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厚生労働省は28日、精神科への入院を原則1年以内とする方針を決めた。
入院治療の必要性がない患者を早期に退院させ、地域で暮らせるようにするのが狙い。退院支援に携わる
精神保健福祉士らを配置するなどの取り組みを、早ければ来年度から始める。同日開かれた有識者検討会の
とりまとめを受けた。
国内の精神疾患による入院患者は約33万人(2008年)で、約22万人が1年以上の長期入院だ。10年以上の
入院も7万人を超える。統合失調症が多いが、近年は認知症も増えている。
入院期間を短縮させるため、発症間際で症状が激しい患者に対応する医師の配置基準を、現在の3倍と
一般病院並みに増やす。精神保健福祉士や作業療法士など、退院支援に当たる専門職も置くようにする。
ソース
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