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病院に勤務する警察OBを中心に、院内暴力対策に取り組むネットワーク
「HKO会」(事務局=慈恵大学総務部渉外室・横内昭光顧問)はこのほど、東京都内で勉強会を開いた。
「院内暴力対策として今何をなすべきか―悪質クレーム・暴力の具体的対応方法―」と題した
パネルディスカッションが行われ、病院から帰ろうとしない患者への対応に、病院側も苦慮している状況が明らかになった。
パネルディスカッションでは、参加病院の幾つかの事例を基に、対応策を議論した。
会場から、身寄りがなく生活保護を受給する患者が、医療費を支払わない上、診療が終わっても、
バス代がないとして家に帰ろうとせず、病院に居座り続けることを繰り返し、その対応に困っているという事例が寄せられた。
当初はお金を貸したり、家まで送ったりしていたが、それが恒常的になった。さらに、そ
の患者が警察の説得にも応じないほか、救急車を呼んで繰り返し病院に来るなど、職員も対応に疲れているという。
聖路加国際病院の院長付参与の佐藤太郎氏は、同院でも多く見られるような事例で、
対応に苦慮しているとした。実際の対応として、帰ろうとしない患者の話を聞いた上で、
状況によっては家まで送ることがあるという。
佐藤氏は、病院職員がこのような患者に対応するのは非常に難しく、警察OBの対応が
求められる場面と指摘。必死に説得を続けながら、ケース・バイ・ケースで対応していくしかないとした。
会場からは、不退去の患者がいる場合、外来診療が終わる午後5時までは様子を見て、
それ以降は不法侵入の扱いとして、警察に連れて行ってもらっているとの声があった。
また、お金を渡したり、送り届けたりしていては、患者がそのことを当然とみなすようになるのでは、とした。
イカソース
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