10/10/09 13:56:54 NaxztHzTO
いじめに耐えて慣れて泣かなくなり怒ることも無く感情を押し込めたゆさゆさ
進学してからはいじめも無くなったが、無口ゆえ友人も出来なかったゆさゆさ
しかしある時
「好きです、付き合ってください」
誰に対しても無口であったが彼だけには信頼と笑顔を見せるゆさゆさ。
いつも彼と会う秘密の待ち合わせ場所に向かっていたゆさゆさが立ち止まる。
待ち合わせ場所では無いが、男子トイレから彼の声が聞こえた。
「あいつスタイルもツラもいいし何よりいい金ヅル」
愛しの彼の声を聞き間違えるはずがない。だが何かの間違いだ
そう言い聞かせるが追い討ちをかけるかのように彼がゆさゆさの名を呼ぶ
ゆさゆさは駆け出した
もう枯れたと思っていた涙を拭いながら
一番愛する彼に裏切られ塞ぎ込んでしまったゆさゆさ
そんなゆっさゆさにさらなる不幸が襲い掛かる
父がリストラされ母が事故死
リストラされた父親は妻をも失い娘を妻として見はじめる
妻の振る舞いをせねばぶたれる。この時はまだよかったが、ついには夜の営みを強要される
押し倒され、身の危険を感じたゆさゆさは隙を見て逃げ出す
急いで家を飛び出すが行く宛てもないゆさゆさ。
そんなゆさゆさの後ろから勢いよくトラックが近づく
ゆさゆさはそれに気づくが避けようとはしなかった