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円を安くするのは比較的、容易。円の信用を無くしたらいい。
一つのヘッジファンドが関わっただけでも通貨安は起こりうる。
ポンド危機は、1992年秋に発生した、イギリス・ポンドの為替レートが急落した通貨危機のことをいう。
ジョージ・ソロス率いるヘッジファンドが、巨額のポンド売りを仕掛け、安くなったところで買い戻すという取引を実行することになる。
1992年9月になり、ポンドへの売り浴びせは激しさを増した。9月15日には激しいポンド売りにより変動制限ラインを超えた。
9月16日にはイングランド銀行がポンド買いの市場介入に加えて、公定歩合を10%から12%へ引き上げ、さらにその日のうちにもう一度引き上げ15%とした。
しかし、それでも売り浴びせはとまらなかった。
事実上のERM脱退となったこの日はブラック・ウェンズデーと呼ばれている。
最終的に売り浴びせに負けたポンドは、欧州為替相場メカニズム(ERM)を脱退し、変動相場制へと移行することになった。