が糞以下の存在だったことがわかるな。


643:日本@名無史さん
05/03/20 01:32:23
>>642
他のも読むと、相対的には左系の思想の持ち主だとわかるので眉唾しながら読むのが正しい。

644:日本@名無史さん
05/03/20 03:44:46
司馬の小説でオナニーしてたな

645:日本@名無史さん
05/03/20 03:57:35
村上ショージ

646:日本@名無史さん
05/03/20 04:10:35
鹿島昇。日本で初めて明治天皇が突然たくましくなられた理由を公表したから。

647:日本@名無史さん
05/03/22 20:21:09
司馬は面白いのとつまらないのとがはっきりしていますな。
資料としての価値はないけど「項羽と劉邦」は面白いとおもた。
入門編の優秀作として俺が特別に認定しておこう。
中公から出ているのはほとんど駄作。

648:日本@名無史さん
05/03/24 13:55:10
津本陽「乾坤の夢」はひどかったぞ。
児島穣の悪いところを真似したようにしか思えない。
 
山岡荘八「徳川家康」を読んでから、他の家康モノを読むと楽しいぜ。

649:日本@名無史さん
05/03/29 23:40:12
このスレの上のほうで始祖鳥記を司馬作品と比較して絶賛してたやつがいたから
読んでみたんだけど、ジャンルが違い過ぎるだろ。
歴史小説と時代小説の違いも分からない奴に的確な司馬遼太郎批判が出来るとは思えん。

650:日本@名無史さん
05/03/30 12:31:49
それに、なんか司馬を批判しておけば自分も通の一員と勘違いでもしてる
奴らが多すぎ。
そういった奴らの意見って痛々しい限りだし。

651:日本@名無史さん
05/03/30 20:03:07
誰も司馬批判=通なんて思っていないよ。
キミの勘違いもはなはだしいね。
司馬を持ち上げる人たちの意見は痛々しい限りですが。

652:日本@名無史さん
05/03/31 11:42:13
>>651
アンチ司馬全員の意思確認を取ったわけでもないのに
「誰もそんなこと思っていない」
と断言するのはどうだろう。

653:日本@名無史さん
05/03/31 16:43:45
揚げ足取りが司馬ヲタの得意技w

654:日本@名無史さん
05/03/31 18:53:29
>>653
必死。

655:日本@名無史さん
05/03/31 19:59:53
>>654
必死。

656:日本@名無史さん
慶長410/04/01(金) 02:01:42
談志師匠だっかな。「司馬もおもしれーけど、しょせんゼーロクだからなぁ・・」
って言ってたのがあって、そうそうと思いましたよ。江戸っ子にはちょっと
ツライのもあるのが、司馬さんのお話。そんで、私が好きなのは子母澤さん。
ただこれは司馬さんのと反対に、江戸っ子じゃないとわかりズライ口語文章なのが
難。そこがいいんだけどねぇ。

657:日本@名無史さん
慶長410/04/01(金) 18:50:28
司馬遼太郎の燃えよ剣はほとんどが作り話。それをある新撰組を書いてる
小説家が注意したら、司馬は面白くないのは小説ではないと言ったらしい。

658:日本@名無史さん
慶長410/04/01(金) 20:00:08
個人的には早乙女貢と津本陽が糞の双壁


659:日本@名無史さん
慶長410/04/01(金) 20:01:07
あたりめえじゃねえか。事実じゃないから小説なんだろ

660:日本@名無史さん
慶長410/04/01(金) 22:10:54
>>657
それ言い出したら吉川英治も山岡荘八も・・・・・なぁ・・・・・・。

661:日本@名無史さん
慶長410/04/01(金) 23:30:33
659はすっこんでろ。


662:日本@名無史さん
慶長410/04/02(土) 10:37:33
藤沢周平はどうよ。
「陰謀」は楽しかったぜ。

663:_
慶長410年,2005/04/02(土) 15:11:02
司馬さんの話ばっか…。
歴史小説書く人は司馬さんだけなのか…。

黒岩重吾、好きです…。

664:日本@名無史さん
慶長410年,2005/04/02(土) 15:45:07
黒岩重吾,永井路子,杉本苑子とか、古代史を書いてくれるセンセは
それだけでもありがたいですねぇ。

