04/03/03 13:12
遥かなるもろこしまでもゆくものは秋の寝ざめの心なりけり 〔千載〕
982:名無氏物語
04/03/03 13:14
みちのくのをだえの橋やこれならん踏みみ踏まずみ心まどはす 〔後拾遺〕
983:名無氏物語
04/03/03 13:15
山守よ斧の音たかくひびくなり峯のもみぢはよきて伐らせよ 〔金葉〕
984:名無氏物語
04/03/03 13:16
年ふれど老いもせずしてわかの浦に幾世になりぬ玉津島姫 〔津守国基集〕
985:名無氏物語
04/03/03 13:16
春ふかみ玉野の原のはなれ駒やよひの草にまかせてぞ見る 〔夫木和歌抄〕
986:名無氏物語
04/03/03 13:17
しをりしてゆく人もがな秋萩の花のみだれに道も知られず 〔続古今〕
987:名無氏物語
04/03/03 13:19
あさましやこは何事のさまぞとよ恋せよとても生れざりけり 〔金葉〕
988:名無氏物語
04/03/03 13:19
夜をこめて鳴くうぐひすの声きけばうれしく竹を植ゑてけるかな 〔中古六歌仙〕
989:名無氏物語
04/03/03 13:20
よこはしる蘆間の蟹の雪ふればあなさむしとや急ぎかくるる 〔夫木和歌抄〕
990:名無氏物語
04/03/03 13:23
除け
991:名無氏物語
04/03/03 13:28
さらぬだに寝ざめがちなる冬の夜をならの枯葉にあられふるなり 〔詞花〕
992:名無氏物語
04/03/03 13:28
限りなくうれしと思ふことよりもおろかの恋ぞなほまさりける 〔田多民治集〕
993:名無氏物語
04/03/03 13:29
かざこしを夕越えくればほととぎす麓の雲のそこに鳴くなり 〔千載〕
994:名無氏物語
04/03/03 13:29
花すすき茂みがなかをわけゆけば袂をこえて鶉たつなり 〔林葉集〕
995:名無氏物語
04/03/03 13:29
七夕のとわたる舟の梶の葉にいく秋かきつ露のたまづさ 〔新古今〕
996:名無氏物語
04/03/03 13:31
あらし吹く峯の木の葉にさそはれていづち浮かるる心なるらん 〔続拾遺〕
997:名無氏物語
04/03/03 13:31
朝夕に花待つころは思ひ寝の夢のうちにぞ咲きはじめける 〔千載〕
998:名無氏物語
04/03/03 13:32
あふさかの関の杉むら霧こめて立ちども見えぬゆふかげの駒 〔新後拾遺〕
999:名無氏物語
04/03/03 13:32
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