03/03/27 22:33
これらのことが分かれば、本当のコミュニケーションとはどういうものかは分かると思います。
コミュニケーションとは、ある人が「何か」を相手に伝えたいからするのです。
そしてその「何か」というのは、実はイメージなのです。
そのイメージを伝えるために、相手に分かるように言葉に変換して伝えるのです。
つまり相手の言葉も、ただ言葉を勝手にこちらで解釈をするのではなく、
相手が何をイメージした結果の言葉なのかを考えなくてはならない(イメージする)のが原則です。
結局言葉は、伝達手段にすぎないということです。
このことが分かることは大事なことです。
つまるところ、ある人の頭の中にあるイメージを、
違う人にそのイメージを伝えようとすることが「コミュニケーション」です。
簡単なものであれば、何も考えずに行うことができますが、複雑なものを伝えるときは、
これらの基本が分かっていないと伝達することさえ一苦労になるのです。
まずは、何を伝えたいかをはっきりとしたイメージにして、
それを言語化して伝えるようにすれば良いのです。
場合によっては、身振り手振り、メモなどを使いながらということも考えられます。
最近コミュニケーションができない人が多いと言われたりもしますが、
すべては原則が分かってないから、ということも一理あるのではないかと思います。
「言葉」と「概念」の違いは分かったでしょうか。