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国内屈指の集客力を誇る東京ディズニーリゾート（ＴＤＲ、千葉県浦安市）が好調だ。
例年は集客に苦戦する１～３月も今年は学生など若者を中心に入園者数が伸び、人気アトラクションには長蛇の列ができている。
東日本大震災後の長期休園から一転、２０１１年度下期は同期間で過去最高の１４２６万人の来園を見込む。
好調は１２年度も続くのか。運営するオリエンタルランドの上西京一郎社長に聞いた。
―１月の入園者数が過去最高を更新した。昨夏から好調が続く理由は。
「例年、正月過ぎからが一番来園者が少ない時期だが、今年は１月から東京ディズニーシー
（ＴＤＳ）のアトラクション『タワー・オブ・テラー』の内容を期間限定で変更したことが若者の心をとらえている」
「昨年９月からＴＤＳで開園１０周年記念イベントを催しているのも効果的だ。
過去の例を見ても周年イベントは来園のきっかけとして大きい。
さらに学生対象の割引チケットも昨年より順調だ。今の学生は物心ついた時からＴＤＲに遊びに来る機会があった世代で、
親近感を持っている人も多いと思う。そこにアトラクションなどに工夫を加えて魅力を高めたことがいい結果を生んでいる」
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.com)