665:日本@名無史さん
慶長410年,2005/04/02(土) 23:53:04
659に一票

666:日本@名無史さん
05/04/16 12:52:19
URLリンク(backno.mag2.com)
信長の小説がありました。

667:日本@名無史さん
05/04/16 12:59:53
津本陽だ、アホどもが。一回読んでみろ

668:日本@名無史さん
05/04/16 13:46:04
>>667
どうでもいいけど、津本さんの文章って全部箇条書きみたいだよな。

戦国モノに叙事的な文章って割かし合うけど(例・下天は夢か)
人と人との心理が絡み合う幕末モノ(例・龍馬)には合わない。

669:日本@名無史さん
05/04/16 13:55:23
>>668
龍馬に対する君の先入観が強すぎるからだよ。

670:日本@名無史さん
05/04/16 14:03:26
そんな君は浜ちゃんの龍馬におまかせでも見ていなさい

671:日本@名無史さん
05/04/16 16:14:05
さんざん外出だけど津本氏の剣戟シーンはいい。昔の新選組モノでタイトル忘れたけど、土方が急襲されて返り討ちにする場面でゾクゾクした覚えが。
が、「下天は夢か」はじめ、いわゆる歴史小説に括られる作品は糞だな。
現代の名古屋弁モドキをしゃべる信長って・・・はぁ~~~?????
だいたい何故あんなネタ系満載の偽史料『武功夜話』に飛びついてしまったのか。
これは遠藤周作にもいえるが。「男の一生」など失笑モノだった。

自分にとって信長小説は安吾の「信長」と辻邦生の「安土往還記」が今もって双璧
読後、駆け抜けていった馬上の若い信長の残像を見たような、
何とも云えない爽やかさ、儚さ、虚しさに包まれた。
まぁ安吾の歴史モノは政宗ファソなどには賛否両論だろうがね。

ほかに今、素晴らしいと思っている小説家は高橋直樹氏。
どちらかといえば寡作の人のようだが、
過剰な装飾をいっさい削ぎ落としたようなストイックで緊張感漂う文章、
短・中篇といえども作品の骨子が緻密に構築されて実に読み応えがあり再読に耐え得る。
史料の取捨選択も今のところ津本のようなトンデモはないように思う。
それと岳宏一郎氏。
「群雲、関ヶ原へ」は司馬へのある意味オマージュだろうが、
あそこまで群雄を描ききった才は素晴らしい。端正な文体だけど読みやすいしね。


672:671
05/04/16 16:21:59
津本信長の名古屋弁モドキだけ藁って片手落ちだけど、
安吾の信長の口調も相当アレだ。でも作品が素晴らしいからね。
青春小説としての信長を読みたい人にはお奨めです。
しかし、実写化されるてみたらキム蛸・・・酷・・・

673:日本@名無史さん
05/04/17 16:55:59
川路聖謨とプチャーチンの子孫が下田でお会いになったニュースを見て、

吉村昭の小説を思い出しました。

674:日本@名無史さん
05/04/18 01:05:18
安吾の「信長」は最後迄読めんかった>671
羽山信樹の書く信長が漏れのベスト1!

675:日本@名無史さん
05/04/18 09:48:29
age

676:日本@名無史さん
05/04/18 21:36:43
>>671
確かに武功夜話にはネタが多いが、百%偽資料ではないだろ。


677:671
05/04/18 22:27:18
>百%偽資料ではないだろ。

ないだろな。
だが生駒屋敷で桶狭間の作戦練り~だの墨俣だの、
ドラマになるような美味しい部分はすべてネタだろ。

678:日本@名無史さん
05/04/19 20:30:20
>>671
「群雲 関ヶ原へ」の氏家行広のエピソードは妙に泣いた。

679:日本@名無史さん
05/04/23 02:13:09
この先、日本に田中芳樹を超える作家が出るのか心配。

680:日本@名無史さん
05/04/23 23:49:47
田中芳樹さん、最近何か書いてるの?
とっととアルスラーンと創竜伝をおわらさなきゃ。

681:日本@名無史さん
05/04/23 23:54:04
山本博文氏だろ。

682:日本@名無史さん
05/04/24 02:01:34
山岡壮八、吉川英治、池波正太郎、司馬遼太郎あたりは
広く知られているし入門版としていいんじゃないかな
上記の中の前3人は文章が会話で構成されすぎで、司馬は
歴史考証をしてますよって語りかけ過ぎている気がする

>>625
池宮彰一郎なら「島津奔る」 読んで欲しい
北方は人物描写が上手く読んでて飽きない
海洋時代小説(が多い)として白石一郎も新鮮で面白いからお奨め






683:日本@名無史さん
05/04/24 02:09:52
白石一郎は漏れも支持する。
どっちかつーと九州系の時代小説が多いのだが>682

684:日本@名無史さん
05/04/24 02:25:23
新田次郎の武田信玄はなかなかおもしろかった

685:日本@名無史さん
05/04/24 02:35:11
勝頼も読んであげて

686:日本@名無史さん
05/04/24 02:59:52
とりあえずアレだな、資料読んでるような気分になったり、やたら現代の会社組織に
結びつけたりするのは如何なるモノかと。

