11/10/14 19:54:03.56 fqFHNRgx
>>523 いい質問ですね。
相場に従うというのは、
自分の考えと相場の動きが違うときには、自分が間違ってると考えて、
相場の性質や動きに沿った売買行動をすることです。
たとえば自分が以下のように考える。
・株価は、会社が強くなれば、その反映として上がる。
・会社の強さは決算だ
・決算の発表の数字がいい会社の株を買おう
そして上方修正銘柄を購入する。
しかし株価は下げ続ける
・おかしい、どうしたんだ、これは株の動きのほうが変だ、間違っている
・俺の考えは正しい。よし、ナンピンだ。
こうやってまた一人、「塩漬け太郎」「塩漬け花子」が製造されます。
自分がどう考えようと、相場の動きは絶対なのだから、自分の考えに沿ってではなく、
相場の動きに沿った売買をしないといけないということです。それが相場に従うということです。
逆張りは、たとえば乖離率などを使って相場の性質を把握した上で、その性質に沿ってこちらが動くのですから、
相場に沿った動きとなります。この場合、下げすぎに大してはリバウンドするという、相場の動きにしたがっていることになります。
ナンピンも、「このあたりで下げ止まりそうだが、詳細不明」というときに買い下がるのは、相場の動きと性質を把握した上で
行動しているわけですから、その範囲では、その動きは相場にしたがっていることになります。
自分のエントリーの判断の誤りを正当化するために、意地を張って行うナンピンの場合には、相場に逆らったナンピンになります。
これは、だめです。塩漬け太郎花子の候補生です。