国鉄103系を語るスレ part10at RAIL
国鉄103系を語るスレ part10 - 暇つぶし2ch122:名無し野電車区
11/11/12 13:49:41.76 r7ydvO820
>>116
その通り。
C182 がエピタキシァル・プレーナー、C183~C185?186?がプレーナー構造で、
当時主力のゲルマニウムの石とは桁違いに高性能で丈夫で安価な石だった。

高周波用というのにオーディオの初段に使っても、オーディオ用の高信頼管よりSNがずっと良くて、エポックとなる製造技術だった。
LUX社がマニアに大人気のプリ・メイン・アンプを出していたが、C183超直結のプリアンプの方がサーーというヒスノイズが一桁小さくて、
クリアな音質なので、LUX機内蔵真空管プリアンプ部を使わなくなってしまったほど優れていた。

※こに技術でサイリスターなどをシリコンウェーハー上にン1000素子並べて生成し、自動テスターで各素子の特性試験をして、
良品素子だけを拾って並列配線して、鉄道車両用の整流器、制御整流器や、鉄鋼業の圧延機モータ制御を作った。

以降、各社が競って半導体のシリコン化を進めたのだが、ゲルマニウムの設備はどこも未償却で残存価値の丸損になったのだが、
松下と三洋が最後まで安いゲルマニウムトランシスターの供給を続けて、償却しきったと思う。
民生用は軽く使ってゲルマで何とかなったし、加えて松下のUL型というトランシスタは、合金型の1種ながら特性は悪くなかったし、
メサ型の高周波トランシスタも当時のゲルマとしては優れていたから、プラスアースの回路を使い続ける上でゲルマの需要が続いた。
当初シリコンはNPN型が作りやすくマイナスアース回路で構成、ゲルマはPNP型が作りやすくプラスアースで構成。かなり後になるとPNP/NPNどちらも同じになる。

開発当初の国鉄ATS-Sの車上装置の回路を見るとPNPトランシスターを使ったプラスアースの回路になっており、
ゲルマニウムトランシスターで構成されていたものと思われる。(鉄道電気技術協会刊「ATS・ATC」信号シリーズ7に車上装置回路図)


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