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『希望の歴史』下巻より
劣勢にあったドイツ兵はなぜ連合国に抵抗し続けてられたのか?
ドイツ兵は勇敢だった
また優秀でもあった
専門家の常識では、リーダーシップ、練度、装備、戦術よりも軍団の戦闘能力を決める際立った要素はイデオロギーである
しかし
ドイツ捕虜兵との面談や終戦後の調査を担当したモーリス・ジャノウィッツによると
敗北前のドイツ兵が戦い続けた理由は、友情だった
平時、パン屋や肉屋、または仕立て屋や教師でしかなかった彼らが
武器を捨てず、最後まで懸命に連合軍を阻んだその理由は
『互いのため』だったのだ
モーリスほか、戦後に心理学社会学の権威となった心理戦部門の専門家達は
自分達が実行したプロパガンダ作戦が、結束した友情で結ばれている集団には
まったく無意味だった事を知る
『ナチズムは前線の10マイル後方から始まる』
あるドイツ兵の言葉