687:日本@名無史さん
05/04/24 06:55:52
>>685
池宮彰一郎「島津奔る」も読みました。
ちょっと作者が島津義弘に思い入れがありすぎる気もしますが、
義久との対比がとても興味深かったと思います。
「本能寺」「平家」もこれから挑戦します。
>>686
>資料読んでるような気分になったり、やたら現代の会社組織に
結びつけたりするのは如何なるモノかと。
現代人が歴史小説を読むには、仕方がない視点と思われるが如何でしょうか?

688:日本@名無史さん
05/04/24 21:34:08
>>687
いまは「三国志に学ぶ○○」とか「戦国武将に見る○○」だのいっぱいあるんだから
そっちの書物にまかせとけ、と言いたい。
だってさ、せっかく入り込んでるのに、「この場合は叩き上げの技術部門出身者が
創業者一族に・・」とか書かれると思い出したくもない会社や上役の顔がうかんで
きたりして、気が滅入ってしまう。w

ついでに「島津奔る」は面白かった。

689:日本@名無史さん
05/04/24 22:28:15
「島津奔る」てパクリ疑惑で絶版になったんじゃなかったっけ?

690:日本@名無史さん
05/04/24 23:21:38
>>689
ありゃ「逃げろ家康」ですよ。司馬のパクリだったけか?


691:日本@名無史さん
05/04/24 23:25:58
池宮彰一郎作品と司馬遼太郎作品の類似について
URLリンク(kuroneko-y.hp.infoseek.co.jp)

692:日本@名無史さん
05/04/24 23:45:25
>>691
いや~、偶然でしょうw 偶然偶然。
池宮先生ともあろう者が同じ過ちを繰り返すはずがない(笑)

693:682
05/04/25 02:48:32
司馬の「関ヶ原」も池宮の「島津奔る」も読んでるけど
知らなかったし気づかなかったよ…
でも「島津奔る」はその目線と関ヶ原までの過程で十分堪能出来た
のに残念
>>687
解説内容や前後との流れにもよるが、基本的にそういうのは孫子の
兵法とかそっちでやって欲しいと感じるほう
後、誰かお奨め作品を紹介して~
スレ違いすまそん


694:日本@名無史さん
05/04/25 09:06:53
>>688
>だってさ、せっかく入り込んでるのに、「この場合は叩き上げの技術部門出身者が
創業者一族に・・」とか書かれると思い出したくもない会社や上役の顔がうかんで
きたりして、気が滅入ってしまう。w
そのあたりの言い回しを、あからさまに表に出しているのは、堺屋太一「峠の群像」「豊臣秀長」
「秀吉」あたりですね。


695:日本@名無史さん
05/04/25 09:17:42
>>691
似ているといえば似ているし、そうでないと言えばそうだし…。
同じモノを書けば、使う史料も似通ってくる。物語の推移が同じになるのも仕方がないと思う。
ただ、問題なのは池宮氏自身の態度。後ろ暗いところがあるからこそ、自ら絶版を申し出たと勘繰れるのう。

696:日本@名無史さん
05/04/25 17:42:28
参考文献として使用可能なものの定義ってあるの?

697:日本@名無史さん
05/04/25 18:13:17
小説を書く上では小説を参考にしても良い。論文じゃないんだから。
でも池宮みたいに、司馬が作った架空の人物を自分の小説にも出したり、
他人の小説にしか出てこない架空の出来事を自分の小説に入れるのは駄目ね。
もし今後義経を描いたものが出るとして、
NHKの大河ドラマに出てくる「うつぼ」なんて出したらアウトだ。
静御前は実在だから可。

698:日本@名無史さん
05/04/26 13:01:02
>>671
おまいさんは俺か? と思いたくなるほど同意見で驚いた。

岳宏一郎でいえば『天正十年夏ノ記』あたりも良かったように思う。
この著者の作品はハズレがあまりなくて安心して買える。

699:日本@名無史さん
05/05/01 22:39:09
>>692
池宮氏のパクリ騒動って島津に続き家康も・・ってかなり話題になったよ。
ほんとに知らなかった?
類似部分の比較も、実際に司馬作品と池宮作品を掲載して比較していた。
助詞の使用まで同様の文章もあって、作家がこれをしちゃイカンだろと思った。
同じような設定の会話であっても台詞替えればまだバレなかったろうに。

