03/05/30 17:43
ごく最近あった話しです。
ある人が都内の某オークション会社カタログの中のある作品が気に入り、出来たら手に入れたいと思い、その会社の担当者に相談しました。
担当者は
『この作品は書類や電話でのビットはありませんが、ある画商さんがとても興味を示されておりますので、これくらいの価格でないと落札は難しいのでないでしょうか』
と親切に教えてくれたので、彼を代理とする競りへの参加を委任しました。
オークション終了後電話があり、その人は指定した価格の直下の価格で手に入れました。
ところがそのオークション会場におられたある画商さんから
「その絵、会場では誰もビットする人はいなかったはずですが」といわれたのです。
そこで不審に思ったその人は競りの代理を委任した人にその事を質問しました。
「確かに電話でも会場にも他にビッとされた人はありませんでした。しかし私自身が欲しかったものですから競り上げました。したがってお客さんのアンダービッターは私です」
というのです。
こんな返事に納得される人がありますか?!
そんな人はおられないでしょう!!