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人材コンサルタントが提言「非エリート就活生はスーパーアジア人になれ」
[2012年01月24日]
東京大学が、秋入学の検討を本格的に始めた。9月~10月の入学が主流である海外、
特に欧米の大学と歩調を合わせることにより国際的な人材育成を目指すもので、
早ければ年度内にも決定、5年前後で移行を実現したいという。
多くの企業もグローバル人材に注目している現在、東大のこの試みは大きな反響を呼んでいる。
実際、各企業の経営陣、人事担当者はこう話す。
「もう日本人の『会社員』はいりません。必要なのは『幹部』だけです」(金融)
「幹部候補の日本人以外は、優秀なアジア人が欲しい。みんな母国語と英語をしゃべれるし、
熱心だから日本語もすぐ覚えるし」(システム)
「予想もつかない今後の日本でサバイバルできる人材であるか? 採用は、中国人、韓国人、台湾人、
ベトナム人、フィリピン人、タイ人、インドネシア人、すべてがライバルと思ってほしい」(食品)
「ならば、幹部を目指せばいいのでは?」、就活生はこう思ってしまいがちだが、
ベストセラー『ウケる技術』(新潮文庫)の著者、人材コンサルタントの小林昌平氏の意見は厳しい。
「それはごく一部のエリート学生のみの選択肢です。付け焼き刃で『幹部候補』になどなれっこない」
では、多くの“非エリート”就活生は、どうすれば就職できるのか。
一流会社に勤務しながら現役東京大学1年生でもある小林氏が、こうアドバイスを送る。
「ほとんどの学生に残された最後の道は超優秀なアジア人兵隊、
つまり『スーパーサイヤ人』ならぬ『スーパーアジア人』なのです」
スーパーアジア人とは?
(続く)
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