池宮爺ちゃんは「資料の一つと勘違いして写してしまった」と
反省してたけど、この一件で「平家」は大河原作を逃してしまいました。

700:日本@名無史さん
05/05/02 00:59:46
>>699
なのに、なぜ「関ヶ原」の初芽をそのまま「巨いなる企て」に登場させてる元経済企画庁長官
はパクり呼ばわりされてないのかという件について

701:日本@名無史さん
05/05/02 10:49:47
>>700
故・峰隆一郎が「信玄女地獄」・・ハァハァ・・という作品で
新田次郎「武田信玄」での信玄妻妾の名、おここ、湖衣姫、里美など
新田が名づけた女性の名をパクッて使っていた件など、果ててしまいますね。

702:日本@名無史さん
05/05/02 15:45:38
やっぱり、最近で出て来た歴史小説家は、過去の作品をつぎはぎして
作品を完成させているのかのう。
「やってもばれない」「登場人物をいちから作るのは面倒」「歴史小説なんだから
筋書きや結末が似ていて当然」と開き直っている。
読者をなめたらイカンぜよ。

703:幼命二郎
05/05/02 16:05:32
黒岩重吾。

704:日本@名無史さん
05/05/02 16:44:12
新選組については、最初に司馬遼太郎の本を読んで面白い、と思った
が、次に子母沢寛の本を読んで、リアリティが全く違うことに驚いた。
この勝負は子母沢寛の勝ちだな。もっとも、司馬遼太郎は子母沢寛の
本を参考にしている、というより参考にせざるを得なかったことを正
直に認めているし、本人からも話をきいた筈だ。
NHKの去年の新選組はまるでマンガだったな、今年の方が評価は高
いがそりゃそうだろう。あれと比べたら。


705:日本@名無史さん
05/05/02 17:25:19
>>704
勝ち負けに例える感覚が全く理解できないなー。

子母澤寛の新撰組三部作は、それまで映画や講談の悪役だった
新選組の再認識をするきっかけとなった記念作であるし、
司馬に関わらず、現在氾濫する新選組小説だって
あの三部作が根っ子になって伸びているのだと思う。
今となっては聞き書き故の不明瞭さや創作?疑惑もよく出されるけれど
子母澤の彼らに対する愛惜の念と時代の息遣いが聞こえる名作でしょう。

その根っ子から伸びた太い幹が司馬の血風録や燃え剣で、そのヒットと
映像化によって「鞍馬天狗の敵」であった新撰組という集団が
一般にも浸透したのだから・・・・、
作品的ジャンルでも、勝ち負けと並べるもんじゃないだろう。

池波正太郎だって子母澤と親しく行き来して、
著作からヒントを得たり、資料を見せてもらってるよ。

706:日本@名無史さん
05/05/02 21:54:24
司馬遼太郎には珍しくパクッたと思えるほど似ている個所が多いからだ。同じ
ジャンルを扱っているのだから、面白さの勝ち負けをいってなぜ悪い。ユーモ
アのセンスがないやつだ。

707:日本@名無史さん
05/05/02 22:37:31
面白さの勝ち負けの前に
改行してくれ。

708:日本@名無史さん
05/05/03 04:47:10
しもざわ勝海舟を古本で買ってきたぞい。
しかし、昔の新潮社は字が細かくて読みにくいぜ。

709:日本@名無史さん
05/05/05 23:31:33
保守

710:日本@名無史さん
05/05/06 14:52:54
新田次郎の武田勝頼が絶版になっているんで、誰か再発行してください。
ところで、あの武田勝頼の話ってマジ?

711:日本@名無史さん
05/05/06 17:12:37
よし俺が再発行してやろう。資金をくれ。

712:日本@名無史さん
05/05/06 18:18:34
古本屋に行けばあるぞい。

713:日本@名無史さん
05/05/07 14:41:02
>>710
神田古書店街にいけば普通にセットで店頭にあるだろ。

ついでに三行目、ここは「小説」について会話するところだ。
マジ風な話だけ知りたければ、古文書解読の勉強せい。

714:日本@名無史さん
05/05/08 10:41:38
>>710最近、新しく刊行されたよ!これマジだよ。俺書店員だから。

715:日本@名無史さん
05/05/25 08:21:16
遠藤周作「女」(上下巻)を買ってしまったぞい。

716:日本@名無史さん
05/05/25 12:31:38
阿川弘之

717:日本@名無史さん
05/05/25 13:24:24
城山三郎

718:日本@名無史さん
05/05/25 13:33:30
>>710
普通に図書館にある
かなり面白かった
書き方が上司に使える会社員の苦労話みたいな感じになってる

