03/08/19 04:37
いち早く朝鮮に入ったソ連軍について具体的に見てみましょう。
まず、兵士たちの振る舞いからしてソ連軍はおよそ解放軍とは似ても似つかないものでした。
「占領軍として北朝鮮に乗りこんできたソ連の評判はかんばしくなかった。彼らは、みさかい
ない略奪や強姦をほしいままにした。旧日本軍が朝鮮のいたるところにつくった防空壕の中
から女の悲鳴が聞こえ、朝鮮人たちは『ああ、またか』と耳をおおってその場を足早に立ち去る
というのが日常茶飯事であった。助けに駆けつけて射殺された者もいた」
(萩原遼『朝鮮戦争─金日成とマッカーサーの陰謀』、文芸春秋社、59頁)。
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