03/08/08 23:12
関東軍が白旗を掲げて停戦し、ソ連軍が満州の各都市へ進駐してくると、日本の避難民は
さらに苦難にさらされた。
ソ連兵による略奪・暴行が相次ぎ、降伏間もない8月23日関東軍参謀次長名で、東京の
参謀本部に対して
「ソ連軍首脳は無謀行為を戒めあるも、現実には理不尽の発砲・略奪・強姦・車輌略奪等
頻頻たり。
今や日本軍に武力なく、加うるに満軍警・朝鮮人の反日侮日の事態の推移等、真に涙なく
して見るを得ず。
・・・善処を希望してやまず。」
と苦衷を討ったえている。
「満州国」より