719:日本@名無史さん
05/05/28 20:49:11
津本は話が面白くないからなぁ

720:日本@名無史さん
05/05/28 20:51:44
>>716
時節柄阿川提督が出ましたな.
小説は小説であると見抜けないと・・・


721:日本@名無史さん
05/06/02 23:56:32
今更のよーに「天と地と」読んでる。
とにかく文章なめらかで読みやすくてサクサク進む。主要な登場人物はキャラ立ちまくり。
こーゆー問答無用に面白いのもいいよな、と実感。
もちろん史実とはかけ離れ過ぎのワロス設定なわけだがw

722:日本@名無史さん
05/06/03 00:13:46
>もちろん史実とはかけ離れ過ぎのワロス設定なわけだが
このことだけでこのスレの住民的にはアウトなんじゃないかな。

723:日本@名無史さん
05/06/03 22:43:49
>>719
文章が致命的につまんないよな
武神の階読んでてマジで寝た
淡々と書いてるスタイルなら吉村昭とかもそうだけど、
津本の文は目がひっかかる

方言もやりすぎ

724: ◆UGdlUBvvDg
05/06/05 22:16:32
武士を美化するとつまらなくなる。
司馬が面白いのは、武士をバカにしているからだ。

725:日本@名無史さん
05/06/05 23:08:58
どこがバカにしてるんだw
つか馬鹿にしようと美化しようと話の面白さには関係無いな。
作家の腕次第だろ。
あからさまにやる作家はハナにつくし下手なわけで。

726:日本@名無史さん
05/06/06 00:16:05
入れ食いだなw

727:日本@名無史さん
05/06/13 10:05:47
ずらずらと参考資料を書き並べて史実に沿ってて
年表代わりにも使えるような作品でも
感情表現豊かに魅力的な面白いものあり、
なんだこりゃ小説しゃなくてただの評伝じゃん、な作品もある。

史実からかけ離れていても、その人物の人間的魅力を存分に引き出し
生き生きと時代を感じられる作品は面白い。

728:日本@名無史さん
05/06/13 20:39:25
夢枕獏は、史実と違うけどって言っちゃう人なので
わりと面白いかも。清明

明治の柔道家やってるよ。小説推理で。

729:日本@名無史さん
05/06/18 05:17:27
古川薫とか地味でいいなー。
山田正紀が本格的に歴史小説に来てほしいが。

730:日本@名無史さん
05/06/18 10:49:34
古川薫って、郷土自慢を延々と書き連ねている痛い香具師ってイメージしかない
できればリア工の頃の漏れには分からなかった古川薫の読み方ってのを教えてほしい

731:日本@名無史さん
05/06/26 13:26:38
このスレは司馬は優秀な歴史小説家かどうかというスレですか?
優秀な歴史小説家の定義をはっきり決めてからにしようや

732:日本@名無史さん
05/06/26 13:46:52
古川は、滝口(本名は原口)靖彦を高く評価していたよ。
ちなみに京極夏彦の小説に出てくる小説家 ”関口” は、たぶん彼がモデル。
すごいひとなのに・・・個人的なキャラクターが関口。特徴・・ふるえる。
緊張感でふるえるのに出てくる。

[作品]
上意討ち心得
薩摩軍法
葉隠無残
流離の譜
鬼哭の城
粟田口の狂女
乱離の風―若き日の立花宗茂
主家滅ぶべし


733:日本@名無史さん
05/06/26 13:55:30
古川薫は、侍とかをそんなに美化しない小説家なのでいいのでは、ないかな。

司馬の新撰組モノは書きたくなかったってのを
古川が、もっと端的に表現してる。(大河新撰組便乗企画に対して)

” 新 撰 組 に 学 ぶ と こ ろ は 、 な に 一 つ 無 い。”

734:日本@名無史さん
05/06/26 14:19:22
>>696
文化庁から「著作権」に関するガイドラインのHPが出ています。
「引用」というのがあって、誰の作品のどの部分を参照したかが
明記されているなどの必要条件が示されています。

>>699
その平家も盗作疑惑があります
>>691のサイト
および
スレリンク(books板)l50



735:日本@名無史さん
05/07/05 08:56:46
>>699>>734
学術論文丸写しまであるんですよね。

URLリンク(members.at.infoseek.co.jp)

URLリンク(members.at.infoseek.co.jp)

736: ◆vOONRCNRtc
05/07/10 20:30:00
小説でも・・・逃げろ池宮で一時期話題になりました。

737:日本@名無史さん
05/07/11 05:21:43
山岡荘八はマキャベリスト養成本みたいな感覚で読めて好き。
まぁ主人公はみんな諸葛孔明なみに人間離れしてるけど・・・。
その点、童門冬二はマジでイラン。
人間離れし過ぎてて全く感情移入できない。
あいつは、本気で歴史人物はみんなあんな超人だと思ってるのだろうか?

