03/08/25 19:46
【ソ連軍の強姦部隊】 街頭ばかりではなく、日本人住宅に押し入って手当たり次第に略奪
するソ連兵の中には、将校が先頭にたってする「部隊ぐるみ」もあり、彼らは殆ど新京に一泊
して南へ移動する新規の侵入者であった。ソ連兵の乱暴狼藉は新京だけではなく、ソ連軍の
いる所は皆同じ状況であった。
25日、朝鮮との国境に近い敦化郊外にあった日満パルプ工場にソ連軍が進駐した。独身寮
にいた男性は拉致され、約170人の女性と子供を幾つかの部屋に監禁して強姦したが、
ソ連軍幹部は止めようともしなかった。
26日早朝、酒に酔い欲望に狂ったソ連兵が、数人づつの集団となって、自動小銃で威嚇しな
がら力ずくで女性を部屋から引きずり出して強姦の限りを尽くした。その日の深夜にも同じ事
が繰り返された。
ソ連兵が去った後、ある部屋の女達23人は死を決意し、課長夫人が青酸カリを隠し持ってい
たので躊躇無く決行された。27日朝、巡視に来たソ連兵は呆然となった。将校の命令で部屋
には歩哨がたち、各部屋の女性達は外を見ることを厳禁され、死体は密かに運び去られた。
ソ連兵の殆どはドイツ戦線から急遽シベリア鉄道で満州に送られてきた兵で、中には囚人
だけで 編成された無鉄砲な部隊もあった。「エルベ河の東で、老女から4才の子供に到る
までソ連兵に強 姦されずに残った者は殆どいない」と言われるほど、彼らの「戦歴」は
汚名で飾られてる。
ソ連兵の残虐行為は上からの指示に因ると言われ、スタ-リンの娘スベトラ-ナもこれを
裏付ける証言をしている。それによれば、スタ-リンはヨ-ロッパを荒廃させることを奨励し、
それに喜びを感じていた。その意図は「赤軍の暴虐を許すことで敵国の嫌悪を買い、ソ連兵
が敵国人と親しくなって堕落しないよう仕向けること」であったと。満州でも同じ蛮行が展開
された。
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