12/03/17 17:16:55.86 ZV/MHoeK0
◆◇ 中国に広がる排他的なナショナリズム ◇◆
ここ数近年、特に北京五輪を主催した2008年以降、中国人のナショナリズムが
日本だけでなく、フランスやアメリカ、韓国、そして北朝鮮や台湾に
対してさえ向けられるようになってきた。
共産党当局がナショナリズムを煽り、デモを主導しているという状況では決してない。
むしろ、共産党当局も抑えられないほど、国内世論は日増しに感情的になっている。
中国社会は経済が急速に発展するなか、格差や腐敗、大学生の就職難、
路頭に迷う農村からの出稼ぎ労働者、社会保障整備の遅れなど
構造的な社会問題に直面している。
憤る青年(通称「憤青」)たちは、国内問題が元で発生した不満を、
国際社会をはけ口にして、ぶちまけているのである。