12/04/25 03:17:14.38 0ugNFZ2TO
ほい。↓
朝には恩寵・優遇を受けていたのに、夕方には穴埋めの刑に処せられる。
この様な人生の浮き沈みは天地に昼と夜があるようなものだ。
葵の花(ひまわり)はたとえ日が射していなくても、その顔を太陽に向ける。
同じように自分は今、幽囚の(囚われの)身だが、このまま運が開かずとも、心は誠の道に向かいつづけるつもりだ。
親しかった勤皇の同士は皆死んでしまい、
自分はと言うと南の小島で生を盗むかのようにこっそり生きている。
生も死も天が与えることに何の疑いがあろうか。
願わくば魂だけはこの世に留めて皇城を護りつづけたいものだ。
西郷隆盛「南州翁遺訓」
おやすみ