738:日本@名無史さん
05/07/11 07:57:38
山田風太郎


739:もの
05/07/11 08:49:29
童門と津本はいらんな。なぜ売れるのかわからん。津本は小説というより妄想。童門はコーエーの人間だからな、あんなモン。

740:日本@名無史さん
05/07/11 09:04:57
題材の人物を誉めすぎ&美化しすぎなのはどうかと
名前忘れたが「本能寺」って小説で織田信長がお手伝いの女性を大量に殺したのを、前線で働くものへの思いやりって書いてるのには引きました。



ものは言いようだけどさ………バカなんじゃないの

741:日本@名無史さん
05/07/11 09:39:12
>740 私小説しか書けんのが歴史小説家になりました~みたいな感じ
僕チンの大好きな〇〇〇〇について書きマショ-
とっても凄い人なんだよ- 皆みてみて-
↑こんな感じ ww

742:日本@名無史さん
05/07/11 10:20:56
>>741???

その人物が好きだから書くのだろうが、あまりに盲目的なのはうっとおしく共感がもてない。

>>739童門って童門冬二?「黒田如水」ってたぶんその人の小説を読んだことがあるけど別に酷くなかったよ。少々同じ文を繰り返してる感じがあったけど、解りずらい文ではないしユーモアも少しある~よ~
何故いらないと思うのだ?

743:日本@名無史さん
05/07/12 03:07:06
>>739
> 童門はコーエーの人間

元都庁の人間だろ?

744:日本@名無史さん
05/07/12 04:42:27
「夏草の賦」読んでたら夜が明けちまった。
また今日も仕事辛いんだろうなぁ。
仕事のヒントやモチベーション得るためにこういう本読んでるんだけど、
これじゃ本末転倒だな。
いや、なんだかんだ言ってやっぱ司馬は一番だわ。

745:日本@名無史さん
05/07/13 01:50:40
元役人だが光栄がスポンサー

746:日本@名無史さん
05/07/13 10:06:24
童門って大河便乗ライターの元祖だと思ってるけど。
小説家と認識したことが無い。

747:日本@名無史さん
05/07/13 11:41:34
大河便乗ライター。

うまいね。

748:童門冬二
05/07/13 13:26:12
おまえら何様のつもりかね?

749:日本@名無史さん
05/07/13 14:38:17
司馬遼太郎、新撰組と坂本龍馬のことしか頭に無くて回りが見えてないと思うのは私だけかしら。
新撰組と坂本龍馬以外についてはぜんっぜん調べてないと思うんですが。
新撰組と坂本龍馬だって空想二次元の司馬ワールドじゃないですか?
歴史というか・・・・物語。

750:日本@名無史さん
05/07/13 17:22:55
>>749
だって物語じゃん。小説として発表されてるんだもの。
小説家たちは自作品を歴史的事実そのものです・・・なんて言ってない。
資料のすき間を空想し、台詞を想像して、小説。

「花も実もある嘘八百」・・・柴錬の言葉さ
虚構がいやな人は小説読めないよな。

あっ、釣りかwww

751:日本@名無史さん
05/07/13 21:24:41
>>749
それは自分が知らないだけ。
司馬は龍馬、新撰組以外の題材で何冊も幕末の本出してる。

752:日本@名無史さん
05/07/13 21:38:26
翔ぐが如く・・・西郷、大久保
世に棲む日日・・吉田松陰、高杉晋作
酔って候・・・・幕末四賢候
峠・・・・・・・河合継之介
花神・・・・・・大村益次郎
最後の将軍・・・徳川慶喜

司馬の幕末ものは俺が読んだだけでもこれだけあるな。
短編入れたらもっとある。
てか、俺はなんでこんな熱くなってんだろう。

753:日本@名無史さん
05/07/13 22:40:01
単に歴史が知りたければ、史実ばかり書いた本でも読めばいいじゃん。
歴史小説なんて、司馬に限らず物語だろ。

