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★国会代表質問 首相は逃げずに答えよ(1月27日)
野田佳彦首相の施政方針演説に対する各党の代表質問がきのう始まった。
自民党は社会保障と税の一体改革の柱となる消費税増税は、民主党の2009年衆院
選マニフェスト(政権公約)になく、公約違反だと批判した。
首相は「状況変化に基づき、書いてなくても国民生活のためやらねばならないものも
ある」と反論した。
だが首相はかつて「マニフェストにないことはやらない」と主張していた。野党が
指摘したのはそこである。首相の発言は一貫性を欠くと言わざるを得ない。
「逃げずにぶれずに先送りせずに結論を出す」と首相は言っていた。発言のぶれにつ
いての責任を明らかにし、一体改革の中身について国民が納得できる説明を尽くすべき
だ。
自民党の谷垣禎一総裁は、首相が民主党幹事長代理だった09年衆院選の遊説で、当
時の自民党政権に対し「書いていないことは平気でやる。それはマニフェストを語る資
格がない」と批判したことを取り上げた。
首相は「行き過ぎや言葉足らずの点があれば率直に反省し、国民におわびする」と述
べた。しかし消費税増税は断行する決意をみせた。
政治家の発言には常に政治責任が伴う。それを明らかにしないまま、従来の主張に逆
行する道を進むのでは政治不信が増幅するばかりだ。
(続く)
■ソース(北海道新聞)
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)