09/12/27 15:16:56 GHlZ2VIt0
来年以降に輸入が予定されている海外メーカーの新型インフルエンザの
ワクチンについて、安全性や効果を検討する専門家会議が26日に
厚生労働省で開かれ、基本的には審査などの手続きを大幅に省いて輸入を
開始しても差し支えないという意見をまとめました。
新型インフルエンザのワクチンについて、厚生労働省は、優先接種の対象と
なっている5400万人分は国内ワクチンを供給できるとしていますが、
そのほかの健康な大人などに接種する分として、2つの海外メーカーから
あわせておよそ9900万回分のワクチンを輸入する方針です。
この輸入ワクチンについて、安全性や効果を検討する専門家会議が26日に
厚生労働省で開かれました。会議では、初めに厚生労働省の担当者が、
ことし9月から行われている国内での臨床試験の結果について中間報告し
あわせて海外での副作用の情報などを説明しました。これに対して、
専門家からは、今後も臨床試験の詳しい結果を確認するとともに、現場の
医師や接種の対象者に対して、しっかりと情報を提供するべきだという意見が
出されました。
そのうえで、これらのことが確認できれば、輸入審査などを大幅に省く
「特例承認」という手続きで輸入を開始しても差し支えないという意見をまとめ
ました。厚生労働省は、今後、インターネットなどで国民から幅広く意見を聞く
パブリックコメントを行うとともに、来月にも再度会議を開いて、最終的な輸入の
方針を決定することにしています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)