754:日本@名無史さん
05/07/13 23:13:45
ただ司馬の新撰組と竜馬はあまりに影響が大きすぎて、
史実と勘違いしてる輩もいまだに多いような。>749の周りにも居るんだろう。
実際、いかにも歴史的事項を扱ったような体裁の本でも、
中を読んだら司馬のネタをこねくりまわしてるのが多かったり。
幕末研究家も(どこがどう研究家なのか知らんが)司馬の物語を史実のように語ってたり。
ああいう香具師の存在もアンチ司馬をここまで増やした一因なんだろうな。

でも司馬小説は文句なく面白いのが多いよ。>744、禿同。
藤沢も好きだけど、モノによっては通勤中読むと鬱になることもしばしば・・・
ただ、女は藤沢氏や池波氏の書いたものの方が好き。
自分は♀だけど司馬の女はウザイのが多いと感じる。


755:日本@名無史さん
05/07/13 23:53:46
>>754
あー自分も司馬の女はダメだ。
単なる濡れ場担当になってるのが多いしな。

「城塞」のお夏あたりがかろうじて好きだな

756:日本@名無史さん
05/07/14 00:32:04
司馬の話をしている最中に田中芳樹を出すのもアレだが(つか他に適当なのが思いつかん○| ̄|_
魅力的な女を書けない作家ってステレオタイプ的なんだよね・・・
読んでて「オイオイそうじゃないだろう」と突っ込みを入れたくなったり
読んでいるコッチが気恥ずかしくなったり

757:日本@名無史さん
05/07/14 07:17:09
>>755
司馬の濡れ場?は塩味を確かめるまで。バッチイ。

758:日本@名無史さん
05/07/14 08:00:05
>>755
それは多くの人が感じるところだろうな。「戦雲の夢」の後書きにも
「司馬先生は女性を書くのが苦手のようで」云々が書かれるぐらい。

それでも、俺は司馬は歴史小説家の中で一番好きだな。けなし言葉
にも聞こえるかもしれんが、肩肘張らずに読めるってかんじ。

759:日本@名無史さん
05/07/14 08:02:16
田中芳樹を持ち出してくるのは、
田中信者しかいないからなあ。
他に適当なものが沢山あるのに。

760:日本@名無史さん
05/07/14 08:50:19
時間がたっぷりあった時は、小説世界にどっぷり浸らせてくれない
司馬はそんなに好きじゃなかったんだけど

そういうことが難しくなったら、かえってあのぶつ切り感が心地よくなったよ
好きなときに司馬の語りを聞きに行くって感じだな。

761:日本@名無史さん
05/07/14 08:58:28
司馬のあの語り口のリズム感は好悪が分かれるかもね。

清水義範が書いた司馬文体偽装短編とか爆笑モノで面白いな。

762:日本@名無史さん
05/07/14 09:43:57
山岡荘八?「小説太平洋戦争」とか読んでみろと。
「ナントカ軍曹は弁慶の如く仁王立ちのまま鬼畜共に一矢報いて~」
右翼の同人誌かと。まあ従軍してると主観が入るんだろうが。

763:日本@名無史さん
05/07/14 09:55:38
>>762
www・・・別に山岡荘八を擁護するわけじゃないけどな。
書かれた時代の世相とか、戦意高揚を目的にとか
そういう事も昔はあったんだよ。
軍国主義時代の作品をみんな右翼同人にする気か・・・と。

周五郎の初期短編なぞは、講談倶楽部とかに掲載されてた時代でもあり
懐かしの講談張りセン文体だぞ。
それが時代小説の普通でもあったんだから。


764:日本@名無史さん
05/07/31 20:58:15
>>762おまい、土井たか子みたいな感覚だね。山岡荘八最高!小説家の書いた大東亜戦争物であれが一番まとも。

765:日本@名無史さん
05/08/09 23:21:56
>>1おまえ以外なのは、確かだなー。

766:日本@名無史さん
05/08/09 23:33:45
今東光・坂口安吾・柴田錬三郎・山田風太郎・五味康祐が面白いが司馬遼太郎は便所紙だなぁ

767:日本@名無史さん
05/08/09 23:38:25
安吾いいよな

768:日本@名無史さん
05/08/09 23:40:19
>>766追加
永井路子・海音寺潮五郎・池波正太郎を忘れ(ry

星亮一・中村彰彦…素敵過ぎます!

