10/12/30 18:44:57 g655mcdl0
戦前は旧制中学(今の高校)から旧制高校(3年制、今の大学の1,2年次に相当」)に
進学する際は苛烈な受験戦争があったが、
旧制高校から旧制帝国大学(3年制、今の大学の3,4年次)に進学する際は、
旧制高校と旧制帝大の定員数がほぼ同じだったから、
高望みさえしなければ、必ずどこかの帝大には行けた。
ちなみに旧制帝大は東京、京都、東北、九州、北海道、京城、台北、大阪、名古屋の
9つを指す。これらの帝大に比べると私学は早慶を含めて一段低く見られていた。
つまり、今よりも官学(国立大)重視だった。
そういう意味では戦後のほうが早慶と旧帝大の差が縮まったといえる。
財界での早慶OBの活躍度は東京・京都以外の旧帝大OBのそれをしのぐ。
話を高経に戻すと、
上記の大学は研究重視大学だが、
高経は教育重視大学でなければならないと思う。
個人的な意見だが、大学院の定員数は必要最小限に抑えて、
学士課程教育に力を注いで優秀な卒業生を輩出できるようにすべきだ
(例えばトーイックで450点以上のスコアをマークしないと卒業させないとか)。
国際教養大学のように伝統がない新しい大学でも、高い偏差値と優秀な卒業生を輩出している大学もあるし、
高経も教学改革をより一層行うべきだと思う。