早乙女貢は會津士魂だな

面白いならば良い

769:日本@名無史さん
05/08/09 23:47:37
>>766海音寺、中村は良いよね。司馬は・・・ファンタジー小説だしね。


770:日本@名無史さん
05/08/10 02:14:14
中村彰彦は好きだけど、最近は小説家なのか評伝家なのかわからない。
時代考証に熱心なのは良いけれど、「物語」を書いて欲しい。

771:日本@名無史さん
05/08/26 13:47:21
事実に縛られると物語作家としては隘路に陥るよねえ。

772:日本@名無史さん
05/08/26 14:22:58
2ちゃん内の一部の厨だけだろうけど、
最近の「史実連呼の史実厨」が蔓延すると
作り物としての小説の楽しみが衰退していってしまう気が。
作家の創作人物が登場するだけで「捏造!!!!!」だもんな。


773:日本@名無史さん
05/08/26 15:40:55
ああ俺も感じた。
特に司馬遼批判の言い分って見苦しい。
俺みたいに読んでみようと思ってた人間も手にする前にゲンナリさせられる。

774:日本@名無史さん
05/08/26 17:17:30
>>768
永井路子って古代・王朝から戦国ものまで、女性主人公の台詞が
現代主婦の井戸端会議みたいなのが気になる。
「あら、違うのよー奥さん!!」みたいな。

星は幕末佐幕のものしか書いてないんじゃない?
だからこそ物語性が乏しくても一部の人に支持されてるんだろうけど
小説家としての知名度は低いような気がする。

775:日本@名無史さん
05/08/26 22:50:13
>>772
それは司馬小説に限らず、小説に書いてあることをまるっきり史実だと
思い込んでしまう厨が存在することに対する反動だろう。
ネット上でも「史実について語る」と言いながら、ソースが司馬という
サイトが平気であったりするから、そういうのがアンチ司馬が増える原因
になっているように思う。
でも現実には、娯楽としての創作物に書かれた歴史と歴史学的な歴史とを
はっきりと区別して考えられる人間は少ないから、どうしても混同が起こる。
この混同がある限り、創作物上の歴史が好きな人と、歴史学的な歴史が
好きな人との貶しあいは続くのだろうな。

776:日本@名無史さん
05/08/27 01:33:57
>>775
自慢じゃないけど(スマンw)自分は厨房の頃から
創作人物と実在人物の区別とか、はっきりついてたな。
知ってた・・・じゃなくて読んでれば自然に「わかる」って感じで。
だから、混同してる人間が不思議でしようが無いんだ。

超優秀な考証能力をもって史料にあたった作品であっても
人物の一挙手一投足や日常の仕草、発した言葉を書けば、
それは「作家の書いた小説」なんだよね。
(時代小説を書く作家陣が、膨大な資料を読み込み、現地に足を運び、
年表や地図とにらめっこしつつ創作してるのは百も承知)


777:日本@名無史さん
05/08/27 16:41:12
>>775>>776
禿同。
純粋に司馬リョの小説自体は面白いと思う。躍動感があって読みやすい。サクサクいける。
神の視点から見下ろして時代と人物を描く、などと言われてるけど、
主役級に選ばれた男たちの造型はとても人間臭く、生き生きしてチャーミングに思える。
善玉と悪玉がハッキリ分かれちゃってる傾向がたまに鼻白むときもあるが。
作品にもよるけど、読後はカタルシスを感じさせるものが多いのもいい。
>>773も2ちゃんのカキコなんて気にせず読んでみたら。

ただ、司馬の創作を史実であるかのように語っちゃってる本とか、ちょっとした歴史系番組とか、
ホント昔から多い罠~。生前の司馬の語り口にもまぁ問題があったのかも知れんが。
影響力が良くも悪くもデカ過ぎて反発されるのもわかるかな。

778:日本@名無史さん
05/08/30 03:43:14
単純な史実厨って何で増えてるんだろうか?
大河ドラマ板とか見てるとアホくさくなってくる。

だいたい平家物語自体が史実を映した部分も多いけど
王朝絵巻風恋物語あり、仏教往生説話を色濃く反映した部分もありの
歴史絵巻で、盛衰記や義経記はそこから派生した創作だというのに。
それらから新たに創作された原作(今回は反映の程度が?だが)を
さらに脚色した「ドラマ」だっちゅうのに、ワケワカメの捏造指摘が多すぎる。
・・・・だいたい小説に捏造って言葉使うなよ。

あいつらが玉葉や吾妻鏡や公家日記を熟知して言ってるのならwww
いいけど、ありえない事だしなー。
能や歌舞伎の世界なんてのも全く知らない奴らなんだろうな。


779:日本@名無史さん
05/08/31 15:28:48
>>778
> 単純な史実厨って何で増えてるんだろうか?

大河ドラマが史実だと思い込んでる厨がその数十倍もいて、一向に減る様子がないからだろ。


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